こんにちは!28卒ライターのMiaです。
「就活エージェントの断り方が分からない…。」
「就活エージェントを断っても今後の就職活動に影響はでないかな…?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか!
本記事では、断る理由やタイミング、丁寧な断り方の例文、やってはいけないNG行動、断った後の影響や対処法まで詳しく解説していきます!
就活エージェントは断っても大丈夫?

結論から言うと、就活エージェントを断るのは全く問題ありません。
就活エージェントは、あくまでも学生の就職活動をサポートするためのサービスです。学生にとってメリットがないと感じたり、他により良い選択肢が見つかったりした場合は、遠慮なく断って構いません。
実際に、多くの学生が就活の途中でエージェントを変更したり、利用を停止したりしています。
大切なのは、適切な方法で丁寧に断ることです。無視したり、突然連絡を絶ったりするのではなく、きちんと意思表示をすることで、お互いにとって気持ちの良い関係を保つことができます。
就活エージェントを断るべきタイミングと理由

就活エージェントを断るタイミングに「早すぎる」「遅すぎる」ということはありません。
自分にとって必要ないと感じたときが、断るべきタイミングです。

良くある理由とあわせて、具体的に見ていこう!
断ってもよいタイミング
就活エージェントを断るタイミングに「早すぎる」「遅すぎる」ということはありません。自分にとって必要ないと感じたときが、断るべきタイミングです。
よくあるタイミング
- 初回面談後:サービス内容や担当者との相性を確認した結果
- 求人紹介を受けた後:紹介された求人が希望に合わなかった場合
- 選考途中:他社で内定が出た、志望業界が変わったなど
- 内定後:就活が終了したタイミング
- 利用開始から数ヶ月後:長期間利用してみて効果を感じられなかった場合
どのタイミングであっても、早めに連絡することが大切です。担当者も他の学生のサポートに時間を割けますし、企業側にも迷惑をかけずに済みます。
よくある就活エージェントを断る理由6選
就活エージェントを断る理由は人それぞれですが、よくあるパターンをご紹介します。
1. 担当者との相性が合わない
- アドバイスの仕方が自分に合わない
- コミュニケーションスタイルが違う
- 価値観や考え方にズレを感じる
2. 紹介される求人が希望に合わない
- 業界や職種が希望と異なる
- 勤務地が希望エリア外
- 企業規模や待遇面で期待と乖離がある
3. サービス内容が期待と違った
- サポート内容が思っていたものと違う
- 面接対策やES添削の質に不満
- 連絡頻度が自分のペースに合わない
4. 他の方法で就活がうまく進んでいる
- 大学のキャリアセンターで十分
- 他のエージェントでうまくいっている
- 自分で企業に直接応募する方が合っている
5. 就活の方向性が変わった
- 志望業界や職種が変わった
- 大学院進学を決めた
- 起業や海外留学などの道を選んだ
6. 内定が出て就活が終了した
- 第一志望企業から内定をもらった
- 満足のいく企業から内定を得られた

