こんにちは、25卒のaoiです。
面接で座右の銘について聞かれた経験はありませんか?
座談会ってどんな質問をしたらいいの?
座談会での質問の例文を参考にしたい!
といった思いがある方必見です!
この記事では、
- 座談会で質問する際の注意点
- 就活の座談会でよくある質問例文
- 企業から返信が来た時のお礼のメール
について解説していきます。
是非最後まで読んで、最後まで読んで、座談会で好印象を与えちゃいましょう!
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【そもそも】就活の座談会とは?
そもそも座談会って何だろう…?
就活の座談会とは、学生と企業の社員が直接交流できる機会を提供する場で、企業の文化や業務内容を知る貴重なチャンスです。
座談会は説明会やインターンシップとは異なり、形式に柔軟性があり、リラックスした雰囲気で行われることが多いです。
学生が直接社員に質問できるため、業界や企業に対する理解が深まり、自分に合う企業を見つけやすくなります。
一方、企業にとっても座談会は、学生の姿勢や価値観を知る場となるため、場合によっては選考に影響を与えることがあります。
【パターン①】説明会後に行われる座談会
まず企業の概要説明や業務内容の説明が行われ、その後に座談会が設けられます。
説明会の内容を踏まえて、社員に直接質問できるため、具体的な疑問を解決する良い機会となります。
また、説明会で聞いた内容を基に興味を持ったポイントについて掘り下げて質問することで、自身の熱意をアピールすることも可能です。
【パターン②】説明会と同時に行われる座談会
次に、説明会の一部として座談会が組み込まれます。
この場合、座談会が進行する中で、社員が業務の実態や社風について自然体で語ることが多いため、企業文化をよりリアルに感じられます。
参加者同士の意見交換が促されることもあり、就活生同士で情報を共有できるメリットもあります。
【パターン③】選考途中で行われる座談会
選考の一環として実施される座談会では、リラックスした雰囲気で企業の雰囲気を伝えることを目的としながらも、学生の考え方や態度を確認する意図があります。
例えば、質問内容やコミュニケーションの取り方が、企業の求める人材像に合致しているかどうかを見られる場合があります。
選考に影響する可能性があるため、緊張感を持って臨むことが重要です。
説明会やインターンとの違い
座談会は説明会やインターンに比べて、双方向のコミュニケーションに重点が置かれています。
説明会は企業が情報を提供する場であり、インターンは実際に業務を体験する場ですが、座談会では社員と学生が気軽に意見交換することが中心です。
そのため、参加者が感じた疑問や関心を直接聞くことで、企業に対する理解が深まりやすいのが特徴です。
選考へ影響する場合もある
座談会は単なる交流の場と思われがちですが、学生の発言や行動が評価対象となる場合もあります。
特に選考過程に含まれる座談会では、コミュニケーション能力や質問の質、積極性が重要なポイントとして見られることがあります。
そのため、リラックスした雰囲気に油断せず、自分の考えを的確に伝えられるよう準備して臨むことが大切です。
座談会で質問する3つのメリット
座談会で質問することのメリットってなんだろう…?
座談会では企業に直接質問ができるため、就活生にとって有意義な情報収集の場になります。
ここでは、座談会で質問することで得られる主な3つのメリットを詳しく解説します。
①リアルな企業の求める人物像がわかる
社員の話や回答を通じて、企業がどのような人材を求めているかを具体的に知ることができます。
例えば、座談会で「この業務で重要なスキルは何ですか?」と質問した場合、社員の回答から企業が重視する能力や考え方が見えてきます。
公式な採用ページでは抽象的に書かれていることも、座談会を通じて実務に近い具体的な例を聞けるため、自分がその企業にマッチするか判断しやすくなります。
➁より実態に近い企業の雰囲気や社風に触れられる
座談会はリラックスした雰囲気で進むことが多く、社員のリアルな働き方やチームの雰囲気を感じることができます。
例えば、社員が日常的なやり取りや職場のエピソードを語ることで、企業文化や職場の風通しの良さなど、公式説明では得られない情報が得られます。
これにより、入社後のミスマッチを防ぎ、自分に合った企業を選ぶ一助になります。
③採用担当者に覚えてもらえる
座談会で積極的に質問をすることで、採用担当者や社員の印象に残ることができます。
特に、興味深く具体的な質問を投げかけると、「熱意がある」「自分の軸が明確」と好印象を持たれる可能性があります。
また、座談会の後にお礼メールを送ることで、さらに記憶に残るチャンスが生まれます。
これが後の選考でプラスに働くこともあるため、質問の内容をよく考えて臨むことが大切です。
座談会で質問する際の注意点
座談会で質問することへの注意点ってあるのかな?
