こんにちは!26卒ライターのakariです。
今回は三井住友銀行の内定者である25卒のSさんにインタビューをしてきました!
三井住友銀行の選考を受けるか迷うなあ…
三井住友銀行に内定をもらうにはどうしたらいいだろう?
と悩んでいる方必見です!
この記事を読めば、
三井住友銀行とはどんな会社なのか
選考フロー
内定をもらうためのポイントや準備
を知ることができます!
金融業界の他社との比較も聴いてきたので、金融業界に興味がある方も是非読んでみてください!
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内定者紹介
学部:経済学部
志望業界:金融業界、海運業界、商社など
インターンシップ参加数(夏と冬合わせて):約30
エントリー数:約60
ガクチカ:ゼミ代表として学会に出場したこと
ライターとしての長期インターンシップでの経験(記事制作)
他に内定をもらった企業:金融系を複数
なぜ三井住友銀行を受けたのかの志望動機:
会社の事業を動かすときに必ず必要になり、命運を握る「融資」の影響力が大きいことから、メガバンクに行きたかった。
三井住友銀行は、三菱やみずほなどと比べて、若いときから裁量権を持てたり、スピーディーであったりするところに惹かれた。
三井住友銀行ってどんな会社?
そもそも三井住友銀行ってどんな会社か知らない方もいるかも知れません。
そんな方向けに、三井住友銀行ってどんな会社なのかを少し紹介したいと思います。
また、内定者から見て、他の銀行と比べてどんな違いがあるのかについても聞いてきました!
選考を受けるか迷っている方必見だね!
三井住友銀行とは
三井住友銀行は、3大メガバンクの1つであり日本を代表する歴史ある銀行です。
主な業務内容としては、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、証券投資信託の窓口販売業務などの銀行業全般です。
経営理念としては、
・お客さまに、より一層価値あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する
・事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る
・勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る
・社会課題の解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する
の4つを掲げています。
大きく分けて7つの部門があり、
リテール部門
ホールセール部門
グローバルバンキング部門
ファイナンシャル・ソリューション本部
市場営業部門
リスク管理部門
コーポレートスタッフ部門
トランザクション・ビジネス本部
と分かれています。
競合他社と比較しての特徴としては、
「業務における効率性を追求している」
「『個』を尊重する文化」
「顧客と高い頻度でコミュニケーションを取ろうとする風土」
の3つがあります。
ここで紹介したのは、企業情報の一部なので、もし興味を持ったり、選考を受けたいなと想ったりしている方は、自分でしっかりと企業研究をしてみてください!
引用:https://www.smbc.co.jp/aboutus/profile/principles.html
内定者から見る三井住友銀行【他社との比較】
三井住友銀行の雰囲気や、他の選考を受けた企業との違いを聞いてきました!
実際に多くの選考を受けてきているからこそ知っている三井住友銀行を知れるかも!
一番の違いは体育会系であることです。
競合企業に勝つために、より早い融資など、スピーディーさを求めています。
その分、すごく裁量権を持たせてくれるため、成長したい人にとっては良い環境です。
また、挑戦する精神も強いです。
具体例として、他のメガバンクは東南アジアが多い中、土地文化的にやりづらく、他の日本企業があまり進出していないインドの銀行を買収しています。
選考フロー
ここからは、三井住友銀行の選考フローについて見ていきましょう!
1. エントリーシート(ES)
Sさんに本選考でのESの設問を聞いてきました!
選考の準備をする際に是非参考にしてください!
問1 ゼミ・研究の具体的な内容(100字)
問2 これまでの人生で力を入れた取り組みについて、SMBCグループ人財ポリシー(※)で求める「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」を踏まえて、それぞれの発揮事例を教えてください。
(1)プロフェッショナル(250字)
(2)チームワーク(250字)
(3)挑戦(250字)
問3 将来なりたい社会人像、または社会に出て仕事を通じて成し遂げたい夢や目標について教えてください。(200字)
問4 三井住友銀行を志望する理由についてお答えください。(200字)
※https://www.smfg.co.jp/company/organization/hrs.html
という形式だったそうです。
三井住友銀行は、「プロフェショナル」「チームワーク」「挑戦」を大切にしています。
特に「挑戦」を重要視しているので、その質問でのアピールをしっかりとすると良いそうです!
