こんにちは!26卒ライターのわかです。

内定を早くからとりたいけれど早期選考っていつから?

早期選考のデメリットってなんだろう?
と思ってませんか?
本記事では
- 早期選考とはそもそも何か
- 早期選考のメリット・デメリット
- 早期選考を受ける方法
を紹介していきます。
いっしょに、悩みを解決していきましょう!
早期選考とは3月以前から始まる選考のこと!


そもそも早期選考ってなに?
早期選考とは、就活解禁の3月よりも前に始まる企業の選考活動をいいます。
企業によっては大学3年生の夏ごろから学生を見極め、優秀な人材を早めに確保しようと動き出しているのです。
夏や秋のインターン後にそのまま選考に進めるケースもあり、一般的な本選考と比べて短期決戦になりやすいでしょう。
3月の就活解禁を待たずに動き出すことで、他の学生より早く内定を目指すチャンスが生まれます。

夏ごろから始まる選考のことなんだね!
早期選考の特徴3選


早期選考には特徴があるのかな?
早期選考には、時期の早さや進め方において本選考とは異なる特徴があり、特に就活のスタートダッシュを切る上で、押さえておきたいポイントは3つあります。
- 大学3年生の夏頃からスタート
- 採用方法は本選考と変わらない
- 内定率は昨年より上がっている
この3つを理解することで、早期選考の動きやすさとその価値をしっかり掴めるので、一つずつ詳しく見ていきましょう。
大学3年生の夏頃からスタート
早期選考は大学3年生の夏から始まることが多く、秋冬に選考が本格化します。
企業はインターンシップで出会った学生を早期に囲い込み、優秀な人を逃さないために動き出しています。サマーインターンを通じて志望度の高い学生に声をかけ、秋にはESや面接が始まるケースもあるでしょう。
本選考を待たずに選考に臨めるため、早めに動いた学生ほど内定の可能性が高まります。

早めに動くとチャレンジの機会は多くなるもんね
採用方法は本選考と変わらない
早期選考でも、本選考と同様にエントリーシートや面接、グループディスカッションが行われます。
企業は学生の実力や相性を本格的に見極めており、手抜きのプロセスにはならないでしょう。
志望動機やガクチカがしっかり練られていないと、早期選考であっても容赦なく落ちることがあります。
本選考と同じつもりで、対策をきちんと準備することが早期突破の鍵となるでしょう。

早期選考だからって油断しちゃだめなんだね!
内定率は近年、上がってきてる
近年は早期選考での内定率が上昇しており、チャンスが広がっています。
企業が通年採用の流れにシフトし、早期に学生との接点を持とうとする動きが活発になっているからです。
ある大学では3月の時点で10人中3人が内定を持っていたという話もあります。
早期に行動すれば、内定を得るまでのスピードも早く、精神的な余裕も得やすいでしょう。

募集の数も増えているんだね!
早期選考に力を入れている主な企業は?


どんな企業が早期選考に力を入れているんだろう?
早期選考を積極的に実施している企業は業界や規模によって傾向があります。
特に外資系企業やベンチャー企業、そして一部の大手企業は早期の段階から採用活動を本格化させています
このような企業に共通するのは「早く優秀な学生に出会いたい」という強い意志であり、選考のスピードも非常に早いです
どんな企業が早期選考に力を入れているのか、これから詳しく見ていきましょう。
外資系企業
外資系企業は選考時期が特に早く、大学3年生の夏から秋にかけて選考を進めるケースが多いです。
グローバル基準のスピード感があるため、日本の本選考スケジュールよりもはるかに前倒しで動いています。
特に、外資コンサルや外資金融では、年内に内定を出す企業も珍しくないでしょう。
外資志望の学生は語学力や論理的思考力が求められるため、早めの準備が重要となります。
ベンチャー企業
ベンチャー企業は成長スピードが速く、採用にも積極的なスタンスを取ることが多いです でしょう。
即戦力や志の高い学生を早期に見つけるため、インターンや説明会を通じて早期選考を展開しています。
インターン参加者を対象に特別ルートを用意し、通常よりも少ないステップで内定を出す企業もあります。
柔軟な選考形式が多く、熱意やカルチャーフィットが重視されるのが特徴です。
一部の大手企業
すべての大手企業が早期選考を行っているわけではありませんが、一部の企業は優秀層を囲い込むために動き出しています。
主にインターンを経由した学生に声をかけるケースが多く、水面下での選考が進むこともあるでしょう。
総合商社や大手メーカーなどでは、インターン後のフィードバックが実は選考の一環だったという話もあります。
こうした企業では、表立って早期選考と名乗らないケースもあるため、注意深くアンテナを張る必要があります。
スタートダッシュができる!早期選考のメリット


