例文付き!就活状況の答え方を徹底解説!

自己分析

こんにちは!26卒のririです!

あなたは面接で他社の選考状況を聞かれて困ったことはありませんか?

楽子ちゃん
楽子ちゃん

どこまで正直に答えればよいのだろう

楽子ちゃん
楽子ちゃん

業界・職種がばらばらで答えにくい

楽子ちゃん
楽子ちゃん

答えるときの注意点を知りたい!

そんなあなたのために、この記事では、

  • 他社の選考を聞いてくる理由
  • 状況別の答え方
  • 答えるときの例文・注意点

についてお伝えします!

私も、就活状況を実際に聞かれて頭が真っ白になりました。

ですが、聞かれることをしっかり対策すれば、志望度をあげることができます!

ぜひ最後までお読みください!

なぜ他社の選考状況を聞かれるのか

楽子ちゃん
楽子ちゃん

他社の選考状況を聞かれるとなぜか焦ってしまう…

先輩方
先輩方

企業がなぜそれを聞くのかを知れば大丈夫!

なぜ聞くのか、3つの理由を紹介するね。

自社への志望度の高さを知るため

企業の面接官が特に気になるのは内定したら本当に入社するのかどうかということです。ですから、就活生に選考状況を聞いて自社への志望度の高さを図っています

先輩方
先輩方

企業で目標の内定者集が決まっていて、それを満たすために採用をしているよ。

だから、自社への志望度が高い学生を見つけ出したいんだって。

今後のスケジュール確認のため

最終的に内定が出るタイミングは企業によって違うので、企業は学生の選考スケジュールを把握できませんよね。

選考状況に関する質問をすると、学生のスケジュールを確認することができ、内定承諾を出してもらえる時期を確認できます。内定承諾の期間までに他社に優秀な人材を取られないようにするためにも、状況把握は欠かせないそうです。

就活の軸を知るため

志望業界などの学生の就活の軸を知るという意図もあります

特に、学生の就活軸に一貫性があるかが主に注目されています。

楽子ちゃん
楽子ちゃん

たしかに、アパレル業界の採用面接で他社の状況を聞いたときに飲食業界の選考を受けていると答えられると一貫性がないと思ってしまうよね

一貫性を持って就活をしているのか知りたいため

学生が「一貫性」を盛って就活をしているのかも企業が知りたいポイントです。

先輩方
先輩方

企業選びに一貫性がないと本当にこの会社や業界で働きたいのかなと思ってしまいます

このような印象を持たれてしまった場合、志望度や本気度が低いと思われてしまいます。

具体的な企業名を伝える際にも、同じ業界の会社を伝えましょう。

先輩方
先輩方

今受けている企業を全部いう必要はなくて、1社で十分だよ!

他社の動向を知りたいため

能力が高く、就活にも熱心な就活生を他社に取られないように就活状況を聞くケースもあるようです。

競合他社に後れをとって欲しい人材が他社からの内定をもらってしまうことは企業としても避けたいです。

そのため、このような質問をする企業もあるんですね。

他社からどのような評価を得ているのか知りたいため

その就活生が、他社からはどのように評価されている人材なのか知りたいという意図もあるようです。

面接官もいつも自分の判断に完全な自信を持てるわけではありません。

楽子ちゃん
楽子ちゃん

他社の選考を通過している就活生は、他の人から見ても「能力が一定基準に達している」と判断されたということなので、自分の判断にも自身が持てるね!

面接で他社の選考状況を聞かれた時の回答ポイント

先輩方
先輩方

楽子ちゃんは、他社の選考状況を聞かれたことはあるかな??

楽子ちゃん
楽子ちゃん

私は、聞かれて、どうやって言おうか困った経験があるよ!そのときは、受けてる会社全部言った!

受けている企業のジャンル・数・選考段階を答える

まずは、業界や職種などの選考を受けている企業のジャンル、書類選考・一次面接などの選考段階を答えます。

御社のほかにアパレル企業2社を受けており、A社は一次面接、1社は二次面接前です。

などのように明確に答えるようにしましょう。

就活の軸が伝わる内容にする

企業選びの軸を知りたいという理由で他社の就活状況を聞く企業もあります。同じ業界、同じ職種、似たような立ち位置や社風などを持った企業名を挙げると、面接官にもある程度伝わります。