座談会での質問は、印象を左右する重要なポイントです。
適切に質問することで有意義な情報を得られるだけでなく、自分の意欲や興味をアピールする場にもなります。
ここでは質問時の注意点を9つ解説します。
①質問前にお礼や挨拶をする
座談会の冒頭や質問を始める際には、まずお礼や簡単な挨拶を添えましょう。
例えば、「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます」と伝えることで、礼儀正しさを示し、相手にも好印象を与えます。
また、座談会の最後に改めて感謝を述べることも忘れないようにしましょう。
こうしたマナーはビジネスシーンでも重要です。
➁自分ばかり発言をしない
積極性は大切ですが、自分ばかり質問するのは避けましょう。
他の参加者にも発言の機会を譲ることで、協調性や配慮のある態度を示せます。
もし他の人が質問した内容に関連する疑問があれば、「その質問に関連してもう少し詳しく教えていただきたいのですが」と話を広げると自然な流れで質問できます。
➂オープンクエスチョンを意識する
「はい」か「いいえ」で答えられる質問ではなく、具体的なエピソードや体験を引き出せる質問を心がけましょう。
例えば、「この部署で大変だった経験を教えてください」や「社内で評価される人物像とはどのようなものですか?」といった質問が効果的です。
相手の話が深まり、リアルな情報が得られる可能性が高まります。
➃調べた上でわからないことを質問する
事前に企業のホームページや資料をよく確認した上で、どうしてもわからない点や実務的な話を質問するようにしましょう。
例えば、調べればわかる企業の基本情報を質問してしまうと、準備不足や関心の低さを疑われることがあります。
逆に、「御社のホームページで〇〇を拝見しましたが、具体的にはどのような取り組みですか?」のように準備の跡が感じられる質問は評価につながります。
➄社員の年次や部署に合った内容にする
質問相手の立場や経験を考慮して、適切な内容を選びましょう。
例えば、若手社員には「入社して驚いたこと」や「新人時代のエピソード」を聞くのが適しています。
一方、管理職や採用担当者には「求める人材像」や「部署間の連携について」といった視点の質問が好まれます。
このように相手に合った質問をすることで、関心を持って聞いてもらえる可能性が高まります。
⑥プライベートに踏み込んだ質問は避ける
座談会では、社員のプライベートに過度に踏み込む質問を控えましょう。
たとえば、「休日の過ごし方」や「ご家族のこと」など、仕事と関係の薄い内容は失礼にあたる場合があります。
特に、年収や社内恋愛といったデリケートな話題は避けるべきです。
このような質問は、企業や社員への興味が仕事と関係ない部分に偏っていると誤解される恐れがあります。
会話をビジネスの範囲内に収めることが、良い印象を与えるポイントです。
⑦質問は1回につき1つにする
質問をするときは、1回につき1つに絞るのが基本です。
複数の質問を一度に投げかけると、相手が混乱したり、一部の質問が曖昧に処理されたりする可能性があります。
たとえば、「仕事内容と社内の雰囲気について教えてください」ではなく、「仕事内容について具体的に教えてください」といったようにテーマを明確にしましょう。
また、他の参加者に質問する機会を譲る配慮も忘れないようにしましょう。
⑧質問はわかりやすくハッキリと伝える
座談会での質問は簡潔でわかりやすく、明確に伝えることが重要です。
長々とした前置きや、曖昧な表現は避けるよう心がけましょう。
たとえば、「入社後のキャリア形成について詳しく知りたい」と具体的に話すことで、相手も答えやすくなります。
また、聞き取りやすい声量で質問し、要点をハッキリと伝えることで、質問内容が相手に正確に伝わるようにしましょう。
⑨話す態度や聞く態度に気を付ける
質問をする際や他の参加者の話を聞くときには、態度にも注意を払いましょう。
自信がありすぎる話し方や、質問に対する返答を適当に流す態度は悪印象を与えます。
逆に、相手の目を見て話を聞き、返答に対してうなずきや短い感想を加えると、誠実さが伝わります。
