こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は、法政大学で就職に強いのはどの学部かを解説していきます!
まず、結論から言うと法政大学で一番就職に強い学部は法学部です。
しかし、他の学部でも法政大学は就職に強い大学と言えます。
この記事では、法政大学の実際の就職実績を見ながら、法政大学は就職に強いのか、就職のコツも含めて解説していきます!
- 法政大学の就活の強み
- 法政大学の就職実績
- 法政大学の就職支援
- 法政大学で一番就職に強い学部
法政大学とは

法政大学は東京都に本部を構える、私立大学の中でもトップクラスの実績を誇る伝統校です。
MARCHの一角として知名度が高く、全国から多くの受験生が集まります。
キャンパスは市ヶ谷・多摩・小金井の3つあります。
都市型大学として、アクセスの良さや企業との連携も強みです。
多様な学部とカリキュラムが揃っており、進路選択の幅が広いのも魅力です。
学部・学科・コース
法政大学には以下の学部があります。
- 法学部
- 経済学部
- 経営学部
- 文学部
- 社会学部
- 国際文化学部
- 現代福祉学部
- 人間環境学部
- キャリアデザイン学部
- デザイン工学部
- 理工学部
- 生命科学部
- 情報科学部
- スポーツ健康学部
- グローバル教養学部
法律・経済といった社会科学から、理工系、芸術・スポーツ系まで幅広く網羅しています。
取得できる資格
各学部では、教職課程や社会福祉士、建築士、情報処理技術者など、専門性の高い資格を目指せます。
特に法学部では司法試験や公務員試験を視野に入れたカリキュラムが整備されています。
法政大学の就職先

法政大学の就職の強さは就職実績に現れています。
ここでは、最新のデータを基に、就職先ランキングや主な内定先企業を見ていきます。
法政大学の就職先ランキング
法政大学のキャリアセンターによると、2023年卒業生の就職率は全体で約95%です。
特に大手企業や公務員への就職実績が際立っています。
卒業生の主な就職先上位は以下の通りです。
- 国家公務員(一般職・総合職)
- 東京都職員
- みずほフィナンシャルグループ
- 三菱UFJ銀行
- 日本郵便
- 東京海上日動火災保険
- 富士通
- NEC
- 野村證券
- 大和証券
最も多いのは公務員です。
ほか、大手金融系やIT企業が目立ちます。
首都圏の企業が多いのも特徴です。
法政大学出身者の多い民間企業
法政大学の卒業生が多数勤務している企業には、以下のような名前が並びます。
- NTTグループ
- KDDI
- パナソニック
- ソニーグループ
- 日立製作所
- 三井住友銀行
- 損害保険ジャパン
業界問わず、インフラ・金融・メーカーなど、安定性の高い企業に多くの卒業生が進んでいます。
法政大学の卒業生の平均年収

法政大学の卒業生の平均年収は約552万円とされています。
これは国税庁の調査による全国の大卒平均年収である約500万円を上回る水準です。
特に金融・商社・インフラといった業界に進んだ卒業生は、30代で年収600万円以上を得る人も多く、将来的にも高収入が期待されます。
また、公務員として働く場合でも、昇給や福利厚生がしっかりしているため、生涯年収は非常に安定しています。
法政大学の実践的な教育と就職支援が、堅実なキャリア形成に結びついているといえるでしょう。
法政大学で一番就職に強い学部

法政大学で最も就職に強い学部は法学部です。
国家公務員総合職や一般職への合格者数が全学部中トップで、東京都職員など地方公務員の合格者も多数輩出しています。
また、法学部出身者は法律知識を活かして民間企業の法務部門や営業職でも活躍しています。
民間企業も銀行や損保、商社など大手企業が中心です。
カリキュラム面では試験対策に特化した科目が充実しており、教員によるサポートも手厚いため、高い実績につながっています。
法政大学は就職に強い?

