こんにちは!26卒ライターのわかです。

就活メールの締めってどう書けばいいの?

使って悪い言葉とかは書いていないかな?
と不安に感じていませんか?
本記事では
- 就活メールのパターン別の締め方
- 季節ごとの締め方の例文
- 間違いやすい言葉の例
を紹介していきます。
いっしょに、悩みを解決していきましょう!
印象アップ! メールの締め方のポイント


メールってそもそもどうやって締めればいいんだろう?
メールを確認する際は最後まで読んでから返信を考えます。そのため、メールの締め方というのは、メール全体の印象を左右します。
「終わり良ければ総て良し」という言葉もある通り、全体の書き方がよかったとしても、最後の締め方がなっていなければ印象が悪くなってしまうこともあるかもしれません。

メールの締め方ってとっても重要なんだね
メールの締め方のポイントは4点です。これさえ覚えておけば素敵なメールを書けることでしょう。

それじゃあ早速見ていこう!
基本はお願いしますでOK
メールの締め方は基本は「お願いします」で問題ありません。

そうなの!?
メールを送信する際は、何かしらのことを相手にお願いしています。日程調整や書類の確認のメールであればもちろんですが、メール自体の確認をお願いしているメールがほとんどでしょう。
そのため、丁寧にお願いする文章を最後にもってきて、相手に一礼をするような形で文章を締めることで文章全体を引き締めることができます。
例:
- よろしくお願いします。
- お手数ですが、よろしくお願いします。
- 何卒宜しくお願い致します
- 今後ともよろしくお願いします。
クッション言葉を使う
メールを締める前にクッション言葉を使うことで、より丁寧な文章になります。

クッション言葉ってそもそもなんだっけ?
クッション言葉とは、言葉の前に添える言葉です。依頼したいときや拒否したいときに、直接的な表現を避けることで、やわらかく丁寧に伝えることができます。
メールの締めでも同じように、クッション言葉を使うことで文章全体の雰囲気を丁寧にすることができ、好印象で締めることができます。
ただし、使いすぎると文章が長くなり、蛇足のように感じることがあります。クッション言葉は一つか二つにとどめ、シンプルな言葉になるように気を付けましょう。

使いすぎには注意だけれど、たくさん使っていきたいね
例:
- 恐れ入りますが
- 恐縮ですが
- 差し支えなければ
- せっかくですが
- 申し訳ございませんが
季節感を感じる文章にする
季節に合わせた締めの言葉は、気候の話題に触れ、相手の健康や体調を気遣うようなものが多いです。そのため、メール全体を柔らかで友好的な雰囲気にすることができます。

でも、就活の時に使うのは難しそうだね
選考中の企業に対して使うのは難しいかもしれませんが、内定後の企業とのやり取りでは季節感を感じる文章を使うことで、より友好的なメールを送りあえることでしょう。
詳しい例文は下でさらに解説します。
最後には必ず署名を入れよう
メールの最後には必ず署名を入れましょう。
署名は相手がだれかを確認するのと同時に、連絡先を明記することで連絡を取りやすくするものです。返信メールでも必ず書くようにしましょう。

手紙でも最後には必ず、○○よりって入れるもんね!
メールを書くソフトには署名を設定する機能があるものが多いです。時短にもなりますので、一度署名を設定して自動で入れるようにすると就活メールをより楽に書けるようになるでしょう。
また、メールと本文と署名の区切りがわかりやすいようにけい線を入れておくとよいでしょう。記号やイラスト、顔文字などで署名を飾り付ける必要はありません。シンプルに読みやすい文章を心がけましょう。
例:
―――――――――――――――
○○○○
○○大学 ○○学部 ○○学科 ○年
メール:××××.com
電話番号:000-0000-0000
―――――――――――――――
パターン別!就活メールの締め方10選


メールの締め方のルールがわかったよ!

