こんにちは!25卒のmakiです!
あなたは
就活って、何社受ければよいのだろう?
めんどくさいし、10社くらいでいいかな……?
たくさん出したほうがよさそうだけど、そんなに出せないよ……。
と疑問や不安に思っていませんか?
私も何個も何個もエントリーシートを書くのがめんどくさすぎて、もうエントリーシート出さなくていいかな…と何度も思いました。
この記事では
- エントリーシートの数が多いときのメリット、デメリット
- エントリーシートの数が少ないときのメリット、デメリット
- どうしたら、効率よく提出できるか
について解説していきます!
ぜひ最後までお読みください!
10社に絞るリスクとは?
結論、就活で応募先を10社に絞ることには、リスクが伴います。特に大手の人気企業などになると競争率が非常に高いため、10社の選考全てで不採用になる可能性も十分に考えられるからです。
たとえば、大手食品メーカーなどでは採用人数50人程度に対し、エントリー数が数千を超えることも珍しくありません。
さらに、10社に絞ることで得られる選考経験の回数も限られてくるため、面接の場数を十分に踏むことができません。面接は経験を積むほど自分の話し方や自己PRのコツがわかってくるものです。
しかし、10社にしか応募しない場合、その機会が少なくなり、本命企業の面接で十分な成果を発揮できないリスクが高まります。ガクチカや自己PRといった基本的な質問でも、経験を積むことでより洗練された答え方ができるようになります。
そのため、10社に絞ることは、一見効率的に見えますが、結果的に就職活動の失敗リスクを高めてしまう可能性があるのです。
ぼくもIT企業に絞って、就活をしたのが成功の要因だったと思います!
エントリーシートの平均提出数は、12.6社!
就活生がエントリーシートを提出する企業の平均数は、12.6社となっています。
実際私の周りでも、早期選考と本選考を合わせて、15〜30社程度は結果的にエントリーしている方が多かった印象です!
人気企業の倍率は非常に高く、100倍を超えることも珍しくありません。そのため、複数の企業にエントリーすることで、もし1つの企業で不採用となっても他の企業で内定を獲得できる可能性が増えます。
12.6社という数字は、無理のない範囲で企業を複数選び、リスクを分散させながら効率よく就活を進めるための一つの指標と言えます。
あくまで平均的な数字にはなりますが、参考にしながら就活を進めていきましょう!
就活で10社しか受けないことのメリット
就活で10社に絞ることも、いくつかのメリットがあります。少ない企業数に絞ることで、各企業に対してしっかりとした準備や対策を行うことが可能となり、選考を突破する確率が高まる場合もあります。
企業の分析・対策に時間を費やすことができる
企業の数を10社に絞ることで、それぞれの企業について深く分析し、効果的な対策を練る時間が確保できます。
多くの企業にエントリーすると、すべての企業について詳細な調査を行う時間が足りなくなり、準備が不十分になる恐れもあります。
しかし、10社であれば、企業の事業内容や業界動向、求める人物像を深く理解し、それに合わせたエントリーシートや面接対策を行うことができます。
さらに、企業ごとのOB訪問やSPIや玉手箱といったことにも時間をかけられるため、より質の高い選考準備ができます。
結果的に、企業ごとの対策に深く集中することで、内定獲得の可能性が上がるというメリットがあります。
スケジュール管理が容易になる
10社に絞ることで、就活全体のスケジュール管理が容易になります。
複数の企業にエントリーすると、選考スケジュールが重複することが多く、面接などの日程調整が難しくなることがあります。
しかし、10社であれば、そのようなスケジュールの混乱を避けやすく、1つ1つの選考に集中して雑念なく取り組むことができます。
面接の日程調整やエントリーシートの締め切りなど、複数のタスクを同時に管理する負担が軽減されるため、ストレスを少なくして就活を進めることができます。
また、少ない企業数であれば、物理的にも精神的にも時間的にも余裕を持って選考に臨むことができるため、結果として高いパフォーマンスを発揮する可能性もあります。
就活の予定っていきなり入ってくることが多いから、エントリー数が多ければ多いほど、1日2社説明会受けたり、面接を受けたりしなきゃいけなくなるんだ……。
就活で10社しか受けないことのデメリット
10社に絞って就活を行うことには、もちろんリスクやデメリットも伴います。特に、選考に落ちた場合の影響や選考経験不足が、就活全体にネガティブな影響を及ぼす可能性もあります。
全落ちの可能性がある
10社に絞ることは、選考全てで不採用になるリスクを高めるとも言えます。
人気企業や大手企業では競争が激しく
そもそも面接前のES選考を通過できないケースも多々あります。
10社に絞って一社一社の選考に魂をかけている分
選考落ちしてしまった場合の精神的なショックや不安は正直計り知れません。
このリスクを避けるためには、ある程度の数の企業に応募することが重要です。
選考の経験を積むことができない
10社に絞ると、選考の経験回数を十分に積むことが難しくなります。
面接やグループディスカッションなどの選考は、回数を重ねるごとに自分の強みや話し方を改善していくことができるため、経験をいかにこなせるかが一定数重要です。
しかし、エントリー数が少ないと、面接の回数自体が少なくなり、その分、練習の機会も減ってしまいます。
例えば、初めての面接では緊張して自分の伝えたいことをうまく表現できなかったり、想定外の質問にうまく答えられなかったりすることがよくあります。
多くの企業に応募して選考を受けることで、こうしたミスを改善し、より自信を持って選考に臨めるようになるでしょう。
しかし、10社に限定してしまうと、そのような改善のチャンスが少なくなるため、結果として内定獲得の難易度が上がる場合があります。
よって、10社に絞ることで、就活の習熟度が低くなる可能性があるとも言えるでしょう。
就活で10社以上出すことのメリット
就活において、10社以上の企業にエントリーすることは、多くのメリットをもたらします。
幅広い業界や企業を視野に入れることで、自分の適性やキャリアの可能性を広げることができ、より多くの選考経験を積むことで自分の強みや課題を発見するチャンスも増えます。
詳しく見ていきましょう!
