【就活生必見!】エントリーシートの証明写真はどこで撮るべき?落ちないコツは?

エントリーシート(ES)

就活でエントリーシートを作成する際に証明写真の提出を求められることがあります。

そんなとき、

就活用の証明写真はどこで撮ればいいんだろう…

スピード写真や自撮りじゃだめかな?

証明写真が選考に影響するってホント?

など、色々な悩みや疑問が出てくるとおもいます。

この記事を読むと、

  • 写真館、スピード写真機、スマホアプリで証明写真を撮るメリット/デメリット
  • 就活用証明写真を撮るときの身だしなみと注意点

が分かります!

好印象を与えられる証明写真の撮り方を知って、自信をもってエントリーシートを提出しましょう!

エントリーシートで証明写真を提出する目的

企業がエントリーシートで証明写真の提出を求める意図

企業がエントリーシートで証明写真の提出を求める主な理由は、本人確認と、応募者の第一印象を視覚的に把握して、書類選考の際の参考資料として活用するためです。

写真を通じて応募者の雰囲気を事前に確認することで、面接官は面接時のイメージを想像しやすくなります。

証明写真によって、応募者の人物像をより具体的に想像することができます!

証明写真で選考結果は左右される?

証明写真が選考結果を直接的に左右することは稀ですが、間接的に影響を与える可能性は十分大きいです。

企業は応募者の能力や適性を総合的に評価するため、証明写真だけで合否を判断することはありません。しかし、証明写真が第一印象の重要な要素として選考プロセス全体に影響する可能性があります。

清潔感のある身だしなみや、前向きな明るい表情の写真は、社会人としての意識の高さや、コミュニケーションの能力の高さを印象付けることができるため、良い印象を与えられます。

一方で、服装がカジュアル過ぎていたり、不適切な表情だったりすると、ビジネスマナーの理解不足だと捉えられ、マイナスな印象を与えてしまうことになります。

1つの写真で印象を左右してしまうとなると、ポジティブな印象を与えたいですよね!

ただし、多くの企業は証明写真以外の要素、特にエントリーシートの内容や面接での対応を重視して選考を行います。そのため、写真は補助的な資料として扱われることが一般的です。

証明写真の準備は重要ですが、過度に神経質になる必要はありません!自然な表情で、清潔感ある適切な写真を用意して、エントリーシートの内容や面接対策にも十分な時間を割くことが、選考を有利に進めるポイントになります!

証明写真の基本ルール

まずは証明写真の撮り方や提出方法の基本的なルールについて解説します。

サイズは縦4㎝×横3㎝が基本

就活用の証明写真において、最も一般的なサイズは縦4㎝×横3㎝です。

このサイズは、エントリーシートの指定欄にちょうど収まり、採用担当者が応募者の顔を明確に確認できる大きさとして広く採用されています。

このサイズ規格はパスポート用の証明写真のものと同じであるため、多くの写真撮影サービスで対応が可能です。

ただし、企業によっては異なるサイズを指定する場合もあります。例えば、縦5㎝×横5㎝や縦3㎝×横2.5㎝など、独自のサイズ規格を設けている企業もあります。そのため、エントリーシートの注意事項をよく確認し、指定がある場合は従いましょう!

背景色はホワイト・グレー・ブルーが無難

証明写真の一般的な背景色は、ホワイト・グレー・ブルーの3色が多いため、就活用の証明写真背景もその3色の中から選ぶと良いでしょう。

ホワイト背景清潔感があり、顔の輪郭や表情がはっきりする。
グレー背景やや柔らかい印象を与える。
ブルー背景爽やかで誠実な印象を与える。

自分のニーズに合わせて背景色を選びましょう!

写真の裏に氏名を記載する

紙でエントリーシートを提出する場合は、写真を貼り付ける前に、写真の裏に氏名を書いておきましょう。

こうすることで、写真の取り扱いがスムーズになります。

写真が剝がれてしまったとき、裏に名前が書いてあると識別するのに役立ちます!

