こんにちは!27卒ライターのFujiです!
今回は、日本郵便のWebテスト通過率について解説していきます。
日本郵便は、日本の郵便事業を担う企業で、日本郵政のグループ企業の一つです。
誰もが利用したことのある企業なので、その分人気の高い企業になっています。
今回は、そんな日本郵便のWebテストの通過率や、Webテストの免除を受ける方法などを徹底的に解説していきます!
- 日本郵便の選考フロー
- 日本郵便のWebテスト通過率
- 日本郵便のWebテスト対策方法
- 日本郵便のWebテスト免除を受ける方法
日本郵便とは

日本郵便とは、「日本郵政」のグループ企業の一つです。
日本郵政は、物流、金融、銀行、保険の4つの事業を行っており、そのうちの物流を担っているのが日本郵便です。
グループ企業の中で最も古い歴史を持ち、元は官営として明治時代から続いています。
2007年に民営化され、現在日本で唯一郵便事業を扱っている会社です。
基本的な情報は以下の通りです。
会社名 | 日本郵便株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区大手町2-3-1 |
設立 | 2007年10月1日 |
資本金 | 4,000億円 |
決算期 | 3月 |
従業員数 | 169,961名※2025年3月31日現在 |
事業内容
日本郵便では、主に以下の事業を行っています。
- 郵便・物流事業
- 金融窓口事業
- 国際物流事業
基本的には物流に関する事業を行っています。
金融窓口事業は、同じ日本郵政グループの「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」などから委託を受けて行っているものです。
ほか、物販や不動産の取り扱いなども行っており、郵便事業だけでなく、多くの事業を行っています。
企業理念
日本郵便は「一人ひとりの人生に寄り添う。すべての人の心をあたためる。」を企業理念として掲げています。
全国に約24,000局ある郵便局を窓口として、他のグループ企業と提携し、地域の生活に密着した会社となることを目指しています。
日本郵便の最も基本的な事業は、郵便という明治時代より行われてきた歴史ある事業です。
また、これは公共性の非常に高い事業でもあります。
この郵便という、公共性の高いサービスを手掛ける「誠実さ」と、全国に広がるネットワークを有効活用した新しい価値を創造したいという「挑戦する意志」を持った人材を求めているようです。
日本郵便の採用情報

日本郵便は、新卒採用を行っている企業です。
ここでは、日本郵便の募集職種、選考時期、応募資格といった、採用情報をご紹介します!
募集職種
日本郵便では、地域基幹職と一般職を募集しています。
地域基幹職、一般職それぞれに窓口コースと郵便コースがあり、それぞれ業務内容は以下の通りです。
【窓口コース】
- 郵便局の窓口での商品・サービスの提供
- 取り扱い商品・サービスの営業活動
【郵便コース】
- 郵便物・荷物の仕分け
- 郵便物・荷物の配達
- 切手・はがきなどの郵便商品の営業活動
地域基幹職と一般職の違いは、役職者や管理者への登用の有無です。
一般職は役職者や管理者へ登用されることはありません。
その代わりに、転居を伴う転勤がないことが特徴です。
一般職は入社後に地域基幹職へ転換することも可能です。
選考時期
日本郵便は地域基幹職と一般職で選考時期が異なります。
地域基幹職の方がES受付が早く、地域基幹職の約一ヶ月後に一般職のES受付が始まります。
地域基幹職のES受付は3月~5月半ばです。
その後、適性検査や面接が行われ、おおよそ7月~9月ごろに内定が出るようです。
応募資格
日本郵便の応募資格は、地域基幹職、一般職で共通しています。
2026年卒採用の場合、以下のようになっています。
2022年4月から2026年3月までに大学院・大学・短大・高専・専門学校(専門課程)を修了・卒業(見込み)の方
学部・学科の指定はありません。
大学、もしくは大学院修了であれば誰でも応募することができます。
応募時に要求される資格はありませんが、注意事項として、郵便コースで勤務する場合は、入社までに業務に必要な運転免許を取得しておく必要があります。
もし普通自動車免許を持っていない場合は、先に取得しておくのがおススメです。
倍率
日本郵便はそれぞれの職種・コースの採用人数を公開しています。
2026年卒採用の場合、それぞれの職種・コースの採用人数は以下の通りです。
- 地域基幹職(窓口コース)……約400名
- 地域基幹職(郵便コース)……約150名
- 一般職(窓口コース)……約210名
- 一般職(郵便コース)……約160名
リクナビのプレエントリー数と、この採用人数をもとに単純に計算すると、倍率は約50倍前後になります。
人気の高い企業なので、しっかり対策しておきましょう!
日本郵便の選考フロー

