こんにちは!27卒ライターのFujiです。
就活をしていく中で必須になるのが自己分析ですよね。
ですが、自己分析って意外と難しい……!
沢山やり方もあって、どうしたらいいか分からないですよね。
なので、今回は、現役大学生の私が、大学生にオススメの自己分析のやり方を5つご紹介します!
- 自己分析の目的
- 自己分析を始める時期
- 大学生にオススメの自己分析のやり方
- 自己分析でつまづくポイント
自己分析はなぜやる?

自己分析をやる最も大きな理由は、就活の軸を決めるためです。
自分が得意なことややりたいことを、自己分析を通して正確に理解することで、しっかり軸を決めて就活に取り組むことができます。
特に、自分の強みを正確に理解していると、ESと面接でブレがなくアピールすることができ、説得力が生まれますよ。
他にも、3つ理由があります。
①自分の強みや価値観を明確にできる
自己分析を通じて、自分がどのような価値観を持っているのかが理解できます。
また、自分がどのような環境で一番力を発揮できるのかを理解できます。
要は、自分の強みをより詳しく理解することができるのです。
これにより、自己PRや志望動機を説得力のあるものに仕上げることができます。
②就職後のミスマッチを防げる
自分の適性や価値観を把握しておくことで、企業選びや職種選びにおいて、自分に合った選択ができるようになります。
これにより、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
早期離職を防ぐことになり、長期的なキャリア形成にもつながります。
③面接やエントリーシートで一貫性のあるアピールができる
ESや面接は自己分析に基づいて行います。
自己分析をより詳細に行っておくことで、ESと面接での回答に一貫性が生まれます。
回答に筋が通っていると、採用担当者に信頼感を与えることができます。
自己分析をやる時期

自己分析はどこかに提出する訳ではないので、具体的な時期は決まっていません。
ですが、就職活動を本格的に始める前に行うのがおススメです。
具体的には、2年生の冬ごろが良いでしょう。
以降も、就活を行う中で、何度も自己分析を繰り返して構いません。
しかし、遅くとも3年生の夏インターンが始まる前に、初めの自己分析が間に合うようにしておきましょう。
自己分析のやり方5選


自己分析ってどうやればいいの?

自己分析の代表的なやり方を5つ紹介するよ!
①自分史
自分史とは、自分の過去の出来事や経験を年表にまとめる方法です。
小学校~大学(現在)までの期間で起きた、印象的な出来事や、頑張った経験、挫折した経験などの重要な出来事を年表形式でまとめます。
そして、それぞれの経験から得たこと、感じたことを書き込んでいきます。
年表で振り返ることで、自分のスキルや経験を把握しやすくなります。
自分史の書き方を極めたい人はこの記事をクリック!
②マインドマップ

マインドマップは、中心となるキーワードから関連する言葉やアイデアを放射状に広げていく思考法です。
まとめていくことで、思考を整理する分析方法です。
一つのキーワードを決め、そこから連想ゲームのように想像できる言葉を書き出し、地図のようにつなげていきます。
例えば、「自分の強み」というキーワードから、「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「分析力」などを連想し、それぞれに関連する具体的なエピソードを掘り下げていきます。
自分の価値観を深堀したいときに活用できる方法です。
ある程度自己分析が終わってから、さらに詳しく分析したいときに活用するのが良いでしょう。
③なぜなぜ分析
なぜなぜ分析とは、深堀りしたいものに対して、「なぜ?」を5回繰り返すことで、本質を探る分析です。
例えば、「なぜ営業職に就きたいの?」→「人と関わるのが好きだから」→「なぜ人と関わるのが好きなの?」と繰り返していきます。
このプロセスを繰り返すことで、自分の本質的な価値観や動機を掘り下げることができます。
志望動機を考えたいときに活用しやすい方法です。
④ジョハリの窓