2. Webテスト
Webテストの形式は、
1時間程度の玉手箱で、内容は言語、非言語、性格検査
一般的な玉手箱形式だが、読み取りではなく空欄推測のタイプ
だったそうです!
玉手箱の本を勉強しとくといい、2周くらいすれば大丈夫!
3. インターン参加
Sさんは、冬インターンの半日で終わるものを受けたそうです。
(注意:他の選考だとフローも異なるかもしれません!)
4. プライベートセッション
時間:約30分~1時間
形式:オンライン(一部オンラインの人もいたみたい)
基本1対1だが、1対2のときもあり
基本的には自分の大学の先輩にあたる社員と面談を行い、評価がよかったら本選考へ案内されます。
何度も受けることが想定されており、1、2回で本選考に行くのは難しく、人によってその回数は異なります。
そのため、3〜4回で終わる子もいれば、十何回も受ける子もいたりするそうです。
Sさんは5回で終わったそうです!
内容
最初の方は、最初の方は浅く、広く「三井住友銀行ってどんな銀行なのか」を逆質問で知ることから始まります。
「先輩社員のキャリア」や「自分は三井住友銀行についてこう思うが、なぜ三井住友銀行に入社したのか」について逆質問を行います。
三井住友銀行についてインターン以外で詳しく知る機会を設けてくれています。
→当たり前のことを聞いてしまうと「この子ちゃんと企業研究や勉強をしてきていないんだな」と思われてしまうので、考えてきた上での自分なりの仮説を立てて聞くことが大切です。
質問の答えを聞いて、逆質問をするというのを繰り返してESの志望動機のところをブラッシュアップしていくので、段々面接っぽくなります。
3、4回目ごろからは、三井住友銀行について詳しくなっているかを確かめるような質問をされるようになります。
例えば、「三井住友銀行で何をやりたいのか」「なぜ三井住友銀行なのか」というような質問をされます。
→面談を繰り返していく中で、このような質問に対しての答えを持って、言えるようになっていかなければならない
5回目(最後)は面談というよりは面接チックだったそうです。
Sさんが実際に受けてみての印象やアドバイス
・公開されていないのでわからないが、毎回面接の担当者が変わり、その度に評価されて「大丈夫そう」となったら次のステップに進んで行くの感じっぽい
・次のプライベートセッションまで2日~2週間くらいで、企業側に完全に合わせる形式
→日程が空いてないと後回しにされちゃうので、本気で三井住友銀行を狙いたい方は、プライベートセッション優先で予定を組んだり、なるべく提示された日に参加すべき!
僕は、1回目から2回目までは2週間ほど空いたのに対して、最後の方は次の日に面接することもありました。
5. 1次面接
時間:約30分
形式:オンライン、1対1
聞かれる内容は、プライベートセッションで話したことなので、メモして自分で言い換えられたら大丈夫です。
なぜ金融機関なのか
→なぜ信託や生命保険業界ではなく銀行なのか
→銀行の中ではなぜメガバンクなのか
→メガバンクの中で三井住友銀行なのか
といったような感じで、枠組みの中で絞られていく形式で志望動機を聞かれます。
後は、「三井住友銀行で何をしたいのか」や「ガクチカ」など基本的なことを聞かれます。
プライベートセッションが対話形式であるのに対して、二次面接は面接形式行われます。
僕はプライベートセッションよりも、ピリッとした雰囲気を感じたよ!
6. 2次面接
2次面接は2つの面接によって構成されています。
①ケース面接的
時間:約15分間~20分
形式:オンライン、1対1
三井住友銀行の特徴的な面接だと思う!