どんな理由であっても、正直に伝えることが一番!
担当者も学生の状況を理解して、適切に対応してくれるよ!
就活エージェントの断り方【シーン別例文つき】

具体的な断り方を、シーン別の例文とともにご紹介します。
テンプレートとしてそのまま活用することもできます。

適切な断り方を知っておけば、相手に失礼なく意思を伝えることができるよ!
面談やサービス利用を断りたいとき
初回面談の前や途中で、サービス利用をやめたいと思った場合の断り方です。
例文①(初回面談前)
件名:面談のキャンセルについて
○○様
いつもお世話になっております。
○月○日に面談のお約束をいただいている、△△大学の□□と申します。
この度、就活の方針を見直した結果、現在は自力での就職活動に専念することに決めました。
お時間を調整いただいたにも関わらず、誠に申し訳ございません。
○月○日の面談はキャンセルさせていただければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
△△大学 □□学部
□□ □□
例文②(面談後のフォロー辞退)
件名:サービス利用について
○○様
昨日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
面談でお話をお聞きし、サービス内容について理解を深めることができました。
しかし、現在の就活状況を総合的に判断した結果、今回はサービスの利用を見送らせていただくことにいたします。
お時間をいただいたにも関わらず申し訳ございません。
機会がございましたら、またよろしくお願いいたします。
△△大学 □□学部
□□ □□
就活エージェントからの求人紹介を断りたいとき
継続的に求人紹介を受けているけれど、紹介される企業が合わないと感じる場合の断り方です。
例文③(求人紹介の停止依頼)
件名:求人紹介の件について
○○様
いつもお世話になっております。□□です。
継続的に求人をご紹介いただき、ありがとうございます。
この度、就活の方向性を整理し直した結果、当面は自分で企業研究を進めながら、直接応募での就職活動に専念することにいたします。
つきましては、求人紹介を一時停止していただければと思います。
今後、状況が変わりましたら改めてご相談させていただくかもしれません。
その際はよろしくお願いいたします。
△△大学 □□学部
□□ □□
選考中の企業を辞退するとき
エージェント経由で応募した企業の選考を、途中で辞退したい場合の連絡方法です。
例文④(選考辞退)
件名:【緊急】○○株式会社の選考辞退について
○○様
いつもお世話になっております。□□です。
○○株式会社の選考についてご連絡いたします。
この度、慎重に検討した結果、同社の選考を辞退させていただきたく、ご連絡いたします。
理由:他社から内定をいただき、そちらへの入社を決めたため
ご紹介いただいた企業様にご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
○○様にも多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
△△大学 □□学部
□□ □□
日程調整後の面接を辞退したいとき
面接の日程調整が完了した後に辞退する場合は、特に迅速な連絡が必要です。
例文⑤(面接辞退)
件名:【至急】○月○日面接の辞退について
○○様
いつもお世話になっております。□□です。
○月○日(○曜日)○時からお約束いただいている○○株式会社の面接について、緊急にご連絡いたします。
この度、家庭の事情により就職活動を一時中断することになり、同日の面接を辞退させていただきたく、ご連絡いたします。
直前のご連絡となり、企業様および○○様に多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
可能な限り早急に企業様にもお伝えいただければ幸いです。
△△大学 □□学部
□□ □□
内定を辞退したいとき
エージェント経由でいただいた内定を辞退する場合の連絡方法です。
例文⑥(内定辞退)
件名:○○株式会社内定辞退のご連絡
○○様
いつもお世話になっております。□□です。
先日は○○株式会社の内定のご連絡をいただき、ありがとうございました。
この度、慎重に検討させていただいた結果、誠に恐縮ですが内定を辞退させていただくことにいたします。
理由:第一志望企業からも内定をいただき、そちらへの入社を決めたため
○○様には長期間にわたり手厚いサポートをいただき、心より感謝しております。
しかし、このような結果となり、誠に申し訳ございません。
企業様にも失礼な対応となってしまい、深くお詫び申し上げます。
△△大学 □□学部
□□ □□
就活エージェント自体の利用を断りたいとき(退会)
サービス全体の利用を停止したい場合の連絡方法です。
例文⑦(完全退会)
件名:サービス退会のお手続きについて
○○様
いつもお世話になっております。□□です。
この度、就職活動が終了いたしましたため、サービスの退会手続きをお願いしたく、ご連絡いたします。
○○様には長期間にわたり丁寧にサポートしていただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで、満足のいく就職活動を行うことができました。
退会に関する手続きがございましたら、お教えください。
今後ともよろしくお願いいたします。
△△大学 □□学部
□□ □□
就活エージェントを断る際にやってはいけないこと4選

