【例文つき】ESの趣味特技の書き方を徹底解説!

エントリーシート(ES)

こんにちは!26卒ライターのakariです。

エントリーシートには趣味特技欄がありますよね。

しかし、

楽子ちゃん
楽子ちゃん

どんなものを書けば良いの?

楽子ちゃん
楽子ちゃん

書けるような趣味特技がない…

というようなことを悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

でも大丈夫です!

この記事を読めば、

・趣味特技欄の書き方
・趣味特技の見つけ方
・箇条書きと長めの文章で書く際の例文

を知ることができます!

最後まで読んで、面接官に好印象を与えるような趣味特技を書いちゃいましょう!

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エントリーシートの趣味特技欄について

実は、エントリーシートの趣味特技欄面接官に個性をアピールできる場です!

選考の結果に直結するわけではないですが、面接官にあなたについて知ってもらうことができます。

面接官が見ていること

面接官が何を見ているかを知ることで、より好印象を与えられるものを書くことができます。

5つ紹介するので意識して書きましょう!

①学生の人となりを知るため

学生が興味を持っていることから、どんな人なのかや志向性などを見ています。

ガクチカや志望動機、経歴などからは知ることが出来ない、学生のプライベートな部分を見ることの出来る質問です。

よりありのままの自分をアピールできる場所ですね。

②将来、活躍の見込みがあるかを見るため

どんな質問でも、面接官が一番見たいのは「入社した後に活躍する見込みがあるかどうか」です。

そのため、趣味・特技の欄から、学生の物事に対する取り組み方やそこから得たものを見ています。

その趣味や特技を行う際に、どのように取り組み、何を得たのかを上達の過程を重視しながらまとめるとよさそうですね!

③社風に合うかを確認をするため

企業のビジネス内容や雰囲気に合うものを書いていたら、好印象を持ってもらえることもあります。

ただし、自分を知ってもらうことが一番重要なので、ここを重視しすぎないようにしましょう!

例えば、趣味がアウトドア系だと体育会系の企業に合いそうと思われるなどですね。

④アイスブレイクのネタになるため

ES通過後には大抵の企業が面接を設けていますよね。

その面接でのアイスブレイクのネタにすることもあります。

学生の緊張をほぐし、なるべく普段の姿で面接してほしいという企業の思いから、この質問をします。

⑤論理的に説明できるか見るため

この質問以外でも見られていることですが、論理的に説明することができるかどうかを見られています。

コミュニケーション力やロジカルに考える力と説明する力などは、どんな仕事でも必要になってきます。

趣味特技を書くときのポイント

なぜそれが趣味・特技なのかを書く

上記したように、面接官はここからあなたの人柄や価値観を知ろうとしています。

趣味や特技は能動的に動かないとできないものですよね。

なので、趣味・特技の理由を書くことによってそれらを伝えることができます。

エピソードや成果を具体的に書く

具体的なエピソードや資格、実績などを書くことによって、どれくらい熱心にそれに取り組んだのかを伝えることができます。

また、面接官もより学生についてのイメージがしやすくなります。

箇条書きの場合

箇条書きで書く場合、まず一言で趣味や特技を書きます。

そして、その下に説明を一文程度で書きましょう。

例えば、

趣味:旅行
アジアの文化に興味があり、タイやベトナムなど6カ国を一人旅しました。

というような感じですね。

文章で書く場合

エントリーシートには文字数制限があることが多く、趣味・特技欄にもあることが多いです。

基本的にはその文字数に合わせて書くようにしましょう。

多いのは100~150字程度で、最もわかりやすく簡潔にまとまっていると言われる120字の例文を違う段落に書いているので参考にしてください!

また文章の書き方としては、PREP法を用いることが大切です。

PREP法とは、P(point)=結論R(reason)=理由E(example)=具体例P(point)=結論(もう一度)というものです。

この文型に沿って書くことで簡潔でわかりやすい文章にすることができます。

書かない方がいい趣味・特技

自分をアピールする場ではありますが、書かない方がいいものも一部あります

3つ紹介するので関連するようなものは書かないようにしましょう!

ちなみに空欄にするのも良くないのでやめましょう!

①ギャンブル系

競艇や競馬、パチンコ、スロットなどギャンブル要素のあるものは、金銭的なトラブルや堅実性のなさを想起させるので書かない方がいいでしょう。

ただし、公営競技やアミューズメント業界を志望している場合、志望度の高さを示すために書くことは問題なさそうです。

②犯罪を連想させるもの

あまりいないと思いますが、ハッキングや動物の解剖、刃物や銃の収集など犯罪を想起させるようなものはやめましょう!

大企業ほど後のリスクになると捉えてマイナスなイメージを持つようです。

世間的な印象を意識しましょう!

サバイバルゲームも企業によっては悪印象を抱かれるみたいなので、書かない方が無難です。

③思想・政治・宗教に関するもの

思想や政治、宗教などの価値観や考え方が人によって分かれるものは書いてもメリットがありません。

面接で話題に出したり、評価したりするのもしづらいため、書かない方がいいでしょう。

趣味・特技の見つけ方!

趣味・特技がなくて何を書けばいいかわからない!という人もいるかもしれません。

けれど大丈夫です!特技の見つけ方を4つ紹介していくので試してみてください!