就活において軸を伝えることは、しっかり考えて企業に応募しているという印象を与えることができるため、その企業への志望度が高いと判断されやすいです。

就活の軸は人によって異なります。自分なりに分析をして自分の就活の軸を定め、それを明確に伝えられるようにしましょう。

嘘をつかない

基本的に、ネガティブな印象を与えること以外は選考状況をありのまま嘘をつかずに伝えましょう。

嘘を言っても後でつじつまが合わなくなってしまい、ばれる可能性が高いです。信頼も失ってしまい、メリットがほとんどないので、嘘はつかないようにしましょう。

貴社が第一志望であることを伝える

良い印象を与えるためにも、「貴社が第一志望」であることを具体的に伝えるようにしましょう。

仮に第一志望ではないとしても第一志望と答えることは、就活のマナー上は問題はありません。就社したいという情熱を全力で伝えましょう。

A社は内定をいただいており、今週B社の二次面接ととC社の最終面接を実施予定です。第一志望は貴社なので、A社の内定承諾はお待ちいただいています。

このように具体的に伝えるようにしましょう。

落ちた企業は伝える必要はない

落ちた企業がある場合でも企業名までは伝える必要がありません。

先輩方
先輩方

他の企業からの評価が低いと、何か問題がある学生なのでは?と考えてしまいます

不信感を持たれないためにも落ちた企業は伝えず、まだ選考が続いている企業名のみを伝えるようにしましょう。

楽子ちゃん
楽子ちゃん

余計なことは話さない!

【業界別9選】他社の選考状況を聞かれた際の回答例文一覧!

IT業界

現在、いくつかのIT企業で選考を受けており、複数の企業で面接を進めています。その中でも、御社の技術力や開発環境に非常に魅力を感じており、特に御社のプロジェクトで自分のスキルを活かし、成長できると感じています。私は御社を第一志望として考えており、この業界でのキャリアを御社で築きたいと強く思っています。

金融業界

現在、複数の金融機関で選考を受けており、いくつかの企業では最終面接に進んでいます。しかし、御社の企業理念や業界に対するアプローチに非常に共感しており、特に御社で働くことで得られる経験に強い魅力を感じています。御社でのキャリアを第一志望として考えております。

人材業界

現在、他の人材企業で選考を進めており、いくつかの企業で最終面接に進んでいます。ただ、御社の人材戦略やクライアントへのサービス提供に対する姿勢に非常に興味があり、特に御社でのキャリアに魅力を感じています。選考が進む中で、御社が最も自分に合った環境だと確信しています。

メーカー

現在、他のメーカー企業で選考を受けており、いくつかの面接を進めておりますが、御社の市場での強みや独自性に非常に魅力を感じており、特に御社で自分のスキルを活かし、成長したいと考えています。御社のプロジェクトに携わりながら、自分のキャリアを築きたいと強く思っています。

コンサル業界

現在、いくつかのコンサルティングファームで選考を受けており、面接が進行中です。しかし、御社のプロジェクトに対するアプローチや企業の成長戦略に非常に共感しており、特に御社で自分のスキルを活かし、成長できる機会が多いと感じています。御社を第一志望として考えており、ぜひ御社の一員として働きたいと強く思っています。

建築業界

現在、他の建設業界の企業でも選考を受けており、いくつかの面接が進んでいます。しかし、御社が取り組んでいる環境に配慮した建築プロジェクトや、先進的な技術を取り入れたデザインに非常に魅力を感じており、特に御社で自分のスキルを活かしながら成長したいと考えています。御社が第一志望です。

アパレル業界

現在、いくつかのアパレル企業で選考を受けていますが、御社が展開するブランドやコレクションに非常に興味を持っています。特に、御社のデザイン性や顧客とのつながりを大切にするアプローチに共感しており、御社の一員として働くことを強く希望しています。御社が第一志望です。

小売り業界

現在、いくつかの小売業の企業で選考を受けており、面接を進めている段階です。ただ、御社の業界での地位や、常に新しいチャレンジを追求する姿勢に非常に魅力を感じており、特に御社のビジョンや成長戦略に共感しています。御社で働くことを最優先に考えています。

マスコミ業界

現在、いくつかのマスコミ業界の企業で選考を受けており、いくつかの面接を進めています。しかし、御社の理念や方向性に共感しており、特に御社が掲げる社会的責任や報道の自由に対する姿勢に非常に魅力を感じています。私は御社でキャリアを築きたいと強く思っており、御社が第一志望です。

【状況別】他社の選考状況の答え方と例文

他社の選考状況の聞き方や応募者の選考状況は企業によって異なります。ここでは、さまざま状況別の答え方を紹介します。

ほかに受けている企業が複数ある場合

複数の企業を受けている場合の答え方については、正直かつ前向きに答えることが大切です。選考を受けている他社を強調しすぎることなく、御社への強い意欲と共感を伝えることが重要です。

「現在、複数の企業で選考を受けており、いくつかの企業では面接が進行中です。ただ、御社の提供するサービスや企業文化に非常に共感しており、特に御社のビジョンに強い魅力を感じています。私は御社を第一志望として考えており、選考が進む中で御社でのキャリアを最優先に考えています。」

