「就活しない大学生」って実際どうなの!?メリット・デメリットを徹底解説!! 

実体験

25卒ライターのsaeです。

この時期、周りの大学生の多くは就活に励んでいると思います。

そんな中で「就活に嫌気がさしてしまった。」「そんなことよりやりたいことがある!」など、

「就活をしない」という選択肢に迷っているあなたへ!

就活をするべきなのか?就活しない場合の未来について、

就活をやらないという意志を持つ私が紹介していきます!

就活しないのって実際アリ?

「就活しない」という選択を取ろうとしているけれど、不安…

本当に就活しなくて大丈夫?

今あなたはこのような思いを抱えているのではないでしょうか。

実際のところどうなのかみていきましょう!

世間の目

「就活しない」ということに対して、周りがどう思うか気になりませんか?

自分の望む先があるのなら、気にせず突き進めば良いと私は思うのですが、それでも不安に思う、怖いという気持ちはありますよね。

まずは【同年代】「就活しない」ということについてどんなイメージがあるか、実際に就活をしない私が聞いてみました!

「就活しないとか羨ましい!」

「自分は自分のやりたいことやるために就活してるだけだから、
あんたがどうしようがあんま気にしないかな。」

仲の良い子からは自分は就活で苦しんでるのに、という恨み言のような声もありました。(笑)

本当に就活しないとは思われてない、相手にされていないともとれますが、

そもそも、自分が就活で忙しいのに人のことまで考えていられるか!みたいな感じの意見が多かったです。

ただ、なかには本当に就活で病んでしまったのではないかと心配して、

「相談に乗ろうか?」と言ってくれる子もいました。

自分も大変だろうに…優しすぎて惚れます。

同年代には他にも、、

「なんで就職しなければならないのかわからない」

「なんで学生は新卒で就職しないといけないのか」

このように、就活を疑問視している声もいくつか見られました。

例)https://contents.jobcatalog.yahoo.co.jp/qa/list/14235756879/

本当ですよね。

なんでこんな苦しい思いをしながら就活しなければいけないんでしょう?

働かなくても案外やっていけそうじゃないですか?

流石に楽観視しすぎですかね。

親や社会からの反応はどうでしょうか?

【親】目線での就活をしないことに対する反応は、

就活しない子ども=悩みの種

のように見受けられます。

子供の将来が決まっていないということで、心配な気持ちがあるようです。

逆に、私の両親のように応援してくれる人もいます。

自分のやりたことがあって就活をしないと決めているなら、やりたいことをやらせてくれる、良くも悪くも放任主義といったところでしょうか。

将来のvisionが明確であれば、心配いらないということもあると思います。

就活しないということに対して
【社会人】は、

ほとんどは、就活をしないことによるリスクを説いて、そのうえでそれなら良いんじゃない?と大人の対応でした。

他にも、自分もそういうことやってみたかった!というタイプで、好意的に捉えてくれる人もいました。

若いうちは色々経験した方が良いと言われたのを覚えています。(笑)

実際のところ、就活をしない大学生はどの程度いるのでしょうか。

文部科学省の「令和4年度学校基本調査(確定値)の公表について」によると、
令和3年度に就職をしないで卒業する大学生の割合は22.4%でした。

そのうち進学する学生は10.3%

進学でも就職でもないことが明らかな人(進学準備中・就職準備中・家事手伝いなど)は12.1%もいます。

【参考:https://www.mext.go.jp/content/20211222-mxt_chousa01-000019664-1.pdf

この数字には私も驚きました!

進学する人はもっと多いと思っていたし、卒業後の進路が進学でも就職でもない人はもっと少ないと思っていました。

「就活しない」にもいくつか種類がありますが、次からはそこを見ていきたいと思います。

「就活しない」と「就職したくない」は全く違う

この記事を読んでいるあなたは、「就活しない」という選択を取ろうとしているのだと思いますが、それはどんな理由からですか?

  • 「就職したくない」から就活をしない。
  • 働きたくない。

このような理由で就活をしない事を決めてしまって、本当に後悔しませんか?

親や社会人が心配するような「就活しない」はここだと思います。

就活しないことで自分が得られるものを明確にしないまま、ただ就活やらないと言っている”だけ”。

それでは反対されて、心配されて当然です。

中には、

働きたくないわけではない。でも、就活はしたくない!