でも、場合によって返事の方法って変わるよね。どうすればいいかな?
それではここから、パターン別の就活メールの締め方を見ていきましょう。コピー&ペーストで使用できますので、ぜひ保存して見返してみてください。
基本形
基本形の文章はいつどこでも使える締めの言葉です。どう締めればいいのかわからなくなった時はこの文章を使うといいでしょう。
- 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
- 引き続き、よろしくお願い申し上げます。
質問をするメールの締めの言葉
質問をするメールの締めの言葉には、よろしくお願いしますと返答をお願いする締めの言葉にするといいでしょう。また、「恐れ入りますが」などのクッション言葉を使うことでより柔らかな文章になります。
- ご多忙のところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
- ご教示いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
お礼をするメールの締めの言葉
選考後や質問への返答などへのお礼をするメールには感謝の言葉を最後に再び使った締めの言葉にするといいでしょう。また、感謝だけではなく今後のことにも触れるといいでしょう。
- お忙しい中ご対応いただき、誠にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
- 心より感謝申し上げます。引き続き、よろしくお願いいたします。
返事・返信がほしい時のメールの締めの文章
相手に返信をお願いするときのメールの締めはクッション言葉を使って柔らかな印象を保ちつつも、締めの言葉で再度返信を促す文章にすることが大切です。言葉の使い方を間違えると失礼な文章になってしまうこともあるため、慣れるまでは基本形の締め方を使ってもよいでしょう。
- ご確認のうえ、ご返信いただけますと幸いです。
- お手数をおかけいたしますが、ご返答のほどよろしくお願いいたします。
お詫び・謝罪をするメールの締めの文章
謝罪をするメールの時は、最後にも必ず謝罪の一文を入れるようにしましょう。また、謝罪だけではなく今後のことにも触れ、改心の心意気を示すことも大切です。
- この度は誠に申し訳ございませんでした。今後はこのようなことのないよう努めてまいります。
- 深く反省しております。何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
体調不良のメールの締めの文章
体調不良で面接の日程を変更するまたは連絡できなかったときは、謝罪を伝えると同時に心配いただいたことへの感謝や謝罪も添えることが大切です。また、今後の体調管理を徹底する旨を伝えることも大切でしょう。
- ご心配をおかけし申し訳ございません。体調管理を徹底し、今後の活動に努めてまいります。
- ご迷惑をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
締め切りを過ぎた謝罪をするメールの締めの文章
締め切りを過ぎたことに対する謝罪の時は、謝罪をすると同時に今後のことについても触れることが大切です。また、誠意をもって謝罪していることが伝わるようにしましょう。
- ご提出が遅れましたこと、誠に申し訳ございません。以後このようなことのないよう留意いたします。
- 締め切りを過ぎてのご連絡となり、深くお詫び申し上げます。
催促をするメールの締めの文章
選考結果や書類確認などに対する催促をするメールの締めの文章にはクッション言葉を適切に使うことが大切です。柔らかな印象になるように気を付けて書きましょう。
- お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認いただけますと幸いです。
- ご返信がまだのようでしたので、再度ご連絡いたしました。何卒よろしくお願いいたします。
返信不要なメールの締めの文章
確認をしたことを伝えるメールなどの返信不要なメールには、返信不要な旨を締めの言葉に含めるといいでしょう。「返信不要です」だけでも構いませんが、以下のような文章にするとより丁寧な印象になります。
- ご確認いただくだけで結構です。どうぞよろしくお願いいたします。
- ご返信には及びませんので、何卒よろしくお願い申し上げます。
断りを入れるメールの締めの文章
辞退などの断りを入れるメールの締めの文章にはクッション言葉を使うことが大切です。印象を柔らかにし、丁寧に断りを入れましょう。
- 大変心苦しいのですが、今回は辞退させていただきたく存じます。
- 誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
季節ごとの就活メールの締め方4選