ジョハリの窓は、複数人で行うフレームワークです。
まず、性格を示す項目が書かれた紙を用意します。
自分の性格と一致すると思ったら丸をつけます。
他人から回ってきたものは、その人の性格と合ってていると思うものに丸をつけます。
そして丸のついている数によって、次の4つの領域に振り分けます。
- 開放の窓:自分も他人もわかっている特性
- 盲点の窓:他人はわかっているが、自分はわかっていない特性
- 秘密の窓:自分はわかっているが、他人はわかっていない特性
- 未知の窓:自分も他人もわかっていない特性
この方法を通じて、自分では気づけなかった強みや、他者から見た意外な評価を知ることができます。
特に「盲点の窓(自分は気づいていないが、他人は知っている自分の特徴)」は、自己理解を深める上で非常に有効です。
信頼できる友人や先輩、家族などに協力してもらい、お互いにフィードバックを交換してみましょう。
他者の視点を取り入れることで、客観的な自己分析ができ、説得力のある自己PRにつなげられます。
⑤モチベーショングラフ

モチベーショングラフは、自分の人生の出来事を時系列で示し、その時のモチベーションの高低をグラフにしたものです。
横軸が自分の体験、縦軸がモチベーションの高低を表します。
モチベーションが上がった時期や下がった時期、それぞれの背景にある出来事や感情を整理することで、自分が何にやりがいを感じ、何が苦手なのかを理解できます。
何が一番モチベーションが上がるかが分析できるので、優先順位を考えたいときに役立ちます。
出来事をまとめるときに、自分史を作ってから進めるとより効率的です。
ツールを使うのも一つの手段

自己分析は、アプリやAIなどのツールを使うのも一つの手段です。
アプリを使う
自己分析を行ってくれるアプリやサービスがあります。
主に適職診断を行ってくれるものと、性格診断を行ってくれるものの2種類に分かれます。
適職診断のものだと、厚生労働省が出しているjob tagなどがあります。
また、BaseMeというサービスは、AIに相談して進められるので、より自由度の高い自己分析が行えます。
AIを使う
ChatGPTなどのAIを使うのも一つの方法です。
自己分析に特化したGPTsなどもあるので、ぜひ積極的に活用してみてください。
AIで自己分析を行う指示を出しているうちに、自分の自己分析の目的が見えてくることもありますよ。
キャリアアドバイザーに相談する
キャリアアドバイザーに相談して、より客観的な分析を行う方法もあります。
有料のものが多くなりますが、無料で体験が受けられるものや、安く済ませられるものもあります。
キャリエモンはプロに無料で就活相談のできるサービスです。
自己分析に困っている人はぜひ一度プロの手を借りてみてください!
自己分析でつまづくポイント


自己分析って意外と難しいな……

自己分析でつまづきがちなポイントを整理してみたよ。
自分のことがわからない
自己分析を進めたいけれど、自分のことが分からなくて進められなくなることがあります。
そんな時は、質問が漠然としすぎていて答えられていない可能性があります。
なので、まず自己分析の目的からもう一度考え直してみましょう。
自己分析を通して自分の何が知りたいのかもう一度確かめることで、質問をより具体的にしていくことができます。
自分のいいところが見つからない
自分の短所ばかり見つけてしまって、自分の長所が見つからないと思ってしまう場合があります。
基本的に、長所は短所と同じことが多いです。
例えば、「優柔不断」は「思慮深い」とも考えられます。
視点を変えて、短所を長所に言い換えてみましょう。
自己分析が終わらない
自己分析には期限などがないため、際限なく行ってしまう人もいます。
自己分析に終わりが見えなくて辛くなってしまう場合は、自己分析にかける時間をあらかじめ決めておきましょう。
進まなくても、時間になったらスッパリやめるようにすると、思い悩む時間は減らせます。
志望動機にまとめる方法が分からない
自己分析を志望動機に活用しようとしている人は多いと思います。
しかし、まとめ方が分からないことも。
次の2つの要素でまとめてみてください。
- 入社したい理由
- 自分の強みがどう生かせるか
どうしてもうまくいかない場合は、下書きをAIに任せるのも一つの方法です。
AIを使った時は、日本語の不自然さや情報の正確さに注意して活用してください。
まとめ

自己分析は就活を行う上で重要な前準備です。
もし行き詰まってしまったら、ぜひ便利なツールも使ってみてくださいね。
正しいやり方を知って、自分の就活の軸を見つけていきましょう!