冒頭にもお伝えした通り、法政大学は就職に強い大学です。
ここでは、なぜ法政大学が就職に強いのか、4つの観点で解説します。
OB・OGのつながり
法政大学は創立140年以上の歴史を持つ大学で、卒業生の数も非常に多いです。
東京だけでなく、大阪や福岡・名古屋などの地方でも多くのOB・OGが活躍しています。
こうした卒業生とのつながりを活かし、OB・OG訪問を通じたリアルな業界情報の取得や、企業の内情を知るチャンスにも恵まれます。
学内でもキャリア支援センターを通じてOB・OG紹介のサポートが行われているので、就活において明確にアドバンテージを持っていると言えるでしょう。
キャリアセンターのサポート
法政大学はキャリアセンターのサポートが手厚い大学です。
学部1・2年生に向けた支援行事もあり、意欲さえあればかなり早期から就活に向けた活動が始められることになります。
個別相談をすることもでき、また、企業からの求人も多いため、インターンシップや推薦も受けやすいです。
キャリアセンターの支援は基本的に自分から希望しなければいけませんが、望めばかなり十分なサポートを受けられる環境があります。
公務員対策講座がある
法政大学では、公務員志望の学生を対象にした「公務員試験対策講座」が開講されています。
この講座では、筆記対策や面接対策、模擬試験など、試験合格に必要なスキルを総合的にサポートしています。
また、過去の合格実績や出題傾向をもとにした資料提供や、個別相談の体制も整っており、地方公務員・国家公務員ともに高い合格実績を誇っています。
就職活動と並行して公務員を目指す場合にも、心強い支援と言えます。
MARCHブランド
法政大学はMARCHの一つに数えられ、東京の私立大学の中では上位ランクの大学として扱われます。
「MARCH出身」という学歴は、特に大手企業の採用において一定の評価を受けやすく、履歴書の時点で好印象を与えやすいのが特長です。
さらに、研究力や学術的な実績にも裏付けられた信頼感があるため、研究職や専門職を目指す学生にも有利に働きます。
全国規模での就職活動でも、MARCHの名前はしっかり通用します。
法政大学の就職支援

法政大学の就職実績の裏には、手厚いキャリア支援体制があります。
全キャンパスにキャリアセンターが設置され、個別相談、ES添削、模擬面接など、学生一人ひとりに合った支援が受けられます。
また、OB・OG訪問や業界研究セミナーなど、実践的なプログラムも豊富です。
キャリア教育の一環として、低学年から進路を意識するためのガイダンスも開催されており、学生が早期にキャリア形成に取り組めるよう工夫されています。
これにより、就職活動に対しての不安を軽減し、自信を持って臨める環境が整っています。
キャリアセンター
法政大学のキャリアセンターは、市ヶ谷・多摩・小金井の3キャンパスにそれぞれ設置されています。
各センターでは年間2,000件以上の求人を紹介しており、企業とのつながりも強固です。
就職ガイダンス、インターンシップ紹介、合同企業説明会の開催など、就活を全面的にサポートしています。
また、個別相談では専門スタッフが丁寧に対応してくれるため、初めての就活でも安心です。
自己分析や業界研究のアドバイスも受けられるため、自分に合った進路を見つけやすくなっています。
公務員対策講座
法政大学では公務員を目指す学生のために、学内で「公務員試験対策講座」を開講しています。
法律、経済、数的処理などの主要科目に加え、時事問題や面接練習もカバーしているのが特徴です。
外部の予備校に通わず、大学内で効率的に学べる点も好評で、多くの合格者を輩出しています。
近年ではオンライン対応も進んでおり、自分のペースで学習できる環境が整っています。
対策講座は毎年人気で、定員に達することもあるため、早めの申込が肝心です。
法政大学の学生が大手企業に就職するコツ

これまで、法政大学が就職に強いと紹介してきました。
強みが沢山あるのは事実ですが、旧帝大や早慶に比べると、学歴上就職が不利な部分もあります。
その上で、法政大学が東京での就活を乗り切るコツを解説します!
企業分析を徹底する
まず重要になるのが企業研究です。
東京には全国から優秀な学生が集まるため、「なぜこの会社なのか?」を深掘りして話せることが差別化のポイントになります。
業界の構造や企業のビジネスモデル、競合との違いを理解したうえで、「自分の強みがどう活かせるか」を具体的に語れるように準備しましょう。
「法政大学だから不利」ではなく、「その企業を深く理解している学生」として評価されることが大切です。
インターンに参加する
早期内定を目指すなら、できるだけ早い段階でインターンに参加しておくのがおすすめです。
特に夏季や秋冬のインターンは、選考直結型のものも多く、本選考よりも少人数で密度の高い経験ができます。
インターンでは、実際の職場の雰囲気を体感できるだけでなく、社員との接点を持てるのも大きなメリットです。
オンライン応募が可能なインターンも増えているので、積極的に活用して実績を作っていきましょう。

