ベンチャー企業は危険!? ベンチャー内定者に就活の本音を聞いてみた  

内定者インタビュー
楽子ちゃん
楽子ちゃん

「就活でベンチャー企業を目指そうと思うけどベンチャーは危険という声をよく聞く」
「激務でしんどそうだけど、ベンチャー企業の向上心高い仕事のスタンスがいいなと思う」

「ベンチャー企業に向いている人って何か特徴はあるのかな?」

このような悩みを持つ人は少なくないと思います。

私も「ベンチャー企業に就活は危険だからやめておいた方がいい。」

「行くなら大手企業でしょ。」

とベンチャー企業よりも大手企業の方が安心安全と言う声をよく聞きます。

たしかに大手企業などの組織の基盤がしっかりしていて利益を出している会社に行くことがオススメというのは至極当然です。

ですが大手と比べて、ベンチャー企業はやめとけという結論になるのは少しおかしいと思いませんか?

なんとなくのイメージでやめてしまうのも、重要な意思決定ではもったいない気もしますよね。僕もめっちゃ大手で安定したいし、、

そこで今回はベンチャー企業に早期内定を決めた24卒の藤岡さんにベンチャー企業への就活のことについて色々本音を聞いてきました!

  • 就活の軸にしてたこと
  • 実は最初は大手志望だったけどベンチャーを目指すきっかけが生まれた話
  • ベンチャー企業に向いている人、向いてない人

など26卒にとってどれも聞き逃せない情報が盛りだくさんでした!

さらにベンチャー企業へ就活するときに役に立つ就活サービスも合わせてご紹介します。

ベンチャー企業への就活を考えている人は是非最後までチェックしてください。

ベンチャー企業は仕事に熱意のある人が多く、イケイケな体育会系のイメージということは知っている、

正直「ベンチャー企業の定義とは?」と聞かれたとき、答えられる人はそこまで多くないでしょう。

私もベンチャーはバリバリ働くということ以外はベンチャー企業の定義など全く知りませんでした(笑)

インタビュー内容に入る前にベンチャー企業の定義・特徴について軽くおさらいしていきましょう!

ベンチャー企業の定義・特徴

まず始めにベンチャー企業に対して、明確な定義は決められていません。

ですがベンチャー企業には大きく分けて3つの特徴があります。

それは…

  • 常に新しいことに挑戦している企業
  • 大企業より中小企業に近い
  • 立ち上がったばかり、もしくは設立5年程度の若い企業

このような特徴がある事が多いです。

とりあえずこの3点が特徴ということを分かってもらえば大丈夫です!

ベンチャーはやめとくべき?24卒内定者に聞いてみた!

ここからは25卒の高橋がベンチャー企業に早期内定を貰っている立命館大学24卒の藤岡さんにインタビューしていきます。

ベンチャー企業の魅力や向いている人、向いてない人まで色々聞いてきました。

私もこれから就活をする上で参考になる話をたくさん聞けて有意義な時間になりました。

是非最後まで見てください!

自己紹介&大学時代取り組んでいたこと

楽子ちゃん
楽子ちゃん

簡単な自己紹介と大学に取り組んでいたことをよろしくお願いします。

藤岡
藤岡

立命館大学経営学部に在学中の24卒藤岡です!

就活はもう終わっていてITのメガベンチャーに内定しているよ。

大学時代に熱中したことは大きく分けて4つある!

1つ目はTOEICの点数を伸ばした。

2つ目はNPO法人の学生スタッフを半年間やった。

3つ目は小規模だけど事業を立ち上げて利益を生み出した。

最後の4つ目は現在学生団体でメディア制作のリーダーをやってることだね。

自分:盛りだくさんですね(笑)ありがとうございます。

就活の軸は何だったか?

楽子ちゃん
楽子ちゃん

藤岡さんの当時の就活の軸を教えてもらってもよろしいでしょうか?

藤岡
藤岡

OK、就活の軸は3つあるかな。

1つが実力主義で若手から裁量権があること。

自分が頑張った分だけ報酬もスキル、経験も得られるということを大事にしていたね。

裁量権を自分の意思決定の多さと捉えていて自分の決断が仕事の結果に直接関係することが出来る企業に行きたいと思ってた。

2つ目が領域拡大していて役職のポジションが空くこと。

自分がいくら頑張っても事業が拡大しないとポジションは空かないというのは損だと思ってて、、、

事業が拡大しないと、人員も増えないし、自分のポジションも固定される場合が多いんだ。

自分はプレイヤーだけでなくマネジメントも行いたいんだ。

自分が活躍した時に、昇格するポジションがあることを就活の軸の条件として考えていたね。

3つ目は自分と同じ価値観を持った人と働くこと

仕事を楽しいと思う人や仕事で切磋琢磨して互いを高め合える人と働きたいと思った!

