こんにちは!26卒のririです!
あなたは
就活の有利になる資格をとりたいけど、何をとればよいのだろう?
そもそも資格って就活に必要なのかな?
と疑問に思っていませんか?
私も、就活のために資格をとりたいなと思っていた時期があって、いろいろ調べていました。結局諦めましたが(笑)
この記事を読むと
- 就活に資格は必要なのか
- 就活に有利な資格とその特徴
- 就活で資格をアピールする際の注意点
がわかります!
あなたも、就活で有利な資格を理解して、上手にアピールしていきましょう!
就活に資格は必須ではない!
就活に必須の資格はありません。
私が就活をしていた時は、資格は「普通自動車第一種運転免許」のみで挑みました。
ですが、「資格は他にないの?」と聞かれたことはありません。
例外として、入社までに資格取得を求める企業もあります。
例えば、建築系の企業では宅建の取得が必須な企業が多いです。
しかし、これらのほとんどは「入社までに必要」であって、内定獲得後に資格を取得します。
就活で資格をアピールできれば、大きな武器になる可能性もある
ただ、資格を持っていると就活において大きな武器になることもあります。
たとえば、面接で最後の2人まで選ばれ、両者とも面接の評価が同じだった場合、最終的には資格という武器がある人が選ばれる可能性が高いです。
つまり、資格は採用担当者にとっては1つの判断材料になるということです。
また、資格は自分が専門的な能力や知識を持っていることを証明できる物です。
その資格を生かせる企業や職種を志望している場合、プラスに評価されるでしょう。
プラスアルファというイメージだね!
【企業が求める】就活に有利な資格ランキング!11選
①TOEIC(800点以上)
TOEICは英語によるコミュニケーションとビジネス能力を測るための試験です。TOEICの中でも最もメジャーな「TOEIC Listening & Reading Test」がおすすめです。年内に10〜13回ほど実施しているので試験勉強のスケジュールを立てやすいです。
就活においてTOEICは英語力を測る有力な指標とされています。TOEICで高い点数を取ることで自分の英語力の高さだけでなく、目標に向かって計画的に努力する力もアピールできます。
TOEICの日程について詳しく知りたい人はこちらをチェック!
②簿記(3級以上)
簿記は経営管理に役立つ知識として、企業から多く求められています。日商簿記は、簿記検定の中でも最もよく知られたものです。検定には5種類ありますが、3級から受けることをおすすめします。
企業で行われるビジネス取引に関して、規則に基づいて帳簿に記録し、会社の経営成績や財政が確認できる決算書を作る能力を証明するのがこの資格です。簿記の勉強で得たスキルはどの業界・企業でも生かすことができます。
③MOS
MOSは、マイクロソフト社が開発したWord、Excel、PowerPointなどの皆さんもよく使うソフトの操作スキルを証明する資格です。Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5種類のテストがあり、WordとExcelには一般レベルと上級レベルがあります。
今やどんな職種においても業務の効率化パソコンスキルを持つことを求められます。MOSの資格を持っていることで基礎的なパソコン知識が身についていることを証明できます。
④普通自動車運転免許
自動車を運転するための免許で、日本で最も一般的な運転免許です。すでに取得している方も多いのではないでしょうか?筆記試験と実技試験からなる運転免許試験に合格すると取得できる資格です。特に営業職に就く場合は必須となる企業も多いです。
実際に免許を持たずに就職している人は数多く存在しますが、免許を持っていることで選べる仕事の選択肢も広がります。
営業職で車を使う人は、必須な資格になるね!
