こんにちは!26卒ライターのakariです。
就活を始めると「エントリーシート」という言葉をよく聞くようになりますよね。
けれど、
結局エントリーシートって何?
どんなことを書けばいいの?
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば
・エントリーシートとはどんなものなのか
・エントリーシートの項目
・エントリーシートを書く際の注意点
がわかります!
きちんとエントリーシートについて理解することによって、今後の就活で有利になっちゃいましょう!
エントリーシートとは
エントリーシートとは、「就活生が企業に提出する応募用紙」です。
名前や学歴などの基本情報から、志望動機、長所・短所などを記入して、企業にアピールすることができる最初の場でもあります。
企業はエントリーシートによって、あなたがどんな人であるかを知り、面接に進んだ場合はそのまま参考資料として使われることもあります。
履歴書との違いは?
「エントリーシート」って「履歴書」と何が違うの?と思った方もいるかも知れません。
大きく分けてこのような違いがあります。
- エントリーシート:採用選考のための書類。基本、企業ごとにフォーマット化されている
- 履歴書:入社後も人事データとして使われる公的な書類
詳しくはこちらの記事に載っているので合わせて読んでみて下さい!
エントリーシート(ES)と履歴書の違いとは?同じ内容でも大丈夫?変えるべき?
エントリーシートのダウンロードの仕方
では、そんなエントリーシートはどこでダウンロードすれば良いのでしょうか?
ダウンロードには5つの方法があります。
①企業の採用ページ
②就活のナビサイト
③企業からのメール
④企業の就活イベントなど
⑤エントリー後に郵送
それぞれについて見ていきましょう!
①企業の採用ページ
ほとんどの場合、企業の採用ページにエントリーすると、ESをダウンロードすることができます。
企業によってPDF形式やExcel形式などの場合、ESをダウンロードせずサイトのエントリーページに直接入力する場合など違いがあるので、注意しましょう。
印刷で提出する場合、用紙の色やサイズに指定があるので気を付けましょう!
データで提出する場合は、メールやオンラインフォームを利用しましょう。
②就活のナビサイト
就活のナビサイト (リクナビやマイナビなど)を経由して、企業にエントリーした場合、ESもサイトからダウンロードすることがあります。
企業によりますが、ナビサイトのマイページやメッセージで送られてきたものをダウンロードすることが多いようです。
多数の企業に応募していると、埋もれてしまうことがあるかもしれないので、定期的に確認しましょう!
③企業からのメール
採用サイトやナビサイトでエントリーを行った後、採用担当者からメールでESが送られてくることもあります。
添付ファイルかダウンロードリンクが送られてくることが多いので、指示に従いましょう。
メールも埋もれてしまう可能性が高いので、こまめにチェックしましょう。
ラベリングやフラグの機能を利用すると見分けやすくなると思います!
④企業の就活イベントなど
企業によっては、説明会やインターンなどで紙のESを渡される場合があります。
意欲が高い学生に来てほしい企業側の戦略であり、採用ページでの配布がない場合もあります。
そのため、気になっている企業のイベントにはなるべく参加するようにしましょう!
⑤エントリー後に郵送
あまり多くはありませんが、エントリー後にESを郵送してくれる企業もあります。
エントリーの際に記載した住所に送られるので、間違いがないようにしましょう!
届くまでの目安は、エントリー後約1週間です。
届かない場合は住所の間違いがないかの確認後、企業に連絡してみましょう。
もし住所を間違えてしまっても、期限内であればもう一度送ってもらえると思うので、焦らずに連絡しましょう!
エントリーシートの項目
エントリーシートの項目は主に5つで、
①基本情報
②ガクチカ
③志望動機
④自己PR
⑤長所・短所
です。それぞれについて見ていきましょう!
①基本情報
学歴や住所などの基本的な情報を書く欄です。ちなみにここは履歴書とほとんど同じです。項目としては、
・氏名 (フリガナ)
・日付
・生年月日
・性別
・連絡先 (電話番号、メールアドレス)
・住所
・学歴、職歴
・写真
があります。
注意点があるものだけ解説していきます!
日付
企業に提出する日を書くため、メールの場合は送信日を、郵送の場合は投函日を、持参の場合は持参日を記入しましょう。
連絡先 (電話番号、メールアドレス)
電話番号は日中の連絡がつきやすいものを書きましょう。
メールアドレスを手書きで書く際は、読み間違いが起こらないように丁寧に書きましょう。
住所
都道府県名から書き、マンションや建物名がある場合は忘れずに書きましょう。
学歴、職歴
学歴
「中学校卒業」から書き始めるのが一般的です。
学校名は省略せず、正式名称で書きましょう。
例. 〇: △△市立□□高等学校 ✕:□□高校
大学受験や資格取得のための予備校などは書かなくて大丈夫です。
また、卒業見込みの年度は、調べたら出てくるのでなるべく書くようにしましょう。
最後に書類全体で西暦か元号表記かを統一しましょう!
