企業にとってのグループディスカッションのメリットは?選考通過のコツ3選

GD/面接対策

こんにちは!27卒ライターのFujiです。

今回は企業にとってのグループディスカッションのメリットを解説していきます!

就活をしてると、選考の中でグループディスカッションを行わなければならないことがありますよね。

でも、グループディスカッションって、評価基準が分からなくて怖いと思いませんか?

そんなときは、企業にとってのグループディスカッションのメリットを把握しておくことで、企業が就活生のどんな部分に注目しているのかがわかりやすくなります!

また、グループディスカッションの練習に参加するメリットも解説していきますので、ぜひ最後までお読みください♪

この記事でわかること
  • 企業がグループディスカッションを実施する理由とメリット
  • 企業がグループディスカッションで重視しているポイント
  • グループディスカッションで選考通過するためのコツ
  • グループディスカッションの練習に参加するメリット
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この記事を書いた人
fuji

27卒のfujiです!
過去のライター経験を活かしたくてインターンを始めました
観劇が趣味です:演劇:小劇場から商業演劇まで、全国各地どこでも観に行きます〜!
就活はこれから始めていく予定です!
志望業界は、サービス、通信を考えています!
就活始めたての目線で記事をお届けできればと思っています!
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グループディスカッションとは

グループディスカッションとは、4~10人の参加者がグループになって1つのテーマについて話し合い、制限時間内で結論を導き出すものです。

略称として「GD」や「グルディス」と呼ばれることも多く、就活生同士の会話でもよく使われる言葉なので覚えておきましょう。

最近では、オンラインのものもオフラインのものもあります

コロナ禍以降、多くの企業がオンライン選考を導入したため、Zoomなどのビデオ通話ツールを使ったグループディスカッションも一般的になりました。

本選考だけでなく、インターンでもグループディスカッションが行われることも多いです。

インターンのグループディスカッションは本選考ほど厳格な評価は行われませんが、企業側が学生の様子を観察していることに変わりはありません。

ディスカッションの様子や結論の発表方法が採用担当者に見られる選考方法なので、最初から最後まで気を抜かずに取り組むことが大切です。

グループディスカッションは選考のどの段階で行われる?

グループディスカッションが実施されるタイミングは企業によって様々です。

ただし、1次選考もしくは2次選考あたりの選考前半で行われることが多いです。

これは、企業が大量の応募者の中から効率的に候補者を絞り込みたいと考えているからです。

面接のように1対1で実施すると時間がかかりすぎるため、複数人を同時に評価できるグループディスカッションが選考初期に導入されやすいのです。

また、企業によっては複数回グループディスカッションを行うこともあります。

例えば、1次選考でグループディスカッション、2次選考でも違うテーマでグループディスカッションを実施するといったパターンです。

複数回実施する企業は、特にチームワークやコミュニケーション能力を重視している傾向があるので、その企業の求める人物像をしっかりと研究しておくことが重要です。

企業にとってのグループディスカッションのメリット

企業がグループディスカッションを実施する最大のメリットは、大量の就活生を一気に見ることができることです。

通常の面接では1人ずつしか評価できませんが、グループディスカッションなら6〜8人を同時に評価できるため、時間効率が非常に良いのです。

特に人気企業では数千人の応募者がいることも珍しくないため、効率的な選考方法として重宝されています。

さらに、就活生がよく発言する方なのかサポート役なのか、アイデアマンなのか実現家なのか、どんなタイプなのかが確認できます。

面接では緊張して本来の姿が見えにくいことがありますが、グループディスカッションでは他の参加者との相互作用の中で、より自然な人柄や特性が現れやすいのです。

そして最も重要なのが、チームの中での動き方が確認できるので、入社後の働き方が予測できることです。

現代のビジネスはチームワークが欠かせません。

どんなに個人のスキルが高くても、チームで働けない人材は企業にとって価値が低いのが現実です。

グループディスカッションを通じて、その人が入社後にチームの一員として活躍できるかどうかを見極めているのです。

企業がグループディスカッションで確認していること

企業がグループディスカッションで重視しているポイントは大きく3つに分けられます。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