日本郵便の選考フローは以下の通りです。
①エントリーシート(ES)提出
↓
②WEBテスト
↓
③面接(複数回)
↓
④内定
まず、専用ページでエントリーするところから始まります。
面接も試験の数も一般的ですが、人気企業で応募者も多いため、面接の難易度が高いことが特徴です。
また、インターンシップに参加していると、座談会への招待や選考優遇が受けられることもあるようです。

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ES
日本郵便のESでは、過去以下のような内容が問われたようです。
- 学業、ゼミ、研究室等の内容(250字以内)
- 趣味・特技(120字以内)
- 自己PR(400字以内)
- 志望理由(200字以内)
特に重要なのが志望理由です。
「なぜこの職種を希望しているのか」を、業務内容をふまえてしっかり答える必要があります。
自身の学生時代の経験に絡めた具体的なエピソードを使って書くことができると良いでしょう。
Webテストボーダー
日本郵便のWebテストは玉手箱です。
自宅で受験する形式で、ESの提出と同時期に受験を求められます。
ボーダーは一般的な企業と同じ6割~7割程度ではないかと言われています。
玉手箱は、多くの企業で採用されているWebテストの一つです。
計数・言語・性格検査の3つで構成されています。
内容は難しくありませんが、回答時間がとにかく短いのが特徴です。
また、性格検査としてTALテストの受験を求められる場合もあるようです。
TALテストは、提示された図形をテーマに沿って自由に並べるテストで、性格やストレス耐性のチェックに利用されます。
能力検査ではないので勉強は不要ですが、特殊な問題なので慣れていないと戸惑いがちなテストです。

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面接
ES、Webテストの通過後に面接が行われます。
地域基幹職は2回、一般職は1回、面接が行われることが一般的のようです。
地域基幹職の一次面接はオンライン上で行われます。
二次面接はそれぞれの地域の基幹オフィスで行われます。
一次面接、二次面接共に、全て個人面接です。
雑談ベースで、非常に和やかな雰囲気で行われるようです。
しかし、日本郵便が最近取り組んでいる事業や、詳しい業務内容についての質問がされるため、企業研究が必須です。
日本郵便のWebテスト通過率

日本郵便のWebテストは玉手箱です。
玉手箱の一般的なボーダーは6割~7割程度です。
日本郵便のボーダーもその程度と考えてよいでしょう。
では通過率はというと、おおよそ60%から70%前後です。
ESと同時期にWebテストを受験するため、Webテストのみの通過率は正確には分かりません。
しかし、元々Webテストは、集まり過ぎた就活生のエントリーの足切りをするためのものです。
なので、よほど悪い結果でない限り通過できる可能性は高いと言えます。
日本郵便のWebテスト・玉手箱とは

日本郵便で使われているWebテスト・玉手箱は、多くの難関企業で用いられているWebテストです。
ここでは、玉手箱の出題内容・難易度・ボーダーについて解説します!
玉手箱についてより詳しい解説はコチラ!
出題内容
玉手箱は能力検査と性格検査があります。
能力検査は言語・計数・英語の3分野が出題されます。
言語分野では、文章の読解や論理的な関係を問う問題が出題されます。
計数分野では、四則演算や表・グラフの読み取り、確率の問題などが出題され、数的処理能力が求められます。
英語分野では、英単語の意味や英文読解などが問われるため、基礎的な英語力が必要です。
それぞれの制限時間と問題数は次の通りです。
◎言語(74問/37分または94問47分)
- 論理的読解(32問/15分または52問/25分)
- 趣旨判定(32問/10分)
- 趣旨把握 (10問/12分)
◎計数(99問/44分または125問/79分)
- 四則逆算 (50問/9分)
- 図表の読み取り (29問/15分または40問/35分)
- 表推測 (20問/20分または35問/35分)
◎英語(48問/20分)
- 論理的読解 (24問/10分)
- 長文読解(24問/10分)
一問に一分かけられない、制限時間の短さも特徴です。
難易度
玉手箱は難易度の高いWebテストになっています。
問題自体は複雑ではありません。
知識も基本的な内容が問われます。
しかし、とにかく問題数が多いため、素早く回答する必要があります。
慣れていないと回答しきることができないため、落ちてしまう人も多いようです。
しっかりと対策をして臨まなければならないWebテストです。
ボーダー
玉手箱のボーダーは一般的に6割~7割程度です。
難関企業の場合は8割程度と言われることもあります。
WebテストをESと同時に提出する場合、多くは足切りの役割を果たしているため、ボーダーが高すぎる企業はまずありません。
きちんと対策をしていれば、玉手箱の結果が原因で落ちることは少ないでしょう。
日本郵便のWebテスト・TALとは

