書類選考の結果が来ない!対処法や問い合わせ方を解説

エントリーシート(ES)

エントリーシートを提出した後、

書類選考の結果が来なくて不安

書類選考の結果通知が遅い!
落ちてるのか分からなくてソワソワする

というように、エントリーシートの結果が来なくて不安に思っている人もいると思います。

書類選考の結果通知が遅かったり、いつ来るのか分からなかったりすると、不安で他のことに集中できませんよね。

今回の記事では、

  • エントリーシートの結果がいつぐらいに来るのか
  • 書類選考の結果待ちの間にすべきこと
  • 書類選考の結果の問い合わせ方

を解説します!この記事を読んで書類選考の結果待ちの時間を有効活用しましょう!

ぜひ最後までお読みください!

選考通過するエントリーシートの書き方について解説した記事もあわせて読んでおきましょう!

書類選考の結果はいつ分かる?

2週間程度が目安

書類選考の結果は、企業によって異なりますが、一般的にエントリーシートの提出から2週間程度で通知されることが多いです。

多くの企業では、応募者の書類を慎重に審査するため、結果を通知するまでにある程度時間が必要です。

大手企業では、複数の担当者が関わることもあり、結果の通知に時間がかかることがあります。中小企業や新興企業では、意思決定のプロセスが比較的迅速で、1週間程度で結果が出ることもあります。

口コミサイトで分かる

企業に関する口コミサイトで書類選考の結果通知のタイミングについて情報収集することもできます。

口コミサイトでは実際に選考を経験した人の意見や体験談を見ることができます。

人によって結果通知までの時間が異なることもあるため、口コミサイトを活用する際は、過信しすぎず、参考程度にしましょう!

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書類選考の結果が来ない理由

エントリーシートを提出してから時間が経ってるのに結果が来ない

書類選考の結果通知に時間がかかるのには、いくつか理由があります。

企業側の事情も理解しておくと、落ち着いて結果を待つことができます!

応募者の数が多い

人気企業大規模な採用を行っている会社では、膨大な数のエントリーシートを処理する必要があり、結果が出るまでに時間がかかります。

応募者数の多さは、企業にとって嬉しい反面、選考に時間がかかる原因になります。しかし、これは必ずしもネガティブなことではなく、選考に時間がかかることは、企業が慎重に選考を行っている証拠にもなります!

こういったことを理解すると、結果通知に時間がかかっていても、まだチャンスがあると前向きに捉えることができます。

複数人の採用担当者がチェックしている

エントリーシートの結果が来ない理由の一つとして、複数の採用担当者がチェックしているため時間がかかっているケースが挙げられます。

この方法は、より公平で多角的な評価を行うために多くの企業でも採用されていますが、同時に結果通知が遅くなってしまう原因にもなります。

複数人でチェックすることで、一人の担当者の主観や偏見を排除して、多様な視点から評価することができます。

結果通知が遅くなる原因でもありますが、企業が真剣に採用活動を行っている証拠でもあるため、あまり否定的に捉えず、結果を待ちましょう!

休日や長期休暇が重なっている

エントリーシートの結果通知が予想以上に遅れる理由の一つとして、休日長期休暇が選考期間と重なっていることが挙げられます。特にゴールデンウィークや年末年始、お盆休みなどの大型連休が挟まると、企業の業務スケジュールに大きな影響を与え、結果通知の遅れにつながってしまいます。

休暇期間中は、採用担当者も休暇を取得する可能性が高く、書類選考の進行が一時的に停滞することがあります。また、休暇明けには通常業務の処理に追われ、採用業務に時間を割くのが難しくなることもあります。

このような時期に応募した場合は、通常よりも長めの待機期間を想定しておきましょう!

不合格者には連絡しない方針

一部の企業では、書類選考で不合格となった応募者に対して結果を通知しない方針を取っていることがあり、これが結果が来ない理由の一つとなっています。

不合格者に連絡をしないことは「サイレント」「サイレントお祈り」と呼ばれていて、応募した企業がサイレントかどうかは口コミサイトでチェックすることができます。

書類選考の結果を企業に問い合わせるのはOK?

書類選考の結果が遅い!今すぐ知りたい!

書類選考の結果を企業に問い合わせることは、適切な方法と時期であれば問題ありません。

頻繁に連絡したり、連絡方法が不適切だったりすると、採用担当者の負担になってしまうため、問い合わせのタイミングや方法を慎重に選びましょう!

