こんにちは。26卒ライターのtomokaです。

就活で自己分析が大切ってよく聞くけど、どうして?

自己分析のやり方が分からない…
就活の自己分析に苦手意識をもっている人は少なくありません。

苦手意識が強くなりがちな自己分析ですが、就活だけでなく、人生においても役立ちます!

効果的な自己分析方法を身につけたい!
この記事を読むと分かること
効果的な自己分析方法を身につけて、効率的に就活を進めましょう!
就活で自己分析を行うメリット

まずは、就活において自己分析を行うメリットについて、ひとつひとつ見ていきます!
やりたいことが見つかる
自己分析を通じて、自分が本当にやりたいことを見つけることができます。
「やりたいことが分からない」というのは、多くの就活生の大きな悩みになっていますが、これは自分の興味や関心について深く考える機会が少ないからです。
自己分析では、過去の経験やモチベーションの変化を振り返ることで、自分が何に興味を持ち、どんな瞬間にやりがいを感じるかを明確にできます。

例えば私は、アルバイトで後輩を教育することが楽しいと感じたため、教育業界を志望しました!

でも、やりたいことなんて全く思い浮かばない…

大丈夫!自己分析をすることで、今まで気付かなかった自分の興味を発見できるようになります。
就活の軸が明確になる
自己分析によって、企業選びの判断基準となる「就活の軸」を明確にできます。就活の軸とは、自分が働く上で大切にしたい価値観や条件のことで、これがないと数多くの企業の中から自分に合った会社を選ぶことができません。
自分の価値観や優先順位を整理することで、「成長できる環境で働きたい」「チームワークを大切にする会社がいい」といった具体的な軸を設定することができます。

私は、過去のチーム経験から、協調性を重視する軸を置いていました!
明確な軸があることで、企業研究の効率も上がり、面接でも一貫性のある回答ができるようになります。

面接で実際に「就職活動の軸は?」と聞かれることもあるよ!
価値観を言語化できる
自己分析を行うことで、今まで漠然と感じていた自分の価値観を具体的な言葉で表現出来るようになります。
例えば、自分が大切にしている考え方や行動の原動力を明確にすることで、「人の役に立ちたい」という漠然とした想いを、「困っている人を支援することで、社会全体がより良くなることに貢献したい」という具体的でイメージしやすい表現に変換することができます。

自分の価値観って、どうやって言葉にすればいいの?

過去の経験を振り返って、なぜその行動を取ったのかを考えると、価値観が見えてきます!

自己分析の段階で価値観の言語化ができると、エントリーシートや面接で自分の人となりを伝える際の強力な武器になります!
選考対策が進む
自己分析にしっかり取り組むことで、エントリーシートの作成や面接などの選考対策を有利に進めることができます。
自分の経験や価値観を整理できていると、採用担当者からの質問に対して一貫性のある回答ができるようになります。

面接でよく聞かれる「なぜこの業界を選んだのか」「将来どうなりたいのか」といった質問にも、自己分析の結果をもとに自信をもって答えることができます!
【人生で役立つ】効果的な自己分析3選

自己分析は就活だけでなく、人生においても大きなメリットがあります。

自己分析が役立つのって就活だけじゃないの?

自分の価値観を整理することで、引っ越しや結婚など、人生において大切な選択をする際にとても役に立ちます!
【人生で役立つ自己分析①】自分史
自分史は、生まれてから現在までの人生を時系列で振り返る自己分析方法です。
この方法を使うことで、自分の成長過程や価値観の変化を客観的に把握できるようになります。

自分史って何を書けばいいの?