写真の裏に氏名などを記入するように企業から指示があった際は忘れないようにしましょう。

データで提出する際はファイル名に注意

最近はエントリーシートをオンラインで提出する企業が増えているため、証明写真もデジタルデータで提出する機会も多いです。

データで写真を提出する際は、ファイル名を分かりやすくしておくと、とても親切です。

ファイル名の例

「yamada_taro.jpg」:氏名をローマ字で記載

「yamada_taro_rirekisho.jpg」:用途を記載

注意

ファイル名に機種依存文字特殊記号を使うのは避けましょう。

システム間でエラーを起こす可能性があるからです。

また、スペースキーを使いたいときは、代わりにアンダーバー(_)ハイフン(-)を使いましょう。

ファイル形式は一般的にJPEGが多く使用されますが、企業の指定がある場合はよく読んで従ってください。

また、ファイルサイズも、大きすぎるファイルは送信や処理に時間がかかってしまうため、300KB~1MB程度に収めるようにしましょう。

企業の規定に従おう

証明写真に関する基本ルールを紹介しましたが、独自の要求がある場合もあるため、企業の規定に従いましょう。

企業によって異なる可能性がある規定は以下のようなものがあります!

撮影時期:「3か月以内に撮影したもの」など、新しい写真を要求する場合があります

写真のタイプ:「上半身」や「バストアップ」など、写る範囲を指定する場合があります

こういった規定は、エントリーシートの注意事項や企業のウェブサイトなどに記載されていることが多いです。

応募する前に必ずこれらの情報を確認して、規定に沿った証明写真を用意しましょう!

証明写真はどこで撮ればいい?おすすめの撮影場所を比較!

①写真館で撮る

写真館で証明写真を撮るメリット

写真館で撮るメリットは以下の2つです。

  1. 仕上がりのレベルが高い
  2. 様々な表情を試せる

①写真館では、プロのカメラマンに撮影してもらうことができるため、仕上がりのレベルが高いです。撮影時にはスーツの襟元や髪型の乱れなども細かくチェックしてもらえるため、清潔感のある印象を確実に演出できます。

②写真館では、何種類か撮影してもらい、その中から最適なものを選ぶことができます。撮影する際も、表情やポーズのアドバイスをもらいながら撮影できるため、良い表情の写真を撮ることができます。

写真館で証明写真を撮るデメリット

写真館で撮るデメリットは以下の2つです。

  1. コストが高い
  2. 時間や手間がかかる

①写真館で撮影することは、他の方法に比べて一番お金がかかります。
そのため、一般的な証明写真を撮る場合は何度も使いまわせるためオススメですが、独自の指定がある企業用に用意しようと考えている場合は、少しコストが高いことがデメリットです。

②写真館での撮影は予約が必要な場合が多く、撮影当日も準備や撮影、写真選択に時間がかかりますスピード写真機ほど身近には無いため、写真館が自宅から遠い人にとっては移動にも時間がかかります。
そのため、急いで証明写真を用意したい場合には不向きかもしれません。

②スピード写真機で撮る

スピード写真機で証明写真を撮るメリット

スピード写真機で撮るメリットは以下の2つです。

  1. 手軽で迅速
  2. コストが比較的低い

①スピード写真機は駅や商業施設など、身近な場所に設置されていることが多く、予約不要で即座に撮影できます。
撮影後すぐに写真を手に入れることができるため、急な必要性に対応できるのが大きなメリットです。

②写真館に比べると大幅に安価で、学生の予算にも優しい選択肢となります。
多くの機種では、複数のポーズや表情を撮影し、その中から好みのものを選べる機能も搭載されています。

スピード写真機で証明写真を撮るデメリット

スピード写真機で撮るデメリットは以下の2つです。

  1. ブースが狭い
  2. 機種によってクオリティに差がある

①スピード写真機内の撮影ブースは少し狭く、身だしなみを細かく確認しにくい点がデメリットです。撮影後の確認の際に、襟元の乱れや髪型の乱れが気になってしまう可能性もあります。

②特に古い機種では、画質や色調が十分でない場合があります。スピード写真機で証明写真を撮る際は、最新機種で撮るのがおすすめです。

③自分のスマホで撮る

自分のスマホで証明写真を撮るメリット

自分のスマホで撮るメリットは以下の2つです。

  1. いつでもどこでも撮影可能
  2. デジタルデータにしやすい

①スマホでは場所や時間を選ばずに撮影することができ、何度でも撮り直しができるため、納得のいく表情や角度を見つけやすいです。

②デジタルデータで証明写真の提出が求められる場合、スマホで撮影した写真は直接使用できるため、便利です。また、編集アプリを使用することで、明るさや色調の調整も可能です。

自分のスマホで証明写真を撮るデメリット

自分のスマホで撮るデメリットは以下の2つです。

  1. 技術が必要
  2. 印刷した際に品質が低下する可能性がある

①適切な照明や背景の準備、カメラアングルの調整など、知識技術がないと理想的な証明写真を撮影するのは難しい場合があります。
また、三脚やセルフタイマーを使用する必要があり、セッティングに時間がかかることもデメリットの1つです。