様々な業界を見ることができる
10社以上にエントリーすることで、複数の業界や職種を比較検討する機会が増えます。
就活を進める中で、最初は特定の業界にしか興味がなかったとしても、他の業界を知ることで新たな興味や視野が広がることがあります。
たとえば、最初は金融業界に興味があっても、IT業界の企業と接することで、テクノロジー分野にも魅力を感じるようになるかもしれません。
こうした広い視点を持つことは、自分のキャリアの選択肢を広げ、より適した仕事や業界に出会うきっかけを増やします。
さらに、多くの業界を比較することで、自分が求める企業文化や働き方の条件も明確になり、結果的にミスマッチを防ぐことにもつながります。
経験値が増える
選考を受ける企業が増えることで、面接やグループディスカッションなどの経験を多く積むことができ、結果的に選考スキルが向上します。
10社以上の選考を受けることで、さまざまな質問に対応する力や、ガクチカや自己PRの伝え方などを改善するチャンスが増えるため、本命企業の面接で自信を持って臨むことが可能です。
また、企業でフィードバックを受けられる場合もあるため、そういったアドバイスを次の選考で活かすこともできます。
私が経験した中では、ニトリさんの面接は最後にフィードバックがありました!
ニトリの内定者インタビュー記事です!
想定していなかった、企業や業界とマッチする可能性がある
10社以上に応募することで、当初は自分が考えていなかった企業や業界と意外なマッチが生まれる可能性があります。
就活を進める中で、自分が知らなかった企業や業界が自分の価値観やスキルに合っていると気づくことも少なくありません。
たとえば、あまり知らなかった中堅企業やニッチな業界が、意外と自分にとっては働きやすい環境であることをインターンなどを通じて実感するケースもあるでしょう。
こうした「意外な発見」は、多くの企業に応募するからこそ得られるものです。
選択肢を増やすことで、結果的により自分に合った仕事や企業に出会えるチャンスも広がります。
就活で10社以上出すことのデメリット
10社以上にエントリーすることにはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。特に、スケジュール管理や企業ごとの研究に割ける時間が限られる点が大きな課題となります。
スケジュール管理が難しくなる
10社以上の企業にエントリーすると、各企業の選考日程が重なる可能性が高くなり、スケジュールの管理が非常に難しくなります。
選考が進むにつれて面接やグループディスカッション、筆記試験などが重複し、どちらかを辞退せざるを得ない状況に陥ることも多いです。
結果として、時間的なプレッシャーが増し、集中力を欠いたまま選考に臨んでしまうリスクもあるでしょう。
また、就活以外にも大学の授業やアルバイトなどもある場合、すべての両立がさらに難しくなり、就活全体に対する負担が大きくなる可能性があります。
そのため、スケジュール管理の負担が増えることで、選考の質に影響を与えるリスクがあると言えます。
各企業ごとの研究時間が減ってしまう
10社以上にエントリーすると、1社ごとに費やす時間が限られてしまい、企業ごとの徹底した研究や対策が不十分になる場合があります。
エントリー数が増えるほど、エントリーシートや面接の準備にかける時間が分散されてしまい、結果として浅い知識や準備不足で選考に臨むことにもなりかねません。
例えば、企業の求める人物像や事業内容を十分に理解せずに面接に臨むと、企業側に好印象を与えることが難しくなります。
このように、応募先が多すぎると、結果的に1つ1つの企業に対する準備の質が低下し、選考を突破するチャンスを逃してしまうリスクがあるのです。
よって、10社以上にエントリーすることは、多くの企業を知る機会を得る一方で、時間の制約から企業研究や選考準備の質が下がる可能性があるというデメリットがあります。
エントリーシートの提出数を増やすためには?
