就活ができない、怖いは甘え?
内定もらえなかったらどうしよう…
面接会場行くのが怖い…
就職活動に対する不安や恐れの感情は、人生で大事な局面において自然な反応なので、決して「甘え」ではありません。就職活動では、自己分析から業界研究、企業選び、面接対策など、これまでの学生生活では経験したことのない未知の課題が一度に来るので、不安を感じるのは当然です。
事実、大手就活情報会社の調査によると、就活生の80%以上が就職活動に対して何らかの不安を抱えているという結果が出ています。
この不安や恐れの感情は、むしろ就職活動に真摯に向き合おうとしている証でもあります。就活への不安は、自身のキャリアや将来を真剣に考えているからこそ生まれる感情であり、その不安があるからこそ、より良い準備や対策をするきっかけにもなります。
就活の不安は、「甘え」なんかじゃなく、自分は今頑張っているっていう証拠だよ!
就活ができない、怖いと思ってしまう8つの原因
就職活動に対する不安や恐れには、明確な原因があります。これらの原因を理解し対処することで、就活への不安を減らすことができます。ここでは、多くの就活生が経験する代表的な8つの原因について詳しく解説します。
何をしたらよいのかわからないから
就職活動の全体像が見えないことは、多くの就活生が最も不安を感じる要因です。就職活動は、エントリーシートの作成から企業研究、面接準備まで、やることがかなり多いので、全部をしっかり理解するのはなかなか難しいです。
「自己分析は何から始めればいいのか」「どの企業に応募すべきなのか」「いつからどのように準備を始めるべきなのか」など、行動に移れずに悩む学生が多いと思います。
自分に自信がないから
自己肯定感の低さが原因の不安は、上記の何をしたらよいかわからないからと同様に多くの就活生が持つ要因です。自分をアピールするところがなくて不安を感じる学生が多いと思います。
部活動やサークル、アルバイトなどの経験が少ない学生は、「僕、私何もしてない…」と考えがちです。
「成績そんなに良くない…」、「サークル入ってないボランティアとかしてないよ!」みたいに 自己PRの材料が見つからなくて、自信を失ってしまうケースが見られます。
自信がないからと言って、自分は、何もできないなどと落ち込む必要はありません!むしろ、 自分の持つ強みや可能性に気づいていないことが多いのです。これまでの経験を振り返ることで、意外な強みを発見できる可能性は十分にあります。今からでも、自分の経験を改めて別の視点で見直してみることで、自分の長所、得意なことを発見して、自信を取り戻すきっかけになります!
mbtiみたいなサイトで自己分析するのもおすすめ!
mbti就活に関する記事はこちら!
就活に失敗したくない!と思ってるから
完璧主義な学生ほど、かえって前に進めなくなってしまうものです。優秀な学生ほどよくある心理的な課題ですね。完璧主義は柔軟に就活を進めるのが難しく、考えるだけで実際に行動は移せないということになってしまいます。
エントリーシートを書く際に「より良い表現がないか」と考えすぎて残りの項目を焦って書いて提出したり、面接練習では本や先輩のアドバイスを参考にしすぎて、予想と違う質問がきて上手く答えられないケースがよくあります。この過度な慎重さは、貴重な就活の時間を消費してしまう結果となります。
すべてを完璧に行うことは就活でなくてもほぼ不可能なぐらい難しいです。失敗を恐れずに行動し、その経験から学びを得ることが、結果的に成功への近道となるのです。完璧を目指すのではなく、まずは行動することから始めることを意識しましょう。
それも頭ではわかってても怖いよ~(´;ω;`)
じゃあ自分の基準と他の就活生の基準を比べてみよう!「あっこれでいいんだ!」
って気づけて楽になるよ!
人前で話すのが苦手だから
面接やグループディスカッションに対する不安は、多くの就活生が直面する課題です。特にオンライン面接ができるようになった現代では、画面越しのコミュニケーションも不安に感じてしまいます。
この「人前で話すこと」への苦手意識は、練習と経験を重ねることで必ず改善が可能です。人によって差はあれど、ほとんどの人はこれに対する苦手意識はあります。学生時代に、委員長などの人前で話す機会があるものを経験したことがある就活生も最初は緊張と不安がありますが、数をこなすことで慣れてくるものです。なので不安に感じることはありません!
