こんにちは、26卒ライターのakariです。
この記事を開いてくださった方は
趣味特技欄で旅行を書きたいけど、どう書けばいいんだろう?
好印象を与える書き方があったら知りたい!
というような悩みを持っているのではないでしょうか?
実際、趣味として旅行を書くことは、好印象を与えられます!
けれど気を付けなければいけないこともあるので、この記事では
・趣味が旅行の場合の書き方
・注意する点
・理由やパターンごとの例文
を紹介していきます!
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【完全保存版】エントリーシートの趣味・特技を書くコツとは?例文20選!
趣味を旅行と言える目安
まず、どのような規準で趣味が「旅行」であると言えるのでしょうか。
目安を3つほど紹介するので、確認してみてください!
年5,6回ほど
公益財団法人日本交通公社によると、日本人は1年で平均1.3回旅行しているそうです。
ただ、この統計は新型コロナウイルス感染症が流行し始めた2020年の統計なので他の年よりも少ない回数になっていると思います。
そのため2回の倍の回数、4回よりも多い、5,6回ほど行っていれば沢山旅行に行っているといえるのではないでしょうか。
平均よりも沢山旅行に行っていることは、「旅行が好き」ということであり、趣味と言えるのではないかなと思います。
参考文献:公益財団法人日本交通公社, 『旅行年報2021』, https://www.jtb.or.jp/book/wp-content/uploads/sites/4/2021/11/Annual-Report-all-2021.pdf
知らない場所に行くのが好き
休日や休暇を近所や家で過ごすのではなく、遠くの知らない場所に行きたいと思える人は、旅行好きと言えるのではないかなと思います。
常に旅行の予定がある
旅行は交通手段や宿泊先など、準備が大変ですよね。
にも関わらず、旅行の予定が常にあったり、次々と旅行を計画していたりする人は、旅行が好きで趣味と言えるのではないでしょうか。
趣味で旅行を書くときのポイント
ここからは、エントリーシートの趣味欄に旅行を書くときのポイントについて見ていきましょう!
3つ紹介していくので、実際に書くときに気を付けてみてください。
書くときはPREP法!
これは、エントリーシートの他の欄を書くときと同様なのですが、PREP法というのを使うと、文章を綺麗にまとめられます。
PREP法とは、
P(point)=結論、R(reason)=理由、E(example)=具体例、P(point)=結論(もう一度)
というものです。
この構成で文章を書くと、簡潔に分かりやすい文章をつくることができます。
独自のこだわりなどを書く
「旅行が好き」といってもその理由はそれぞれ異なると思います。
企業は趣味から人柄を見ることが多いです。
「旅行のどんなところが好きなのか」や「旅行に関して自分が他の人に負けないくらい好きなこと・詳しいこと」などを書くことで、あなたの興味関心や人柄を印象的に伝えることができます!
例えば、旅行を好きになった理由を「小さい頃から電車が好きだったから」として、「今も全国の電車に乗ったり、写真を撮りに行ったりしています。」と書くことできます。
「旅行が好き」ということに信憑性があり、人柄や興味があることがはっきりと分かりますね!
数値や具体的な経験を書く
年間の旅行回数や訪れたことのある都道府県・国の数などの数字を書いたり、
最近旅行して楽しかったエピソードなどを書いたりすることによって、
企業に説得力を与え、イメージしてもらいやすくなります。
また、単に旅行回数が多いことでインパクトを与えられたり、エピソードで人柄をアピールしたりすることができます。
趣味で旅行を書くときに気をつけること
次に、旅行を趣味として書く際に気を付けることを紹介します。
自慢にならないようにする
まずは、自慢にならないようにすることです。
旅行はスポーツや料理、読書などの他の趣味に比べて、お金がかかっているという印象を与えます。
そのため、どのくらいお金を使っているかなどの金銭的に余裕があることを自慢するような文章にならないように気を付けてください。
また、国内よりも海外の方が良いとか、国内は飽きたなどの他の場所を下げるようなことも避けましょう。
旅行と仕事のバランスを取れることをアピールする
次に、旅行と仕事のバランスを取れることをアピールすることです。
「旅行のために有給の多い企業を受けている」や、
「旅行以外のストレス発散方法がない」などと書いてしまうと、
旅行第一で仕事に支障をきたすかもしれないと思われてしまいます。
企業によっては、仕事に対する意欲を最も重視していたり、
繁忙期には休みが取りにくいため融通のきく人を求めていたりする場合があります。
その場合、求める人物像に合わないと思われてしまうので注意してください。
理由別のアピールできるポイント
旅行を好きな理由別にアピールできるポイントがあります。
大まかに4つに分けて紹介していくので、自分に当てはまるものを見つけてください!