部活動や友人関係など、あなたに影響を与えた出来事を思い出して書いてみましょう!
自分史の書き方の例


自分って意外とチームで行動することが好きなんだ!
自分史を通じて発見した特徴は、就活だけでなく今後の人生設計においても重要な指針となります。
詳しくはこの記事!
【人生で役立つ自己分析②】モチベーショングラフ
モチベーショングラフは、人生の各時期のやる気(モチベーション)の変化をグラフで表現する自己分析方法です。
この方法によって、自分がどんな状況でモチベーションが上がり、どんな時に下がるのかを視覚的に理解できます。
モチベーショングラフの書き方の例

モチベーションの波を分析することで、自分が最もパフォーマンスを発揮できる環境や条件を明確にできます。グラフの高い部分では何があったのか、低い部分では何が原因だったのかを詳しく振り返ることが重要です。

チームで協力して目標達成した時期にモチベーションが高い!協調性を重視する環境が自分に合ってるのかも!

自分史に取り組んでからモチベーショングラフを作成してみましょう!
【人生で役立つ自己分析③】マインドマップ
マインドマップは、自分に関するキーワードを中心から放射状に広げて整理する自己分析方法です。この方法を使うことで、自分の様々な側面を網羅的に把握することができ、思わぬ共通点や関連性を発見できます。
具体的には、「好きなもの」「得意なこと」「大切にしている価値観」などをキーワードとして書き出し、それぞれを詳しく分析していきます。
マインドマップの書き方の例


マインドマップで自分の要素を知ることで、自己PRや面接での具体的なエピソード作りに役立ちそう!
詳しくはこの記事!
効果的な自己分析をするためのコツ


自己分析には色々なやり方があるんだね!

自己分析を就活に役立てるには、いくつかコツがあります!
効果的な自己分析方法を身につけて、就活に役立てましょう!
納得するまで取り組む
自己分析は、自分が心から納得できるまで取り組むことが重要です。
表面的な分析で終わらせてしまうと、本当の自分を理解することができず、就活においても説得力のない回答になってしまいます。

「納得できるまで」って、具体的にどういう状態のこと?
「なぜそう思うのか」「本当にそれが自分の価値観なのか」を何度も自問自答することで、自己理解が深まっていきます。

例えば、「人とのつながりを大切にいたい」という価値観について、具体的にそう感じたエピソードや理由まで掘り下げる必要があります。
自分の答えに自信をもって説明できるようになったら納得できた証拠です!
具体と抽象を繰り返す
自己分析を効果的に行うために、具体的な経験と抽象的な価値観を行き来しながら分析を深めることが必要です。

具体と抽象を繰り返す理由は何?

経験の背後にある価値観や行動原理を明確にするためです。
具体的な経験を思い出し、そこから「なぜその行動をとったのか」を考えて、抽象的な価値観を導き出します。その後、その価値観が他の経験でも表れているかを確認する作業を繰り返します。
- 具体:文化祭の実行委員を務めた
↓
抽象:チームの成功のために貢献したい - 具体:ゼミで共同研究を行った
↓
抽象:同じく、チームの成功のために貢献したい - 具体:アルバイトでバイトリーダーを任された
↓
抽象:チーム活動のなかでも、リーダーの役目にやりがいを感じる
このように具体と抽象を繰り返すことで、一貫性のある自分らしさを発見できます。
就活サービスを活用する
自己分析を効率的に進めるために、就活サービスやツールを積極的に活用することもオススメです。客観的な視点や体系的な分析方法を提供してくれるため、一人では気付けない自分の特徴を発見できる可能性があります。

自己分析って自分の力でじっくり時間をかけてやるべきじゃないの?

就活サービスは、多くの学生のデータをもとに作られた診断ツールが強みです。
性格検査や適職診断などのツールによって、自分では認識していなかった強みや特徴に気付くことができます。

どんなサービスを使うべき?