他社の選考で落ちてしまった場合

この場合は、落ちた理由について過度に詳しく語らず、前向きで自分の成長に繋がる姿勢を見せることです。また、御社に対する熱意や、今後のキャリアに対する前向きな意欲を伝えることが重要です。

「他社の選考では、残念ながら不採用となったところもありますが、その結果を前向きに受け止めています。自分に足りない部分や改善すべき点が見えたので、今後のキャリアに活かしていきたいと考えています。御社の選考を受ける中で、ますます御社での仕事に対する意欲が強くなり、今後のキャリアで御社で自分の力を発揮できることを非常に楽しみにしています。」

選考を受けているのが1社のみ(他社の選考状況がない)の場合

この場合、選考を受けている1社が御社であることを強調して伝えるようにしましょう。

「他の企業の選考は受けていません。御社のプロジェクトやチームの一員として働くことを強く希望しており、御社が第一志望です。御社で自分の能力を活かし、成長できることを心から楽しみにしています。」

選考を受けている業界がバラバラ・異なる場合

この場合、面接官はあなたがなぜそのような業界を選んだのか、どうしてその企業に応募しているのかを知りたいと考えています。異なる業界を受けている場合でも、その中で共通の要素や、自分のスキル・キャリアに対する考え方をうまく繋げて説明することが重要です。

「私は現在、IT業界や教育業界など、異なる業界で選考を受けています。それぞれの業界で、自分が得意とするスキルや知識を活かせる部分があり、いずれの業界でも成長できる機会があると考えています。しかし、御社の掲げる理念に非常に強く共感しており、御社でのキャリアを最優先に考えています。」

楽子ちゃん
楽子ちゃん

納得感がある理由を答えることが大事だね!

すでに他社からの内定を持っている場合

正直に伝えつつ、現在受けている企業やポジションに対する熱意と、御社への興味をしっかり伝えることが重要です。また、他社からの内定があることを強調しすぎると、御社の選考に対する熱意が伝わりにくくなる可能性があるため、あくまで前向きに、御社を最優先に考えていることを表現しましょう。

「実は、他社から内定をいただいている状況です。しかし、御社での仕事に対する魅力が非常に大きく、御社の理念や業務内容に強い共感を抱いております。私としては、御社で自分の能力を発揮し、成長できることを最優先に考えています。そのため、他社の内定を頂いている状況でも、御社で働くことを最も強く望んでいます。」

他社の選考状況を答えるときによくある疑問点

「もし弊社が不採用だった場合どうするのですか?」と質問されたら?

この質問では、あなたの柔軟性や今後の行動計画を見ています。不採用になった場合でも前向きに次のステップを考えていることを伝えると良いでしょう。

「不採用の場合は、その経験を糧にして、次のチャレンジを見据えて行動します。御社が掲げる企業理念や仕事内容に非常に魅力を感じているので、もし残念ながら不採用となった場合でも、その後のキャリアに向けて自分を成長させるために努力し続けます。そして、引き続き御社のような企業で自分の力を発揮できる場を探していきます。」

「どうして同業他社は受けていないのですか?」と質問されたら?

なぜその企業が第一志望であるかを明確に伝え、御社の魅力を強調することが重要です。他の企業を受けていない理由を説明し、入社への強い意欲を表すようにしましょう。

「他社も含めて、業界全体には非常に魅力を感じていますが、御社は特に企業文化や取り組んでいるプロジェクトに強く共感しています。御社の事業に対する姿勢や、社員一人ひとりが大切にされる風土に非常に魅力を感じ、私自身もその一員として貢献できると信じています。ですので、御社を最優先に考えて応募いたしました。」

「 弊社が内定を出したら、内定を承諾しますか?」と質問されたら?

この質問は、応募者の意欲を確認するためのものです。誠実に、かつ前向きな気持ちで答えることが大切です。

「御社の選考を進めていく中で、ますます御社で働くことに対する意欲が高まっています。内定をいただけた場合、御社で働くことを非常に楽しみにしており、ぜひ承諾させていただきたいと考えています。御社のチームの一員として貢献し、成長していけることを心から望んでいます。」

まとめ 

いかがでしたか?

この記事では

  • 企業は、なぜ他社の選考理由を聞くのか
  • 面接で他社の選考状況を聞かれた時の回答ポイント
  • 業界別の他社の選考状況を聞かれた際の回答例文
  • 状況別の他社の選考状況の答え方と例文
  • 他社の選考状況を答えるときによくある疑問点

について紹介していきました。

他社の選考状況は答えづらい質問であり、ここで詰まってしまうことも多いかと思います。

他社の選考も受けていることは面接官も理解してくれているので、堂々と答えつつ、入社の熱意を伝えるようにしましょう。

楽子ちゃん
楽子ちゃん

一貫性をもって、堂々と答えることが大事だね!