という声もありました。

確かに就活はつらいです。

出しても出しても落とされるES、面接だって何回やっても慣れません。

疲れてやめたくなってしまう気持ちもわかります。

しかし、”今”はラクになるかもしれませんが、将来、きちんと就活やっておけばよかったと後悔するのはあなた自身です。

安易に就職しないと決めてしまう前に、本当はどうするべきなのか、自分自身と向き合って考えましょう。

逆に言えば、就活しない先の将来像が見えているなら、問題ないということでもあります。

では、就活をしない理由にはどのようなものがあるのでしょう。

就活をして、就職することよりも大事なやりたいことがあるからかもしれません。

例えば、

  • 大学の教授を師匠とあおいでもっと勉強、研究したい
  • 実家の家業を手伝いたい
  • 自分一人の力でどこまで通用するのか、一人旅がしてみたい

などなど、就職をしてしまってはできない経験もありますよね。

あるいは、将来もっと上を目指すために、今就活するべきではないと結論づけたからかもしれません。

例えば、研究職に就きたい場合です。

今の知識では足りないため、さらなる勉強や技術が必要となる可能性もあります。

他にも、

留学をして言語力を身につけることで、入りたい企業での就活を有利にしたい

という気持ちから、就活ではなく留学を選ぶような場合もあります。

就活をするもしないも、最終的には自分で決めなければなりません。

できるだけ具体的な将来像を考えることで、自分がどうするべきなのか見えてくると思います!

就活しないとどうなる?選択肢は?

就活しない人のリアル

就活の代わりに、自分がやりたいことに向かって何か別のことをやっている学生が多いです。

また、就活という明確な指針がないため、目標のために先の見えない努力をする必要があります。

私の一例ですが、

就活をしない私は、かわりに学生団体での活動に時間を割いています。

自分のスキルアップのため、そして人脈作りのためです。

他には、卒業したあとのことについて計画を立てようかなと思っています。

生活費はどう出すのか、バイトはどうするのかなど、

将来の安定がないことによる不安解消のために、計画を練る必要があります!

ここからは、就活しない場合にはどのような選択肢があるのか、徹底解説していきます!

選択肢①進学

大学を卒業したあとの進路について、1割が進学と答えていることは前の章で確認しましたね。

進学にも何種類かあります。

  1. 院進(大学院に進学する)
  2. 留学
  3. 大学、専門学校へもう一度入学する

自分の夢や目標のために、もっと高みを目指して勉学に励むという道です。

詳しくひとつづつ解説していきます。

1.院進

大学院へ進むと、研究がとても忙しくなります。

その後就職することを考えていても、就活に時間を割くことができず失敗しがちです。

もし院進したのちの進路で、就職を考えているなら。今のうちから就活を初めてみて、コツを掴んでおいた方が良いでしょう。

2.留学

留学すると就活に有利だという話は聞いたことがあるかと思います。

外資系など海外に強い企業、それこそ海外の企業に就職したい場合は特にです。

そうでなくても、留学することで自分の成長につながる経験ができるのではないかと思います!

例えば、以下のようなスキルアップにつながりますね!

  • 言語力がつく
  • 多様な価値観に触れられる
  • 視野が広がる
  • 度胸がつく

留学と言っても、短期・長期で得られるものが違うと思います。

特に長期留学については、大学入学から卒業、院進まで考えているとなると、5年は余裕で帰れなくなります。

そんなに長いと、留学先が本拠地になっちゃいそうですね!

3.大学、専門学校へもう一度入学する

  • 今学んでいる分野とは全く別の分野で学びたいことがある。
  • 就職したい方向と今の大学が合っていない。

そんな場合には、学校に入りなおすことも一つの手です。

特に専門的な技術が必要になる職業や、その学校でしか資格が取れないなどがある場合は、無理に一人で学ぶより良いかもしれませんね!

私も、今通っているのは文系の学科なのですが、森林関係について学びたくて、一度社会に出て学費を稼いでから大学に入りなおすことを考えています。

選択肢②起業

起業するには、今就活している人より忙しく動いて準備するくらいでないといけないのではないかと私は思っているのですが、実際どうなんでしょうか?

具体的には「開業の手続きと資金の準備」が必要なようです。

また、法人か個人事業主かでもやり方に違いがあるそうで詳しいことは、参考のリンクから見てみてください。

やはり、計画をたてたり、資金を集めたり、準備がとても大変そうです。

何かを一から作らねばならないというのは、とても労力の要るものなので、就活より確実に大変だと思います。

参考:

起業するには何が必要?知っておきたい起業の方法と流れを解説 – 起業・開業お役立ち情報 – 弥生株式会社【公式】 (yayoi-kk.co.jp)

あなた起業をfreeeがサポート!法人でも個人事業主でも対応。

選択肢③フリーター

フリーターとは、正社員にはならず、アルバイトやパートとして働く人のことを言います。

フリーターには以下の4種類があるそうです。

ステップアップ型:つきたい仕事への勉強・準備・修業期間として。

モラトリアム型:人生を楽しみたいと考えており、正社員登用を意図的に避けている。

夢追求型:仕事以外にやりたいことがある(副業)。

やむを得ず型:正規雇用を志向しながら、それが得られかった。就活に失敗した人とも言える。

何かやりたいことがあっても、お金がないとにっちもさっちもいきません。

そんなときにフリーターとして働きながらやりたい方を目指す方法もあるみたいですね!

