こんにちは、27卒ライターのnamiです!
今回の記事は、初めてグループディスカッションをする方、必見の記事になっています!
グループディスカッションは、就活で避けて通れない選考です。

グループディスカッション、初めてなんだけれど、コツとかあるのかな?
このような悩みを抱えている就活生のみなさんのために、今回の記事では、グループディスカッションについて事前準備から当日の立ち回り方まで分かりやすく解説していきます!
✅この記事で分かること
グループディスカッション(GD)とは?

グループディスカッション(GD)とは、複数の就活生が一つのテーマについて議論し、制限時間内にチームで結論を導き出す選考方法です。
一般的には4〜8名程度のグループで実施され、時間は30分から1時間程度が標準的です。
企業の採用担当者が参加者の議論の様子を観察し、個人面接では見えない能力を評価します。

グループディスカッションって、正解があるテストとは違うんですね!

結論の正しさよりも、議論に参加する姿勢やチームワークが重要視される傾向があるんだよ。
単に自分の意見を主張するだけでなく、チーム全体で最適な結論に導くプロセスが評価されます。
そのため、他の参加者との協力や建設的な議論を心がけることが大切です。
最終的な結論の内容よりも、そこに至るまでの議論の進め方や個人の貢献度が重要な評価ポイントとなります。
初めての参加でも、基本的な流れとポイントを理解していれば十分に対応することができます!
最後まで記事を読んで、グループディスカッションに備えましょう!
初めてのグループディスカッション(GD)の前に知っておくべきこと3選

まず、初めてグループディスカッションに参加する前に、必ず知っておくべき基本事項を3つ紹介します。
これらの知識があることで、当日慌てることなく落ち着いて参加することができます。
企業や選考、テーマによって細かい違いはありますが、基本的な進め方や評価基準は共通しています。
以下で詳しく解説していく3つのポイントを理解すれば、初めてのグループディスカッションでも焦ることなく、選考を突破することができます!
①グループディスカッション(GD)の目的と評価ポイントとは?
企業がグループディスカッションを実施する目的は、書類選考や個人面接では判断できない能力を見ることです。

書類選考や個人面接では判断できない能力とは、具体的にどのような能力ですか?
特に、実際のチームでの姿を見てこそ、判断することができる、コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップ、論理的思考力などを指します!
最も重要視されるのは「チーム全体への貢献の仕方」です。
自分一人が目立つことではなく、チーム全体の成果を高めるために何ができるか、どのような行動を取ったのかが重要です。
また、積極性と協調性のバランスも重要な評価ポイントです。
グループディスカッションでは、自分の意見をしっかり発信しつつ、他者の意見にも耳を傾ける姿勢が求められます。
そして、発言の仕方では、論理的な発言ができるかどうかも見られています。
感情論ではなく、根拠に基づいた建設的な意見を述べることが大切です!
②グループディスカッション(GD)の流れを知ろう!
グループディスカッションの基本的な流れを理解していきましょう!
- 自己紹介(5分):参加者同士で簡潔な自己紹介を行う。
- 役割決め・時間配分(5分):ファシリテーター、書記、タイムキーパーなどの役割を決める。
- テーマ確認・現状分析(10-15分):議題の理解を深め、現状を整理する。
- アイデア出し(15-20分):解決策やアプローチを自由に提案する。
- 議論・絞り込み(10-15分):出たアイデアを検討し、最適解を見つける。
- まとめ・発表準備(5-10分):結論を整理し、発表の準備をする。
- 発表(5分程度):代表者がチームの結論を発表する。
この流れを頭に入れておけば、今どの段階にいるのかが分かり、適切な行動を取ることができます!
次に、グループディスカッションの始めに行う役割決めについて解説していきます!
役割と役割別の攻略法をしっかり頭に入れておくことで、どのような役割が与えられても、自分のアピールをすることができます!
③初めてでも迷わない!GD役割まとめ
グループディスカッションでは、自己紹介の後、チーム内で役割分担をすることが一般的です。
稀に、企業側から役割が割り振られる場合もあるので、自分に合った役割だけでなく、他の役割でやることとポイントを押さえておきましょう!
| ファシリテーター | 議論の進行役を担い、全体の流れを管理する役割 |
| 書記 | 重要な意見や決定事項を記録し、チーム全体で共有する役割 |
| タイムキーパー | 時間管理を行い、効率的な議論をサポートする役割 |
| アイデア担当 | 創造的な提案を積極的に行い、議論を活性化する役割 |
| 発表役 | チームの結論を分かりやすく伝える役割 |
初めての参加では、自分の性格や得意分野に合った役割を選ぶのがおすすめです。
どの役割も同じく重要で、それぞれがチームの成功に不可欠な貢献をします。
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グループディスカッション初心者が意識すべきポイント

