こんにちは、Yukiです！
第一生命は4大生保の一角として就活生に人気の企業となっています。
第一生命から内定を貰った25卒の私が、
- 第一生命の選考フローについての紹介
- 第一生命の選考突破のコツについての紹介
について紹介していきます！
選考を通して、私が感じた第一生命の雰囲気を内定者の目線から書いた記事となっています。
そのため、第一生命の内定を勝ち取りたい方に必見の内容となっています。参考にしてください！
第一生命ってどのような会社なの？
第一生命って聞いたことがあるけど、どんな会社なんだろう？
第一生命は、生命保険会社の大手4社である”4大生保”の一角として有名な会社なんだ。
スゴイ会社なんだ！4大生保って他にはどんな会社があるの？
今回紹介する第一生命の他に、日本生命、明治安田生命、住友生命があるんだ。
下の表をご覧いただければ分かるように、外資系生命保険会社（アフラック生命やメットライフ生命など）を除いた場合、いわゆる”4大生保”は他の生命保険会社と比べて売上が高いです。
引用元：日本経済新聞
その中でも、第一生命は日本生命と並び生命保険業界のトップを走り続ける会社として、就活生に人気を誇っています。
このことは、東洋経済ONLINEの「2.5万人が選んだ就職人気ランキング」で11位に輝いたことからも人気の高さが分かります。
引用元：東洋経済ONLINE「2.5万人の学生が選んだ｢就職人気ランキング｣」
この人気の高さには、知名度だけでなく、年収や福利厚生の充実度も影響していると言われています。
総合職の場合、年収は30代半ばになると約1,000万円を超えるようになると言われています。
年収も高く、福利厚生も充実していると人気出るよね！
そんな第一生命の本選考の倍率はエントリーシートも含めると60〜70倍以上あると考えられています。
そのため、第一生命に内定したいと考えている方は、選考フローや対策ポイントをしっかりと押さえることがとても重要になってきます！
本記事には、第一生命の選考フローや選考突破のコツについて書いてあるから、参考にしてね！
募集している職種について
第一生命ぐらいの大企業になってくると、募集をしている職種も多くなってきます。
ここでは、第一生命がどのようなコースで募集をかけているのかを簡単に説明していきます！
自分が第一生命入ってやりたいことを考えながらコースを選んでね！
【オープンコース】基幹総合職（G型・R型）
このコースが第一生命の基本的なコースとなっています。
本記事の選考フローはこのコースについて書いていますので、オープンコースを受けたいと考えている人は是非参考にしてください！僕が就活生の時も、このオープンコースを受けていました！
このオープンコースで第一生命に入社した当初は、ジョブローテーションという形で様々な部門に携わり、広く会社の業務を知ることが可能です。
幅広い職務を経験した上でマネジメント業務や特定の業種の専門性を高めるなどの選択肢が選べるコースとなっています。
「G型」が転居を伴う転勤があるコースで、「R型」が転居を伴う転勤がないコースだよ！
【スペシャリティコース】基幹総合職（G型・R型）
名前に「スペシャリティ」と入っているように、ある特定領域の専門性を高めるためのコースとなっているのが、このスペシャリティコースとなっています。
専門性を高める領域として、大きく分けて4つあります。
- 数理的手法によって保険商品開発やリスク管理を行うアクチュアリー部門
- 金融工学などの知識を基に、ファンドマネージャーやアナリスト業務を行うクオンツ・データサイエンティスト部門
- 第一生命で使用するシステムの管理や運用を行っているIT・システム部門
- 投資用不動産物件などの不動産物件について取り扱っている建築・設計部門
この4つのコースがあります。
生命保険会社は、ただ保険を開発・運用するだけじゃないんだね…
機関経営職
機関経営職は、基本的に全国にある第一生命のオフィス長を目指すコースとなっています。
5年間のカリキュラムが設定されており、基本的に6年目からオフィス長として働くことを前提としたコースとなっています。
20代で人を組織をまとめる立場になることができるのはスゴイね！
楽子ちゃんのいうように、成長意欲を求めている人にはこのコースがおススメだよ！
しかし、オフィス長とはいわゆる”生保レディー”をまとめる人達のことなんだ。
そのため、20代で、多くの生保レディーをまとめなくてはいけないというとても大変な仕事だからこそ、個人的におススメはしないよ。
生半可な気持ちで機関経営職を選んじゃダメっていうことだね！
ライフプロフェッショナル職