⑤ITパスポート試験
ITパスポート試験は、テクノロジーの基礎的な知識の他、経営戦略やマネジメントといった幅広い知識を証明できる資格です。
ITに関することだけでなく、経営戦略や法務、プロジェクトマネジメントなど、広い範囲の問題が出されます。
IT系志望の学生だけでなく、経営やマーケティングに興味のある学生などにおすすめです。
⑥FP(ファイナンシャルプランナー)
個人の資産運用や家計管理、税金、保険など、金融に関する知識と技術を認定する資格です。3級から1級までのレベルがあり、3級は受験資格に制限がないので、まずは3級の取得を目標に勉強を始めましょう。試験には学科試験と実技試験があります。
この資格を持っていると金融や保険、証券などの業界で活かしやすいです。また就活だけでなく、今後の人生においても役に立つのでおすすめです。
⑦宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建)は、不動産取引における専門家を指す国家資格です。
不動産、建設、金融といった業種では不動産の取引が多く、宅建の資格を取得すれば不動産取引に関する説明や契約書作成ができるので有利に働きます。また行政と社会との規律を定めた法律も学ぶため、法律知識を習得できます。
⑧日経TEST
日経TESTは日本経済新聞社と日本経済研究センターが主催している資格試験です。この試験では時事問題に関する知識が問われ、ビジネスパーソンが経済に関する知識を応用して、問題解決できるかの能力を見ています。
ビジネスに応用する力も問われるので、経営者やリーダーを目指す人におすすめです。資格の勉強を通じてあらゆる経済知識が自然と身につき、就活の面接時に聞かれる時事問題対策にも役に立ちます。
⑨秘書検定
秘書検定では、一般常識やビジネスマナーといった社会人として求められる知識があることを証明できます。試験は3級、2級、準1級、1級の4つの級にわかれています。
日常的に使えるマナーを習得できるので秘書や接客業を志望しない人でも役に立つ資格です。社会人としてマナーを身につけていることを示せるだけでなく、面接で求められるビジネスマナーについても事前に学べておすすめです。
⑩ビジネス法務検定
ビジネス実務法務検定では、法務、営業、販売、総務、人事などあらゆる職種で必要とされる法律知識が習得できます。
ビジネスパーソンとして最低限の法律知識を持っていることがアピールできます。また、企業によっては昇進・昇給の条件になることもあります。
企業は従業員一人ひとりのコンプライアンス意識を高める教育をする必要がありますが、本人の意識にゆだねる部分はどうしても大きくなります。ですから、それらを自ら学んでいることを証明する検定としてビジネス法務検定を取得していると、企業が採用したいと思うもうことも多くなります。
【文系必見!】おすすめの資格を紹介
中小企業診断士
中小企業診断士は国内唯一の経営コンサルタントの国家資格です。中小企業の経営上の課題に対応するための専門家として、中小企業の経営に関する専門知識と実務経験を基に、解決策を提案できるようになるための資格です。
コンサル業や営業職などをはじめとしてあらゆる業種で活かせ生かせます。難関の国家資格であるため、取得には時間や労力を多く必要としますが、できればかなり有利になります。
司法試験
司法試験は、裁判官、検察官、または弁護士になるための国家試験であり、法科大学院課程の修了者や司法試験予備試験の合格者を対象に行われる試験です。他の資格に比べて非常に難易度が高く、膨大な時間を要する資格ですが、上記の職業を目指している人は取得すると働き口に困ることがなく便利です。
3大国家資格の1つだね!
行政書士
行政書士は、官公庁に申請する会計記帳、決算、財務諸表の作成など会計業務に携わることができる資格です。
もちろん取得するには膨大な時間と労力を要しますが、他の法律系の資格に比べて取得しやすく、また、独立・独立開業を目指すことができます。
司法書士
司法書士とは、登記業務や供託業務を独占業務とする法律系の国家資格です。不動産や会社の登記、裁判所などへ提出する書類の作成などを行うことができる資格です。
この資格を保持していれば、司法書士事務所・法人への就職に有利になります。
公認会計士
公認会計士は、企業などの公正な経済活動・社会の健全な発展に重要な役割を担う専門家であることを示す資格です。文系が取得できる資格の中でも最高峰の難易度ともいえるでしょう。
企業の経営に携わることだけでなく、グローバルに活躍することもでき、経営者の右腕として働くこともあります。
主な就職先としては、監査を主として、他にも一般事業会社、コンサルティング会社、税理士法人、独立して開業をする人などさまざまです。
【理系必見!】おすすめの資格を紹介
基本技術情報者試験
この試験はエンジニアやプログラマーといった開発職を対象にした国家資格で、ITパスポートに比べて専門的なシステム開発に関する知識が問われます。エンジニアを目指すなら第一に取得したほうがいい資格です。
応用技術情報者試験
この試験はIT人材に必要な応用的な技術だけでなく、情報活用技術を用いた戦略立案の際に情報分析を正確にできる能力も求めています。基本情報技術者試験の上位に当たる資格なので難易度が高い分、就活で有利に働くでしょう。
就活でここまで取ってる人は中々聞かない!持っていたら大きな差別化になるね!
危険物取扱者乙種4種
危険物取扱者乙種4種はガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類等の引火性液体を取り扱うための資格です。 危険物の中でも身近な石油類を主に扱うため、最初の危険物取扱者の資格として取得を目指すと良いでしょう。
【業界別!】おすすめの資格を紹介!