お金自分のためより社会のためにために働ける利他的な集団であることを自分の軸の1つにしていたよ。

自分:なるほど、若いうちから裁量権があること、事業が拡大していること、そして同じ価値観の人と働くこと。

この3つを就活の軸にしていたのですね。

全体的に熱量があると感じました!

ありがとうございます。

なぜベンチャー企業を目指そうとしたのか?

楽子ちゃん
楽子ちゃん

なぜ藤岡さんはベンチャー企業を目指そうとしたのですか?

単刀直入に言うと自分の就活軸にドンピシャで合っていたからなんだよね。

自分の就活軸の1つでは実力主義で裁量権があるってさっき話したと思うんだけど、ベンチャー企業の仕事をバチバチにやる環境ってサッカーに近いんだよね。

実力主義で、チーム全体で仕事を頑張る一体感があるところがサッカーと通じるなと思ったよ。

自分は高校までサッカーをやっていて、自分の人生で一番輝いてる瞬間がサッカーをしている時だったんだよね。

もう一度サッカーと同じ熱量で何かに取り組みたいからベンチャー企業を目指そうとしたよ。

自分:就活軸に合っていたからベンチャー企業を目指したんですね!

サッカーの雰囲気に似ているというのはとてもイメージしやすい例えです!

毎日が適度な緊張感で溢れてやりがいがありそうですね。ありがとうございます。

ベンチャー企業の魅力は何か?

楽子ちゃん
楽子ちゃん

藤岡さんが思う、ベンチャー企業の魅力を教えてもらってもよろしいでしょうか?

藤岡
藤岡

そうだね、大きく分けて2つあるね。

1、自力がつく

2、なんだかんだ安定している

この2つがベンチャー企業の魅力だと思うよ。

自力がつくという点では、ベンチャー企業は会社の組織が出来上がってない中に入るから、大手よりも色々なことが求められるんだ。

例えば大手だと○○部署で○○をやっているスペシャリストになることが多いんだ。

逆にベンチャーだと人も大手より少ないから営業から企画まで1人でいくつかの部署の仕事をやらなきゃいけないから何でもできるオールラウンダーになれるよ。

社会だと大手で○○をやってた人より、ベンチャーで色々な部署をやってきた汎用性が高い人の方が求められる傾向が強いよ。

次になんだかんだで安定しているという点はベンチャー企業の企業方針がどんどん事業を大きくすることに重きをおいているからだね。

逆に大手企業は、今の基盤を整えて利益を出す守りの姿勢と言えるかな。

多少苦労はあっても上がり続ける環境の方が逆に安心できる気がして、、、。

事業が拡大していて、利益も出し続けているベンチャー企業は大手より安定しそうな感じがするね。

ベンチャーの方が初任給高いし、福利厚生が出来てきてるからなんやかんだで大手より安定することもあるよ。

自分:おぉ、ベンチャーは不安定なイメージがあったんですけど企業にはよりますが、成長中の企業を安定ととることもできそうですね!

ベンチャー企業で働くうえで覚悟しなければ行けないこと

楽子ちゃん
楽子ちゃん

ベンチャー企業で働く上で覚悟しなければいけないことは何かありますでしょうか?

藤岡
藤岡

うーんと、特にコレと行ったことはないかな

基本的には大手もベンチャーも変わらないよ。

ベンチャーってブラック企業のイメージがあるけど、意外とそうでもないよ。

普通に自分達の働き方で行こう!仕事頑張ってこうぜ!的な感じだよ。

営業ノルマは絶対厳守とかは基本ないから安心して(笑)

でもね、自分で仕事を取りに行くことは求められるね。

仕事中にプライベートのことを考える人にはベンチャーはきついと思うよ。

自分は何のために仕事をするのか考えを持つことが大手よりも求められるからそこは意識して欲しいね。

自分:ホワイトボードでノルマ表示は怖すぎですね(笑)ありがとうございました。

ベンチャー企業を探すうえで何か使っていた就活サービスはあるか

藤岡さんがベンチャー企業を探すうえで何か使っていた就活サービスはありますでしょうか?

うーん、就活サービスか〜、オファーボックスとdodaキャンパスをメインで使っていたな。

あとキミスカを少しだけ使っていたよ。

オファーボックスとdodaキャンパスだとオファーボックスの方がベンチャー企業が多かったね!

どのサービスもスカウト型のサービスでプロフィールを書くだけでオファーが届くんだよ。

ベンチャー企業は大手企業よりも知名度がないところが多いから、探す手間を省くという点でもスカウト型サービスを使っていたね。

自分:スカウト型の就活サービスを使っていたのですね。ありがとうございます。

ベンチャー企業に向いている人、向いてない人

楽子ちゃん
楽子ちゃん

ベンチャー企業に向いている人、逆にベンチャー企業に向いてない人をそれぞれ教えてもらってもよろしいでしょうか?

