期限ギリギリのエントリーシートは不利?早く提出するコツも解説

エントリーシート(ES)

こんにちは、26卒ライターのtomokaです。

就活をしていてスケジュールに余裕が無いとき、エントリーシートの提出が期限ギリギリになってしまうこともあると思います。

期限ギリギリのエントリーシートは読んでもらえないってホント?

期限ギリギリだと選考に不利になるのかな…

と不安を抱える人も多いと思います。

今回の記事では、

  • 期限ギリギリのエントリーシートは選考に不利になるのか
  • 期限がギリギリになってしまったときの対処法
  • 早めにエントリーシートを提出する方法

を解説します!ぜひ最後まで読んでください!

期限ギリギリのエントリーシートは読まれないってホント?

期限内に提出されたエントリーシートは基本的に読んでもらえます。

そのため、期限ギリギリになってしまっても、諦めずに期限内に提出できるようにしましょう。

しかし、エントリーシートの提出が遅いと不利になってしまう可能性もあります。余裕をもって早めの提出を心がけましょう。

期限ギリギリのエントリーシートのデメリット5選

期限ギリギリに出したら選考不利になるって噂を聞いたんだけど、本当なの?

ここでは、期限ギリギリにエントリーシートを提出するデメリットを紹介します!

デメリット①選考の順番が後になる可能性がある

企業によって一次締め切りや二次締め切りが設定されている場合もあります。このとき、一次締め切りでエントリーした就活生にのみイベントに案内されるなどの優遇があるケースがあります。

優遇のチャンスを逃してしまうことがエントリーシートを遅く提出するデメリットだといえます。

デメリット②合否を迷った際に不利になる

同じくらい質の良いエントリーシートと比較して、どちらかを不合格にしなければならない場合、締め切り間際に提出されたエントリーシートの方が不利になってしまう可能性があります。

早くエントリーシートを提出した就活生は、準備や仕事に対する積極性をアピールできていると捉えられやすい一方で、ギリギリに提出した就活生は、そういったポジティブな印象を与えることはできません。

そのため、期限ギリギリのエントリーシートは合否の判断を迷った際に不利になりやすいです。

デメリット③流し読みされてしまうことも

期限ギリギリに提出されたエントリーシートは、採用担当者に流し読みされてしまいやすいです。

期限内に提出されたものであれば読んでもらえますが、期限間際には大量のエントリーシートが提出されるため、1つ1つ時間をかけて読む余裕がなくなってしまいます。その結果、自身の強みが上手く伝わらなかったり、アピールポイントを見落とされてしまう可能性が高くなります。

早めに提出されたエントリーシートの方が、期限ギリギリのものよりも時間をかけて丁寧に読んでもらえる可能性が高いため、期限ギリギリの提出は損をしやすいと言えます。

デメリット④通信トラブルが起こりやすい

期限ギリギリにエントリーシートを提出しようとすると、通信トラブルが起こりやすく、期限に間に合わなくなってしまうリスクが高いです。

これは、締め切り直前にアクセスが集中することで、サーバーに負荷がかかりやすくなるためです。

締め切り5分前に提出しようとしたらサイトにアクセスできなくて、

読み込みを繰り返しているうちに時間切れになっちゃった…

期限ギリギリに提出しようとすると、こういったことも起こりやすくなってしまいます。

せっかく作成したエントリーシートはしっかり提出できるように、早めに提出できるように心がけましょう!

デメリット⑤WEBテストや他の提出課題が間に合わない可能性も

エントリーの際にエントリーシート以外にも提出課題やWEBテストの受検が必要な場合、エントリーシートの提出に通常よりも余裕をもつことが必要です。

もしエントリーシートの提出が間に合っても、他に提出するものが間に合っていなければ、エントリーしていないとみなされてしまいます。

エントリーシートを提出してからWEBテストの案内がされる企業もあるため、エントリーシートと他の提出物の締め切りの両方を確認しましょう。

エントリーシートを早く提出するメリット

優遇される可能性がある

早期にエントリーシートを提出すると、好印象を持たれやすく、場合によっては選考に有利になることもあります!

優秀な人材を早い段階で確保したい企業にとって、早めに準備に取り組める就活生はとても魅力的です。

また、何度か募集がある企業では早い段階でエントリーした就活生にのみ案内されるイベントなどが存在することもあるため、エントリーシートを早く提出すると選考に有利になる可能性が高いです!

熱意のアピールにつながる

早めにエントリーシートを提出すると、企業に対する強い熱意志望度の高さをアピールすることができます。

採用担当者
採用担当者

エントリーシートの提出が早い!志望度が高くて主体的に行動できていて良いなあ

このように好印象を与えることができます。

エントリーシートが期限ギリギリになってしまったときの対処法

エントリーシートの期限がギリギリになっちゃった!大丈夫かな…?

就活はハードスケジュールな時期が多いため、色々な事情でエントリーシートの提出が期限ギリギリになってしまうことがあると思います。

そういった場合の対処法を紹介します!

期限がギリギリになってしまった人は是非参考にしてください。

速達で郵送する

紙での提出を求められた場合は、速達で郵送すると早く書類を届けることができます。

速達は優先的に配達してもらえるため、通常の郵便よりも締め切りに間に合う可能性が高いです。

ただし、速達を利用する際は以下の点に注意しましょう。

速達で郵送する際の注意点

  • 速達料金がかかる
    速達料金は通常郵便よりも高くなってしまうことに注意しましょう
  • 締め切りが休日の場合は要注意
    締め切りが休日の場合、配達されない可能性があるため、事前に配達日を確認しましょう
  • 絶対に間に合うという保証はない
    速達を利用しても絶対に間に合うという保証はないため、できる限り早めの提出を心がけましょう

速達での郵送は、期限ギリギリになってしまった場合の最後の手段として有効ですが、普段から計画的に準備をし、早めに提出することを意識することが大切です!

