こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は、第一生命のWebテスト通過率について解説していきます。
日本四大保険会社の一つに数えられる、業界大手の第一生命。
就活生にも非常に人気の高い企業です。
人気が高いだけあって、就職する難易度が高い企業でもあります。
今回はそんな人気企業・第一生命の、選考フローやWebテスト通過率、Webテスト免除を受ける方法まで、全て解説していきます!
- 第一生命の選考フロー
- 第一生命のWebテスト通過率
- 第一生命のWebテスト対策方法
- 第一生命のWebテスト免除を受ける方法
第一生命とは

第一生命は、国内大手の保険会社です。
現在は株式会社ですが、日本初の相互会社として創業しました。
生命保険業に絞った業態を今でも続けており、保険商品の販売や有価証券の取引を行っています。
基本的な情報は以下の通りです。
会社名 | 第一生命保険株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区有楽町1-13-1 |
設立 | 1902年9月15日 |
資本金 | 600億円 |
決算期 | 3月 |
従業員数 | 47,502名 |
事業内容
第一生命は、以下の事業を行っています。
(1)個人/企業向け各種保険商品の引き受け・保全サービスおよび付随業務
(2)有価証券投資・貸付・不動産投資など受託資産の運用業務
(3)他の保険会社その他金融業を行う者の代理または事務代行
(4)投資信託の窓口販売業務等
個人・法人を相手に保険商品の提供・管理を行うのが主な業務です。
他、金融に関する業務も行っています。
顧客に対応する職種と、会社の経営部に携わる職種が存在しており、顧客対応を行う場合は、顧客の種類に応じて部門が別れています。
企業理念
第一生命のグループ企業理念は「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」を掲げています。
また、大切にしている価値観として、以下の3つを挙げています。
- いちばん、人を考える
- まっすぐに、最良を追求する
- まっさきに、変革を実現する
顧客を第一に、常に進化を遂げることを理念として掲げているようです。
ESや面接の際には、この「顧客を第一に考える」という部分が重要になってくるので、企業理念はよく確認しておきましょう。
第一生命の採用情報

第一生命は新卒採用を行っている企業です。
ここでは、第一生命の募集職種・選考時期・応募資格・倍率について解説します。
募集職種
第一生命では、以下の3つの職種を募集しています。
- 基幹職
- 機関経営職
- ライフプロフェッショナル職
基幹職は最も採用人数の多い職種です。
営業・企画・商品の管理などが主な業務になっています。
対応する顧客によって、以下の部門に分かれています。
- リーテイル部門
- ホールセール部門
- アンダーライティング部門
- 資産運用部門
- 海外事業部門
- 企画・管理部門
- 窓販・代理店部門
- IT・システム部門
機関経営職は、営業オフィス経営を主に行う職種です。
営業だけでなく、マネジメント・人材育成・マーケティングなどを行います。
いわゆる幹部候補生となるエリートコースで、全国各地の支社への転勤を伴います。
ライフプロフェッショナル職は、企業や官公庁を相手に金融コンサルティングを行う職種です。
全国10か所の拠点に分かれて活動するため、転勤はありません。
女性の多い職種であるのも特徴です。
選考時期
本選考のエントリーは2月ごろから開始します。
インターンに参加していると早期選考を受けられることがあり、その場合は11月ごろから選考が始まるようです。
内定が出るのは選考開始から2、3カ月後です。
一般的な企業の選考開始時期・選考期間と言えます。
応募資格
第一生命は2026年度の全てのコースの応募資格を以下のように設定しています。
- 国内外の四年制大学または大学院を2026年3月までに卒業・修了見込みの方。
- 国内外の四年制大学または大学院を卒業・修了された方。
学部・学科は不問です。
特に要求される資格もありません。
大卒以上の学歴があれば誰でも応募することが可能です。
倍率
第一生命の採用倍率は公表されていません。
しかし、各種就活サイトなどでわかる選考通過率から考えると、およそ10倍程度と考えられます。
これは同業他社と比べると、比較的高い倍率です。
しっかりと情報を集めて選考対策を行うようにしましょう・
第一生命の選考フロー

第一生命の選考フローは以下の通りです。
①エントリーシート(ES)提出・Webテスト
↓
②個別座談会Carrer 3rd
↓
③Webテスト(2回目)
↓
④面接(複数回)
↓
⑤内定
まず、専用ページでエントリーするところから始まります。
特徴はCareer 3rdという座談会形式の選考があることで、これが一番の鬼門になります。
また、インターンシップに参加していると、座談会への招待や選考優遇が受けられることもあるようです。