ライフプロフェッショナルコースとは、お客様のライフプランに応じた生涯設計を提案し、保険や年金を中心とした総合的なコンサルティングサービスを提供する職種となっています。
また、金融商品全般の販売業務も行っているので、お客様のライフプランを考えたいという方にはおススメのコースです。
基本的に第一生命でやりたい業務がある方には、スペシャリティコースやライフプロフェッショナルコースを選ぶのがおススメだよ！
そうじゃない方は、オープンコースを受けるのがおススメです！
【内定者が語る】第一生命の選考フローとは？
第一生命の選考フローってどんな感じなのかなぁ？
ここからは第一生命のフローについて見ていきたいと思います。
第一生命はみんなが知っている企業であり、また福利厚生も充実していることから選考の倍率がかなり高いと考えられています。
そのため、しっかりと第一生命のフローを確認し、対策することが内定への道のりと言えます！
第一生命にもなると倍率が高いんだね！しっかり対策しないと落とされちゃうね！
エントリーシートの内容について
ここからは、内定までの選考フローを見ていきたいと思います！
ここで1つ注意点なのですが、私自身、第一生命の夏インターンや冬インターンに参加しないで、本選考に望んでいたので、一部選考フローが異なるかもしれませんがご了承ください。
基本的な選考フローは同じなので、気にしなくても大丈夫です！
まずは第一生命のエントリーシートの内容を見ていきましょう！
私が就活をしていた際に課されたエントリーシートの内容はこんな感じでした。
- 当社を志望した理由を記入してください。（300字）
- 〇〇部門を選択した理由を記入してください。（300字）⇐2つ書く必要がある
お題としては、”志望動機”と”キャリアプラン”の2つとなっています！
〇〇部門を志望している理由を2つ書くのはどうしてなの？
楽子ちゃん、よく気が付いたね！
オープンコースの中には、リーテイル部門やホールセール部門など幅広い部門があります。
その中で志望するコースを2つ選んで、その理由を書くものとなっています。
第一生命のエントリーシートは基本的に”志望動機”と”キャリアプラン”について聞かれる傾向にあります。
エントリーシートの通過率は7〜8割程と高いですが、しっかり対策しないと落とされてしまいます。
第一生命はガクチカよりも、企業理解がどれほどできているのかESで問われているんだね！
楽子ちゃんのいうように、第一生命は企業理解がどれほどできているのかがESを突破できるかのカギとなっています。
その理由として、生命保険業界は業務内容が多岐にわたっており、就活生の多くが具体的にどのような業務を行うのか理解しづらい点があると考えられています。
内定を勝ち取るために、生命保険業界がどのような業界であるか理解しておくことと第一生命の企業理解を深めておきましょう！
業務理解や企業理解を深めることが大切なのは分かったけど、どのように企業研究を行えばいいの？
いい質問だね、楽子ちゃん。
基本的には、5日間の夏インターンや冬インターンに参加することがとても大切になるんだ。
それ以外にも、第一生命はオンラインでの社員座談会などのイベントが多くあります。
このような場で企業研究を深めていきましょう！
他の就活生と差をつけるためにも、社員座談会などで第一生命の企業理解を深めよう！
志望動機の書き方について気になる方はこちらの記事を参考にしてください！
WEBテストについて
次にWEBテストについて話していきたいと思います！
第一生命のWebテストの形式はSPIとなっています。SPIの内容は、言語と非言語で、英語はありませんでした。
基本的なSPIの対策をしていれば対処できる範囲ですので、しっかり勉強をしてWebテストを突破しましょう！
SPIはどのように対策すればいいの？
SPIは玉手箱と同じくらい多くの企業で採用されているWebテストとなっています。
引用元：アマゾン
そのため上記のような参考書を2周し、その上で苦手な問題を数回解くことによって、SPIの問題に対処できると思います！
第一生命のWebテストのボーダーですが、他の企業と同様の6〜7割とされています。
しっかり対策すれば突破できるレベルですので、勉強をしておきましょう！
しっかり対策を対策をして、Webテストの段階で落とされないようにしよう！
【ここが一番の鬼門】Career 3rd
”Career 3rd”ってどうゆう内容なの？
この”Career 3rd”というフローは第一生命特有のものとなっています！
Career 3rdとは様々な部門の社員の方と3回程、面談形式でお話をお伺いする場となっています。
