こんにちは!27卒ライターのFujiです!
今回は、サントリーのインターン情報をご紹介していきます。
サントリーは、酒類や食品事業をはじめとした飲食物を開発・販売している食品メーカーです。
国際的に事業を展開しており、日本を代表する大企業の一つでもあります。
もちろん人気企業なので、サントリーに就職したい場合はインターンに参加することがとても大事です。
そこで今回は、サントリーのインターン情報を、文系募集はあるのかないのかも含めて解説していきます!
- サントリーの企業概要と事業内容・企業理念
- サントリーのインターンプログラムの詳細(文系募集の有無含む)
- サントリーのインターン選考フローと対策
- サントリーのインターンが内定に直結するかどうか
サントリーとは

まずはサントリーという会社について詳しく見ていきましょう!
サントリーは日本を代表する食品メーカーです。
酒類、食品事業をはじめ、健康食品事業など新規分野にも取り組み、さらに海外でもアジア・中国での事業展開やアメリカ・オセアニアにおける飲料ビジネスなど、日本国内だけでなく、世界各国でも幅広く事業を展開しています。
サントリーの基本情報は以下の通りです。
【サントリーの基本情報】
本社所在地: 大阪市北区堂島浜2-1-40
創業: 1899年
資本金: 700億円
従業員数: 41,511名
1899年の創業から120年以上の歴史を持つ老舗企業で、「やってみなはれ」の精神で常に新しい挑戦を続けています。
従業員数は4万人を超える大企業で、グローバルに事業を展開している点も魅力です。
資本金700億円という財務基盤の安定性も、就職先として人気が高い理由の一つです。
事業内容
サントリーでは飲料・食品に関しての企画・開発・販売のすべてを行っています。
そのため、事業内容は非常に多岐に渡ります。
新卒採用がある部門の事業内容は以下の通りです。
- ビジネス部門: 酒類営業・食品営業/マーケティング
- デジタル&テクノロジー部門: DX戦略企画/UIUX・サービスデザイン/データサイエンス・AIエンジニアリング/先端技術リサーチ
- 法務部門: 法務
- 生産研究部門: 基礎研究/商品開発・生産/生産技術・生産
- デザイナー部門: プロダクトデザイン
- 製造部門: 中味製造/パッケージング/品質管理/エンジニアリング・工務部門
文系・理系問わず様々な職種で新卒採用を行っています。
営業やマーケティングといった文系職種から、研究開発や生産技術といった理系職種まで幅広く募集しているのが特徴です。
自分の専門分野や興味に応じて、様々なキャリアパスを選ぶことができます。
企業理念
サントリーの企業理念について詳しく解説します。
「やってみなはれ」の精神が理念になっており、挑戦を大事にする企業風土が根付いています。
この「やってみなはれ」は関西弁で「やってみなさい」という意味で、創業者の精神を表している言葉です。
サントリーが大切にしている4つの言葉は以下の通りです。
- やってみなはれ/みとくんなはれ
- 生活者志向
- 人間らしさ
- エトヴァス・ノイエス
いずれも知的好奇心が刺激されること、社会をより楽しくさせることを重要視した言葉です。
「やってみなはれ」は挑戦の精神を、「みとくんなはれ」は見守る温かさを表しています。
「生活者志向」は常にお客様の立場に立って考えることを、「人間らしさ」は心の豊かさを大切にすることを意味しています。
「エトヴァス・ノイエス」はドイツ語で「何か新しいこと」という意味で、常に革新を求める姿勢を表しています。
これらの理念は面接でも重要なポイントになるので、しっかりと理解しておきましょう。
サントリーのインターン情報【文系はない?】