IT業界
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
ITパスポート試験は前述の通りです。
基本情報技術者試験はエンジニアやプログラマーなどの開発職を対象にした国家資格です。エンジニアを目指すなら第一に取得しましょう。
応用情報技術者試験はIT人材に必要な応用的な技術だけでなく、情報分析を正確にできる能力も所持していることを示す資格です。難易度が高い分、就活でも重宝されるでしょう。
メーカー
- 危険物取扱者
- 衛生管理者
- 品質管理検定
危険物取扱者は、危険物を取り扱ったり、その取り扱いに立ち会うために必要となる資格です。前述のように危険物取扱者乙種4種から取得を目指すと良いでしょう。薬品や化学品を扱う企業で重宝されるでしょう。
衛生管理者とは、就労中の労働災害や、労働者の健康障がいを防止するスキルを示す資格です。
50人以上の労働者がいる企業では、その事業場専属の衛生管理者を選任しなければならないという決まりがあるため、重宝されやすく、就職に有利な資格といえるでしょう。
品質管理検定は「QC検定」とも呼ばれる品質管理に関する検定です。
品質について、品質管理の手法や考え方、品質管理の実践、改善能力などの知識を証明するための資格ですので、所持していると重宝されます。就活でアピールするなら2級以上を所持していると良いでしょう。
商社
- 英検
- TOEFL
- 通関士
英検は、日本で最もよく知られている英語の資格試験の一つで、英語の「読む」「聴く」「書く」「話す」の4技能を証明する検定です。
履歴書の資格欄に記載する際は、2級以上を所持している場合にしましょう。商社を受ける学生は英語が得意な人が多い傾向にあるため、武器とするには準一級、あるいは一級を取得していると良いでしょう。
TOEFLは、英語を母国語としない国の人たちを対象とした英語力を測るテストです。「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を総合的に測定します。TOEFLは、海外留学に行く際に取得する印象があるのではないでしょうか?ですが、英語を使う機会が多いため、アピールしやすい資格といえます。ibtは80点以上あればアピールポイントとなるため、履歴書に記載してみましょう。
通関士は、「通関書類の審査」「通関書類への記名・捺印」という独占業務を持つ資格です。業務は税関を通るために必要な業務を代行することです。
通関士を持っている学生は少ないため、企業の目を惹くことができます。しかし、通関士は英語力を証明する資格ではないため、TOEICや英検、TOEFLの補助的な役割で考えておきましょう。
不動産
- 宅地建物取引士
- 賃貸不動産経営管理士
宅地建物取引士は前述の通りです。
賃貸不動産経営管理士は適切な不動産管理ができることを示す国家資格です。宅建に比べると実用的な業務を多く扱います。近年賃貸仲介会社、不動産投資会社なども取得を推奨している資格なので所持していると有利に働くでしょう。
金融
- 簿記
- FP
- 中小企業診断士
すべて前述の通りです。会社の財務情報が記された財務諸表を作成・理解する能力や金融についての広い知識。企業運営に関する知識や深い理解は金融業界においてはどの部署でも役に立つのでこれらを取得しておくといいでしょう。
エントリーシートで上手に資格をアピールする方法
資格取得の目的を明確にする
「どうしてその資格を取ろうと思ったのか」のきっかけや、目的を明確に伝えましょう。
資格取得の目的の伝え方例
●●が好きで、もっと知りたいと思ったから。
●●ができなくて、悔しかったから。
●●がわかれば、社会人になったとき、●●できるのではと思ったから。
このように、あなた自身が「どう思って、目指すことにしたのか」を伝えるのがポイントです。これにより、あなたが何をモチベーションに頑張れる人なのか、というアピールにつながります。
取得までの過程をアピールする
資格取得のための勉強量をアピールしましょう。取得までの勉強時間・期間・スケジュールなどを具体的な数字で伝えると、より努力が伝わりやすいです。
また、効果的・効率的に勉強するために工夫した点もアピールしましょう。そうすることで、計画力や論理的に考える力、目標達成力など社会人生活で必要な力を持っていることをアピールすることができます。
資格を取れた、取れなかったに限らずすべてを経験に変えていこう!
資格を今後どのように活かすのかアピールする
その資格を、入社後にどのように活かしていきたいかを伝えましょう。
- 企業の財務状況を深く調べ、クライアントのニーズを満たせる提案をしていきたい
- マナーの知識を活かして、丁寧で心地よい接客をしていきたい。
- 語学力を活かして、海外企業にも積極的に提案を行っていきたい。
など、その資格を持つことでできることとその企業の特性について考えアピールすると良いでしょう。
エントリーシートに資格を書くときの注意点
レベルの低すぎる資格は書かないほうがよい
ある一定の水準以下の資格は書かないことが無難です。
たとえば、英検3級を記載したとしたら、「この学生は中学生以降は英語の勉強をしていないのだな」といった印象につながりかねません。
資格の有効期限に気を付ける
有効期限が切れた時点で資格として扱われなくなってしまうため、有効期限の切れた資格は記載しないようにしましょう。
資格によって有効期限は変わるため、よく調べるようにしましょう。
取得予定や勉強の資格についても記載できる
もし、書く資格がないという学生は、取得予定や勉強中の資格についても記載できることに注意しましょう。その場合、「勉強中」「取得予定」と記載しましょう。記入する場所は、資格欄の最下部で、年月は空欄のままで構いません。
「取得予定」と「勉強中」の違い
受験済みで合否の結果待ち→取得予定
未受験・受験前→勉強中
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、
- 資格の必要性
- おすすめの資格
- 資格をアピールする方法
- 資格を書く際の注意点
について見ていきました。
上記の資格を取れば、就職活動でプラスアルファの評価をもらえることがあります!
しかし、エントリーシートやWebテストの勉強、面接対策のほうが優先順位は高いです。
優先順位を間違えないように、資格取得について考えてみてください!