今回インタビューに応じてくれた方のプロフィール
所属大学:拓殖大学
志望業界:クレジット、IT
志望業種:営業
インターンシップ参加数:4社
説明会参加数:15社
エントリー数:25社
面接数:10社
内定企業:ニトリ
ガクチカ
└英語の克服(偏差値30→外国語学部へ)
└高校時代のサッカー部の学年代表
└学園祭の実行委員長
こんにちは!
今回は25卒で就活中のyuseiがニトリの内定を獲得した24卒のTさんにインタビューしてきました。
前編までは、
- ニトリの特徴
- ニトリの選考のポイント(ES・Webテスト・録画面接)
のポイントをまとめました。
そちらの内容が気になる方は↓から!!
今回の後編では、
- 二次面接と最終面接のポイント
- ニトリに求められる人物像VS合わない人
- 意外なニトリの弱みとは
を知ることができます。
最後まで読むことで、ニトリの理解がより進むのに加え、内定に大きく近づきます。
それでは、早速見ていきましょう!!
各選考のポイント
- ES
- Webテスト
- 録画面接 ←前編はここまで
- 二次面接
- 最終面接
後編では、二次面接からのスタートですが録画面接に合格するとリクルーター面談が実施されるそうです。
まずは、リクルーター面談がどのような内容で行われるのかをまとめてみました。
キャリアプランニングを行うリクルーター面談
回数:3回
雰囲気:フランク
内容
①ニトリにおけるキャリアプランを決める
②模擬面接
③逆質問
リクルーター面談では上記の3つをメインに行ったみたいです。
今後の二次面接や最終面接に進むうえで、リクルーターの方が二人三脚で一緒に協力してくださるそうです。
特に、キャリアプランは今後の選考で重点的に聞かれるポイントだそうなので、自分の納得したプランができるまで何度もリクルーターの方に手伝ってもらうといいですね!!
各選考の概要とポイント④~二次面接~
参加時期:4月下旬
時間:1時間
場所:目黒の採用部のビル
対応した社員:人事
雰囲気:フランク
合否通知(時期・方法):翌日にメール
準備したこと:リクルーター面談の内容振り返り
概要:ガクチカ・キャリアプランの深堀、逆質問
リクルーターの方が事前にどのような事を聞かれるのかを教えてくださるそうなので、教わったことを重点的に対策をしていくことがポイントです。
最も見られているところがキャリアプランについてなので、ここをもう少し深堀をして解説をしていきます。
筋が通ったキャリアプランが描けているか
二次面接の大部分で聞かれるキャリアプランについては、リクルーター面談で担当の方が一緒に考えてくださるそうです。
Tさんが考えたキャリアプランをもとにどこが合格のポイントになっているのかを解説すると、
- 店舗運営(初期配置)
- 国内に店舗を広げる営業
- 海外への進出
- 商品部
上記のようなキャリアプランを描いたそうです。それぞれを見てみると、
- 店舗運営:お客さんのニーズを知る
- 国内に店舗を広げる営業:出店する場所・どんな地域がニトリを求めているのかを知る
- 海外への進出:海外のニーズを知る
- 商品部:全ての経験を活かして世界中の人が求めているものを開発する
このように、一個一個意味と理由を持たせて最終的な目標に繋がっていることがキャリアプランを語る際には重要になってきます。
各選考の概要とポイント⑤~最終面接~
参加時期:6月頭
時間:30分~40分
場所:目黒の採用部のビル
対応した社員:人事の東日本のトップの方
雰囲気:笑ってくれて話しやすい
合否通知(時期・方法):直後にメンターから
準備したこと:ロマン(働くうえでの目標)のすり合わせをメンターと
概要
└ガクチカ:自己紹介からアイスブレイクが行われる
└ロマン(働くうえでの目標)の話:至った経験や経緯
└現在の志望業界と選考中の企業や内定の確認
└軽い逆質問
最終面接ということで、今まで聞かれた内容を全て網羅的に聞かれたみたいです。
今までの集大成なので、ES・録画面接・二次面接で話した内容を今一度チェックして臨むようにしましょう。
最終面接ではニトリで働きたい熱意をアピール
最終面接のポイントはズバリ、
- 熱意
- エピソードに4C主義を半分以上入れる
- ニトリだからこそ自分の目標ややりたいことを筋道立てて答えられる
特に何としてでもニトリで働きたいという熱意が大事です。
Tさんは、熱意を示すために逆質問の際に
「御社が第一志望なんですけど、、、」
「御社で働くイメージを明確に持ちたいのですが、、、」
のように熱意を示すことのできる枕詞をつけて発言するようにしていたみたいです。
これはすぐに取り入れられることだと思うので、あなたも逆質問の際に使ってみては?