面談なんだ…そこまで緊張しなくていいのかなぁ？
確かに楽子ちゃんの言うように、”面談”という名前のため、面接じゃないと気がゆるんでしまいますよね！
しかし、このCareer 3rdは第一生命の選考フローの中で最も鬼門と言われてるので、注意してください！
なぜなら、このフローでは社会人の方から「志望度が低そう」と思われると、選考から落とされてしまうからです。
3回ある面談の中で、社会人に対して「志望度が高いアピール」をしておく必要があります。
注意して取り組みましょう！
危ない、名前に騙されるとこだった…
自分が就活生の時、”Career 3rd”の時間は30分〜45分程となっており、社員の方に逆質問を行う時間と面接チックな内容が混ざっている形式となっていました。
面接のような内容は基本的に以下のような質問をされました！
”Career 3rd”で質問された内容
- 学生時代に力を入れたこと
- 就活の状況（他社の選考状況や内定を貰った企業など）
- 就活の軸
- 第一生命を志望している理由
面接の中では基本的な質問が多いね！しっかりと回答を用意しておけば対処できるね！
楽子ちゃんの言うように、面接の内容をしっかりと準備しておくことも大事だよ！
でも”Career 3rd”で意識しないといけないことはそれだけではありません。
”Career 3rd”に含まれている逆質問の際に、第一生命への志望度の高さをアピールしていく必要があります。
逆質問でする内容次第では、面接官に「この子、志望度低いのかなぁ？」って思われてしまうかもしれません。
どのような質問をすれば第一生命の志望度の高さをアピールできるの？
基本的に、ネットで見ても分からない情報や、自分なりに仮説を立てて質問をすることがいいと思うよ！
下に良い例と悪い例を載せておくから、参考にしてね！
悪い例
- 第一生命はどのような業務を日々行っているのでしょうか？
- 第一生命の強みは何ですか？
このような質問は、ホントに第一生命を志望しているのかなって思われるからやめよう！
良い例
- 日本生命や他の生命保険会社と比較して、私が考える第一生命の強みは〇〇だと思いますが、〇〇さんが考えている強みはなんですか？
- インターンシップで社員の方の印象が〇〇のように感じましたが、実際にはどのような社員の方が多い印象ですか？
自分なりの仮説を立てることで、しっかり企業研究をしているんだなと感じてくれます！
逆質問の時間は私の時でも15分以上ありましたので、逆質問の種類は5個以上は用意しておくといいと思います！
用意しないと、焦って変な質問をしてしまったり、面接官に「志望度が低いのかな」って思われてしまいます。
1次面接
“Career 3rd”が終わると、ようやく1次面接となります。
時期としては、ゴールデンウイークが終わった5月の中旬頃だった記憶があります。
”Career 3rd”が終わってようやく本格的な面接が始まるんだね！
1次面接の時間は30〜40分程で、オンラインで行われました。
基本的に、”ガクチカ”や”志望動機”を深掘りしていく印象がありました。
一次面接で聞かれた質問としては、以下のような内容でした！
一次面接で聞かれた内容について
- 自己紹介
- 大学でどのようなことを学んでいるのか？
- 他社の選考状況（内定がでた企業やどのような企業を受けているのか）
- 学生時代に力を入れたこと（ガクチカを2個程聞かれました）
- なぜ、生命保険業界を志望しているのか？（生命保険を志望する原体験のエピソードも聞かれた）
- なぜ第一生命を志望しているのか？
- “Career 3rd”での社員の方の印象について
- 逆質問（1問ないしは2問ほど）
かなり生命保険業界を目指した理由や、第一生命を志望する理由を聞かれるね！
楽子ちゃんがいうように、1次面接は「なぜ第一生命で働きたい」のかを感じる内容となっていたよ！
インターンや社員座談会、Career 3rdを通して、「なぜ第一生命を志望しているのか」や「他の生命保険会社ではなく、第一生命に行きたいのか」などについて話せるようにしておきましょう！
生命保険業界への理解や他の生保との違いを理解しておくことが大事なんだね！
【最後の鬼門】2次面接
第一生命の1次面接を突破すると、”最後の鬼門”とも呼ばれている2次面接が控えています！
2次面接が本当の勝負所となってくるんだね！
2次面接からはオンラインではなく、直接対面で30分の面接となっています！
自分が2次面接を受けた際、対話ベースというよりは厳かな雰囲気での面接だった記憶があります。
面接の内容としては、志望理由やキャリアプランが中心のものとなっていました。
2次面接で聞かれた内容について
