【ガクチカと自己PR】同じ内容でも大丈夫?2つの違いを詳しく解説! 

エントリーシート(ES)

こんにちは、26卒ライターのtomokaです。

皆さんの中には、就活の面接や、選考に応募する際に提出するESの準備をする際、
ガクチカと自己PRについて

楽子ちゃん
楽子ちゃん

ガクチカと自己PRで話す内容やエピソードが被ってしまう…

楽子ちゃん
楽子ちゃん

ガクチカと自己PRの内容が同じだと良くないのかな…

と不安に思う方も多いと思います。

どちらも自分自身を志望企業にアピールする点では同じですが、
2つの質問に対して全く同じ答え方をしてしまうと、十分に自分をアピールできた感じがしませんよね。

では、ガクチカと自己PRを聞かれたとき、伝えるべきことの違いはどういったところにあるのでしょうか?

この記事を読むと、

  • ガクチカと自己PRで聞かれていることの違い
  • ガクチカと自己PRの内容が被るのはアリなのか
  • 同じエピソードで違いを出す方法

が分かり、志望企業に対してより効果的に自分をアピールすることができます!

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ガクチカと自己PRの違い

大まかな2つの違い

ガクチカは、仕事や物事に対する取り組み方・姿勢を見られているのに対し、

自己PRは、強みや人柄が企業と合うかどうかが見られている

という違いがあります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう!

ガクチカで面接官が聞きたいこと

ガクチカについて聞かれる際、面接官は

どのような活動を通して、
どのような困難を経験し、
どのような対策を立ててそれを乗り越え、
どのような結果と学びを得たのか

を知ろうとします。

これを聞くことによって、
応募者がどんな価値観を持ち、どんな姿勢で仕事に向き合うことができる人間なのか
を知ることができます。

なので、面接の際には

  • なぜその活動に力を入れようと思ったのか
  • なぜその困難を乗り越えようと思ったのか
  • なぜ困難に対してそのような対策を立てたのか

というような、価値観や考え方に対する深掘りの質問がされます

自己PRで聞かれていること

自己PRは、これまでの経験やスキルを具体的に知るためにされる質問です。

自己PRを聞くことで、
応募者がどんな強みや長所を持っている人間なのかを知り、
その強みが企業と合うのか
を判断することができます。

また、自己PRを聞くことで自己分析ができているかを知ろうとする意図もあります。

自己PRは、自己分析を行う中で深みが出るものなので、
自己分析をちゃんとしている人は、深掘りの質問にも動じずに答えられるはずです!

自己分析が十分にできていないと、せっかくの自己PRも説得力がなくなってしまいます。

自己分析は、自己PRだけでなく、就活を進める際の「就活の軸」にも繋がるので、しっかりと取り組みましょう!

自己分析について詳しく知りたい方はこの記事を読んでみてください!

キャリア形成に不可欠!就活で自己分析が重要な理由とは?

自己分析のやり方を徹底解説【内定10社越えの24卒の先輩にインタビュー】 

同じ内容はアリ?

「全く同じ」は危険?

自己PRとしてアピールしたい部分があるため、ガクチカと同じことを話したい!と思う人もいると思います。
このとき、全く同じ話をしても大丈夫なのでしょうか?

結論として、オススメしません!

というのも、
単純に他の人に比べてアピールする場が少なくなってしまうからです!

他の人が自己PRとガクチカで違う内容を伝えている一方で、自分は全く同じ内容を伝えるとなると、
その人自身のことが中々見えず、採用に繋がる要素が他の人よりも少なくなってしまいます。

こういった点で損になってしまうので、
2つの質問で全く同じ話をするのは危険です。

たった1つのエピソードでは、自分がどんな人か知ってもらうことにも限度があるので、
いくつかエピソードを用意して、様々な要素を散りばめることをオススメします!

エピソードが被るのはアリ?

エピソードは被っていても、伝えたい内容が異なる場合は大丈夫です!

同じエピソードから、それぞれの質問でアピールしたい要素を抽出して、回答を用意するようにしましょう。

同じエピソードを使いたい場合、事前に

「再度〇〇の話になってしまうのですが…」

という断りを入れて話し始めると良さそうですね!

同じエピソードで書く場合

例えば、

アルバイト先でバイトリーダーを頑張っていることをガクチカや自己PRとして使いたい場合、

ガクチカ

→バイトリーダーとして苦労していることや、困難だったことを挙げて、それに対する向き合い方を伝えることで

ガクチカで見られる「仕事に対する向き合い方」をポジティブにアピールすることができます。

自己PR

→自分がバイトリーダーを任されている理由を考え、それを自分の強みが発揮された経験としてアピールすることで、

自己PRで見られる「強みや人柄」をアピールすることができます。

例:責任感がある人物なので→バイトリーダーを任されています。 など

ここで紹介した例以外のことを話したい場合は、
実際に選考を通過したESを見ることができるunistyleを活用するのがオススメです!

差別化する方法

伝えたい要素が違えば、同じエピソードでも大丈夫!と言いましたが、

違うエピソードを話している人と比べると、やはり

「またこのエピソードか、」
「アピールするポイントが1つしか無いのかな」

と思われてしまわないか、不安になりますよね。

そういった危険は出来るだけ回避したいもの!

なので、ここでは
同じエピソードでも更に差別化するためのコツを2つ紹介します!

①話の構成で差別化

話の構成を変えることで、それぞれの回答の印象を変えることができます。

ガクチカSTAR法

ガクチカは、「STAR法」と言って、

S(状況situation)
T(課題task)
A(行動action)
R(結果result)

この4つに沿って伝えると、出来事の流れとして伝わりやすいです。

自己PRPREP法

自己PRは、「PREP法」と言って、

P(要点point)
R(理由reason)
E(具体例example)
P(要点point)

この4つに沿って、アピールしたい要点を最初と最後に置いて話すことで、印象に残りやすいです。

②考えで差別化

出来事が同じだと、やはり「同じ内容」感が出てしまいます。

そういう時にオススメなのは、
自分の考えや価値観など、出来事以外のことを盛り込むことで、話の内容に変化をつけることができます。

例えば、
「〇〇という困難があったので、△△の対策を立てた。」
という事実には、

  • 〜という価値観があるので、この困難を解決しようと思った。
  • 困難の解決のためには、〜が大切だと考えたので、この対策を立てた

という、考えが肉付けできます。

ガクチカと自己PRでそれぞれに自分の考えをプラスすることで、別のアピール方法として受け取ってもらうことができます。

また、他の人とも被らない「自分らしさ」を表現することができ、彩りのある回答としてポジティブにアピールできるという点でも、自分の考えをプラスすることはオススメです!

最後に

以上が、
ガクチカと自己PRの違いと、同じエピソードを使うときの方法です!

同じエピソードでも、様々なコツを使えば全く違う内容になり得るし、そうすることで沢山のアピールポイントを伝えて印象に残りやすくなります!

ESを書くときや、面接前にこの記事を見返して、志望企業にグンと近づきましょう!

実際に内定を獲得した人がどんな風にESを書いていたのかを知ることができるインタビュー記事も合わせて読んでおきたいですね!

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