エントリーシートを複数の企業に提出するためには、効率的な準備と戦略が重要です。時間を有効に使いながら、必要なステップを早めに進めることで、より多くの企業に応募することが可能になります。
以下のポイントを押さえておくと、提出数を増やすことができ、就活のチャンスを広げることができるでしょう。
自己分析を早めに済ませておく
エントリーシートを多くの企業に提出するためには、自己分析を早期に済ませておくことが重要です。
自己分析は、エントリーシートの作成において最も基本的かつ重要なステップであり、自分の強みや弱み、価値観を把握し整理する超初期段階ともいえます。
いきなり応募を開始する前に、早めに自己分析を終えておくことで、エントリーシート作成に必要な時間を短縮し、多くの企業に対応する準備が整います。
例えば、自己分析を進める際には、自分が何を重視して働きたいか、どのような業界や職種に興味があるかをおおかた明確にしておくことがポイントです。
これにより、エントリーする企業の選定がスムーズに進み、提出数を増やすための基盤が整います。
よくある質問の回答集を作っておく
エントリーシートでは、企業ごとに異なる質問がされることが多いですが、よく出る質問項目は共通していることもあります。
例えば「自己PR」や「志望動機」「学生時代に頑張ったこと」などの質問は、ほぼ全ての企業で問われるため、これらの質問に対する回答をあらかじめまとめておくことが有効です。
あらかじめ回答を準備しておくことで、エントリーシートの作成にかかる時間を大幅に短縮できます。
その後、企業ごとに少しずつカスタマイズしていくことで、効率的にエントリーシートを仕上げることが可能です。
事前に準備が整っていれば、多くの企業に応募する際もストレスなく就活を進められます。
エージェントを利用する
エントリーシートの提出数を増やすためには
就活エージェントを利用することも一つの方法です。
エージェントは、自分に合った企業を紹介してくれるだけでなく
エントリーシート作成などのサポートもしてくれるため、時間を効率的に使うことができます。
たとえば、エージェントが提供するテンプレートやアドバイスを活用することで
自分の負担を減らしつつ、プロのサポートを受けながら就活を進めることも可能です。
結果として、より効率的にエントリーシートを作成し、提出数を増やすことができるのです。
私は、エンカレッジというサービスを実際に利用していました!おすすめです!
就活で受ける企業の数は、自分の状況に合わせて考えよう!
就活において、受ける企業の数は一律ではなく、自分の状況や希望に応じて柔軟に決めることが重要です。
就職活動は、時間的な余裕、志望企業の数、さらには応募企業の競争率といった多数の要素が複雑に絡み合うなかで進んでいきます。そのため、自分自身の状況を見極めながら戦略を立てることが求められます。
まず、受ける企業の数を決める際に考慮すべきは、自分の就活にかけられる時間です。大学の授業やアルバイト、インターンシップなどの他の活動と並行して就活を進める場合、応募企業が多すぎると全ての選考に対して十分な準備ができなくなる可能性があります。
スケジュールが詰まりすぎると、面接準備や企業研究に時間を割けず、質の低いESや面接になってしまうことがあります。
一方、特定の企業や業界に強い興味を持っている場合は、応募数を減らし、その企業に対して深い研究や準備を行うことが有効です。10社程度に絞って集中して対策を進めることで、企業ごとのニーズに応じた自己PRや志望動機を明確にし、選考通過の確率を上げることができます。
反対に、まだ具体的な業界や職種が定まっていない場合は、幅広く企業にエントリーすることが推奨されます。様々な企業の選考を受けることで、自己の適性や興味を見つけやすくなります。
また、エントリーシートや面接の経験を多く積むことができるため、自己アピールの仕方や面接対策のスキルも向上します。受ける企業数を増やして経験を重ねることで、徐々に自分に合った企業を見つけることもできるでしょう。
結論として、就活で受ける企業の数は、自分の状況や目標に合わせて慎重に検討するべきです。
無理に応募数を増やすことが必ずしも良い結果を生むわけではなく、逆に少ない企業数に絞ることがリスクを高めることもあります。
自分のキャリアビジョンや時間の制約、選考への準備状況を見ながら、バランスの取れた応募戦略を立てましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は
- エントリーシートの数が多いときのメリット、デメリット
- エントリーシートの数が少ないときのメリット、デメリット
- どうしたら、効率よく提出できるか
といった部分にフォーカスして話をまとめました!
私も就活でIT企業に絞ったため、就活を成功することができました!
エントリー数を絞ることは、怖さもあると思いますが、時間が少ない就活生だからこそ、エントリー数を絞るのを私はおすすめします!
また次の記事でお会いしましょう!