藤岡
藤岡

まずベンチャー企業に向いている人は…

  • 向上心強い
  • 自分で事業作りたい 起業したい

この2つの条件に当てはまる人はまず向いていると思うよ。

まず向上心が強い人は向いてるね。

さっきベンチャー企業はサッカーの環境に似ていると話したけど、仕事に熱意をもってバリバリ働く人が多いよ。

自分を成長させたい、もっと上に行きたいという人が多いから仕事への価値観が合う。

だから向上心がある人はその環境で切磋琢磨しながら成長できるし、逆に向上心があまりない人は他の人との仕事への温度差で辛くなると思う。

次に事業を作りたい 起業したいという人もベンチャーに向いているよ。

まず大手に行く人は3、4年後に起業したいと思うんだ。

だけど家庭を持ったり、結構給料もらえるから起業をする必要がだんだんなくなっていくんだよね。

逆にベンチャー企業だと若手の内から事業の仕組みづくりに関われることが多いんだ。

自分がどの業務を分担してそれをメンバーに割り振るのかとかね

自分:なるほどありがとうございます。次に向いてない人をお願いします。

藤岡:ベンチャー企業に向いてない人は…

  • 超安定志向
  • 他人と比べる人

この2点に当てはまったらベンチャーは向いてないと思うよ。

まず超安定志向についてなんだけどベンチャーは大手に比べたら紆余曲折あるんだ。

色々な部署やらされたり、会社の売り上げが急に悪くなったりと、いい意味でも悪い意味でも変化が多いね。

だから安定して決まった仕事をこなして、定時に帰りたいという人には辛い環境だと思うよ。

2つ目の他人と比べるという点は、会社の名前を気にする人が特に当てはまるね。

ベンチャー企業は知名度のない企業が多いんだ。だから友人に「そこどこだよ(笑)?」と言われることもあるんだ。

周りが大手企業に内定しているのに自分だけベンチャー企業に行くことを気にしそうな人は向いてないのかなと思うよ。

自分:安定志向である人、他人と比べる人は向いてないんですね。なるほど、ありがとうございました。

これからベンチャー企業に就活をする人たちに向けて何か一言

これからベンチャー企業に就活をする人たちに向けて何か一言をお願いします!

大学3年生になったばかりのこの時期にベンチャーに行くと決めている人は、相当芯が強いと思う。マジでその人たちに日本の将来を明るくしてほしい!

それぐらいこの時期にベンチャー行くと決めてる人は覚悟があって凄いと思う。

逆にまだベンチャーに行こうか迷っている人は、まだ時間はあるから大学3年生の夏に色々な企業、職種を幅広く見ることをした方がいいよ。 

自分が行きたいなと思う企業や職種のインターンや説明会に片っ端から参加して、自分に合う企業、合わない企業を探していくんだ。

その中で自分の条件でふるいを掛けて残った企業の特徴で共通していることを見つけてみて。

お金や働き方など共通項が必ずあるから。それが就活の軸の1つになると思うよ。

納得のある意思決定をして後悔のない就活をして欲しい!

自分:なるほど、今の時点でベンチャーに行こうという人は凄いですね!

逆にまだベンチャーに行こうか迷っている人はインターンや説明で色々な企業、職種を見るのがオススメですね。

これでインタビューを終わりにします。ありがとうございました!

ベンチャー企業に向いている人は?

ここでは藤岡さんとのインタビューで分かったベンチャー企業に向いている人をまとめていきます!

①向上心が高い人

ベンチャー企業は、基本的に実力主義で若いうちから裁量権を持てますが、周りに「仕事で絶対負けるもんか」ぐらいの心意気がないと置いてかれて辛くなります。

しかし逆に言うと、向上心であればどんどん結果を出して昇格し、リーダーや新規事業の設立を大手企業では考えられないほど、早くから任せてもらえたりします。

そのため向上心が高い人はベンチャー企業に向いています。

➁自分起点で人を巻き込みたい人

次に自分起点で人を巻き込みたい人もベンチャー企業に向いています。

若手のうちから事業の仕組みづくりに関わる機会が多い、ベンチャー企業には、独立志向がある人が就職することが向いています。

自分の頑張り次第で、大きな裁量の元仕事ができるため、成長できるスピードは大手企業と比べるとかなり早くなります。

そのため、事業の仕組みづくりに関わる機会が多くて、裁量権が持てる環境で仕事ができるベンチャー企業には、自分起点で人を巻き込みたい人に向いています。

ベンチャー企業に向いてない人は?