フェルミ推定のようなケース面接ではなく、論理的に説明する力をみるような問題が出されます。
例:Sさんが出された問題
「京都に観光客が多いので困っている」
3分間であなたなりにどうこの問題を解決するかを考えてください。
Sさんの回答例
観光客と地元客で交通機関の値段を変える
→考える時間が3分しかないので、この解決策が正しいのかどうかは関係ないです。
紙に書き、論理的に説明する力があるかが見られます。
説明の後に、「この解決策でどんな効果が得られそうなのか」などの深堀りがあります。
②普通の面接
時間:約15分
形式:オンライン(部屋を替える)、1対1
「あなたの強みはなんですか」や、「なんで三井住友銀行に行きたいのか」といったような一般的な面接で聞かれるような質問をされます。
6. 最終面接
時間:約30分
形式:1対1
ほとんど内定確定の中での確認のような役割です。
「第一志望なのか」、「プライベートセッションや今までの面接でどんな人が印象に残っているか」などの質問をされます。
最後の意思確認なので、強く思いをアピールすれば大丈夫です!
内定獲得のためのポイント
ここからはSさんに聞いた、3つの内定獲得のためのポイントを紹介していきます!
①プライベートセッションで仮説を立てて質問する
一番大事なことは、プライベートセッションの逆質問の際に、志望度が高いことをアピールするために、自分なりの仮説を考えてから質問することです!
誰でも知っていたり、調べたらすぐにわかるようなことを質問してしまうと、「何も知らないんだな」と思われてしまいます。
そうならないためにも、「自分はこう思うんですが、○○さんはどう思われますか?」といった仕方で質問しましょう。
例えば、「三井住友銀行の強みって~~なことだと思うのですが、○○さんからみて、どういう強みがあると思いますか?」というような感じですね。
きちんと業界研究や企業研究を行うことが大切なんだね!
②なんでこの会社なのかの答えを持っておく
三井住友銀行に限らず、金融業界は「なぜうちの銀行なのか」とよく聞かれます。
しかし、どの銀行も行っている業務内容に違いはほとんどないです。
そのため、他の企業と差別化を図れるのは「人」です!
「こんな人のこういう話を聞いて、こう思ったから、一緒に働きたいと思った。」といったような志望動機を作ることが大事です。
③挑戦心をアピールする
体育会系なので、挑戦する気概があるかを見ています。
それを表せるようなことを、ガクチカや志望動機に書くと良いでしょう!
内定のためにしておいた方が良いこと
ここでは、Sさんに「内定のためにしておいた方が良いこと」を聞いてきました!
勉強麺、視覚面でしておくと良いことを2つ紹介していきます!
①金融業界の勉強
特殊な業界なので、「銀行と信託と証券の違いはなんですか?」というような、答えにくい質問も多くされます。
例えば、「銀行業界の3つの仕事ってなんですか?」に対して「融資業務と…」のように、金融業界に関する質問に答えられるような知識を身に着けることが大切です。
就活や企業について書かれているインスタグラムや記事に書いてあるのを参考にすると良いよ!
②TOEIC730以上
なくても大丈夫ですが、海外進出が盛んになっているため有利に働くそうです。
海外に行くのは同期の中でも1、2割くらいなので、必須ではなく、「あるとアピールできる資格」です。
三井住友銀行志望の就活生に向けてのメッセージ
三井住友銀行は挑戦心や、自発性を重んじていて、チームワークを大切にしているから、そういった方は是非三井住友銀行を受けてみてください!
一緒に働けたら嬉しいです!
まとめ
三井住友銀行の内定者であるSさんの話はどうだったでしょうか?
実際に選考に通ってきたからこその話や意見が聞けたので、皆さんも自分が選考を受ける姿を想像しやすかったのではないでしょうか?
三井住友銀行の内定獲得のためのポイントは、
①プライベートセッションで仮説を立てて質問する
②なんでこの会社なのかの答えを持っておく
③挑戦心をアピールする
の3つでしたね!
完璧にして、三井住友銀行の内定をとっちゃいましょう!