また、他の参加者が質問しているときに話を遮らないなど、場全体の雰囲気を壊さない配慮も重要です。
このような姿勢が、企業に好印象を与える要素となります。
【20選】就活の座談会でよくある質問例文集
座談会は、企業の雰囲気や社風、働き方を社員の声から直接感じ取れる貴重な場です。
しかし、限られた時間の中でどんな質問をすれば効果的か悩む人も多いのではないでしょうか。
質問を通じて企業理解を深めるだけでなく、自分の熱意や姿勢をアピールする良い機会にもなります。
ここでは、具体的な例文を20個ご紹介します。
各質問の意図や背景についても解説しているので、ぜひ参考にして座談会を有意義なものにしてください!
業務や事業内容、業界の方向性
企業や業界の具体的な仕事内容や成長の方向性について質問することで、業界知識や企業への興味を深く示すことができます。
採用担当者や現場社員に質問する際は、自分が調べた情報を基にさらに詳しく知りたい点を明確にすると、理解が深まるだけでなく、主体的な姿勢も伝わります。
- 「御社が現在力を入れている事業やプロジェクトについて教えていただけますか?」
- 「業界全体で今後の成長が期待される分野やトレンドは何だと思いますか?」
- 「業務を通じて得られる専門的なスキルや知識にはどのようなものがありますか?」
- 「競合他社との差別化のために、御社が特に意識している点は何ですか?」
- 「新規事業の立ち上げや事業拡大における社内の体制や風土を教えてください。」
社風や雰囲気
社風や職場の雰囲気は、入社後の働きやすさを左右する重要な要素です。
座談会では社員に直接尋ねることで、公式な情報では得られないリアルな視点を得ることができます。
質問を通じて、自分がその職場に合うかどうかを判断する手助けになります。
- 「御社では社員間のコミュニケーションの取り方や雰囲気はどのような感じですか?」
- 「日常業務でチームワークを発揮する機会が多いか、個人の裁量が重視されるか教えてください。」
- 「社員同士の関係性について、例えば休日の過ごし方など、どのような特徴がありますか?」
- 「社内イベントや部活動など、社員同士の交流を深めるための取り組みはありますか?」
- 「若手社員の意見を積極的に取り入れる文化があると感じますか?」
求める人物・人材
企業が求める人物像を知ることで、自分の強みやスキルをどのようにアピールするべきかが明確になります。
このタイプの質問は、座談会の場で具体的なエピソードを聞くことで、選考での志望動機や自己PRにも役立つ情報を得られるのが特徴です。
- 「御社が採用において特に重視しているスキルやマインドセットは何ですか?」
- 「内定者の共通点や特徴について教えていただけますか?」
- 「新卒社員に期待される役割や、成長してほしい方向性についてお聞きしたいです。」
- 「採用選考で一番重要視されるステップは何だとお考えですか?」
- 「キャリアパスを踏む上で、御社で特に身につけておくべき能力はありますか?」
社員の性格や企業への思い
社員がどのように企業に関わり、どんな思いで働いているかを知ることは、その企業での働きがいを理解する重要な手がかりになります。
実際に働く人の体験や価値観を聞くことで、より現実的な企業理解を深めることができます。
- 「社員の方々はどのような価値観や考え方を持つ方が多いと感じますか?」
- 「御社の魅力や特徴について、社員の立場から教えていただけますか?」
- 「御社に入社して一番感じたギャップや意外なことは何ですか?」
- 「長く働く中で、この会社の一番の魅力だと思う点を教えてください。」
- 「御社の仕事を通じて、社会にどのような貢献ができていると感じていますか?」
【55選】座談会で聞くべき基本的な質問例文集
就活の座談会では、企業の事業や社風について理解を深める絶好の機会です。
質問を通じて、企業の文化や仕事の進め方を知ることで、あなたにとって本当に合う企業かどうかを判断する材料を得ることができます。
ここでは、座談会で聞くべき基本的な質問を事業内容や社風に分けて紹介します。
それぞれの質問をうまく活用し、座談会で有意義な情報を得ましょう!