日本郵便では性格検査の一つとして、TALテストが利用されることがあります。
TALテストは近年利用数の増えている、性格検査のみのWebテストです。
問題が少し特殊なので、回答に慣れが必要なのが特徴です。
ここでは、TALテストの出題内容・難易度について解説します!
TALテストについてより詳しい解説はコチラ!
出題内容
TAL適性検査とは、脳科学と統計学を利用した適性検査で、応募者の潜在的な人間性やストレス耐性を測定することを目的にしたテストです。
試験内容は、文章形式と図形配置の2種類で構成されています。
文章形式では、7つの選択肢から1~2つの回答を選ぶ問題が36問出題されます。制限時間は約15分です。
図形配置では、18個の図形から10~15個を選んでテーマに沿って配置する問題が1問出題されます。制限時間は約5分です。
どれも制限時間が短く、直感的に回答しなければいけないことが特徴です。
難易度
知識を問う問題ではないので、難易度は低いです。
しかし、極端な回答や、矛盾した回答を行ってしまうと、TALテストで落ちてしまうことがあります。
また、考え込んでしまって制限時間内に回答することができないと、全く得点になりません。
何かしら回答をしていれば合格できるテストなので、考えすぎずに直感で回答するようにしましょう。
日本郵便のWebテスト対策方法

日本郵便のWebテスト・玉手箱は難易度の高いWebテストです。
しかし、まずWebテストを突破しないことには、選考に進むことはできません。
日本郵便のWebテスト・玉手箱の対策方法として、オススメの手段を2つご紹介します!
問題集
玉手箱は、過去問とほぼ同じ問題が毎回出題されます。
なので、問題集で対策をしておきましょう!
「これが本当のWebテストだ!」という問題集は、自宅受験できるWebテストの玉手箱だけでなく、テストセンター形式にも対応しています。
他の玉手箱を採用している企業にも対応できるのでおススメです!
アプリ
玉手箱はアプリで対策するのもオススメです。
玉手箱に特化したアプリもいくつも配信されているため、アプリストアで検索してみてください。
中でも、一番おすすめのアプリがLognaviです。
Lognaviは玉手箱だけでなく、SPIなど他のWebテストの対策も行うことができます。
また、自分の偏差値も知ることができるため、合格ラインを探ることもできます。
企業との相性診断など、就活全般に役立つサービスも配信しているアプリです。

アプリだと勉強のハードルがグッと下がるので、対策が面倒な人にオススメだよ!
日本郵便のWebテスト免除を受ける方法

ここまで日本郵便のWebテストについて解説してきました。
しかし、もしWebテストを受けずに済む方法があれば知りたいですよね。

日本郵便のWebテストが免除される方法ってあるの?

インターンに参加すれば日本郵便のWebテストを受けられるかもしれません!
日本郵便はWebテスト免除されることがある?
日本郵便が公にWebテスト免除などの選考優遇を公表したことはありません。
しかし、就活会議などの口コミサイトでは、インターンに参加したことでWebテスト免除を受けられたという声がいくつかあります。
日本郵便のWebテスト免除を受けたい場合は、インターンに参加すると可能性が上げられます。