初めてグループディスカッションに参加する際に、特に意識すべき基本的なポイントを解説します。
以下のポイントを押さえることで、初心者でも安心してグループディスカッションに挑めるでしょう!

初心者が特に気をつけるべきことって何でしょうか?

まずは基本的なマナーを大切にすることだよ。
完璧を目指さず、チームに貢献する気持ちが一番重要なんだ!
難しいテクニックよりも、基本的な姿勢と行動を大切にすることが成功への近道です。
以下で具体的なポイントについて解説していきます。
相手の意見をしっかり聞く
グループディスカッションで最も基本的で重要なのは、他の参加者の意見をしっかりと聞くことです!
自分の発言ばかり考えず、相手が何を言っているのかに集中して耳を傾けましょう。
相手の発言中は相槌を打ったり、アイコンタクトを取ったりして、聞いている姿勢を示すことが大切です!

楽子さんのおっしゃる通りですね

なるほど、そういう視点もありますね
など、相手の意見を受け止めるような発言を意識してみましょう。
異なる意見が出た時も、頭から否定するのではなく、まずは相手の考えを理解しようとする姿勢が大切です!

楽子さんの意見も興味深いですね!私の意見は~
というように、否定をせず、相手を理解している気持ちを表現しましょう。
聞く力をアピールすることで、チーム全体の議論の質が向上し、自分自身の評価も高まります。
役割を意識して行動する
自分が担当する役割を明確に理解し、その責任を果たすことが重要です!
ファシリテーターなら議論の方向性を示し、「次に○○について話し合いましょう」と積極的に進行しましょう!
書記なら重要なポイントを漏らさず記録し、適切なタイミングで「今までの意見をまとめると…」と整理することが大切です。
タイムキーパーなら時間を意識し、「残り○分です」「そろそろまとめに入りましょう」と声をかけてみましょう。
役割があることで、自分がチームにどう貢献すべきかが明確になります。
ただし、役割に固執しすぎず、必要に応じて他の役割のサポートをすることも大切です。
役割を通じて、チーム全体の成功に貢献する意識を持つことが評価につながります。
主体的に発言をする
初心者でも、受け身にならず主体的に発言することが重要です。
完璧な意見である必要はなく、「私はこう思うのですが、どうでしょうか?」と謙虚な姿勢で提案します。
また、自分の意見に自信がない場合は、「思いつきですが…」「もしかしたら…」などの前置きを使って、気軽に発言してみることが大切です!
沈黙が続いた時は、勇気を出して一番始めに話してみることで、議論を活性化させることができます。
発言の回数よりも質を重視し、チームの議論に価値を加えることを意識しましょう。
グループディスカッションでより高い評価を得る行動とは?