事業・業務内容
企業の事業内容を深く理解することは、応募先の業界や職務に適性があるかを見極める重要なステップです。
業務の実際を知ることで、自分の希望する働き方やキャリアパスがその企業に合っているかを確認することができます。
以下の質問例では、企業の強みやビジョン、実際の業務の進行方法に関する具体的な情報を求めています。
これらを参考にして、座談会で積極的に質問しましょう!
社風
企業文化や職場の雰囲気を理解することは、長く働けるかどうかを判断する大切な要素です。
社風は、その企業で働く人々の価値観や働き方に深く関わっており、自分の性格や価値観に合った企業を見つけるために必要不可欠な情報です。
座談会では、社員同士のコミュニケーションのスタイルや福利厚生、働きやすさについて質問をし、企業の実際の社風を感じ取ることができます。
求める人物像
企業が求める人物像を理解することは、面接や座談会で自分をうまくアピールするために非常に重要です。
企業ごとに求める人物像が異なるため、その企業の理想的な社員像を知ることで、自分の強みや価値観をうまく伝えることができます。
以下の質問例は、企業がどのような人物を求めているのか、どのスキルや特性が重視されているのかを具体的に知るための質問です。
社員の就活時のエピソード
社員がどのようにしてその企業に入社したのか、また就活時にどんな点を重視したのかを知ることは、企業の文化や価値観を深く理解するための良い方法です。
社員自身の経験を聞くことで、実際にどのような準備や努力が求められるのか、またその企業に入社するためのポイントを知ることができます。
これにより、自分が企業にフィットするかを具体的に考える材料を得ることができます。
企業に対する思い
社員が企業に対して抱いている思いや価値観を知ることは、企業の理念やビジョンと自分の考えが一致しているかを判断するうえで非常に有益です。
また、企業に対する愛着や誇りを持っている社員が多い場合、その企業は働きやすく、社員同士の結束も強い可能性が高いです。
このような情報を得ることで、企業の真の魅力や社風を感じることができます。
周りと差をつけたい!そんな人が聞くべき質問例90選
就活中の座談会で印象に残る質問をすることは、他の候補者と差をつけるために非常に効果的です。
単に決まりきった質問をするのではなく、企業の深い部分に踏み込んだ質問をすることで、自分が真剣にその企業に関心を持っていることをアピールできます。
ここでは、年次別におすすめの質問例を紹介し、それぞれの質問がどのように企業に対して独自の視点を持ち込むことができるのかを解説します。
年次別
年次別に、若手社員から管理職まで、質問の内容を変えることで、相手に与える印象も大きく異なります。
それぞれの社員がどのように企業で成長してきたのか、キャリアの過程を知ることは、企業選びにとって重要な要素となります。
ここでは、若手社員、中堅社員、管理職といった年次別に最適な質問を紹介し、その質問がどのようにしてあなたの理解を深めるのかを解説します。
若手社員
若手社員に対する質問は、入社後の実際の経験や仕事の環境、成長機会を知るために有益です。
彼らの視点で企業文化や仕事の進め方を理解することができます。
中堅社員
中堅社員は、キャリアの中盤に差し掛かり、企業での立場や役割が変化している時期です。
彼らの経験談やキャリアプランに関する話は、今後のキャリアにおける参考になります。
管理職
管理職に対する質問は、企業の戦略的な方向性やリーダーシップについての理解を深めることができます。
管理職がどのように組織を運営しているか、または部門のビジョンを知ることができます。
職種別
職種ごとに質問する内容は大きく異なります。