インターン情報は数多くの企業のインターン情報を知れる【ビズリーチキャンパス】に登録しておくと簡単に知れて便利だよ!
ES・Webテスト(1回目)
ESと同時にWebテストを受験します。
ESで問われるのは以下の2点です。
- 志望動機
- キャリアプラン(なぜこの部門を志望したのか)
この時受験するWebテストはSPIです。
自宅受験形式のWebテストで、英語はなく、言語と非言語のみの試験になっています。
個別座談会Carrer 3rd
ESとWebテストを突破した後、Career 3rdという個別の座談会があります。
様々な部門の社員と3回程度、面談形式で会話をし、志望度の確認が行われます。
和やかな雰囲気で行われるため、つい気を抜いてしまいそうになりますが、ここで多くの応募者がふるいにかけられるため、重要な選考です。
Webテスト(2回目)
Career 3rdを終えた後、2回目のWebテストが求められる場合があります。
内容は1回目と同じSPIです。
受験形式が異なり、こちらはテストセンター形式の受験になります。
また、デザイン思考テストを受ける場合もありますが、これは選考とは無関係なようです。
テストセンター形式と自宅受験形式の違いを知りたい場合はコチラ!
面接
面接は人によって回数は異なりますが、平均的には最終面接も含めて3回程度行われるようです。
一次面接はオンライン、以降は対面形式で行われます。
とにかく志望度を確認する質問が多いようです。
同業他社と第一生命の違いをしっかりと把握したうえで、第一生命にしかない部分について志望動機を絡めて伝えることが重要です。
第一生命のWebテスト通過率

第一生命は最大2回、WebテストとしてSPIを受験します。
ここではWebテストの通過率を2回分それぞれ解説します。
1回目のWebテスト通過率
1回目のWebテストは、ESの提出と同時に受験します。
そのため、Webテストのみの通過率は推定することが難しいですが、SPIは対策をしていれば通過できるテストです。
なので、通過率はおよそ7割程度と予想できます。
しかし、どれだけESが良くても、Webテストの結果が悪すぎると最初の選考を通過できないため、油断はしないようにしておきましょう。
2回目のWebテスト通過率
2回目のWebテストは、テストセンター形式のSPIです。
こちらも自宅受験のSPIとあまり難易度は変化しません。
しかし、稀にSPIだけでなく、デザイン思考テストをこの時に受験するよう言われることがあるようです。
デザイン思考テストは、与えられた選択肢を組み合わせてシチュエーションを設定し、そのシチュエーションの中で発生する願望を予測・解決するなど、創造的な問題が出題されます。
慣れていないと対応しづらいテストですが、選考には直接関係せず、参考程度とのことです。
しかし、対策をしておくに越したことはないでしょう。
第一生命のWebテスト・SPIとは

SPIとは、リクルートが提供している適性検査です。
現在最も多くの企業で採用されている適性検査になります。
受験形式は、ペーパーテスト形式、テストセンターでの受験、Web上での受験の3種類の受験方式があり、第一生命はSPIをWeb上で受験させるようです。
ここでは第一生命のWebテスト・SPIの出題内容・難易度・ボーダーを解説します。
出題内容
SPIは「能力検査」と「性格検査」の2つのパートで構成されています。
能力検査は言語分野と非言語分野に関する問題が出題されます。
基礎的な学力や論理的思考力が問われる問題で、学習範囲としては中学内容程度です。
一方、性格検査では、受験者の行動傾向や価値観、対人関係のスタイルなどを問う質問が含まれています。
難易度
SPIの内容自体は中学範囲までの基礎的な学力が問われるため、難易度は高くありません。
しかし、解答時間が非常に短いため、解ききれないという問題が発生しやすいテストでもあります。
そのため、事前に何度も練習をしておくことで、回答スピードを上げる練習をするなどの対策が必要です。
全く対策をせずに臨むと、難易度は高く感じるでしょう。
ボーダー
SPIの一般的なボーダーは6割~7割です。
人気企業の場合は8割を超える場合もあります。
きちんと対策をして受験すれば、苦労せず取れる程度の得点です。
ただ、自分の実際の得点率を知ることは基本的にできないため、注意が必要です。
第一生命のWebテスト対策方法

第一生命のWebテスト・SPIは対策しないと解けないWebテストです。
しかし、まずWebテストを突破しないことには、選考に進むことはできません。
第一生命のWebテスト・SPIの対策方法として、オススメの手段を2つご紹介します!
問題集
SPIは、回答スピードをとにかく上げる練習が必要な試験です。
なので、問題集で対策をしておきましょう!
「これが本当のWebテストだ!」という問題集は、自宅受験できるWebテストのSPIだけでなく、テストセンター形式にも対応しています。
他のSPIを採用している企業にも対応できるのでおススメです!
アプリ
Webテストはアプリで対策するのもオススメです。
SPIに特化したアプリもいくつも配信されているため、アプリストアで検索してみてください。
中でも、一番おすすめのアプリがLognaviです。
LognaviはSPIだけでなく、玉手箱など他のWebテストの対策も行うことができます。
また、自分の偏差値も知ることができるため、合格ラインを探ることもできます。
企業との相性診断など、就活全般に役立つサービスも配信しているアプリです。

アプリだと勉強のハードルがグッと下がるので、対策が面倒な人にオススメだよ!
第一生命のWebテスト免除を受ける方法

ここまで第一生命のWebテストについて解説してきました。
しかし、もしWebテストを受けずに済む方法があれば知りたいですよね。

第一生命のWebテストが免除される方法ってあるの?