職歴
アルバイトは職歴に含みません。
過去に正社員として勤務した場合のみ書きましょう。
写真
服装はスーツを着用するのが一般的です。
写真の裏面には学校名、学部、氏名(フルネーム)を記入するようにしましょう。
②ガクチカ
ガクチカとは学生時代に力を入れたことの略です。
企業は学生がどのようなことを自発的に行ったことを通して、何を考え、何を得たのかを知りたいと思っています。
そこから学生の人柄や困難への向き合い方、仕事への意欲を確認しています。
③志望動機
志望動機には、なぜあなたがその企業に応募したのかという理由を書きます。
まず、自分の就活の軸を述べ、それが応募企業にマッチしていることを伝えましょう。
そして、応募企業のどこに魅力を感じているのかと、それに関連する自分の強みを書きましょう。
志望動機を使いまわしたり、どの企業でも語れるような内容は志望意志が低いとみなされる可能性があるため、なるべく避けましょう。
志望動機について詳しく書いている記事が別にあるので、是非こちらも合わせてご覧ください!
【例文集付き】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方と人事が見てるポイントは?
④自己PR
自己PRとは、自分の得意なことや強みをアピールするものです。
応募企業先で活かせるスキルや、企業の人物像とマッチするものを書きましょう。
アピールするものを裏付ける根拠や経験をしっかりと書くことが重要です。
⑤長所・短所
長所と短所を聞くことによって、自分を客観的に見ることや強みを把握することができているかを確認しています。
人の長所や短所を表す時に使われるような言葉には、表裏があります。
例えば、「飽きっぽい」という短所は「好奇心旺盛」という長所になり得るんです。
短所があることが悪いのではなく、短所にどう向き合っているのかということが大切になります。
エントリーシートの例文を参考にしよう!
例文を紹介している記事
例文は他の記事で紹介しているので、合わせて見てみてください。
実際に自分が書く際に参考にすると書きやすいと思います!
業界別や項目別の例文はこちら!
設問ごとに徹底解説!エントリーシートの例文22選!
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企業が見ていること
では、企業はエントリーシートからどのようなことを見ているのでしょうか?
企業側の視点を理解して、より企業側にアピールできるようなエントリーシートを書きましょう!
あなたがどんな人物か
あなたの行動や経験から、あなたの人となりやどのような行動をするのかを見ています。
そして、あなたが自社が掲げる人物像に合っているのかを判断しています。
そのため、企業が求める人物像を企業研究で調べ、それに一致するようなエピソードを書きましょう!
働く熱意や活躍の見込みがあるか
企業はあなたが自社を第一希望としているのかや、どのくらいの入社熱意があるのかを知りたいと思っています。
また、入社後に長く活躍してくれることを期待しています。
具体的な事業例を上げたり、入社後の目標を入れたりすることによって、熱意をアピールしましょう!
わかりやすく伝える力があるか
例えば志望動機は300字以内などのように、エントリーシートには文字数が指定されていることがほとんどです。
限られた文字数の中で分かりやすく自分をアピールできるかどうかを確認しています。
文章の構成や誤字脱字などに気を付けて書きましょう!
エントリーシートを書く際に気を付けるべきこと
結論は最初に
どんな質問に対しても基本結論から答えましょう。
そしてその後の文章の組み立てとしては、PREP(プレップ)法を用いると分かりやすくなります。
PREP法とは、P(point)=結論、R(reason)=理由、E(example)=具体例、P(point)=結論(もう一度)というものです。
伝えることは絞る
アピールしたいことが沢山ある人もいるかもしれません。
しかし、沢山のことを書いても印象が良くなるわけではありません。
企業が求める人材に合ったものや、自分が最も自信のあるアピールポイントを絞って明確にアピールしましょう!
エピソードは数字などを使って具体的に
定量的に書くことによって、信頼性が増し、相手に説得力を持たせられます。
ただ自分ががんばっただけでなく、それによってどんな結果が起きたのかを客観的に示してくれるものになるので、企業も情報に信頼を置くことができます。
数字が難しい場合は、第三者からの意見などなるべく客観的な事実を入れるといいでしょう。
誤字脱字などに気を付ける
最後は文章のマナーを守ることです。
当たり前かもしれませんが、空白や空欄をつくらないこと、誤字脱字がないようにすること、専門用語を用いないなどのことをきちんと守って書きましょう。
まとめ
エントリーシートとはどのようなものなのかを見ていきました。
これで、エントリーシートを書く際も迷わずに準備できますね!
例文が載っている記事や就活サイトも載せているので、活用して就活で有利になっちゃいましょう!