また、人前で話すスキルは、就職活動だけでなく、社会人になってからも必要となる重要なスキルであり、今この時期に克服に向けて取り組むことで今後役立つでしょう。
他の学生と比較されるのが怖いから
就職活動において、他の就活生との比較に不安を感じることは、多くの学生が経験する共通の心理です。周りの就活生の内定報告を目にすることで、まだ内定をもらってない状況から焦りはじめ、活動に支障をきたしてしまいます。
周りの友人が次々と内定を獲得していく中で、自分だけが取り残されているような感覚に陥ったり、就活仲間の自己PRの内容と自分のを比べて落ち込んだりする状況は珍しくありません。ですが就職活動は、他者との比較ではなく、今後のなりたい自分を決めてその目標に進むための行動です。一人ひとりのキャリアプランや適性は異なり、その違いこそが、むしろ強みとなり得るのです。
その人と同じ道を行くのではなく、異なる道を選ぶことが大事です。
自分は就職できないと思っているから
自分に合った企業に就職できなかったらどうしよう…
こう思う人も多いのではないでしょうか?
たとえば、「自分の学歴では良い企業に入れない」「アルバイト経験しかない自分では無理だ」などと思い込みから、志望企業のエントリーを諦めてしまうケースが見られます。自分が希望してた企業をあきらめて、自分に合わない企業やみんなが言うブラック企業に入るという結果になります。
ですが、就職は多種多様な業界や企業が存在します、求める人材像もその数だけ様々なので、自分に合った企業は必ず存在し、時間こそかかるかもしれませんがそれを見つけ出すことは就活生にとっても適当に入るより良い選択です。
内定をもらえないのが怖いから
内定もらえないんじゃないかという思いは、就活生の多くが抱えるごく自然です。
ですが「面接で緊張して失敗したらどうしよう」「不採用が続いたらどうしよう」といった不安から、思ったように事がうまくいなくて本当に内定がもらえないという結果になってしまうことになる可能性もあります。
内定を得ることは確かに重要な目標ですが、それは就活における唯一の価値ではありません。就活のプロセスを通じて得られる自己理解や社会理解、面接経験などは、かけがえのない財産となります。
周りの目を気にしてしまうから
周囲からの評価や期待に対する過度な意識は、就活を妨げる大きな心理的負担となっています。親や先生、友人からの期待に応えなければならないというプレッシャーは、一部の就活生にみられるものですが本来の自分の希望や適性を見失わせる原因となることがあります。
たとえば、「親が期待する大手企業に入らなければ」「友人と同じような業界に入りたい」という思いから、自分の価値観や適性を無視してしまいます。
就職活動は、あくまでも自分自身の人生の選択です。周囲の意見は参考程度に留め、最終的には自分の価値観や目標に基づいて入りたいと思う企業を決めましょう。
就活ができない、怖い時に有効な克服方法10選
原因は分かったけど、じゃあどうしたらいいの?
大丈夫!ここからは、具体的に実際に楽子ちゃんの先輩達がやってた方法を紹介するよ!
ここからは、説明した就活への不安を、解決する10個の方法を紹介していきます。具体的な例も一緒に解説するので参考にしてみてください!
①自己分析で自分を知る
自己分析は就職活動における不安を解消する最も効果的な手段です。自分自身の価値観や強み、好きなことを深く理解することで、自分がやりたいこと、行きたい業界や企業が明確になり、就活への自信を持つことができます。
例えば、学生時代の経験を時系列で整理し、当時、で得た学びや成長を具体的に言語化していく作業は、自分の強みを発見する有効な方法です。アルバイトでの接客経験、サークル活動でのリーダーシップ、学業での専門知識など、一見些細に思える経験でも、一度振り返ることで意外な強みが見つかることがあります。
②業界・企業研究を徹底する
業界と企業に関する深い理解は、就活における不安をかなりなくすことができます。企業の事業内容や市場での位置づけ、将来性などを詳しく調べることで、志望動機が明確になり、面接での質問にも的確に答えられるようになります。
志望する企業のホームページや決算資料、ニュース記事などを活用して、企業の強みや課題、将来の展望について理解を深めることは、そ、自分がその企業で働くイメージを具体化する助けとなります。また、OB・OG訪問や会社説明会に参加することで、より具体的な仕事内容や職場の雰囲気を知ることができます。
③身近な人に相談してアドバイスをもらう
就活における不安や悩みを一人で抱え込まず、身近な人に相談することも就活を成功させるためのカギになってきます。家族、友人、先輩、大学の教職員など、信頼できる人からのアドバイスは、新しい視点や具体的な解決策を見つける機会となります。
それぞれの人によってもらえる意見には傾向があることが多いです。就活を終えた先輩からは実践的なアドバイスを得ることができ、家族からは客観的な視点でのフィードバックを得ることができます。また、同じ立場の友人との情報交換は、自分だけが悩んでいるわけではないという安心感を得られる効果があります。
一人で抱え込むんでも、解決するのができないこともありますので、
周囲の支援を積極的に頼っていこう!