②特に、印刷用の高解像度設定で撮影していない場合は、印刷した際にぼやけたり粗くなったりする可能性があります。

目的に合わせて選ぼう

証明写真を撮影する方法をいくつか紹介しましたが、自分の状況や目的に合わせて最適な選択をすることが重要です。それぞれの方法に長所と短所があるため、どれが最善とは断言できませんが、状況別の選び方のガイドラインを提示します。

証明写真の撮影方法の選び方

写真館がオススメの場合志望度の高い企業競争率の高い業界を狙う場合は写真館での撮影をオススメします。
プロのカメラマンによる撮影が大きなメリットである写真館では、品質の高い写真を用意することができます。
スピード写真機がオススメの場合複数の企業にエントリーする際、多数の証明写真が必要な場合にスピード写真機での撮影がオススメです。
多くの就活生が利用する方法であり、一定の品質は確保できます。
自分のスマホがオススメの場合主にデジタルでの提出用や、急遽必要になった場合にオススメです。

最終的には、品質、コスト、時間(手間)の3つの要素のバランスを考慮し、自分の状況と目的に最も適した方法を選択することが重要です。

就活は長期戦になることが多いため、初めは写真館で高品質な写真を撮影し、追加で必要になった場合はスピード写真機を利用するなど、

柔軟な対応を心がけましょう!

証明写真を撮る際の身だしなみと注意点

これまでは証明写真の撮影場所について解説してきましたが、ここでは、証明写真を撮る際の身だしなみ気をつけるべきポイントを紹介します。

証明写真を撮る前にチェックしてください!

リクルートスーツがおすすめ

就活用の証明写真は、リクルートスーツの着用がオススメです。リクルートスーツは、就職活動において標準的な装いとして広く認知されており、真摯で誠実な印象を与えることができます。

リクルートスーツを選ぶ際のポイント

色選び黒、ネイビー、濃紺のスーツが最も無難で一般的です。
これらの色は、落ち着いた印象を与えつつ、写真映りも良いです。
デザインシンプルで柄の無いジャケットが基本です。
派手な装飾や極端な細身や肩パッドの強調は避けましょう。
シャツ白色のワイシャツが最も一般的です。
清潔感があり、どんなネクタイとも合わせやすいです。
ネクタイネイビーや濃紺のスーツに合わせるなら、赤や青のストライプ柄が定番です。
派手すぎる色や柄は避け、スーツと調和した落ち着いた印象のものを選びましょう。
サイズ体のラインに沿ってきちんと合っているスーツを選びましょう。
だぼつきや突っ張りは、だらしない印象を与える可能性があります。

リクルートスーツの着こなしにも、注意しましょう。

ジャケットのボタンはきちんと留め、シャツの襟元やネクタイの結び目も注意しましょう。

清潔感のある髪型に

証明写真における髪型は、清潔感と真面目さを表現する髪型を心がけることが重要です。

証明写真用髪型チェックリスト

  • 前髪は目にかからないように切るか、サイドに流す
  • 短髪の場合、サイドや後ろは刈り上げすぎず、自然な印象に
  • ワックスやジェルの使用は控えめにし、自然な仕上がりに
  • は剃り残しがないようにしっかりと処理する
  • ロングヘアの場合は、後ろでまとめるか、耳にかけてスッキリとさせる
  • ミディアムヘアやショートヘアの場合は、顔周りをすっきりさせ、耳が見えるように
  • ヘアアクセサリーは控えめに。シンプルなゴムやピンを使用する

髪の毛が乱れていないか、フケや抜け毛が付着していないかをしっかりとチェックしましょう。清潔感のある髪型は、自己管理能力の高さを示す重要な要素となります。

髪型について詳しく知りたい人はこの記事がオススメです!

ナチュラルメイクにしよう

証明写真におけるメイクは、自然で清潔感のある印象を与えることが重要です。

過度なメイクは避け、ナチュラルメイクを心がけましょう。

ベースメイク肌トラブルをカバーし、自然な艶感を出します。
厚塗りは避け、薄づきのファンデーションを使用しましょう。
アイメイクナチュラルブラウンのアイシャドウで自然な陰影をつけ、目元を引き締めます。
つけまつげは避け、自まつげにマスカラを軽くつける程度に留めましょう。
チーク薄いピンク系で自然な血色感を演出します。
リップ唇の色に近い自然なピンク系やベージュ系を選びます。
グロスは控えめにし、マットな仕上がりを目指します。
眉毛自然な太さと色味に整えます。
極端に細い眉や濃すぎる眉は避けましょう。