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大学ではなく自分自身をアピールする
東京の就活市場では、早慶やMARCHなど首都圏の大学は並んでしまい、大学がアピールしずらいのは事実です。
しかし、だからこそ重要になるのが「大学名ではなく、自分自身の強みで勝負する」という姿勢です。
学生時代に取り組んだ経験や課外活動、アルバイトでの学びなど、自分ならではのエピソードを軸に、「自分は何ができる人間なのか」をしっかり言語化しましょう。
企業はブランドだけでなく、個人の熱意や人柄も重視して見ています。
先輩を頼る
法政大学は全国に多くの卒業生を輩出しており、各地に多くのOB・OGが在籍しています。就職活動では、そうした先輩たちの力を遠慮せずに借りることが大切です。
OB・OG訪問を通じて、実際の仕事内容や社風、選考のポイントなど、ネットには載っていない貴重な情報を得ることができます。
キャリアセンターやSNS、就活アプリなどを活用して、先輩とつながる努力をしてみましょう。
法政大生の就活に役立つオススメサイト

法政大生の強みをしっかりと発揮したい場合、インターンに参加することは必須です。
早期内定や選考優遇を受けるためには、インターンに参加しないことには始まりません。
また、法政大生の場合、スカウト型の就活サイトもかなり活用することができます。
ここでは、法政大生の就活におススメなサイトを7つご紹介します!
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問に強い就活サイトです。
人気の大手企業の職業インターンシップの案内が数多く届くほか、難関企業の内定者による就活対策講座やサポートを受けることができます。
自分が参加したいインターンの詳しい情報や、選考通過のコツを、自分のOG・OBという身近な先輩に聞くことができるため、生の体験談を知ることができるサービスです。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

就活会議
就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、内定者のESや面接情報が口コミで確認できる就活サイトです。
また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気なども確認できるため、自分に合わない企業の回避にもつなげることができます。
インターンシップの案内やスカウトも数多く届くサイトです。
インターンの雰囲気や内容、選考に通るコツなどを知りたい人にオススメのサイトです!

Lognavi
LognaviはWebテストの対策や自己分析を行うことができる就活サイトです。
自己分析の結果をもとに相性が良い企業を紹介してくれます。
また、同じ学校や同じ企業を志望する人とコミュニティで繋がることができるため、情報共有にも有利な就活サイトです。
【15万人が利用】適性診断で相性が良い企業が見つかる就活アプリ!【Lognavi】

キャリアチケット・スカウト
キャリアチケット・スカウトは、スカウト型の就活サイトです。
まず自分の自己診断をアプリで行い、自己診断結果をもとに、自分の価値観と合う企業からのオファーがやってきます。
誰もが知る有名企業からのオファーやインターンの案内も数多く届きます。
本選考直結のスカウトも届くので、インターンに参加せずに選考優遇を受けられる可能性もあるサイトです。

キミスカ
キミスカはスカウト型の就活サイトです。
スカウト型の就活サイトは数多くありますが、中でもキミスカは、スカウトにランクがあり、企業の本気度が分かるようになっています。
SPIの対策問題集の配布や、就活対策講座など、就活そのものへのサポートもとても充実しているサイトです。
インターン情報も数多く配信されるので、スカウトを受動で気に受けるだけでなく、自分で情報集めと就活対策も同時に行うことができます。
ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

ABABA
ABABAは最終面接まで進んだ実績が評価される、スカウト型の就活サイトです。
もし志望の企業に落ちてしまっていても、最終面接へ進んだ経験があれば、その経験を買って他の企業からスカウトが届きます。
既に就活をある程度進めている26卒向けのサービスです。

Offer Box
Offer Boxはスカウト型の就活サイトです。
非常に多くの就活生が登録しているサイトで、その分企業の登録数も多いです。
インターン情報が最も多く手に入るスカウト型就活サイトです。
企業はスカウトを送れる量に限りがあるため、学生一人一人のプロフィールを確認して、本気度の高いスカウトを送ってきます。
企業が学生にオファーする新卒就活サイト【OfferBox<オファーボックス>】

まとめ

法政大学は、MARCHの中でも特に就職に強い大学の一つです。
中でも法学部は「国家公務員×大手企業」の両輪で実績が高く、就職に最も強い学部だといえます。
キャリアセンターや公務員講座といったサポート体制も充実しており、進路に悩む学生にとって非常に心強い環境が整っています。
就活を成功させたい法政大生は、学部選びと支援制度の活用がカギです。
これから法政を目指す方も、ぜひ参考にしてみてください!