基本的なポイントを押さえた上で、さらに高い評価を得るためのワンランク上の行動について解説します。
これらのポイントを押さえて、より他の人と差を付けましょう!
チーム全体のことを考えた行動ができると、人事の人からの評価がグッと上がります。
以下で具体的な行動について詳しく説明していきます。
話しやすい雰囲気を作る
チーム全体が発言しやすい雰囲気を作ることで、議論の質を大幅に向上させることができます。
「皆さん、どう思いますか?」「他にも意見がある方はいらっしゃいませんか?」と全体に向けて声をかけたり、
緊張している参加者には「楽子さんはいかがですか?」と優しく振って、発言の機会を作ったりするなど、チームの雰囲気作りに尽力しましょう!
笑顔を心がけ、相手の目を見て話すことで、親しみやすい雰囲気を演出することも大切です。
脱線した議論を修正する
議論が本題から逸れてしまった時に、適切に軌道修正することは高く評価される行動です。
「少し話が逸れているような気がするのですが、元のテーマに戻りませんか?」と丁寧に提案します。
具体的には、脱線の原因を分析し、優先順位を示したり、時間が限られていることを意識して提案を行ったりするなどして、軌道修正をしてみましょう!
感情的にならず、あくまでチーム全体の利益を考えた建設的な修正を心がけます。
このような調整力は、将来のリーダーとしての素質を示すものとして高く評価されます。
輪に入れていない人のフォローをする
チームの中で発言できていない人や、議論についていけていない人をフォローすることは、協調性の高さを示す行動です。
難しい話題の時は「〇〇について、皆さんはどう考えますか?」と全体に問いかけて、参加しやすい環境を作ります。
相手の小さな発言も「良い点ですね!」「参考になります」と積極的に評価し、全員が話しやすい雰囲気を作りましょう。
無理に発言を強要せず、相手のペースを尊重しながらサポートしましょう!
初めてのGDでよくある不安・トラブルと対処法

初めてグループディスカッションに参加する際によく起こる不安やトラブルと、その対処法について解説していきます。
これらを事前に知っておくことで、実際にトラブルがあった時も冷静に対応することができます。
ここから、代表的な4つのよくあるトラブルとその対処法について詳しく説明していきます!
【あるある①】役割がない/何をしたらいいか分からない…
明確な役割が与えられなかった場合や、何をすべきか分からなくなった時、評価されないんじゃないかと焦ってしまうかと思いますが、消極的になる必要はありません!
むしろ、柔軟にチーム全体をサポートできるポジションと考えましょう!

役割がなかった場合は、他の役割の人をサポートする行動を取りましょう。
具体的には、
ファシリテーターが困っている時は「次は○○について話し合いませんか?」と提案します。
書記の記録を補完し、「さっきの□□さんの重要な意見も追加しませんか?」と協力することもできます。
アイデア出しでは積極的に発言し、「こんな視点はどうでしょうか?」と新しい観点を提供しましょう。
最も重要なのは、チームの一員として責任感を持って議論に参加することであり、役割が無かったとしても貢献をアピールする方法は沢山あります!
【あるある②】上手く発言できない…
緊張や遠慮から発言できない状況への対処法について説明します。
まずは、完璧な発言をしようと思わず、小さなことから始めることが大切です。
他の人の意見に対する相槌や「そうですね」「なるほど」といった反応から始めてみましょう。
同意を示すだけではなく、質問をすることも効果的な発言の一つです。
また体験談を交えることで、自然に発言することができます。
発言のタイミングが分からない時は、「すみません、一つ質問があるのですが…」と前置きして手を挙げてみましょう。
【あるある③】オンラインGDでトラブル発生!?
オンラインでのグループディスカッション特有のトラブルと対処法について解説します。
技術的なトラブル(音声が聞こえない、映像が映らないなど)が発生した場合は、慌てずに状況を伝えましょう!
可能であれば代替手段(スマートフォンからの参加、チャット機能の活用など)で対応してもらいましょう。
発言のタイミングが取りにくい場合は、挙手機能やチャット機能を活用します。
また、通信の遅延を考慮し、相手の発言が終わってから少し間を置いて発言するよう心がけましょう。
事前に機器の動作確認をしておくことで、多くのトラブルを防ぐことができます。
【あるある④】GDクラッシャーになってしまった!?
自分が議論を妨げるような行動を取ってしまった場合の対処法について説明します。
まず、自分の行動が適切でなかったことに気づいたら、素直に謝罪することが大切です。
「すみません、少し熱くなりすぎてしまいました」と率直に認めます。
その後は、チーム全体の利益を最優先に考えた行動を心がけましょう。
他の人の意見をより積極的に聞き、「皆さんはどう思いますか?」と議論の主導権を他の人に渡します。
自分の発言頻度を調整し、他の人が発言する機会を増やします。
クラッシャーになってしまったとしても、その後の行動次第でしっかりとリカバリーすることができます。
事前準備で差をつける!初めてのGDの前にすべきこと