次にベンチャー企業に向いていない人についてまとめていきます。

①超安定志向な人

1つ目は、超安定志向な人です。

ベンチャー企業が不安定というのは、ベンチャーに就活をするうえで最も気になる事だと思います。

ぶっちゃけると、長い間勤務すれば昇給ができる上、福利厚生がしっかりしている大手企業の方が安定しています。

ベンチャー企業は、大きな成長を遂げる可能性はありますが、成績を残さなければ昇給は難しい実力主義なところが多く、大手より福利厚生も整っていない分不安定かもしれません。

そのため、超安定志向の人はベンチャーには向いていないでしょう。

➁他人を気にして入社先を決める人

他人を気にして入社先を決める人もベンチャー企業には向いていない人が多いです。

ベンチャー企業と言われる企業で大手と同じくらい知名度があるのは数社ほどしかありません。

例を挙げるとサイバーエージェントやリクルートとかですね。

「友達が大手やからベンチャー無理」とか「かっこつけたいから大手行きたい」と考えている人は要注意です。

ネームバリューのある会社に就職した方が友人にも自慢できるし、家族や親戚が喜んでくれるのは事実です。

そのため他人を気にして入社先を決める人はベンチャー企業には向いていないことが多いです。

ベンチャーに出会えるおすすめの就活サービス

ベンチャー企業に行こうか迷っている人はとにかく企業を見ることがおすすめです。

なぜなら企業を片っ端から探して、インターンや説明会に参加していく内に自分に合う、合わない企業がだんだんわかっていきます。

その中で自分の条件でふるいを掛けて残った企業の特徴で共通していることを見つけてみましょう。

お金や働き方など共通項が必ずあり、それが就活の軸の1つにすることができます。

そこでおすすめなのがスカウト型の就活サービスです。

これを使うことにより…

  • 登録すればオファーが勝手に届く!
  • ベンチャー企業を知る機会が増える!
  • インターンや説明会のきっかけが生まれやすい!

先輩が「就活は就活サービスに登録することから始まる」というぐらい就活サービスで情報を集めることは大事です。

私も最近いくつか就活サービスに登録しました!

ここからベンチャー企業を探すのにおすすめの就活サービスをご紹介していきます。

キミスカ

ベンチャー企業への就活でオススメなサービスはキミスカです。

キミスカは、株式会社グローアップが運営している逆オファー型の就活サービスです。

キミスカが契約している企業に特徴がありほとんどの企業が中小企業やベンチャー企業。

そのため中小企業やベンチャー企業志望で企業情報を集めることが可能です。

他の就活サービスは上場企業などの大手がメインですがキミスカは中小企業とベンチャー企業に特化しています。

中小企業やベンチャー企業への就活を考えている人にキミスカはオススメなサービスです

【キミスカの登録はこちらです!】

キミスカ

1、上記のリンクをクリックしてキミスカのHPに移動する

2、「今すぐキミスカに登録!」のバナーを押す

3、メールアドレスかソーシャルアカウント(LINEかGoogle)を登録すればOK!

オファーボックス

ベンチャー企業に限らず、就活でかなり使えるのがこのオファーボックスです。

オファーボックスは株式会社i-plug が運営する逆オファー型の就活サービスです。

オファーボックスの特徴として、ベンチャー企業が多いことに加えて、大手企業も多数契約しています。

そのため大手かベンチャー企業どちらに行こうか悩んでいる人はとりあえずオファーボックスを入れることをオススメします。

ベンチャー企業も大手企業もどちらも探せるのがオファーボックスの特徴です。

【オファーボックスの登録はこちらです!】

オファーボックス

上記のリンクをクリックして オファーボックスのHPに移動する。

登録フォームに従って情報を記入

登録する(無料)をクリックしたら、登録完了です!

さいごに

いかがでしょうか。

今回はベンチャー企業内定者にリアルな本音を聞いてきました。

ベンチャー企業は向上心が高く、裁量を持って仕事をしたい人にオススメということがインタビューを通して感じました。

この記事がベンチャー企業に就活しようか悩んでいる人の手助けになれば嬉しいです。

これからの就活で26卒の底力を見せつけてやりましょう!

【参考資料】
【ベンチャー企業は危ない?】ベンチャー企業が危ないと言われる理由と見分け方|就活市場 (shukatsu-ichiba.com)

【ベンチャー企業は危ない?】危険な理由や見分け方を共有! – 就活攻略論|日本最大規模の就活専門ブログ (hatenablog.com)

ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットは?【先輩社会人にアンケート】 – リクナビ就活準備ガイド (rikunabi.com)

【23卒厳選】登録必須の就活アプリ3選 【グループディスカッション】 タイムキーパーの役割と高評価を得るコツ (workrise.jp)