季節ごとの締め方もあるんだよね、よければ例文を知りたいな!
それではここからは、季節ごとの締め方も見ていきましょう。季節ごとに目安の時期もありますが、その年の状況や天候によっても文章を変えることが望ましいでしょう。
また、お盆や新年などの時期にはそれに沿った文章を添えるとよいでしょう。
春の就活メールの締め方
3月から5月の春の時期は出会いと別れの季節であり、新生活が始まる時期でもあります。相手の状況や体調に気を遣う締め方がふさわしいでしょう。
- ご多忙の折とは存じますが、ご自愛のうえお過ごしください。
- 春寒もいまだ去りきらぬ時節、何卒ご自愛ください。
- 新年度のご多忙の中、誠に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
夏の就活メールの締め方
6月から8月の夏の時期は、暑さや体調に気を遣う締め方がふさわしいでしょう。また、「ご健勝をお祈り申し上げます」などのような「元気で過ごしていることを願っている」ことをよりフォーマルに言い換えた言葉を使うとより好印象になるでしょう。
- 梅雨の折、どうぞご体調にはお気をつけてお過ごしください
- 厳しい暑さが続いておりますので、くれぐれもお身体にお気をつけください。
- 猛暑の候、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
秋の就活メールの締め方
9月から11月の秋の時期は、気温変化が多い時期でもあるため、体調に気を遣う締め方がふさわしいでしょう。また、時期によって気温が大きく変化しますので、メールを送る時期にふさわしい言葉を選ぶことが大切です。
遠く離れている企業の場合だと天候や気温が大きく離れていることもありますので、使いどころには注意です。
- 朝晩は冷え込む季節となってまいりました。体調を崩されませぬようどうかご自愛ください。
- 実り多き秋を迎え、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
- 過ごしやすい季節となりましたが、どうぞご無理なさらぬようお気をつけください。
冬の就活メールの締め方
12月から2月の冬の時期は、寒さへの気遣いがある締め方がふさわしいでしょう。また、年末年始の時期は新年の挨拶を添えることも大切です。
- 年の瀬も押し迫ってまいりましたが、何卒ご自愛くださいませ。
- 寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。
- 来る年が貴社にとって素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げます。
締めの文で知っておくと便利なテクニック


締めの文で知っておくといい便利なテクニックはあるかな?

これをするだけで、よくなるよ!みたいな
もちろんそういうテクニックはたくさんあります。今回はその中から2つを紹介いたします。
困ったら「以上」を使ってみよう
文章の最後に以上を使う方法もあります。シンプルですが、締めの文にするとメールがどこまで続く内容化を示す意味があり、受信相手にもさらに下の文章を読む必要がないとわかるので親切です。
例:
- 以上、ご案内申し上げます
- 以上、どうぞよろしくお願いいたします
メールの自動挿入を使うと便利
メールの自動挿入機能を使うと、よりメールを書くのが便利になります。
署名のみにとどまらず、よく使う基本形の締めの文章などを保存しておくことで、いざというときにすぐ引き出して使うことができます。
時間のある時に締めの文章を調べて、登録しておくとよいでしょう。
メールの締めのよくある質問


ここまで見てきたけれど、まだちょっと不安はあるなあ

よくある質問とかから、改善点を見つけられないかな
それでは、メールの締めのよくある質問を見ていきましょう。
ビジネスメールでよく使われる締めの言葉は何ですか?

ビジネスメールでよく使われる締めの言葉は何ですか?
ビジネスメールでよく使われる締めの言葉は、目的や状況に応じて使い分けられますが、以下のような表現が特によく使われています。就活メールもビジネスメールと同じようにすると企業から好印象を受けられるでしょう。
よく使われる基本の締め言葉(定番)
- 何卒よろしくお願いいたします。
最もオールマイティー。丁寧で失礼がない万能フレーズ。
- 引き続き、よろしくお願いいたします。
やり取りが続く場合や関係が継続する場面に。
- 今後ともよろしくお願いいたします。
長期的なお付き合いを前提とするような場合に。
依頼・確認・返信を求めるとき
- ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
- ご返信いただけますと幸いです。
- ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
お礼を伝えるとき
- ご多用のところ、誠にありがとうございました。
- 心より御礼申し上げます。
- 感謝申し上げます。
謝罪を含めるとき
- ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
- 重ねてお詫び申し上げます。
柔らかく締めたいとき
- どうぞご自愛くださいませ。
- 引き続きのご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
- 今後とも変わらぬご厚誼のほど、お願い申し上げます。
目上の人へのメールで使える締めの言葉は?