企業にメールで伝えておく

エントリーシートの提出が期限ギリギリになってしまった場合は、企業の採用担当者にメールで状況を伝えておくことも対処法の1つです。

遅延の理由を説明し、提出の意思を示すことで、企業側の理解が得られる可能性があります。

突発的な事情で提出が遅れる場合、事前に連絡することで、企業側も応募状況を把握しやすくなり、場合によっては提出期限の延長などの対応をしてくれる可能性もあります。

企業にメールする際の注意点

  • 内容が一目で分かるような件名にする
    「エントリーシート提出に関するお詫びと連絡」
    など、分かりやすい件名を設定しましょう
  • 本文では簡潔な説明とお詫びを書く
    本文では、遅延の理由を簡潔に説明し、お詫びの言葉を添えましょう
    また、提出可能な具体的な日時を明記し、企業側の判断を仰ぐ姿勢を示しましょう

この方法は、あくまでも緊急時の対処法なので、高頻度で使用するのはやめましょう。

企業によっては、こうした対応を認めない場合もあるため、原則として締め切りを厳守することが重要です。

エントリーシートを早く提出するコツ

いつも期限ギリギリになっちゃう…

どうすればエントリーシートを早く提出できるんだろう…

こうした悩みを抱えている人も多いと思います。

エントリーシートを早く提出する方法を身につけて、就活を円滑に進めましょう!

頻出質問はあらかじめ対策しておく

エントリーシートで頻出の質問をあらかじめ把握して対策しておけば、エントリーシートを作成する時間を大幅に短縮することができるため、オススメです!

「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「志望動機」「自己PR」などは、ほぼ全ての企業のエントリーシートに含まれる定番の質問です。これらの回答を事前に用意しておくことで、各企業のエントリーシートに合わせて迅速に調整することが可能になります。

ESの頻出質問について気になる人はこの記事がオススメです!

業界ごとに提出時期を把握する

業界ごとの提出時期を把握しておくことで、計画的に準備が可能になり、余裕をもってエントリーシートを提出することができます。

業界によって採用活動のスケジュールが異なることがあるため、業界ごとの特性を理解すると、効率的に就活を進めることができます。

ここでは、エントリーシートの提出時期が早い業界を紹介します

エントリーシートの提出時期が早い業界

  • 外資系企業(大学3年7月~12月)
  • ベンチャー企業(大学3年7月~12月)
  • 日系企業の早期選考(大学3年11月~2月)
  • マスコミ業界(大学3年11月~12月)
  • 広告業界(大学3年12月~3月)
  • IT業界(大学3年12月~3月)

ただし、業界全体の傾向を把握しつつも、企業ごとに個別で採用スケジュールをチェックすることも必要です。同じ業界でも企業によって異なる場合があるため、注意しましょう。

エントリーシート提出前のチェックポイント

エントリーシートを提出する前に、チェックしたいポイントをまとめておきます。

提出する前の最終チェックに活用してください!

「消印有効」か「必着」か

紙での提出の場合、提出期限が「消印有効」なのか「必着」なのか確認することが大切です。

「消印有効」と「必着」の違い

  • 「消印有効」
    締め切り日までに郵便局で消印が押されていれば大丈夫です。
  • 「必着」
    締め切り日までに企業に書類が到着している必要があります。

「必着」の場合は、日数に余裕をもって投函しましょう。

少なくとも締め切りの2~3日前には投函することをおすすめします。

誤字脱字が無いか

誤字脱字の多いエントリーシートは、マイナスな印象に繋がってしまいます。

丁寧に何度も読み返して誤字脱字が無いかどうか確認しましょう。

必要な書類が揃っているか

書類に不備が無いかどうかをしっかり確認しましょう。

募集要項や採用情報をよく読んで、提出すべき書類がすべて揃っているか確認しましょう。

特に忘れやすいのが、証明写真成績証明書資格証明書などです。

証明写真について解説している記事はこちら

文字数などのルールが守れているか

エントリーシートの設問には文字数制限が設定されていることが多いです。

この文字数制限を守れていないと、理解力不足やルールを守る意識の不足だと捉えられてしまい、マイナスな印象につながります。

文字数制限を大幅に超えてしまっているエントリーシートは、そのまま読まれずに不合格になってしまう可能性もあるため、制限内に収めるようにしましょう!

wordやgoogleドキュメントなどの文字数を管理できるソフトを活用するのもオススメです。

エントリーシートの文字数に関する記事はこちら

内容のコピーを残しておく

提出する内容をコピーして手元に残しておきましょう。

書類選考の後の選考プロセスでの準備や、自己分析に役立ち、その後の就活にも活用できます!

内容のコピーを残すメリット

  • 面接準備に活用できる
    エントリーシートの内容が面接でも質問されることがあります。
    提出した内容を覚えておくことで、一貫性のある回答ができます。
  • 自己分析が進む
    複数の企業にエントリーシートを提出する中で、自己PRや志望動機の表現を比較・改善することができます。

まとめ

この記事のまとめ

  • エントリーシートを期限ギリギリに提出するメリットは無い
  • エントリーシートを早めに提出するとメリットがある
  • 期限がギリギリになった際の対処法はあるが、確実に間に合う保証は無い
  • エントリーシートを早く提出するには事前対策や準備が重要

早めの行動を心がけて就活に取り組み、自信をもって就活を進めましょう!