また、この記事の最後の方に趣味・特技の一覧表を載せているので、そこから探してみてもいいかもしれません。

好きなことに取り組んだ経験から考える

1つ目は「好きなことに取り組んだ経験から考える」です。

特に趣味を見つけるのに有効な方法です。

趣味って、自分が好きなことを長期間に渡って続けているもののことですよね。

自分が好きで続けていることを思い出してみたら、1つや2つ見つかるのではないでしょうか?

それを言語化してみましょう!

なぜそれに興味を持ったのかや、どのように取り組んでいるのかを明確にすることが大切です

得意なことから探す

2つ目は「得意なことから探す」です。

これは特技を探す際に特に有効だと思います。

自分が自信を持っていることや他の人よりも勝っていると感じているものがないか探してみましょう。

よくスポーツなどが挙げられますが、「人と親しくなること」や「DIY」などでも大丈夫です。

重要なのはなぜそれが特技になったのかや、日常の中でどのように活かされているのかという点を明らかにすることです。

人にして喜んでもらったことから探す

人にして喜んでもらえた経験から探すことも効果的だと思います。

例えば、学校を休んでいる友達のためにノートを取って渡したことで喜んでもらえた経験があったとします。

そこから、「情報を整理すること」や「人の気持ちを考えて行動すること」などができるということがわかりますよね。

このように過去の経験から自分がどんなことが出来るのかを探すことで、そこから得意なことや趣味が見つかるかもしれません!

毎日欠かさずにしていることから探す

最後は「毎日欠かさずにしていることから探す」です。

1日を振り返ってみて、何を自分が欠かさずに行っているのかを考えてみましょう。

例えば、早起き、筋トレ、ネットでの情報収集などがあると思います。

その中から、特徴的な習慣や長く続けていること、人より得意なことが見つかるかもしれません。

そしてそれが趣味や特技に繋がったりするのではないでしょうか?

【120字】趣味特技の例文

エントリーシートの趣味・特技欄は、100〜150字が多いことを紹介しました。

なので120字程度書くことができれば、簡潔にわかりやすくまとめられます。

その例文を紹介していくので、是非自分で書く際に参考にしてみてください!

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趣味編

まずは趣味についての例文です。2つ紹介します。

①料理

私の趣味は料理です。
特に和食に興味があり、毎週末に新しいレシピに挑戦することが楽しみです。
料理を通じて創造力や忍耐力が養われるだけでなく、調理工程の工夫や美味しい料理を作る達成感が得られます。
また、友人や家族と一緒に食事をすることで、コミュニケーションの大切さも実感しています。
この趣味を通じて得たスキルや経験は、チームワークや問題解決能力の向上にも役立っています。

②読書

私の趣味は読書で、特に歴史小説や哲学書が好きで毎月1冊は読むようにしています。
読書を通じて異なる時代や思想に触れ、広い視野と深い洞察力を養っています。
また、読書は集中力や語彙力を高め、友人との議論を通じてコミュニケーション能力や論理的思考力も向上します。
この趣味は自己成長と人間関係の向上に役立っています。

書くときのポイントで紹介しましたが、どちらも最初に結論を書き、「毎週末」や「毎月」など具体的な数字と共にエピソードを書いているので分かりやすいですね。

最後にその趣味をどのように活かしているかを書いているので、入社後もそれを活かせることをアピール出来ていますね。

特技編

次は特技の例文です。こちらも2つ紹介していきます。

①ピアノ

私の特技はピアノ演奏です。
幼少期から15年間続けており、クラシックからポップスまで幅広いジャンルを弾けます。
演奏を通じて培った集中力と指先の器用さは、細やかな作業に役立っています。
また、発表会の経験から、プレッシャーに強くなり、自己表現力も向上しました。

②人と仲良くなること

私の特技は人と仲良くなることです。
初めて会う人にも緊張せずに話しかけることができるので、大学3年生の時に新入生歓迎イベントのリーダーを務め、多くの新入生とすぐに打ち解けました。
多様な人々と円滑にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築く力を強みにしています。

ここでも、結論を最初に書いていますね。

また具体的なエピソードを書いていて、そこからどんな強みを持っているのかを書いています。

その強みをこれから活かせることもアピールできていますね。

趣味特技一覧表

趣味特技
スポーツスポーツ
サイクリングサイクリング
ダンスダンス
ドライブ運転
登山旅行
楽器演奏楽器演奏(ピアノ・ギターなど)
カラオケ合唱
写真撮影写真・カメラ
絵を描くイラスト・絵
プログラミング動画制作
ランニングwebデザイン
裁縫・手芸裁縫・手芸
釣り書道
料理インテリア
映画鑑賞ファッション
ボランティア活動読書
ボルダリング速読
ツーリング外言語(英語など)
瞑想手話
食べ歩きSNS運用
音楽鑑賞ライティング
プログラミング
暗算・そろばん
囲碁・将棋
手品・マジック
モノマネ
掃除・整理整頓
早起き
節約
料理
茶道
記憶力
会話力・傾聴力
(仲良くなること)

エントリーシート閲覧サイトのおすすめ!

「内定者のエントリーシートがみてみたい!」や、「他の項目の例文がみたい!」と思った方におすすめのエントリーシート閲覧サイトを2つ紹介します!

①unistyle

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まとめ 

今回はエントリーシートの趣味・特技の書き方について見ていきました。

趣味・特技がわからない!と思っていた人もその見つけ方を知ることで、自分に合ったものを見つけられると思います。

面接官が見ている点を確認し、例文を参考にすることで、より好印象を与える趣味・特技を書いちゃいましょう!