早期選考のメリットってなんだろう?
早期選考には、就活を有利に進めるための大きなチャンスが詰まっています。
早めの行動によって得られる内定や経験は、自信と安心感につながり、その後の選択肢を広げるきっかけになるでしょう。
そんな早期選考の4つのメリットをいっしょに見ていきましょう。
早めの内定を獲得できる
早期選考に参加することで、大学3年生のうちに内定をもらえる可能性があります。
周囲がまだ準備を始めたばかりの時期に、内定という安心材料を持てるのは大きなアドバンテージになることでしょう。
秋に内定を獲得した学生は、残りの就活を自己分析や別業界の挑戦などに使えます。
早期選考を活用することで、心に余裕を持った就活ができるようになるのです。
選考の経験を積める
早期選考は、本番の就活に向けた実戦経験を積む絶好の機会になります。
書類作成や面接などの一連の選考フローを一足早く体験できるため、次の選考では改善点を活かすことができるでしょう。たとえば、面接でうまく答えられなかった内容を振り返り、次に備えることで成長を実感できる機会が多くなります。
経験を積み重ねることで、選考の緊張感にも慣れていくことでしょう。
自分の軸が確立できる
早期から企業と接点を持つことで、自分が本当に何を重視したいのかを見つけやすくなります。
実際に働く人の声を聞いたり、選考のフィードバックを受けたりする中で、価値観や働き方のイメージが明確になでしょう、
実際に、早期選考を通じて「少人数で裁量を持って働きたい」という軸が固まった学生も多いです。
軸があると、志望動機や自己PRにも一貫性が生まれ、その後の就活に役立つでしょう。
本選考が一部免除される可能性がある
企業によっては、早期選考を通過した学生に対して本選考の一部フローを免除することがあります。
これは企業側が「この学生はすでに基準を満たしている」と判断している証であり、非常に有利な状態になります。
エントリーシートや一次面接が省略され、いきなり最終面接に進めるケースもあるのです。
選考ステップを減らせることで、他社対策や学業に充てる時間が確保しやすくなります。
早期選考のデメリット