インターンに参加すれば第一生命のWebテストを受けられるかもしれません!
第一生命はWebテスト免除されることがある?
第一生命は夏インターンに参加することで早期選考が受けられることを公表しています。
この早期選考に関連して、就活会議などの口コミサイトでは、インターンに参加したことでWebテスト免除を受けられたという声がいくつかあります。
第一生命のWebテスト免除を受けたい場合は、インターンに参加すると可能性が上げられます。

選考優遇の情報を得るには口コミサイトがおススメ!
就活会議は大手の口コミサイトだからぜひ活用してみよう!
第一生命のインターン内容
第一生命は毎年夏にインターンシップを募集しています。
2025年のインターン募集コースは以下の通りです。
- オープンコース
- アクチュアリーコース
- クアンツ&データサイエンティストコース
- IT・デジタルコース
- インベストメントマネジメントコース
オープンコースは3日間のプログラムと5日間のプログラムがあります。
それぞれ、基幹職の職務を体験できるコースになっており、原則対面参加の者が多いです。
コースによって日数や参加条件、ES締切が異なります。
併願して参加することができないため、具体的な職種の希望がない場合はオープンコースへの参加がおススメです。
第一生命のインターン選考フロー
第一生命のインターン選考フローは以下の通りです。
①ES提出
↓
②Webテスト
↓
③Web面接
エントリーシート(ES)では、インターンに参加した動機と、これまでに力を入れて取り組んだことを問われます。
WebテストはSPIです。
この時のWebテスト結果が本選考にも利用できることがあるようです。
面接ではESとほぼ同様のことが問われます。
倍率の高いインターンになるので、ES・Webテストをしっかりと対策しておきましょう!
第一生命の選考優遇に役立つ就活サイト

第一生命の選考優遇を受けたい場合、インターンに参加することは必須です。
また、第一生命のインターンに参加することができなくても、他の企業のインターンを経験し、働くことや業務に対しての理解を深めておくことはとても重要です。
ここでは、インターンに参加する場合におススメな就活サイトを7つご紹介します!
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問に強い就活サイトです。
人気の大手企業の職業インターンシップの案内が数多く届くほか、難関企業の内定者による就活対策講座やサポートを受けることができます。
自分が参加したいインターンの詳しい情報や、選考通過のコツを、自分のOG・OBという身近な先輩に聞くことができるため、生の体験談を知ることができるサービスです。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

就活会議
就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、内定者のESや面接情報が口コミで確認できる就活サイトです。
また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気なども確認できるため、自分に合わない企業の回避にもつなげることができます。
インターンシップの案内やスカウトも数多く届くサイトです。
インターンの雰囲気や内容、選考に通るコツなどを知りたい人にオススメのサイトです!

Lognavi
LognaviはWebテストの対策や自己分析を行うことができる就活サイトです。
自己分析の結果をもとに相性が良い企業を紹介してくれます。
また、同じ学校や同じ企業を志望する人とコミュニティで繋がることができるため、情報共有にも有利な就活サイトです。
【15万人が利用】適性診断で相性が良い企業が見つかる就活アプリ!【Lognavi】

キャリアチケット・スカウト
キャリアチケット・スカウトは、スカウト型の就活サイトです。
まず自分の自己診断をアプリで行い、自己診断結果をもとに、自分の価値観と合う企業からのオファーがやってきます。
誰もが知る有名企業からのオファーやインターンの案内も数多く届きます。
本選考直結のスカウトも届くので、インターンに参加せずに選考優遇を受けられる可能性もあるサイトです。

キミスカ
キミスカはスカウト型の就活サイトです。
スカウト型の就活サイトは数多くありますが、中でもキミスカは、スカウトにランクがあり、企業の本気度が分かるようになっています。
SPIの対策問題集の配布や、就活対策講座など、就活そのものへのサポートもとても充実しているサイトです。
インターン情報も数多く配信されるので、スカウトを受動で気に受けるだけでなく、自分で情報集めと就活対策も同時に行うことができます。
ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

ABABA
ABABAは最終面接まで進んだ実績が評価される、スカウト型の就活サイトです。
もし志望の企業に落ちてしまっていても、最終面接へ進んだ経験があれば、その経験を買って他の企業からスカウトが届きます。
既に就活をある程度進めている26卒向けのサービスです。

Offer Box
Offer Boxはスカウト型の就活サイトです。
非常に多くの就活生が登録しているサイトで、その分企業の登録数も多いです。
インターン情報が最も多く手に入るスカウト型就活サイトです。
企業はスカウトを送れる量に限りがあるため、学生一人一人のプロフィールを確認して、本気度の高いスカウトを送ってきます。
企業が学生にオファーする新卒就活サイト【OfferBox<オファーボックス>】

まとめ

今回は第一生命のWebテスト通過率を中心に、選考フローやWebテスト対策方法、選考優遇の受け方を解説しました。
第一生命のWebテストのSPIは、難易度は高くありませんが、しっかりと対策しておかないと不合格になってしまう試験です。
ぜひしっかりとアプリや問題集で対策しておきましょう!
また、Webテスト免除を受けたい場合は、インターンに参加することがおススメです。
スカウト型の就活サイトに登録しておくと、インターン選考のWebテストも免除される可能性があります。
ぜひ効果的に活用してください♪