サントリーのインターンについて詳しく解説していきます。
「文系の募集はあるの?」という疑問にもお答えしていきます!
開催プログラム・日程
サントリーでは3つの部門でインターンが開催されています。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
①ビジネス部門
ビジネス部門では4つのコースがあります。
- ファイナンス・アカウンティングコース
- セールスマーケティングコース
- ブランドマネージャーコース
- サプライチェーンコース
ファイナンス・アカウンティングコースのみ夏季開催で、ほかは冬季開催となっています。
日程は1週間の対面開催で、社員とのグループワークやディスカッションなどを通した実務体験ができます。
このビジネス部門のインターンは文系学生でも参加可能で、特に営業やマーケティングに興味がある学生にはピッタリのプログラムです。
実際のビジネスの現場で使われている手法を学べるため、非常に実践的な経験を積むことができます。
②D&T部門
D&T部門(デジタル&テクノロジー部門)のインターンは、日程が1週間程度で夏季開催されます。
デジタルサービスの企画業務体験がメインとなっており、プログラミング経験が必要です。
このコースは理系学生、特にIT系のスキルを持った学生向けのプログラムです。
サントリーのDX戦略に関わる業務を体験でき、最新のデジタル技術に触れることができます。
AIやデータサイエンスに興味がある学生には非常に魅力的なプログラムと言えるでしょう。
③生産研究部門
生産研究部門では3つのコースがあります。
- 生産技術・生産コース
- 基礎研究コース
- 商品開発・生産コース
生産技術・生産コースのみ夏季開催で、ほかは秋季開催となっています。
日程は1週間程度で、座談会や研究所訪問を通した研究開発内容の体験ができます。
このコースでは医学・薬学・農学などのその時々のテーマに沿った研究経験が必要です。
理系の専門知識を活かして、サントリーの研究開発の現場を体験できる貴重な機会となっています。
選考時期
夏インターンは5月~6月に募集が行われ、秋冬インターンは9月~10月に募集が行われます。
特に秋インターンは10月開催で9月募集なので選考期間はかなり短くなっています。
プログラムによって〆切時期は違うので注意が必要です。
募集開始と同時に多くの学生が応募するため、早めの準備が重要になってきます。
公式サイトを定期的にチェックして、募集開始を見逃さないようにしましょう。
募集要項【文系はない?】
サントリーのインターン募集要項について詳しく説明します。
基本的には大学3回生以上が対象となっています。
結論から言うと、文系学生でもビジネス部門のインターンに参加することができます!
ビジネス部門は文系可となっており、営業やマーケティングに興味がある文系学生には非常にオススメです。
一方で、開発関連やIT職は理系の専門スキルが必要となっています。
D&T部門や生産研究部門では、それぞれの分野の専門知識や経験が求められます。
募集要項はプログラムによって異なるので、応募前に必ずチェックしておくことが重要です。
自分の専攻や経験に合ったプログラムを選ぶことで、合格の可能性を高めることができます。
倍率
サントリーのインターンの倍率について解説します。
サントリーのインターンはどれも募集人数が10人前後と非常に少ないため、倍率が非常に高くなっています。
リクナビのプレエントリー数から概算すると倍率は200倍程度と推測されます。
これは非常に狭き門であることを意味しており、しっかりとした対策が必要です。
また、インターンに参加しないと本選考に進めない職種もあるため、対策はしっかり行うべきです。
特にビジネス部門の一部の職種では、インターン参加が本選考の前提となっているケースもあります。
高い倍率に負けないよう、ES対策やWebテスト対策を徹底的に行うことが重要です。
サントリーのインターン選考フロー

サントリーのインターン選考について、各段階での対策ポイントを詳しく解説していきます。
選考フローを理解して、効果的な対策を立てましょう!
ES
サントリーのESでは以下の内容が問われます。
- 学生時代に力を入れた活動(高校・大学)
- 研究内容
- 趣味・特技
- 志望動機
ESで多くの志望者が落とされるので、しっかり書くことが重要です。
特に「学生時代に力を入れた活動」では、自分の成長や学びを具体的に示すことが大切です。
単なる活動の説明ではなく、「なぜその活動を選んだのか」「どんな課題があったのか」「どう解決したのか」「何を学んだのか」を明確に書きましょう。
「志望動機」では、サントリーの企業理念や事業内容と自分の価値観や目標を結び付けることが重要です。
「やってみなはれ」の精神や「生活者志向」といったキーワードを使いながら、自分なりの解釈を示すことで志望度の高さをアピールできます。
AIを利用したES対策もオススメです。
客観的な視点からフィードバックを受けることで、より質の高いESを作成することができます。
Webテスト
サントリーのWebテストはESと同時に提出する必要があります。
内容は玉手箱が使用されています。
玉手箱は、言語・計数・英語の能力検査と性格検査で構成されています。
言語問題では論理的読解力が、計数問題では数学的思考力が問われます。
英語問題では語彙力と読解力がテストされ、性格検査では行動特性や価値観が測定されます。
玉手箱の特徴は、1つの形式の問題が連続して出題されることです。
そのため、それぞれの問題形式に慣れておくことが重要です。
時間制限も厳しいので、スピードと正確性を両立した解答が求められます。
専用の対策本を使って、繰り返し練習することをオススメします。
面接
サントリーのインターン選考では、オンラインで面接が行われます。
聞かれるのは基本的に志望動機が中心となります。
「なぜサントリーのインターンに参加したいのか」「サントリーで何を学びたいのか」「将来どんな仕事をしたいのか」といった質問が予想されます。
理系職の場合は研究内容を深堀りされることが多いです。
「研究テーマを選んだ理由」「研究で苦労した点」「研究成果をどう活かしたいか」などについて具体的に説明できるよう準備しておきましょう。
面接では、サントリーの企業理念への理解と共感を示すことが重要です。
「やってみなはれ」の精神を自分の経験と結び付けて話せるようにしておくと良いでしょう。
サントリーのインターン参加者の口コミ