早期選考にはたくさんメリットがあるんだね!
一方で、注意すべきデメリットも存在します。

そうなの?
情報収集や準備が不十分なまま選考に臨むことになりがちで、思うような結果が得られないケースがあります。
そのため、自分の現在地としっかり向き合い、早期に動くかどうかを見極めることが大切です。
それではここからは、早期選考のデメリットを5つ紹介していきます。
対策できる期間が短い
早期選考は大学3年生の夏〜秋頃に始まるため、自己分析や業界研究、ESのブラッシュアップといった就活準備が不十分な状態で臨むことになりがちです。
その結果、納得のいく志望動機が書けなかったり、面接でうまく自己PRができなかったりする可能性もあります。
特に初めての選考でいきなり不合格になると、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
対策の時間が限られる中で、自分の準備度を見極めることが必要です。
ライバルのレベルが高い傾向にある
早期選考は、就活に対して意識の高い学生が集まりやすいです。
特に外資系やベンチャー企業などでは、優秀層の学生が早い段階から動き始めているため、ライバルのレベルが高く、競争は通常よりも激しいでしょう。
ESの内容や面接の受け答え、グループディスカッションでの立ち回りなど、全体的にハイレベルな勝負になることを覚悟しておく必要があります。
本選考へのエントリーができないケースがある
企業によっては「早期選考に参加した人は本選考には応募できない」というルールを設けている場合があります。
この場合、早期選考で落ちてしまうと、その企業へのチャンスがなくなることになってしまいます。
リスクを避けたい場合は、応募前にその企業の採用方針を必ず確認しておきましょう。
倍率が高い
早期選考は応募人数がそれほど多くない一方で、企業側も採用人数を絞っていることが多いです。
そのため、合格倍率が高くなりやすく、通過難易度も本選考以上になるケースがあります。
限られた枠を狙うことになるため、丁寧な準備と戦略が必要になるでしょう。
オワハラを受ける可能性がある
早期に内定を獲得すると、一部の企業では「就活を終わらせてほしい(=オワハラ)」という圧力をかけられることがあります。
とくにベンチャー企業や人手不足の業界では、その傾向が強くあります。
納得できる就活を続けるためにも、自分の意思をしっかり持ち、必要に応じて断る勇気も大切です。
早期選考へ参加する方法8選!


デメリットもわかったけれど、私は早期選考に参加したいな

どうやったら参加できるんだろう?
早期選考に参加するには、情報収集だけでなく“行動力”がカギとなります。
企業ごとに募集方法が異なるため、ひとつの方法に絞らず、複数のアプローチをとるのが早期内定への近道となるでしょう。
ここでは、代表的な8つの参加方法を紹介します 。
①企業へ直接エントリー
企業の採用サイトやマイページから、早期選考に直接応募できるケースも多いです。
特に大手企業や外資系では、公式サイト限定で早期募集を行っていることもあるため、気になる企業があればこまめにチェックしておきましょう。
②インターンシップ
サマーインターンや秋・冬インターンを経由して、早期選考につながるケースは非常に多いです。
インターン参加者限定での早期選考ルートが設けられている企業もあるため、選考ルートとしては王道とも言えるでしょう。
インターンシップの情報を見逃さないよう、常にアンテナを張っておきましょう。
③リクルーター面談
大学やインターンを通じて企業からスカウトされ、リクルーター面談を案内されることがあります。
面談の評価が高ければ、早期選考や特別選考へ案内される可能性も。
普段から丁寧なコミュニケーションと熱意ある姿勢を心がけるととてもよいでしょう。
④OB・OG訪問
大学の先輩とのつながりから、非公開の早期選考情報が手に入ることもあります。
特に社員との距離が近い企業では、OB・OG訪問を通じて推薦や紹介を受けられる場合があるので、積極的に活用していきましょう。
⑤オファー型の就活サイト
OfferBoxやキミスカなど、オファー型のサイトでは、企業からスカウトが届き、早期選考へ案内されるケースも増えています。
プロフィールをしっかり作り込むことで、思わぬ企業からの声がかかることもあります。
早めに登録を済ませ、声がかかるのを待つのも一つの手です。
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⑥選考直結型イベント
企業説明会と選考がセットになったイベントに参加することで、当日中に1次選考が行われることもあります。
ベンチャー企業や成長企業など、スピード感を重視する会社が多く参加しています。
イベント情報を見逃さないように、就活サイトなどから探していきましょう。
⑦就活エージェント
キャリアアドバイザーと面談することで、自分に合った企業の早期選考を紹介してもらえるサービスです。
非公開求人や推薦枠に案内されることもあり、1人で動くより効率的に選考へ進めるでしょう。
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⑧リファラル採用
社員からの紹介によって選考に進むルートです。
企業側も信頼できる人材を求めているため、内定率が高くなる傾向があります。
知人や先輩に勤めている人がいれば、相談してみるのもおすすめです。
行動力が大事! 早期選考で内定をもらっている人の3つの特徴