論理的思考力

論理的思考力とは、与えられた課題の本質を理解し、筋道を立てて考え、根拠に基づいた意見を述べられる力です。

グループディスカッションでは限られた時間の中で複雑な問題について議論する必要があるため、この能力が非常に重要になります。

また、複雑な情報を整理し、構造化して議論を進められるかも評価されています。

例えば、「新商品の販売戦略を考える」というテーマが出た場合、ターゲット顧客、競合分析、価格設定、販売チャネルなど、様々な要素を整理して体系的に検討できるかが見られています。

単に思いついたアイデアを発言するだけでなく、「なぜそう考えるのか」「どのような根拠があるのか」を明確に示せる人が高く評価される傾向にあります。

ビジネスの現場では、感情論ではなく論理的な判断が求められるため、この能力は入社後の活躍を予測する重要な指標となっているのです。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、自分の意見を簡潔かつ分かりやすく伝えられるかという「発信力」の側面で評価されます。

どんなに良いアイデアを持っていても、それを相手に伝えられなければ意味がありません。

特に時間が限られているグループディスカッションでは、要点を整理して短時間で伝える能力が重要です。

同時に、他のメンバーの意見を正確に理解し、傾聴できるかという「傾聴力」も重視されています。

相手の話を最後まで聞き、その内容を正しく理解した上で自分の意見を述べられる人は、チームワークを重視する企業から高く評価されます。

さらに、異なる意見を尊重し、建設的な議論を通じて合意形成に貢献できるかも大切なポイントです。

意見の対立が生まれた時に、感情的にならずに冷静に議論を進め、チーム全体にとって最適な解決策を見つけられる人材が求められています。

協調性・チームワーク

協調性・チームワークは、チームの一員として他のメンバーと協力し、議論を円滑に進められるかという点で評価されます。

自分の意見を主張することも大切ですが、それと同じくらい他者の意見を尊重し、柔軟に取り入れられるかが重要です。

特に注目されるのが、議論が行き詰まった際や、特定のメンバーが発言できていない際に、積極的にフォローし、チーム全体の成果に貢献できるかです。

例えば、「〇〇さんはどう思いますか?」と発言の少ないメンバーに話を振ったり、議論が脱線した時に「一度論点を整理しませんか?」と提案したりする行動が評価されます。

これらの行動は、入社後にチームリーダーとして活躍する素質があることを示すため、企業にとって非常に魅力的な人材として映るのです。

グループディスカッションで選考通過するコツ3選

グループディスカッションで選考を通過するためには、戦略的なアプローチが必要です。

以下の3つのコツを実践することで、企業から高い評価を得られる可能性が大幅に向上します。

積極的に議論に貢献する

積極的に議論に貢献するといっても、ただ発言回数を増やせば良いというわけではありません。

大切なのは、議論の流れを意識して適切なタイミングを図ることです。

相手が話している最中に割り込んだり、同じような内容を繰り返し発言したりするのは逆効果になってしまいます。

特に効果的なのは、議論の冒頭で議題の前提確認をしたり、議論の進め方を提案するなど、議論を主導する姿勢を見せることです。

例えば、「まず今回のテーマについて、皆さんと認識を合わせてから議論を始めませんか?」といった提案や、「残り時間が少ないので、一度これまでの意見をまとめて、結論に向けて話し合いましょう」といった進行管理は高く評価されます。

このような発言は、リーダーシップと状況判断能力の両方をアピールできる効果的な方法なのです。

チームワークを重視し、協調性を示す

チームワークを重視する姿勢は、具体的な行動で示すことが大切です。

他のメンバーの意見に共感を示したり相槌を打つなど、理解を示す姿勢を見せることから始めましょう。

「なるほど、〇〇さんの視点は面白いですね」「その考え方は気づきませんでした」といった反応は、相手を尊重していることを表現できます。

さらに重要なのが、発言できていないメンバーに対して話を振ることです。

「△△さんはこの点についてどう思いますか?」と自然に話を振ることで、チーム全体の議論を活性化させる役割を果たせます。

また、意見が対立した時に論理的に解決策を探る姿勢も評価されます。

感情的になったり、自分の意見を押し通そうとしたりするのではなく、「両方の意見にメリットがありますが、今回の条件を考えると…」といった形で建設的に議論を進めることが大切です。