新しい出会いや発見が好き
知らない土地を訪れ、現地の人と交流したり、その場所ならではの体験をすることが旅行の楽しみだという人がいると思います。
このように「新しい出会いや発見をすることが好き」という人は、好奇心が強く、新しいことに興味があり、挑戦ができるという強みがあります。
また、人と関わることが好きなことや、自発的に行動できることもアピールできますね。
事前に計画したり調べるのが好き
旅行では、交通手段や宿泊先、旅程などを事前に調べて、予約したり計画を立てたりする必要があります。
このような下調べが好きだという人もいるでしょう。
例えば、宿泊先を選ぶだけでも、複数のサイトを見て価格を比較したり、旅程と合わせてアクセスのしやすさを考えたりと多くのことに気を配る必要があります。
適切な情報を集める力や計画性、様々な点を考慮できるところなども、仕事をする際に必要になってくる力です。
旅行先の文化や歴史を知るのが好き
旅行に行く土地の文化や言語、歴史が好きという人もいると思います。
言語を勉強して実際に使ったり、歴史的な名所を巡ったりすることが好きだという人は、学習意欲や知識が豊富なことをアピールできます。
また、自分が興味を持ったことに対して、アクションを起こしていることから、行動力があることも強みとして挙げられますね。
理由別の例文
ここからは、旅行が好きな理由別に例文をみていきます。
エントリーシートの趣味欄は文字数制限があることが多く、100〜150字が一般的です。
そのため、今回は120字程度の例文を見ていきます。
①新しい場所に行くことが好き
私の趣味は旅行で、新しい場所に行くことが特に好きです。旅行を通じて異なる文化や習慣に触れることで、柔軟な思考力と適応力を培ってきました。この経験を通じて得たスキルと、新しいことに挑戦する強みを活かし、貴社での業務に貢献したいと考えています。
最初に結論とその理由を書いており、具体的に得た強みを入社後にも活かせることをアピールしていて、PREP法の構成となっていますね。
②旅行先のおいしいものを食べるのが好き
私の趣味は旅行で、特に現地の美味しいものを食べることが好きです。各地の食文化に触れることで、その地域の歴史や風土を深く理解できると感じています。旅先でのグルメ探訪は、情報収集力や計画力を磨く絶好の機会でもあります。これらの力を活かし、貴社での業務に貢献したいと考えています。
これもPERP法に沿った構成になっており、分かりやすいですね。
具体的な経験を入れることができれば、より企業にイメージしてもらうことができるのではないかなと思います。
③旅行の計画を立てるのが好き
私の趣味は旅行で、特に旅行の計画を立てることが好きです。旅先のリサーチを通じて、効率的かつ充実した旅程を組むことに楽しみを感じています。この過程で培った情報収集力や計画力、問題解決力を入社後も活かして、貴社に貢献していきたいと考えています。
PREP法に沿っていて、わかりやすい構成になっていますね。
アピールする強みを絞るとより良くなりそうですね。
④電車や飛行機など乗り物が好き
私の趣味は旅行で、特に電車での旅が大好きです。電車から眺める風景や各地の駅の雰囲気に心惹かれます。時刻表を調べて最適な旅程を組むことが楽しく、それによって計画力や柔軟性を養ってきました。この熱意とスキルを貴社の業務に活かし、貢献したいと考えています。
PREP法の構成であり、「電車での旅が好き」ということで、他の人との差別化ができていますね。
また、ドライブやツーリングが好きで、それによって旅行する人も多いでしょう。
そのような理由の場合も自分の熱意を伝えつつ、入社後に活かせることをアピールするといいと思います。
⑤写真を撮るのが好き
私は旅行が趣味であり、特に旅先での写真撮影が好きです。写真を通じてその場の美しさや雰囲気を表現することが楽しく、旅先での撮影は新たな視点やクリエイティブな側面を養ってきました。これらの経験を通じて培った観察力や表現力を、貴社の業務に活かし、新たな価値を提供したいと考えています。
PREP法の構成になっていますね。
「貴社の業務」の部分で具体的なビジネス例を出すことができれば、より志望意志が強いことや企業研究を行っていることが伝わると思います!