断る際に気をつけたいNGパターンをご紹介します。
これらを避けることで、トラブルや今後の就活に悪影響を与えることも防げます。
無視・既読スルー・未返信はNG
一番やってはいけないのが、連絡を完全に無視してしまうことです。
担当者からの連絡に対して、
- 既読スルーを続ける
- メールや電話に一切返信しない
- LINEやメッセージを無視する
こうした対応は、社会人としてのマナーに反するだけでなく、担当者に無用な心配をかけてしまいます。
また、企業との選考が進んでいる場合は、企業側にも迷惑をかけることになります。
「断るのが申し訳ない」「どう言えばいいか分からない」という気持ちも分かりますが、無視するよりも正直に気持ちを伝える方が、お互いにとってずっと良い結果になります。
面接や選考の日程直前に辞退を伝えるのはNG
当日や前日の辞退連絡は、できる限り避けましょう。
企業側は面接のために時間を確保し、面接官のスケジュール調整も行っています。直前の辞退は大きな迷惑をかけてしまいます。
ただし、どうしても避けられない事情(体調不良、家庭の緊急事態など)がある場合は、できるだけ早く連絡することが大切です。
その際は、
- 理由を正直に説明する
- 深くお詫びする
- 今後の対応を明確にする(別日程への変更希望 or 完全辞退)
このような対応を心がけてください。
嘘の理由で断るのは避ける
断る理由について嘘をつくのは、後々トラブルの原因になる可能性があります。
よくある嘘の例
- 「体調不良」(実際は他の理由)
- 「家庭の事情」(実際は志望度の問題)
- 「大学院進学決定」(実際は他社への就職)
就活業界は意外と狭く、担当者同士で情報交換することもあります。嘘がバレた場合、今後の就活に影響する可能性もゼロではありません。
正直に伝えることのメリット
- 担当者との信頼関係を保てる
- 将来また利用したくなったときに気まずくない
- 他の学生により良いサポートの提供の参考になる
できるだけ正直に、でも相手を傷つけないように配慮して伝えることが大切です。
丁寧に断らないと「ブラックリスト」入りの可能性も?
極端に失礼な対応をした場合、そのエージェント会社で「要注意人物」として記録される可能性があります。
ブラックリスト入りしやすい行動
ただし、一般的な就活エージェントでは、学生が礼儀正しく断る分には何の問題もありません。
普通に社会人としてのマナーを守って対応すれば、全く心配ありません。
就活エージェントを断った後の流れ

エージェントを断った後、どのような流れになるのか気になる方も多いと思います。

ここからは連絡頻度や今後の就活への影響について、具体的に解説していくよ!
断ったあとの連絡頻度は?しつこい?
ほとんどの場合、断った後の連絡は大幅に減るか、完全になくなります。
多くのエージェント会社では、学生が明確に断りの意思表示をした場合、それ以上の営業連絡は控えるのが一般的です。
これは学生の意思を尊重するとともに、効率的な営業活動のためでもあります。
断った後によくある連絡パターン
- 完全に連絡が止まる(最も一般的)
- 確認の連絡が1〜2回(退会処理確認など)
- 季節の挨拶程度(年に1〜2回程度)
- 新サービス開始時の案内(半年〜1年後)
もし断った後も頻繁に連絡が来る場合は、はっきりと「連絡不要」の旨を伝えることが大切です。
それでも止まらない場合は、その会社のお客様相談窓口に連絡してみてください。
他のエージェントに乗り換えても問題なし
エージェントを変更することは、全く問題ありません。
実際に、多くの学生が複数のエージェントを並行利用したり、途中で乗り換えたりしています。これは就活における一般的な戦略の一つです。
乗り換える際の注意点
- 前のエージェントとの契約や選考状況を整理しておく
- 同じ企業に複数のエージェント経由で応募しないよう注意する
- 個人情報の取り扱いについて確認する
新しいエージェントに登録する際、前のエージェントを利用していたことを伝える必要はありません。
ただし、選考中の企業がある場合は、重複応募を避けるために情報共有した方が安全です。
断ったことが今後の就活に影響する?
基本的に、他の就活には影響しません。
就活エージェント会社と一般企業の選考は独立しています。エージェントを断ったことが、他の企業の選考結果に影響することはありません。
影響がないもの
- 他の企業の選考結果
- 大学のキャリアセンター利用
- 他のエージェント会社での評価
- 就職後の人事評価
注意が必要なケース
- 同じエージェント会社の再利用(担当者が変わることが多い)
- エージェント会社のグループ企業への就職(稀なケースですが念のため)
普通に礼儀を守って断っていれば、何も心配することはありません。むしろ、自分に合わない環境で無理を続ける方がリスクが高いと言えるでしょう。
就活エージェントの退会方法まとめ

サービス自体を完全に停止したい場合の退会方法をご紹介します。
退会方法はエージェント会社によって異なりますが、主要な3つのパターンを把握しておきましょう。
退会方法① 担当者にメールや電話で連絡する
最も一般的で確実な方法です。
手順
- 担当者に退会希望の連絡をする
- 退会理由を簡潔に説明する
- 退会手続きについて確認する
- 個人情報の取り扱いについて確認する
メリット
- 直接担当者とやりとりできるので確実
- 疑問点があればその場で解決できる
- 今後の連絡について明確に取り決めできる
例文
件名:退会手続きについて
○○様
いつもお世話になっております。□□です。
この度、就職活動の方向性が決まりましたため、
サービスの退会手続きをお願いしたく、ご連絡いたします。
退会に関する手続きや注意事項がございましたら、
お教えいただければ幸いです。
これまで丁寧にサポートしていただき、
本当にありがとうございました。
□□