自分の役割を全うする

グループディスカッションでは、タイムキーパーや書記、発表者などの役割が設定されることが多いです。

自分に与えられた役割はきちんとこなし、議論を回すことに集中してしまって疎かになることが無いようにしましょう。

例えば、タイムキーパーに立候補した場合は、定期的に残り時間をアナウンスし、議論のペース配分を意識した発言をすることが求められます。

書記の場合は、議論の要点を的確にまとめ、必要に応じて確認を取りながら進めることが重要です。

役職は自分から先に立候補すると積極性がアピールできます。

「私がタイムキーパーを務めさせていただきます」「書記をやらせてください」といった形で積極的に手を挙げることで、責任感と主体性の両方を示すことができます。

ただし、役割を選ぶ際は自分の得意分野を考慮することも大切です。

人前で話すのが苦手な人が発表者に立候補すると、本来の能力を発揮できない可能性があるからです。

グループディスカッションの練習に参加するメリット

グループディスカッションは事前に練習することで確実に上達する選考方法です。

練習に参加することで得られるメリットを詳しく見ていきましょう。

実践的な経験を積める

グループディスカッションの練習に参加する最大のメリットは、実践的な経験を積めることです。

本番と同じような環境で何度も練習することで、緊張せずに自分の力を発揮できるようになります。

初めてグループディスカッションに参加する人は、時間配分がわからなかったり、どのタイミングで発言すれば良いかわからなかったりして、本来の実力を発揮できないことが多いです。

しかし、練習を重ねることで議論の流れが掴めるようになり、適切なタイミングで効果的な発言ができるようになります。

この経験の蓄積が自信と落ち着きに繋がり、本番でのパフォーマンス向上に直結するのです。

また、様々なテーマでの練習を通じて、幅広い分野の知識や考え方に触れることができるのも大きなメリットです。

役割の適性を見つけられる

グループディスカッションでは様々な役割がありますが、練習を通じて自分がどの役割に適しているかを発見できます。

リーダーシップを発揮するのが得意な人もいれば、アイデアを出すのが得意な人、他のメンバーをサポートするのが得意な人もいます。

練習の中で色々な役割を試してみることで、自分の強みを活かせるポジションを見つけることができるのです。

例えば、発言は多くないけれど的確な意見を述べるタイプの人は、タイムキーパーや書記といった役割で貢献度を高められるかもしれません。

逆に、アイデア豊富で発言力のある人は、議論を主導する役割が向いているでしょう。

自分の適性を理解することで、本番でより効果的に立ち回ることができるようになります。

フィードバックを通じて改善点を知れる

練習会では、他の参加者や運営スタッフからフィードバックをもらえることが多いです。

このフィードバックは、自分では気づかない癖や改善点を知る貴重な機会になります

例えば、「発言内容は良いけれど、もう少し簡潔にまとめると伝わりやすい」「他の人の意見をもっと聞く姿勢を見せると良い」といった具体的なアドバイスをもらえます。

客観的な視点からの意見は、自己分析だけでは気づけない盲点を教えてくれるため、確実な成長に繋がります。

また、他の参加者の良い点を観察することで、自分に取り入れられる要素を見つけることもできます。

「あの人の発言の仕方は参考になる」「この進行方法は真似してみよう」といった学びを得ることで、総合的なスキルアップが期待できるのです。

選考免除を受けたい場合におススメのアプリ7選

それでもグループディスカッションは苦手…という人は、選考免除が受けられるスカウト型の就活アプリがオススメです。

スカウト型の就活アプリでは、企業側から学生にアプローチするため、通常の選考プロセスをスキップできる場合があります。

プロフィールや経験をしっかりと記載することで、企業が興味を持ち、グループディスカッションなしで面接に進める可能性が高まります。

ここでは、選考免除を受けたい場合におススメな就活アプリを7つご紹介します!

ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問に強い就活サイトです。

人気の大手企業の職業インターンシップの案内が数多く届くほか、難関企業の内定者による就活対策講座やサポートを受けることができます。

自分が参加したいインターンの詳しい情報や、選考通過のコツを、自分のOG・OBという身近な先輩に聞くことができるため、生の体験談を知ることができるサービスです。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

就活会議

就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、内定者のESや面接情報が口コミで確認できる就活サイトです。

また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気なども確認できるため、自分に合わない企業の回避にもつなげることができます。

インターンシップの案内やスカウトも数多く届くサイトです。

インターンの雰囲気や内容、選考に通るコツなどを知りたい人にオススメのサイトです!

内定者のES・面接情報で選考対策ができる「就活会議」

Lognavi

LognaviはWebテストの対策や自己分析を行うことができる就活サイトです。

自己分析の結果をもとに相性が良い企業を紹介してくれます。

また、同じ学校や同じ企業を志望する人とコミュニティで繋がることができるため、情報共有にも有利な就活サイトです。

【15万人が利用】適性診断で相性が良い企業が見つかる就活アプリ!【Lognavi】

キャリアチケット・スカウト

キャリアチケット・スカウトは、スカウト型の就活サイトです。

まず自分の自己診断をアプリで行い、自己診断結果をもとに、自分の価値観と合う企業からのオファーがやってきます。

誰もが知る有名企業からのオファーやインターンの案内も数多く届きます。

本選考直結のスカウトも届くので、インターンに参加せずに選考優遇を受けられる可能性もあるサイトです。

価値観でマッチする【キャリアチケットスカウト】

キミスカ

キミスカはスカウト型の就活サイトです。

スカウト型の就活サイトは数多くありますが、中でもキミスカは、スカウトにランクがあり、企業の本気度が分かるようになっています。

SPIの対策問題集の配布や、就活対策講座など、就活そのものへのサポートもとても充実しているサイトです。

インターン情報も数多く配信されるので、スカウトを受動で気に受けるだけでなく、自分で情報集めと就活対策も同時に行うことができます。

ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

ABABA

ABABAは最終面接まで進んだ実績が評価される、スカウト型の就活サイトです。

もし志望の企業に落ちてしまっていても、最終面接へ進んだ経験があれば、その経験を買って他の企業からスカウトが届きます。

既に就活をある程度進めている26卒向けのサービスです。

ABABA|不採用通知がスカウトに変わる新卒向けサービス

Offer Box

Offer Boxはスカウト型の就活サイトです。

非常に多くの就活生が登録しているサイトで、その分企業の登録数も多いです。

インターン情報が最も多く手に入るスカウト型就活サイトです。

企業はスカウトを送れる量に限りがあるため、学生一人一人のプロフィールを確認して、本気度の高いスカウトを送ってきます。

企業が学生にオファーする新卒就活サイト【OfferBox<オファーボックス>】

まとめ

グループディスカッションは企業にとって効率的かつ効果的な選考方法なので、今後も多くの企業で実施され続けるでしょう。

企業がグループディスカッションで確認しているのは、論理的思考力、コミュニケーション能力、協調性・チームワークの3つです。

これらの能力を意識しながら、積極的な貢献、チームワークの重視、役割の完遂という3つのコツを実践することで、選考通過の可能性を大幅に高めることができます。

不安な人は練習会に参加して実践的な経験を積み、フィードバックを通じて改善点を見つけることが成功への近道です。

グループディスカッションは確かに緊張する選考方法ですが、適切な準備と練習を重ねることで必ず上達します。

企業の意図を理解し、戦略的にアプローチすることで、きっと良い結果に繋がるはずです!