⑥旅行先の人と交流するのが好き
私の趣味は旅行で、特に旅先での人との交流が楽しいです。地元の人々との会話や出会いを通じて、その地域の文化や暮らしを深く理解できることが魅力です。これらの経験から得たコミュニケーション力は、人々と円滑な関係を築く上で役立っており、入社後も活かしたいと考えています。
これもPREP法の構成であり、趣味から得た「コミュニケーション力」という強みが、「人々と円滑な関係を築く上で役立っている」と具体的に書いていることから、説得力が増していますね。
⑦歴史の名所を訪れるのが好き
私の趣味は旅行で、特に歴史的名所を巡ることが好きです。歴史の勉強から興味をもち、事前に情報を調べて学んでから、実際に自分で訪れることで学びを深めています。このような行動力やリサーチ力を活かして、入社後も積極的に行動して貴社に貢献したいと考えています。
PREP法に沿っていて、強みである「行動力やリサーチ力」が具体的な経験に基づいて書かれているので、信憑性がありますね。
好きな映画や小説などのゆかりの地を巡ることが好きという人もこのようなことを書けるのではないかと思います。
⑧友人と旅行に行くのが好き
私の趣味は旅行で、特に友達との旅行が大好きです。友人との共同体験は絆を深め、協力や調整能力を高めます。この経験からコミュニケーション力や計画力を身に付けました。貴社のプロジェクトでも、チームワークを重視し、共に成長していきたいと考えています。
PREP法に沿っていて、わかりやすい構成になっていますね。
強みが沢山書かれていますが、多ければ多いほど良いというわけではなく、アピールポイントは絞った方が良いので、そこに気を付ければもっと良くなりそうです。
⑨海外旅行が好き
私の趣味は旅行で、特に海外旅行が大好きです。海外へ足を運ぶことで、異文化や新しい環境に触れ、広い視野を持つことができます。異国の風景や人々との交流は、常に新たな発見や学びをもたらしてくれます。海外での経験から得た柔軟性や広い視野を貴社でも活かしたいと考えています。
PREP法に沿っていてわかりやすいですね。
海外旅行の具体的な経験を書けたら、より良くなりそうですね。
⑩習得した言語を使うのが好き
私の趣味は旅行で、特に習得した言語を使うことが好きです。新しい言語を習得する過程で文化や人々にも触れ、旅先でその言語を使うことでより深くその地域を理解できます。この経験で得たコミュニケーション力や行動力を活かして、貴社に貢献したいと考えています。
構成はPREP法に沿っていてわかりやすく、学習意欲や行動力という得た強みが伝わりやすい文章ですね。
コミュニケーション力はどの企業でも求められる力なので、アピールできるのは強いですね。
⑪全ての都道府県を巡りたい
私の趣味は旅行で、全ての都道府県を巡りたいという目標を持っています。それぞれ独自の文化や風景があり、その多様性に触れたいです。これにより達成へ向けての計画力や、現地の人と交流するコミュニケーション力を身に着けられました。この強みを入社後も活かしたいです。
PREP法でわかりやすく、趣味にしっかりと目標を建てて行動していることから、行動力や計画力の高さが伝わりますね。
⑫旅行ブログやSNSの投稿を書くことが好き
私の趣味は旅行で、旅行ブログを書くことが大好きです。ブログを通じて旅の記録をシェアし、他の人に旅の魅力や情報を伝えることができます。この経験を通じて培った表現力と観察力を、貴社のプロジェクトでも活かし、魅力的なコンテンツを提供したいと考えています。
構成はPREP法で分かりやすいですね。
ブログの観覧数やもらったコメントとなど、具体的な数字や経験を書けるとより良くなりそうです。
最後に
今回はエントリーシートの趣味欄で「旅行」を書く際の書き方から、気を付けること、アピールポイントを見ていきました。
例文を参考にしつつ、特に書くときのポイントである「書くときはPREP法」「独自のこだわりなどを書く」「数値や具体的な経験を書く」に気を付けて、面接官に好印象を与えるエントリーシートを書いちゃいましょう!