診断ツールだけでなく、他にも就活に役立つ機能をもっているサービスがオススメです!
自己分析にオススメの就活サービス「キャリアチケットスカウト」
キャリアチケットスカウトは、価値観をベースに自分に合った企業からスカウトを貰えるサービスです。
自分の価値観が分かるだけでなく、診断結果をもとに価値観の合う企業からのスカウトを受け取ることができます!
自分らしく働ける企業と出会えるキャリアチケットスカウトはこちら

効果的な自己分析をするための注意点


自己分析には、いくつか注意点もあります!
就活生がハマりがちな罠に注意して、効果的に自己分析を行いましょう。
自分を飾らない
自己分析では、ありのままの自分と向き合い、理想像で飾ることなく正直に取り組むことが重要です。
自分を良く見せようとして嘘をついたり、本当の気持ちを隠したりすると、本来の目的である自己理解から遠ざかってしまいます。

短所や苦手なものを認めるのって、なんだか怖いな…

短所や失敗経験も含めて自分を受け入れることで、本当に自分らしく働ける場所を見つけることができます!
正直な自己分析によって、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的にいきいきと活躍できるキャリアを築くことができます。
作ることを目的にしない
自己分析は、綺麗な資料を作ることではなく、自分自身を深く理解することが本来の目的です。形式的な作業にばかり集中してしまうと、表面的な分析に留まってしまいます。
自己分析シートを埋めることや、見栄えの良いグラフを作ることに集中するのではなく、なぜその結果になったのかを深く考えることが重要です。

例えば、モチベーショングラフを作成する際も、グラフの形よりも、なぜその時期にやる気が上下したのかという理由を考察することに時間をかけるべきです。
定期的にやり直してみる
自己分析は一度完成させたら終わりではなく、定期的に見直しや再分析を行うことが大切です。人は経験を重ねることで成長し、価値観や考え方も変化するため、過去の分析結果が現在の自分に合わなくなることがあります。

自己分析って一回取り組んで終わりじゃないんだね!

定期的にやるべき理由は、新しい経験や気づきを反映させるためです。
就活が進むにつれて、企業研究や面接の経験を重ね、自分の本当の適性がより明確になることもあります。

インターンシップに参加した後に改めて自己分析をしてみたら、働くことに対する新たな価値観に気づくことができたよ!
自己分析の結果を就活で活かそう


自己分析をして得られた結果は、就活でしっかり活かしましょう!

自分の価値観の言語化はどうやって活用すればいいの?

自己分析は就活の様々な場面で活用できます!
就活で自己分析が活きる場面
自己分析を自己PRに活かす
自己分析で明らかになった自分の強みや価値観を活用することで、説得力のある自己PRを作成することができます。
自分の特徴を裏付ける具体的なエピソードや根拠が整理できていると、自己分析が自己PRに役立ちます。
自己PRで役に立つ自己分析
- どのような場面で発揮されたか
- なぜその強みを身につけたのか

自己PRの書き方が詳しく知りたい!

結論→根拠となるエピソード→企業でどう活かすかの順番で組み立てると分かりやすいです!
自己PRについて詳しく解説している記事はこちら
自己分析を志望動機に活かす
自己分析で発見した自分の価値観や就活の軸を志望動機に組み込むことで、「なぜその企業を選んだのか」を説得力を持って説明できます。
単に企業の魅力を述べるだけでなく、自分との接点を明確にすることが重要です。
自己分析で明らかになった価値観:人の役に立ちたい
志望動機との結びつき:企業の社会貢献活動への興味、チームワークを重視する企業文化への共感
明らかになった価値観だけでなく、その価値観が強く表れている具体的なエピソードも盛り込むと説得力が増します。
自己分析を面接に活かす
自分の価値観や経験を整理しておくことで、面接においてどのような質問にも一貫性をもって答えることができます。

予想外の質問をされることがあったけど、自己分析をしっかりして臨んだから、焦らずに自分らしい回答をすることができたよ!
例えば、「継続力」というテーマで複数のエピソードを整理しておけば、どのような質問でも説得力のある具体例を交えて答えることができます。
まとめ
自己分析は、就活だけでなく人生全体においても重要です。

自己分析って最初は面倒に感じたけど、やってみると意外と楽しいかも!

自己分析をすると、自分でも気づかなかった一面を知ることができたり、価値観が明確になったりなど、メリットが大きいです!
丁寧に自己分析に取り組み、自分らしく就活を進めましょう!