早期選考で内定をもらっている人ってどんな人だろう?
早期選考で内定を勝ち取っている学生には、ある共通点があります。
それは「早く動く」「準備ができている」「アピール力がある」の3拍子が揃っていること。
ここからは、特に多くの内定者が実践している3つの特徴を紹介します。
インターンに参加している
インターン参加は、早期選考につながる大きなチャンスです。
企業の業務や社風を知ることができるだけでなく、社員との接点を持つことで特別選考に案内されるケースもあります。
実際に早期内定者の多くが、サマーインターンや秋インターンに参加していたというデータもあるため、積極的にインターンに参加しましょう。
Webテストで高得点を出している
早期選考では、応募者の母数が少ない分、書類やWebテストの結果でふるいにかけられることが多いです。
中でもSPIや玉手箱といった適性検査は企業側が重視する項目のひとつです。
地道に対策をしておくことで、ライバルと差をつけられるポイントになります。
積極的な発言を心掛けている
グループディスカッションや面接の場で、自分の考えをしっかり伝える力は重要です。
「話す内容」だけでなく「話し方」や「相手への配慮」も含めたコミュニケーション力が評価されます。
たとえ緊張していても、前向きな姿勢や挑戦する気持ちを見せることが評価につながることでしょう。
自分を知ろう! 早期選考を突破するための準備


早期選考を突破するために、ちゃんと準備をしないとね!

どんな準備をすればいいのか、教えてください!
早期選考はスピード勝負。
選考が本格化する前にしっかりと準備しておくことが、チャンスをつかむ鍵になります。
特に「自分を知る」ことが、ES・面接・GDすべての場面で活きてきます。
それではここから、早期選考を突破するための準備について解説していきましょう。
早期選考に関する情報を集め続けておく
早期選考は公式に告知されないケースも多く、情報収集がカギになります。
企業の採用ページ、就活サイト、SNS、OB・OGの話など、あらゆる手段を使ってアンテナを張っておきましょう。
気になる企業を見つけたら、こまめに動くことが重要です。
ガクチカと志望動機を固めておく
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」や「なぜその企業を志望するのか」は、選考で必ず聞かれる定番項目です。
自分の強みや経験を言語化しておくことで、自信を持って自己PRできます。
また、早期選考に参加する企業ごとに志望動機を深掘りしておくと、説得力が増します。
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【例文あり】ガクチカの作り方って?大学生が徹底解説!
グループワークで得意なポジションを把握しておく
早期選考ではグループディスカッション(GD)がよく行われます。
その際、自分がリーダータイプなのか、アイデア出しが得意なのか、調整役なのかなど、得意な役割を知っておくと安心です。
事前に模擬GDなどを通じて練習しておくのもおすすめですので、機会を作ってみてはいかがでしょうか。
早期選考で内定した場合でも辞退はできる?


ほかの企業の方に行きたくなったら、内定は辞退できるのかな?
早期選考で内定をもらった場合、辞退することが可能です。
内定後に他の企業の選考が進んだり、思い描いていたキャリアプランと違うことに気づくこともあるでしょう。
辞退することに対する不安もありますが、社会人としてのキャリアにおいて、自分の選択が最も重要です。
選考結果に対して辞退する意向を伝える際は、企業に対して感謝の気持ちを表し、理由を丁寧に説明することが大切です。
無理に理由を詳しく述べる必要はありませんが、誠意を持って対応することが大切です。
また、内定を辞退した場合、その企業の選考に再度応募することができる場合もありますので、その点も理解しておくと良いでしょう。
まとめ


早期選考は早めに内定をもらえるメリットもあるけれど、準備期間が短いゆえのデメリットもあるんだね
就活が早期化している中で、早期選考で内定を手に入れておくのは大きな安心材料となるでしょう。
準備期間や他のデメリットとも比べつつ、自身によってより良い就活ができるようにしましょう。

目指せ、納得内定!