写真撮影前に鏡で最終チェックを行い、髪の乱れやメイクのよれがないことを確認しましょう。また、撮影時の照明によってメイクの印象が変わることもあるため、可能であれば事前に同じような環境で自撮りなどをして、メイクの仕上がりを確認することをおすすめします。

証明写真で良い印象を与えるためのコツ

口角を少し上げて自然な笑顔を

証明写真において、表情は非常に重要な要素です。自然な表情は、人柄や仕事への意欲を効果的にアピールすることができます。口角を少し上げた自然な笑顔は、好印象を与える最も効果的な方法の1つです。

自然な笑顔を作るためのポイント

  • 口角を少し上げる
    完全な笑顔ではなく、口角を1~2ミリ程度上げるだけで十分です。
    これにより、親しみやすさと同時に真摯さも表現できます。
  • 目を少し細める
    口角を上げると同時に、目じりを少し下げて目を僅かに細めます。
    目と口の表情のバランスが取れ、より自然な笑顔になります。
  • リラックスする
    緊張すると不自然な表情になりがちです。
    深呼吸して体の力を抜き、リラックスした状態で撮影に臨みましょう。
  • 鏡を見て練習
    事前に鏡の前で笑顔の練習をすることで、自然な表情を作りやすくなります。
  • 楽しいことを想像
    撮影直前に楽しい出来事や嬉しかったことを思い出すと、自然な笑顔が生まれやすくなります。

注意

過度な笑顔や作り笑いは避けましょう。
就活用の証明写真では、明るさと真摯さのバランスが取れた表情が理想的です。

背筋を伸ばして姿勢よく

姿勢よく証明写真に映ることは、自信と信頼性をアピールするのに効果的です。背筋を伸ばし、良い姿勢を保つことで、積極性や仕事への意欲を効果的に印象付けられます。

良い姿勢を作るためのポイント

  • 背筋を伸ばす
    肩甲骨を寄せるようにして、背筋を真っ直ぐ伸ばします。このとき、力みすぎないようにしましょう。
  • 肩の力を抜く
    背筋を伸ばすと同時に、肩の力を抜きます。肩が上がりすぎないように注意しましょう。
  • あごを引く
    あごを軽く引くことで、首筋がすっきりとし、凛とした印象を与えることができます。
  • 視線は正面よりやや上
    カメラよりも少し上を見ることで、前向きで意欲的な印象を与えることができます。
  • 両肩のラインを水平に
    左右の肩の高さが同じになるように意識しましょう。傾いていると不安定な印象を与える可能性があります。
  • 体の向き
    正面を向きましょう。

リラックスしつつ、凛とした印象を与える姿勢を目指すことが大切です。

シャツやネクタイの歪みに注意

シャツやネクタイの歪みは、だらしない印象を与える可能性があるため、細心の注意を払いましょう。

注意ポイント

  • シャツの襟
    左右対称になるように調整します。襟が立ちすぎていたり、片方だけが折れ曲がっていたりしないように注意してください。
  • ネクタイの結び目
    ネクタイの結び目が中心にくるよう調整します。また、ディンプル(ネクタイの結び目下の窪み)がきちんと形成されているか確認しましょう。
  • ネクタイの長さ
    ネクタイの先端がベルトのバックルあたりにくるのが理想的です。長すぎたり短すぎたりしないよう注意してください。
  • シャツのしわ
    特に胸元や肩周りのしわに注意しましょう。アイロンがけを丁寧に行い、撮影直前にも軽く手で整えます。
  • ネクタイのねじれ
    ネクタイが首元からまっすぐ降りているか確認します。ねじれていると不自然な印象を与えます。
  • シャツの第一ボタン
    通常は閉めますが、首周りにゆとりがない場合は開けても構いません。ただし、開ける場合は、ネクタイの結び目で隠れるよう調整してください。
  • ジャケット
    シャツの襟がジャケットの襟に隠れすぎたり、はみ出しすぎたりしないよう注意します。

撮影直前に鏡で最終チェックを行い、これらのポイントを確認することが重要です。また、撮影中も姿勢を変えたりする際に、服装が乱れていないか注意しましょう。

まとめ

就活用の証明写真は、第一印象を左右する重要な要素です。

適切な準備をしてポイントを押さえながら撮影することによって、自分をベストな形で表現できます。

最後に、証明写真は重要ですが、それだけで採用が決まるわけではありません。

エントリーシートの内容、面接での対応、スキルや経験など、総合的な評価が重要です。証明写真で良い第一印象を与え、そこからあなたの真の価値を示していくことが、就活成功への道となります。自信をもって準備を進めましょう!

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