内定をもらう人VS落ちる人の特徴
ここまでは、各選考に特化してインタビューしてきましたが、続いて内定をもらう人 (求められる人物像)と落ちてしまう人(合わない人)をまとめてみました。
ニトリに内定する人は4C主義に当てはまる経験をしている
選考の過程でもまとめましたが、ニトリは4C主義をとても大事にしています。
おさらいをすると4Ⅽ主義とは、
4C主義
Change(変化)
Challenge(挑戦)
Competition(競争)
Communication(対話)
です。さすがに覚えましたか?
ニトリでは、学歴や属性(体育会・留学経験者etc)よりも4C主義の方を重要視しています。
また、初期配属は店舗での接客作業も含まれるので、笑顔ではきはきと話すことができるかどうかも重要な観点になります。
ニトリに落ちてしまう人は
反対に落ちてしまう人の特徴としては、
- 目が合わない
- 声が通りづらい
- 覇気がなく元気がない
といった感じで、接客業に向かない人です。
面接のときに緊張して上記のようになってしまっていませんか?
ニトリに就職する際の懸念点って?
さて、ここではニトリに就職を考える際に注意した方がいい点や今後の課題についてまとめてみました。
残業をしてでも、働きたい人はNG
ニトリは、労働基準監査が厳しいため上司から残業をするなと言われるみたいです。
また、休みがシフト制であるため、土日になんとしてでも休みたい人には合わないですね。
反対に、残業したくない方や土日でなくてもしっかりと休日があればいいという方には、むしろいい環境と言えそうです。
転勤が嫌な人はちょっと厳しい
初期配属である店舗運営に関しては全国転勤となります。だいたい1~2年で転勤を言い渡されるそうです。
- 地元から離れたくない
- 都会・地方に行きたくない
- 転勤はしたくない
といった観点が就活軸にある場合、合わないかもしれません。
しかし、基本的には配属の希望が通りやすいみたいです。
ちなみに、Tさんの初期配属店舗は実家から自転車で20分の場所だそうです。
このようにニトリ側は勤務地を配慮してくれるので何が何でも転勤は嫌だといった考えでない限りニトリに就職するのはアリだと思います。
競合と比較して出遅れている
一般的にニトリの競合として挙げられるのが、良品計画と無印良品です。
それぞれ進んでいる点をまとめると、
良品計画:スーパーやコンビニでの商品を展開している
→手軽さの面で一歩進んでいる
良品計画・無印良品:ヨーロッパにも進出している
→事業規模で差が出てきてしまうかも
ニトリは、自社店舗でしか商品を展開していないのに加え、ヨーロッパにも進出していません(東南アジアの方に進出しているが)。
このあたりは、ニトリがあえてとっている戦略ともいえるので、気になる方は面接の際に逆質問として聞いてみたらどうでしょうか?
ニトリ志望の就活生に一言
最後に、Tさんからニトリを志望している就活生に一言もらったので、掲載しておきます。
学歴がなくても熱意と自分の経験をしっかりと伝えることができれば、ニトリから内定をいただくことができます。
また、面接官やリクルーターの方はこっちの話を真剣に受け止めてくれて、話しやすい雰囲気づくりをしてくれるので心配しないでありのまま自分で挑んで頑張ってほしいです。
インタビューを終えて
いかがでしたか?
ニトリでの選考や働くイメージがわきましたか?
僕はTさんにインタビューしてみて、ニトリの大事にしていることが今まで以上に分かったし何よりも働いて楽しそうだなと感じました。
この記事を読んだあなたには、4C主義だけでも覚えてもらいたいです。
「あれ?4C主義って何だっけ?」
そう思ったら、この記事を読みかえしてみてください!