営業系、企画系、研究系、事務管理系、販売・サービス系、IT系(エンジニア)など、それぞれの職種に必要なスキルや知識、業務の進め方などについて具体的な質問をすることで、企業がどのような人物を求めているのかを知ることができます。
ここでは各職種ごとに最適な質問例を挙げ、その目的を解説します。
営業系
営業職は、顧客との関係構築や商談の進行が重要な業務です。
そのため、営業スキルや目標達成へのアプローチ方法、顧客対応の方針などについて知ることが大切です。
企画系
企画職では、アイデアを形にする能力が求められます。
新しいプロジェクトの立ち上げや進行管理、チーム内での意見交換がどのように行われているかに焦点を当てた質問が効果的です。
研究系
研究職では、独自のアイデアや技術を生み出すことが求められます。
実験の進め方や研究結果の活用方法、チーム内での協力体制など、研究活動における詳細を把握するための質問をすることが重要です。
事務管理系
事務管理職では、業務の効率化やチームの調整が求められます。
時間管理や進行管理の方法、他部署との連携に関する質問を通じて、事務業務の本質を理解しましょう。
販売・サービス系
接客業務や販売活動では、顧客との関係構築が大切です。
顧客対応の方針やサービス向上のために行っている取り組みについて質問をすることで、企業がどれだけ顧客重視の姿勢を持っているかを知ることができます。
IT系(エンジニア)
エンジニア職では、技術力や開発プロセスに関する理解が求められます。
開発に使用するツールやチームでの役割分担について質問をして、企業の技術的なアプローチやプロジェクトの進行方法について深く掘り下げることができます。
聞く場合に注意が必要な質問とは?
座談会や面接で、聞かない方がいい質問ってあるのかな…?
就活の座談会や面接で質問をする際、注意が必要な質問もあります。
適切な質問は企業側に良い印象を与えることができますが、不適切な質問をしてしまうと、自分の意図とは違う印象を与えてしまう可能性があります。
ここでは注意すべき質問例をいくつか挙げるので一緒に確認していきましょう!
残業に関する質問
残業についての質問は、企業の働き方や文化について知りたいという意図であっても、注意が必要です。
あまりに「残業はどのくらいありますか?」といったストレートな質問をすると、仕事に対する前向きな意欲がないように受け取られかねません!
代わりに、「仕事の進捗管理はどのように行っているのですか」や「社員のワークライフバランスについてどのように考えていますか」といった形で、より全体的な働き方の視点から質問をする方が適切です。
福利厚生に関する質問
福利厚生についても、質問の仕方に注意が必要です。
福利厚生を最初に尋ねることは、給与や待遇面ばかりを気にしている印象を与えがちです。
仕事の内容や企業の文化、キャリアアップに関する質問を優先し、その後、福利厚生に関連した質問をするように心がけましょう!
また、「どのような福利厚生がありますか?」ではなく、「社員の健康管理や仕事とプライベートのバランスに関して、どのようなサポートがありますか?」といった形で具体的に質問すると良い印象を与えることができます。
研修制度に関する質問
研修制度に関しての質問も、少し配慮が必要です。
特に「研修制度が整っていますか?」といった一般的な質問は、研修を受けることが前提になっていると受け取られることがあります。
研修に興味を持っている場合でも、「入社後のスキルアップ支援についてどのような取り組みが行われているますか?」や「成長のためにどのような学びの機会を提供しているのですか?」といった具体的な質問をすることで、主体的な姿勢を示すことができます!