実際にサントリーのインターンに参加した学生の口コミを見てみましょう!
口コミは「就活会議」から引用して紹介します。
サントリーという企業の温かみをとても感じることができ、良かったです。また、とても実践的なインターンシップだったのですごく企業理解につながったと思います。個人的には、就活をするうえで貴重な交友関係も見つけることができたので、嬉しかったと感じました。(26卒・ビジネス部門)
この口コミから分かるように、サントリーのインターンでは企業の温かい雰囲気を実感できるようです。
実践的な内容で企業理解が深まるだけでなく、同じ志を持つ仲間との出会いも得られる貴重な機会となっています。
自分でOBOG訪問をするよりも遙かに多くの社員の方に直接お話を伺うことができるので、サントリーについて圧倒的に詳しく知ることができる。インターンシップでは会社のマイナス面は聞けないイメージだったが、どの社員の方もマイナスの側面についても正直に語ってくださった。(24卒・基礎研究)
この口コミからは、サントリーのインターンでは多くの社員と直接話せる機会があることが分かります。
また、良い面だけでなくマイナス面についても正直に教えてもらえるため、入社後のミスマッチを防ぐことができそうです。
これらの口コミから、サントリーのインターンは単なる企業PR の場ではなく、本当に学生の成長と理解を重視したプログラムであることが分かります。
サントリーのインターンは内定直結?

ここが一番気になるポイントですね!
結論から言うと、サントリーのインターンは内定直結の側面が強いです。
ビジネス部門、生産研究部門はインターンから本選考直結になるコースが用意されています。
このコースでは初期配属先も確約されるため、配属ガチャの心配もありません。
特にビジネス部門の財経部門はインターンに参加しないと選考に進めない仕組みになっています。
これは、インターン参加がほぼ必須であることを意味しています。
他の部門のインターンでも、早期選考などの案内が来るとの口コミが多数あります。
インターン参加者だけの特別選考ルートが用意されており、本選考よりも有利な条件で選考を受けることができます。
したがって、インターンに参加していることで選考に有利に働くのは間違いありません。
ただし、インターンに参加すれば必ず内定がもらえるわけではありません。
インターン中の取り組みや成果が評価された場合に限り、優遇措置を受けることができます。
本選考を勝ち抜く!オススメ対策方法

サントリーのインターンに向けて、効果的な対策方法を段階別に紹介します。
本選考でも十分に通用する対策方法なので、ぜひ取り組んでみてください!
AIを利用した完璧なES対策
インターンも本選考も、まずはESを通過することが重要です。
何万通も届くESの中から、選考突破できるような効果的なESを書くためには、AIを積極的に活用していきましょう!
SmartESは、フォーマットに従って情報を入力するだけで、「通るES」が簡単に作成できるサービスです。
普通のAIソフトと違って、ESに特化したサービスなので、特に効果的になっています。
「10万件の通るES」を学習した就活AIが、ES作成を自動化【SmartES】

アプリ&書籍でWebテスト対策
Webテストは事前の対策が不可欠です。
Webテスト対策ができるアプリ、もしくは専用の問題集で事前に対策をしておきましょう!
アプリを利用する場合は、受験するWebテストでアプリストアで検索するか、Lognaviの活用がおススメです。
Lognaviは就活アプリの一つですが、一般的な就活アプリと違って、本物のWebテストそっくりな知的検査を行うことができます。
また、通常、Webテストは自分の回答結果を見ることはできませんが、Lognaviを利用すると、自分が平均からどのぐらい成績が良いのかどうかを偏差値で確認できます。
アプリでWebテストを受けたい場合はぜひLognaviを利用してみてください!
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内定者のリアルな情報で面接対策
面接対策では、内定者の受け答えを参考にしましょう。
就活会議などの口コミサイトでは、実際に内定を獲得した人たちのリアルな受け答えを知ることができます。
本選考とインターンで状況を分けて検索することも可能なので、かなり便利なサイトです!

また、志望する企業にいるOB/OG訪問を行い、面接対策に協力してもらうのも一つの手段です。
Macherというアプリは、オンラインも含め、かなり気軽にOB/OG訪問を行うことができるので、ぜひどんどん活用してください♪
緊張せずにリラックスして話ができる環境が整っているので、OB/OG訪問初心者には特におすすめです。
国内最大級のOB・OG訪問支援サービス【Matcher(マッチャー)】
まとめ

サントリーのインターンについて詳しく解説してきました!
サントリーは1899年創業の老舗食品メーカーで、「やってみなはれ」の精神のもと、常に挑戦を続けている魅力的な企業です。
インターンプログラムは3つの部門で開催されており、文系学生でもビジネス部門のインターンに参加することができます!
特にビジネス部門では、ファイナンス・アカウンティング、セールスマーケティング、ブランドマネージャー、サプライチェーンの4つのコースが用意されています。
選考倍率は200倍程度と非常に高いですが、インターン参加が本選考の前提となっている職種もあるため、しっかりとした対策が必要です。
選考はES・Webテスト(玉手箱)・面接という流れで、特にESでの差別化が重要になってきます。
サントリーのインターンは内定直結の側面が強く、参加者には早期選考の案内や初期配属の確約などの優遇措置があります。
インターンに参加できなかった場合でも、AIを活用したES対策、玉手箱の徹底対策、内定者情報を活用した面接対策をしっかりと行うことで、本選考で十分に勝負することができます。
サントリーへの就職を目指すあなたの成功を心から応援しています!