- 大学でどのような分野に力を入れているのか
- 生命保険業界を志望した理由
- なぜ第一生命を志望しているのか（他の日本生命や明治安田生命との違い）
- 第一生命でどのような業務を行っていきたいのか（リテール部門やホールセール部門など）
- 逆質問（1問ないしは2問ほど）
志望動機やキャリアプランについて、一次面接より深掘って来る感じなんだね！
楽子ちゃんが話したように、「どうして第一生命で働きたい」のかを具体的に聞いてくる面接となっているね！
2次面接では、就活生の第一生命に対する志望度の高さを「他の生命保険会社と比べて、第一生命で働きたい理由」と「第一生命でどのような業務に携わりたい」のかの2つの点で聞かれます。
これらの質問に回答するためには、十分な業務理解と企業理解が必要なので、しっかり準備しましょう！
最終面接
最終面接は、20分程の対面での面接となっています。
私が面接を受けた際は、1対1での面接で、和やかな会話形式のものとなっていました。
基本的に、1次面接や2次面接で聞かれた内容とほとんど同じ内容を聞かれました。
またその場で内定の案内が来たということもあり、最終面接はほとんど確認のための面接だと感じました。
しかし、必ずしも確認のための面接という訳ではないので、一次面接や2次面接と同様に対策をしっかりと行なってください！
最終面接で落ちると本当に悔しいから、しっかりと対策をして悔いのないようにしよう！
【内定者が語る】第一生命の選考を突破するコツとは？
ここまで第一生命のフローを見てきたけど、選考を突破するためのコツはあったりするの？
第一生命の選考フローで一番大切になってくるのが、”Career 3rd”と呼ばれる社員面談と2次面接となっています。
そこで、「第一生命で働きたい理由」をアピールすることで志望度の高さを示すことが内定獲得のために必要となってきます。
そのためにも、以下の2つのことを押さえておきましょう！
生命保険がどのような業界なのかを理解しておこう
生命保険業界がどのような業界であるかを理解することは本当に大切です。
楽子ちゃん、生命保険会社がどのような業務を行っているか知ってたりする？
うーんとね、生命保険を開発したり、運用したりする会社かなぁ？
確かに生命保険会社の業務に、楽子ちゃんの言うような業務はあるよ！
でも、生命保険会社の業務はそれだけじゃないんだ！
下の図をみると分かるように、生命保険会社の業務は多岐にわたっているんだ。
また、図に書いた業務だけが生命保険会社の業務だけではありません。
ネットやインターンシップ、企業説明会を通して、生命保険会社の業界理解を知っておく必要があります。
自分が就活生だった時、生命保険業界を深めるために以下の本を利用していました。
引用元：アマゾン
生命保険業界だけじゃなく、金融業界全般を学べるからおススメだよ！
4大生保（第一生命・日本生命・明治安田生命・住友生命）との違いを理解しておこう
楽子ちゃんは”4大生保”がどの企業を指しているか知っているかな？
第一生命、日本生命、明治安田生命、住友生命の4社でしょ？
よく知ってるね！しっかり業界分析をしているんだね！
第一生命の面接では、他の生命保険会社との比較がよく聞かれます。同じ生命保険会社でも、4つの企業の性格は大きく異なっています。
インターンシップや社員座談会を通して、それぞれの生命保険会社の特徴を理解しておき、「第一生命で働きたい理由」や「自分が第一生命にマッチしている理由」を探しておきましょう！」
第一生命の特徴ってどんな感じなの？
第一生命の特徴は、基本的に以下のものとなっているよ！
第一生命の特徴はこんな感じかな
- 日本の生命保険会社では珍しく、株式会社化していること
- 「挑戦するマインド」を社員が持っていること
- 海外進出を積極的に行っている点（2000年代にベトナムに進出して以来、9ヶ国程海外に進出している）
- デジタル技術を積極的に導入している点（”デジホ”などのサービスの展開）
これらが第一生命の特徴かな？
第一生命のインターンシップや社員座談会、Career 3rdを通して、その他の生命保険会社との違いを理解しておいてください。
まとめ
今回は、第一生命の選考フローについて紹介しました！
大手企業で生命保険会社の中でもトップということもあり、多くの学生から人気を誇っています！
- どうして生命保険会社を選んだのか？
- どうして第一生命なのか？
- 第一生命でどのような業務に携わりたいのか？
これらをインターンシップや社員座談会、Career 3rdで聞いておくことが、内定が出るカギとなっています！
しっかり対策して、内定を勝ち取りましょう！