グループディスカッションの前にぜひやっておきたい準備について解説します。
適切な準備をすることで、初めてでも自信を持って参加することができます!
事前準備は当日のパフォーマンスを大きく左右するため、時間をかけて取り組むことをおすすめします!
企業や業界の情報を収集する
参加する企業や業界について事前に詳しく調べることで、より深い議論に参加できます!
企業の事業内容、企業理念、最新のニュースなどを調べておきましょう。
業界の動向や課題についても基本的な知識を身につけておくことが重要です!
これらの知識があることで、テーマに関連した具体的な意見を述べることができます。
知識を元に話すことで、意見に説得力が増します!
また、他の参加者が知らない情報や専門知識などは、分かりやすく説明して共有することが大切です。
YouTubeで模擬GDのイメージトレーニングをする
インターネット上には多くのグループディスカッション動画が公開されています。
これらを視聴することで、実際の雰囲気や流れを事前に把握することができます。
特に自分が参加する業界や企業に関連した動画を見つけて参考にしましょう。
良い例だけでなく、悪い例も見ることで、避けるべき行動を学ぶことができます。
動画を見る際は、「自分だったらどうするか」を考えながら視聴すると良いでしょう!
参加者の発言やタイミング、役割分担などを注意深く観察しましょう。
1人で/仲間と練習をして実践経験を積む
事前練習をすることで、当日の緊張を軽減し、スムーズに参加することができます。
一人でできる練習としては、鏡に向かって自己紹介や意見発表の練習をしてみましょう!
時間を測りながら、簡潔で分かりやすい発言ができるよう繰り返し練習すると効果的です。
また、友人や家族と模擬グループディスカッションをすることも効果的です。
実際のテーマに近い題材を選び、制限時間を設けて本格的に練習します。
練習後はお互いにフィードバックを行い、改善点を明確にします。
大学のキャリアセンターや就活サークルが開催する練習会に参加することもおすすめです。
同じように就活をしている仲間と一緒に練習することで、より実践的な経験を積むことができます。
大学の同級生や就活サークル、オンラインコミュニティなどで仲間を見つけましょう。
お互いの志望業界が異なる場合は、多様な視点からの議論ができて勉強になります。
まとめ

初めてのグループディスカッションは確かに不安かもしれませんが、適切な準備と基本的なポイントを押さえることで必ず成功することができます。
最も重要なのは、完璧を目指すのではなく、チーム全体の成功に貢献しようとする姿勢を示すことです。
自分の意見を発信しつつ、他の参加者の意見を尊重したり、他の人の様子を気にかけた対応をしたりするなど、話し合いが上手く回るように気をつけてみましょう。

初めてのグループディスカッションが楽しみになってきました!

その気持ちが大切だよ!
緊張するかもしれないけど、今日学んだことを活かして自信を持って臨んでね。
できる限りの事前準備はしっかり行い、基本的なマナーと積極的な姿勢を心がけることで、初心者でも十分に結果を出すことができます。。
この記事で学んだポイントを実践して、グループディスカッション選考を突破し、希望の企業への第一歩を踏み出しましょう!