④グルディスや面接対策は実戦経験をとにかく積んでいく
就職活動における実践的な経験を重ねることは、不安を減らし当日緊張を和らげてくれます。グループディスカッションや面接は、経験を積むことで確実にスキルアップし、自信をつけることができる分野です。
大学のキャリアセンターや就活支援サービスが提供する模擬面接やグループディスカッション練習に積極的に参加することで、実践的なスキルを身につけることができます。最初は緊張して思うように話せなくても、回数を重ねることで着実に成長を実感できるはずです。
私も、最初は頭が真っ白になりましたが、面接練習を重ねるにつれて言葉がスラスラ言えるようになりました。
私も、最初は頭が真っ白になりましたが、
面接練習を重ねるにつれて言葉がスラスラ言えるようになりました。
⑤面接官を過度に怖がらない
面接官は決して就活生を落とすことを目的としているわけではなく、企業と就活生をどのようにうまくマッチングできるかというのを考えてくれていますこの認識を持つことで、面接に対する過度な不安や緊張を緩和してくれます。
面接官も一人の人間であり、かつては就活生だった経験を持つ人がほとんどです。面接の場では、企業の求める人材像と学生の志望動機や能力が合致するかを確認するために様々な質問をします。面接官は、学生の良い面を知ろ面知ろうとしてくれています。
評価する側と評価される側に分かれてしまうので、
どうしても緊張はしてしまうと思いますが怖がらなくて大丈夫だよ!!
⑥大学のキャリアセンターを利用する
大学のキャリアセンターは、就活生の専門的なサポートを提供してくれます。履歴書やエントリーシートの添削から、面接対策、企業情報の提供まで、全体的に支援を受けることができます。
より細かく解説すると、キャリアカウンセラーによる個別相談では、就活の進め方や業界選択、自己PRの方法など、具体的な悩みに対する専門的なアドバイスを得ることができます。また、OB・OG情報の提供や企業説明会の案内など、就活にとって有益なな情報を効率的に収集することも可能です。
⑦就活エージェントを利用する
就活エージェントの利用は、就活生の不安を軽減し、効率的な就活を実現する有効な手段です。就活における具体的な課題解決しつつ、しっかりメンタルケア心を両立させることができます。
多くの就活生の様々な相談を受けているエージェントのキャリアアドバイザーは、皆さんの相談に合わせて的確にサポートしてくれます。
例を挙げると、企業の採用動向や面接のポイントなど、実践的な情報を提供してくれて、個人の適性や希望に合わせた企業紹介や、選考対策のアドバイスなど、きめ細かなサポートを受けることができます。
就活エージェントはやめとけ?良いエージェントの選び方と活用方法を解説
⑧選考に落ちたらる相性が合わなかっただけと思う
選考での不採用を、自分の実力が足りなかったと思うのではなく、相性が合わなかったということもあります。不採用を自己否定や失敗として捉えるのではなく、次に希望している企業の就活に切り替えることがポイントです。
なぜなら仮に、同じ能力や経験を持つ人材でも、企業によって評価は大きく異なります。ある企業で不採用となった特性が、別の企業では強みとして評価されることは珍しくありません。不採用の経験を次の選考に活かすことで、より自分に合った企業を見つけることができます。
⑨就活仲間を作る
就活仲間の存在は、就活のモチベーションを維持し、精神的な支えとなります。また情報の提供など、互いに助け合うことで、就活成功の近道になります。
たとえば、就活イベントや説明会で知り合った学生と連絡先を交換し、定期的に情報交換を行うことで、新しい視点や情報を得ることができます。また、面接練習やグループディスカッションの練習を一緒に行うことで、実践的なスキルを向上させることができます。
⑩就活のとらえ方を変える
就活は仕事を仕事を得るためですが、自分を成長させるためするためのものでもあると捉え直すことで、不安や焦りを前向きなエネルギーに変換することができます。就活は、自分を見つめ直す機会であり、社会への理解を広げることができます。
企業研究を通じて業界への理解を深めたり、面接練習でコミュニケーション能力を向上させたり、自己分析で自身の価値観を明確にしたりする経験は、社会人としての基礎力を得る機会となります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では
- 就活が怖いと思われている理由
- 就活が怖いと思うことに対しての克服方法
について紹介しました!
就職活動においての不安や恐れの感情は、自分だけではなくて他の就活生も一緒なんだね!
段階を踏んでアプローチをしていけば、必ず怖さも克服できるので一歩ずつ前に進んでいこう!