選考優遇の情報を得るには口コミサイトがおススメ!
就活会議は大手の口コミサイトだからぜひ活用してみよう!
日本郵便のインターン内容
日本郵便では2日間の職業体験を行うコースと、1日間の企業説明が受けられるコースの2種類のインターンがあります。
内容は、事業紹介を中心に、窓口事業や配達業務のワークショップなどが行われます。
職員との座談会も実施され、質問などを自由に行うことができます。
2日間のコースは各地域の郵便局、1日間のコースはオンライン上での開催です。
両方とも開催時期は8月以降です。
選考優遇の案内が届くのはこの夏インターンなので、日本郵便への就職を検討している場合、必ず申し込んでおきましょう。
日本郵便のインターン選考フロー
日本郵便のインターン選考フローは以下の通りです。
①エントリーシート(ES)提出
↓
②WEBテスト
↓
③面接
エントリーシート(ES)では、インターンに参加した動機とインターンを通じて経験したいことを問われます。
Webテストは玉手箱です。
この時のWebテスト結果が本選考にも利用できることがあるようです。
面接ではES同様、インターンに参加した動機と経験したいことを問われます。
倍率の高いインターンになるので、ES・Webテストをしっかりと対策しておきましょう!
日本郵便の選考優遇に役立つ就活サイト

日本郵便の選考優遇を受けたい場合、インターンに参加することは必須です。
また、日本郵便のインターンに参加することができなくても、他の企業のインターンを経験し、働くことや業務に対しての理解を深めておくことはとても重要です。
ここでは、インターンに参加する場合におススメな就活サイトを7つご紹介します!
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問に強い就活サイトです。
人気の大手企業の職業インターンシップの案内が数多く届くほか、難関企業の内定者による就活対策講座やサポートを受けることができます。
自分が参加したいインターンの詳しい情報や、選考通過のコツを、自分のOG・OBという身近な先輩に聞くことができるため、生の体験談を知ることができるサービスです。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

就活会議
就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、内定者のESや面接情報が口コミで確認できる就活サイトです。
また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気なども確認できるため、自分に合わない企業の回避にもつなげることができます。
インターンシップの案内やスカウトも数多く届くサイトです。
インターンの雰囲気や内容、選考に通るコツなどを知りたい人にオススメのサイトです!

Lognavi
LognaviはWebテストの対策や自己分析を行うことができる就活サイトです。
自己分析の結果をもとに相性が良い企業を紹介してくれます。
また、同じ学校や同じ企業を志望する人とコミュニティで繋がることができるため、情報共有にも有利な就活サイトです。
【15万人が利用】適性診断で相性が良い企業が見つかる就活アプリ!【Lognavi】

キャリアチケット・スカウト
キャリアチケット・スカウトは、スカウト型の就活サイトです。
まず自分の自己診断をアプリで行い、自己診断結果をもとに、自分の価値観と合う企業からのオファーがやってきます。
誰もが知る有名企業からのオファーやインターンの案内も数多く届きます。
本選考直結のスカウトも届くので、インターンに参加せずに選考優遇を受けられる可能性もあるサイトです。

キミスカ
キミスカはスカウト型の就活サイトです。
スカウト型の就活サイトは数多くありますが、中でもキミスカは、スカウトにランクがあり、企業の本気度が分かるようになっています。
SPIの対策問題集の配布や、就活対策講座など、就活そのものへのサポートもとても充実しているサイトです。
インターン情報も数多く配信されるので、スカウトを受動で気に受けるだけでなく、自分で情報集めと就活対策も同時に行うことができます。
ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

ABABA
ABABAは最終面接まで進んだ実績が評価される、スカウト型の就活サイトです。
もし志望の企業に落ちてしまっていても、最終面接へ進んだ経験があれば、その経験を買って他の企業からスカウトが届きます。
既に就活をある程度進めている26卒向けのサービスです。

Offer Box
Offer Boxはスカウト型の就活サイトです。
非常に多くの就活生が登録しているサイトで、その分企業の登録数も多いです。
インターン情報が最も多く手に入るスカウト型就活サイトです。
企業はスカウトを送れる量に限りがあるため、学生一人一人のプロフィールを確認して、本気度の高いスカウトを送ってきます。
企業が学生にオファーする新卒就活サイト【OfferBox<オファーボックス>】

まとめ

今回は日本郵便のWebテスト通過率を中心に、日本郵便の選考フローやWebテスト免除の方法について解説しました。
日本郵便のWebテスト・玉手箱は対策しないと解けない難易度のテストです。
ぜひアプリや問題集を使って、しっかり対策をしておきましょう!
また、インターンに参加して、Webテスト免除を狙うのも一つの手段です。
各種就活サイトに登録して、選考優遇を狙いましょう♪