選択肢④フリーランス

フリーランスとは、会社や団体などに所属せず、個人で自由に仕事をする人を指します。

例えば以下のような、仕事があります。

  • ウェブライター
  • デザイナー
  • カメラマン
  • システムエンジニア

自分のスキルを活かしつつ、付加価値をつけることができる職種に多い傾向があるようです。

自由度が高く、仕事を受けるも受けないも、いつ休むかも自分で決めることができます。

その分、自己管理がとても重要で、働きすぎて体調を崩してしまうこともあるそうです…

そもそも、フリーランスで初めから食べていけるだけのお仕事をもらうことは、中々難しいです。

そのため、大学生の今のうちから勉強やら人脈づくりやら動き出す必要があります。

詳しくは、参考にしたリンクから見てみてください!

参考:

フリーランス (soda-sai12.net)

就活しないメリット

①時間がある

人が就活に割いている時間ぶん、就活をしない人には時間があります

その時間を何に使うかが今後をつくることになるでしょう。

就活に苦しむ同級生を横目に遊んでもいいですが、

今後の自分のために何をすることが出来るのか何が得られるかを考え、行動した方が良いですね!

目指すものが決まっているのなら、そのための努力をすればよいし、

そうでなくても、自分の成長や、スキルアップを考えてみるといいかもしれません。

ただ、時間はあるので、今後についてじっくり悩んでみたり、やりたいことをとにかくやってみることもいいと思います!

②余裕がある

就活をしないとなると、就活のためにいくつも予定が入っていたり、とにかくやることが多くて忙しいというようなことは無いです。

また、内定を早く貰わないとという焦りもなく、自分のペースで進むことができます

周りが忙しかったり、選考に通らなかったり、精神的にも身体的にも余裕がない状態に対して、就活がないだけで余裕をもって日々を過ごすことができます。

余裕があるって素晴らしいですよね。

私も余裕のある人間になりたいのですが、何でもやりたがって忙しくしてしまうので、今まで余裕があったためしがないです(笑)

余裕がある状態ってなかなか作れないものなのかもしれません。

その状態を楽しむってのもアリなんじゃないでしょうか!

③人間関係で悩むことが少ない

就活で特に嫌なことは、すでに内定を持っている人と、まだ就活に苦しんでいる人で軋轢が生まれがちだということです。

就活をしないということで立場としては、その外側にいることになります。

そのため、就職のことを考えずに誰とでも気を使って仲良くできるでしょう!

就活しないデメリット

①将来の安定がない

将来について、確実な設計を立てられないため、漠然とした不安に苛まれるかもしれません。

安定がないと、その上で成り立つ生活や、趣味に関しても見通しをたてることができません。

そういう意味では、就活をしていた方が精神的に余裕ができるかもしれません。

②同級生と話が合わない

私が就活をしていなくて、一番感じているのはこれです!!

周りは就活を始めていて、学校にもスーツで来たり、会う度に「就活どう?」という話をしています。

久しぶりに会った友達なんて、将来どうするの?という話か、昔話しかしないのに、就活の話ができないので昔話しかすることがありません。

就活しないとなると、周りの話についていけず、疎外感や、置いていかれたような気持ちになってしまいます。

別に就活以外の話で盛り上がればいいのですが、就活をやっている人はその中で情報交換をしたり、愚痴が言いたかったり、どうしても就活の話になってしまいます

話が分からない、話に入れないのは寂しいものです。

③社会人と対面する機会が少ない

就活をすることで大学生はマナーを身につけるというところもあるでしょう。

面接でのマナー、企業説明会での目上の人に対するマナーなど、社会人になって必要なマナーでもあります。

しかし、実践する機会が無ければ、なかなか覚えづらいうえ、間違ったまま覚えてしまう可能性もあります。

また、その機会がないために、失礼なことをしてしまってもそれに気づけないかもしれません。

知らない間に幻滅されていた!なんて思いはしたくないですよね。

また、大人と接することがないため、自分のこどもっぽい態度や、幼稚な考え方をしてしまうところに気づけない、なんてこともあるかもしれません。

いつまでも子どもの気持ちのままでいる訳にはいきませんよね?

自分から社会人と相対する機会を取りに行くことも、自分の成長に繋げられると思います!

就活することの何が良いか?

就活することで得られるもの

就活することで得られることは、正社員としての内定はそうですが、それ以外にもあります!

  • 内定がもらえることで、安定した将来を想像することができる。
  • 人に接する態度やマナーなど、社会人としての基礎能力が身につく。
  • 緊張しながらも、目上の相手と対面し、自分の言葉で何かを伝える経験ができる。
  • 就活に関するたくさんの予定と締切を管理しないといけないため、自己管理能力が身につく。

例えば、以上のようなものです。

就活をしないことで得たいもの、就活をすることで得られるもの、

自分が欲しいのはどちらか、良く考えて選択すると良いでしょう。

おすすめの就活方法

就活については、就活をやっていない私よりも、先輩方の記事を読んでみてください!

さいごに

就活するもしないも、あなたの人生です。

自分が将来どうなっていたいか、そのためにはどの道を進むべきか、後悔しない選択をしていただきたいです!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!