問い合わせのタイミング

一般的に、企業が指定した結果通知期間を1週間過ぎても連絡がない場合、問い合わせを検討しても良いです。

例えば、2週間以内に結果を通知するという案内が事前にあった場合は、3週間目に入ってから問い合わせましょう。

問い合わせの方法

一般的には、電話ではなくメールでの問い合わせが良いです。

電話の場合、担当者が忙しかったり不在だったりして都合が合わないことが多いのが大きな理由です。メールであれば担当者の都合の良いタイミングで返信できるため、業務を中断させることなく問い合わせることができます。

問い合わせる際は、自身の応募状況を簡潔に伝え、結果の確認だけではなく、今後の採用プロセスや準備すべきことについても尋ねるなど、前向きな姿勢を示すことが重要です。

【例文つき】企業に書類選考結果を問い合わせる方法

ここでは、実際に企業に問い合わせる際の具体的な方法を紹介します!

問い合わせのテンプレートもあわせて紹介するため、企業に問い合わせを考えている方はぜひ参考にしてください。

メールで問い合わせるときの例文

書類選考の結果をメールで問い合わせる際は、礼儀正しく簡潔な文面を心がけることが重要です。

メールで問い合わせるときの例文

件名:書類選考結果の確認について

本文:

〇〇株式会社 採用ご担当者様

お世話になっております。〇月〇日に貴社の〇職に応募いたしました、〇〇大学〇年の〇〇と申します。

貴社の選考に関し、書類選考の結果通知予定日から1週間ほど経過いたしましたが、まだ結果のご連絡をいただいておりません。大変恐縮ではございますが、現在の選考状況についてご確認いただけますでしょうか。

また、今後の選考プロセスや準備すべき事項などございましたら、併せてお教えいただけますと幸いです。

お忙しいところ誠に恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

〇〇(フルネーム)
電話番号:
メールアドレス:

メールで問い合わせる際は、自分の所属(大学)、応募した職種、応募日を明確に示して、選考状況の確認を丁寧に依頼しましょう。

また、何についてのメールなのかを分かりやすくするために件名を書き、本文は簡潔で丁寧な文体を目指しましょう。

最後に自分の連絡先を明記し、相手にとって返信しやすいようにしましょう。

電話で問い合わせるときの例文

書類選考の結果を電話で問い合わせる際は、簡潔でわかりやすい話し方を心がけ、相手の時間を必要以上に取らないように注意しましょう。

電話で問い合わせるときの例文

「お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。新卒採用の書類選考について質問がございまして担当の方はいらっしゃいますか?
〇月〇日に応募書類を郵送でお送りしたのですが、そちらに届いていらっしゃるでしょうか?
大変恐縮なのですが、ご連絡がなかったためお電話させて頂きました。
合否結果はいつ頃ご連絡いただけそうでしょうか?」

電話での問い合わせの際は、相手の話を丁寧に聞き、必要以上に長話にならないように心がけましょう。問い合わせる際は、メモを用意し、重要な情報を書き留められるようにしておくと良いです。

企業に問い合わせる際の注意点3選

書類選考の結果を企業に問い合わせる際はいくつか注意することがあります。

様々な業務がある中で採用業務を担当している相手に対する配慮を忘れずに!

迷惑メールフォルダを確認する

書類選考の結果を企業に問い合わせる前に、本当に結果が通知されていないかどうか最終確認しましょう。

企業からの連絡が迷惑メールフォルダに振り分けられている場合もあるため、メールフォルダを確認してみて下さい!

書類選考の結果だけでなく、面接の結果や重要な案内が迷惑メールフォルダに振り分けられてしまい、情報を見落としてしまうことがあるため、就活中は特に迷惑メールフォルダを定期的にチェックする習慣をつけましょう!

採用担当者の迷惑にならないような配慮が大切

企業に問い合わせる際は、問い合わせの対応をしてくれる採用担当者の立場や業務の状況をできるだけ考慮し、迷惑にならないように意識しましょう。

どんな配慮をすればいいの?