このフォーマットに則ったら完璧だね!
退会方法② 公式サイトやマイページから手続きを行う
多くのエージェント会社では、オンラインでの退会手続きが可能です。
手順
- 「退会」「アカウント削除」などの項目を探す
- 指示に従って手続きを進める
- 公式サイトにログインする
- マイページやアカウント設定画面を開く
- 退会完了の確認メールを受信する
メリット
- 24時間いつでも手続きできる
- 担当者と直接やりとりする必要がない
- システム上で即座に処理される
注意点
- 選考中の企業がある場合は事前に連絡が必要
- 退会手続きが完了するまで時間がかかる場合がある
- 退会方法③ 退会フォームやチャットサポートを利用する
カスタマーサポート経由での退会も可能です。
手順
- 公式サイトの「お問い合わせ」ページを開く
- 退会専用フォームまたはチャットサポートを利用
- 必要事項を入力して送信
- サポート担当者からの連絡を待つ
- 指示に従って退会手続きを完了
こんな場合におすすめ
- 担当者と連絡が取れない
- マイページにログインできない
- 退会方法が分からない
どの方法を選んでも、退会完了の確認は必ず取るようにしてください。後々のトラブルを避けるためにも重要です。
よくある質問(FAQ)

ここからは就活エージェントを断る際によく寄せられる質問に答えていきます!

事前に疑問点を解消しておくことで、安心して行動に移すことができるよ!
就活エージェントを無視してもいいの?
無視は推奨できません。
確かに法的な問題はありませんが、以下のリスクがあります。
リスク
- 社会人としてのマナーに反する
- 選考中の企業に迷惑をかける可能性
- 将来的にそのエージェントを利用しにくくなる
- 担当者に無用な心配をかける
適切な対応
短い連絡でも構わないので、利用停止の意思を伝えることをおすすめします。
「申し訳ございませんが、サービスの利用を停止させていただきます。ありがとうございました。」
これだけでも十分です。
退会後にまた再登録できる?
ほとんどの場合、再登録は可能です。
ただし、以下の点に注意してください。
再登録時の注意点
- 前回利用時の情報が残っている場合がある
- 担当者が変わる可能性が高い
- サービス内容が変更されている場合がある
- 一定期間(3〜6ヶ月程度)空ける方が無難
再登録できないケース
- 極端に失礼な対応をして退会した場合
- エージェント会社の規約に違反した場合
- システム上の制約がある場合(稀)
心配な場合は、再登録前にカスタマーサポートに確認してみるといいでしょう。
担当者を途中で変えてもらえる?
多くの場合、担当者の変更は可能です。
変更理由として認められやすいもの
- コミュニケーションスタイルの不一致
- 専門性のミスマッチ(希望業界の知識不足など)
- 物理的な要因(居住地域の違いなど)
- 時間帯の都合が合わない
変更依頼の方法
- 現在の担当者に直接相談する
- エージェント会社のサポート窓口に連絡する
- 上司や別の担当者に相談する
依頼する際の例文
いつもお世話になっております。□□です。
この度、より効果的な就職活動を行うため、
担当者の変更をお願いしたく、ご連絡いたします。
理由:○○業界により詳しい方からアドバイスをいただきたいため
ご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
退会後の個人情報はどうなる?
個人情報の取り扱いは会社によって異なります。
一般的な対応
- 一定期間(1〜3年程度)は保管される
- 完全削除を希望する場合は別途依頼が必要
- 法律で定められた期間は保管義務がある場合も
確認すべきポイント
- 個人情報の保管期間
- 完全削除の可否と手続き方法
- 第三者への提供状況
- データの利用目的
心配な場合の対処法
退会時に「個人情報の完全削除」を明確に依頼することをおすすめします。多くの会社では、学生からの要請があれば対応してくれます。
まとめ

就活エージェントを断ることはよくあることです。むしろ、自分に合わないサービスを見極めて適切に判断できることは、社会人になってからも大切な能力です。

自分にとって最適な方法を選択することで、きっと理想の就職先に出会えるよ!