目上の人へのメールで使える締めの言葉は?
目上の人へのメールでは、丁寧さ・敬意・配慮がカギになります。
よく使われる基本の締め言葉(定番)
- 何卒よろしくお願い申し上げます。
- 引き続き、よろしくお願い申し上げます。
- 今後ともご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
お礼を伝える場合
- この度は誠にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
- ご多忙のところご対応いただき、誠にありがとうございました。
- 厚く御礼申し上げます。
依頼・質問がある場合
- ご多忙のところ恐れ入りますが、ご確認のほどお願い申し上げます。
- ご指導ご助言を賜れますと幸いです。
- ご教示いただけますよう、お願い申し上げます。
謝罪を含める場合
- この度はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
- 深くお詫び申し上げますとともに、今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。
季節の気遣いを含めたい場合
- 季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。
- ご多忙の折、どうぞご無理なさらぬようご自愛くださいませ。
ポイント
「お願いいたします」よりも「お願い申し上げます」の方が、より丁寧で目上の方向きです。
また、語尾を断定せず柔らかくする(例:〜いただけますと幸いです)と、印象もさらに良くなります!
メールの締めに「ご自愛ください」は?

メールの締めに「ご自愛ください」は?
「ご自愛ください」は目上の人にも使える丁寧な表現で、特に季節の変わり目や体調を気遣う場面にぴったりの締め言葉です。
「ご自愛ください」の意味と使い方
「お身体を大切にしてください」という意味で、健康への気遣いを伝える言い回し。
目上の方にも失礼なく使えます。
よく使われる形
- 季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいませ。
- ご多忙の折、くれぐれもご自愛ください。
- 厳しい寒さが続きますので、何卒ご自愛専一にてお過ごしくださいませ。
NGな使い方
「ご自愛くださいね」はカジュアルすぎてNGです(敬語として不適切)
体調不良の相手に使うときは、「どうぞお大事になさってください」の方がよいでしょう。
メールの締めに「取り急ぎ」は?

メールの締めに「取り急ぎ」は?
「取り急ぎ」はビジネスメールでもよく使われる表現ですが、使い方には注意が必要です。
「取り急ぎ」の意味と使いどころ
意味: 急いで要件だけを先に伝えること。
「本来もっと丁寧にすべきだけれど、急いでご連絡しました」というニュアンス。
丁寧さを損ねずにスピーディーな対応や返信を伝えるときに使います。
よく使われるフレーズ
- 取り急ぎご連絡申し上げます。
- 取り急ぎご報告まで。
- 取り急ぎお礼まで申し上げます。
文末に単独で使うと素っ気なく感じられることがあるので、「以上、取り急ぎ〜」の形で使うとスマートです。
丁寧な言い換え(よりフォーマルにしたい場合)
- 略儀ながら、書中をもちましてご報告申し上げます。(やや硬め)
- まずはご連絡申し上げます。
- ひとまずご返信申し上げます。
注意点
- 「取り急ぎ失礼します」は カジュアルすぎて敬語としてはやや不自然。
- 「とりあえず」のような軽いニュアンスで使うと失礼になることもあるので、言葉の重みには気をつけること
まとめ

メールの締めは全体の印象を左右するんだね!
全体の印象を左右するからこそ、締めの言葉は丁寧に書きましょう。困った場合は「よろしくお願いします」で締めて、きれいな文章に整えることもおすすめです。

素敵なメールの締め方をこれからはしていこう!

目指せ、納得内定!