例えば、問い合わせの頻度時間帯などが挙げられます。

企業の営業時間内に連絡をし、一度の連絡で問い合わせに必要な情報をまとめて伝えると良いです。

逆に、深夜にメールを送ったり、毎日のように頻繁に電話をかけたりすると、担当者の負担になるだけでなく、マイナスな印象を与えてしまいます。書類選考の結果が知りたくて焦る気持ちもあると思いますが、丁寧な態度で問い合わせましょう。

急かす聞き方はNG

企業に書類選考の結果を問い合わせる際、急かすような聞き方や態度はNGです。

焦りや不安からつい結果を急かしてしまいたくなる気持ちもあると思います。しかし、急かすような態度をとってしまうことで、企業の選考プロセスを尊重していないという良くない印象を与え、書類選考が通過していても、その後の選考でマイナスな印象を持たれてしまいます。

急かす聞き方の例

「いつまでに結果が分かりますか?」

「できるだけ早く結果を教えて欲しいのですが…」

相手に配慮した丁寧な言い回しの例

「現在の選考状況についてお伺いできればと存じます。」

「今後の見通しについて、可能な範囲でご教示いただけますと幸いです。」

相手に配慮した丁寧な言い回しの例のように、

今後の予定について知りたいという聞き方をしましょう!

書類選考の結果を待つ時間を有効活用する方法

書類選考の結果を待つ間、結果が気になってソワソワしてしまいますよね。

結果を待つ時間を有効に活用できると、就活を有利に進めることができます。

ここでは、書類選考の結果を待つ間に時間を有効活用する方法を紹介します。ぜひ参考にしてください!

他の企業の選考対策をする

書類選考の結果を待つ時間で他の企業の選考対策に取り組むことで、効率よく就活を進めることができます。

結果を待つ間にできる他の企業の選考対策

  • エントリーする企業のリストを作る
  • 各企業の選考スケジュールを整理する
  • 業界研究・企業研究をする
  • 各企業のエントリーシートの作成をする

エントリーシート対策にはこの記事がオススメです!

面接対策をする

書類選考の結果を待つ間、次の選考ステップを見据えて面接対策をするのも良い方法です。

効果的な面接対策

  1. 自己分析をする
  2. 想定質問に対する回答を準備する
  3. 面接でのコミュニケーションの練習をする

①自己分析をする

自身の強み、弱み、経験、価値観を徹底的に掘り下げ、それらを明確に表現できるように練習しましょう。自己分析をすることで、キャリアに対する考え方や、志望動機の具体的な言語化につながります!

②想定質問に対する回答を準備する

面接には定番の質問がいくつかあります。

「自己PR」「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」などは面接で頻出の質問であるため、分かりやすく答えられるようにしましょう。また、「失敗談とその克服方法」や「チームワーク・リーダーシップの経験」など、具体的なエピソードを盛り込んだ回答も準備しておきましょう。

面接での自己PRのアピール方法について解説した記事はこちら

③面接でのコミュニケーションの練習をする

姿勢やアイコンタクト、声の調子など、言葉以外の要素も面接では見られています。

鏡の前で練習したり、自分で動画を撮ってみたりして面接対策をしましょう。

面接に苦手意識がある人はこの記事がオススメです!

企業研究を見直してみる

結果を待つ間に企業研究をして企業に対する理解を深めることで、落ち着いて次の選考に進めることができます。

企業研究の方法

  1. 企業の公式ウェブサイトを読み直す
  2. 企業の環境への取り組みを調べる

①企業の公式ウェブサイトを読み直す

企業のミッションビジョン事業戦略に対する理解を深めることができます。

さらに、最新の業界動向を調べることで、企業の現在の状況将来の展望をより具体的に把握することができます。

②企業の環境への取り組みを調べる

環境への取り組みを調べることで、企業の価値観や文化に対する理解を深めることができます。

企業研究をして企業の理念や事業内容と自身のキャリアプランとがマッチしているかを改めて考えることで、選考対策だけでなく、就活を進める上で非常に役立ちます。

まとめ

この記事では、エントリーシートの結果が通知される時期の目安と、選考結果の問い合わせ方結果を待つ間にできることについて解説しました。

書類選考の結果を待つ時間は、不安や焦りを感じやすい期間ですが、企業側の事情や待っている時間の有効活用方法を知ることで、いくらか前向きに向き合うことができるはずです。

エントリーシートの結果を待っている人はぜひ記事を読み返して自信を持って就活を進めましょう!