仕事のつらいこと・辞めたくなる瞬間に関する質問
仕事のつらいことや辞めたくなる瞬間に関する質問も注意が必要です。
このような質問は、ネガティブな印象を与える可能性があります。
企業はポジティブなイメージを重視しているため、面接や座談会では、困難に対する自分の乗り越え方やモチベーションの維持方法に焦点を当てた質問をする方が良いでしょう!
例えば、「厳しい時期にどのようにモチベーションを保つようにしていますか」や「仕事の中でのチャレンジをどのように乗り越えてきましたか」といった質問が効果的です。
【要注意!】座談会でのNG質問
NG質問をして、印象が悪くなったらどうしよう!
座談会は、企業についてより深く理解するための貴重な機会ですが、質問の内容によっては印象が悪くなることがあります。
特に避けるべき質問を理解しておくことで、企業側に良い印象を与えることができ、より効果的な情報収集が可能です。
ここでは、座談会で避けるべきNG質問をいくつか紹介します。
調べればわかるもの
企業や業界についての基本的な情報は、事前に調べればわかるものです。
例えば、「御社の業務内容について教えてください」や「どのような製品を扱っているんですか?」など、企業のウェブサイトや資料で簡単に確認できる内容の質問は避けるべきです。
これらの質問をしてしまうと、準備不足や積極性の欠如と捉えられてしまいます。
代わりに、具体的な事例を踏まえて質問をすることで、企業への関心や熱意を示すことができます。
説明会と同じもの
座談会の目的は、説明会での基本的な情報提供を超えて、より実践的で詳細な情報を得ることです。
座談会で「説明会ではどういった内容を話していましたか?」や「御社の特徴について教えてください」というように、説明会と同じ内容を再度尋ねることは避けましょう。
これらの質問は、座談会の機会を無駄にしているように見え、自己主張が弱い印象を与える可能性があります。
座談会では、より企業文化や社員の実際の経験に関する質問をするようにしましょう。
仕事への意欲や熱意が感じられないもの
「どれくらい残業がありますか?」や「有給はどれだけ取れますか?」といった質問は、仕事の厳しさや福利厚生にばかり関心があるように受け取られ、仕事への熱意や意欲が感じられない場合があります。
このような質問をすると、企業側から「働く意欲が低い」と思われてしまうこともあります。
働き方やキャリアパスに関連する質問は重要ですが、まずは仕事への意欲を示す質問を優先しましょう。
例えば、「社員が成長を実感する瞬間はどのような時ですか?」というような、成長意欲を示す質問が適切です。
自己PRを含んだもの
座談会で自分のスキルや経験をアピールしすぎることも注意が必要です。
「私は○○の経験があり、○○という強みがありますが、御社ではどのように活かせますか?」という自己PRを含む質問は、座談会の雰囲気を損ねる可能性があります。
座談会は、企業や社員に関する疑問を聞く場であり、自分のアピールポイントを強調する場ではありません。
質問はあくまで企業についての理解を深めることに焦点を当てるようにしましょう。
座談会の質問や態度で好印象を残す方法
座談会や面接で、好印象を残したい!
座談会は企業や社員との交流の場であり、質問や態度一つで印象が大きく変わります。
ここでは、座談会で好印象を与えるためのポイントを3つ紹介します。
①質問する時に質問の意図も説明する
質問をする際には、その質問の意図や自分が知りたい背景を簡潔に伝えることで、より具体的な回答を得やすくなります。
例えば、
「御社のチームワークについて質問したいのですが、私は以前にチームプロジェクトでの経験があり、どのように協力し合って働くかが重要だと考えています。その点において御社の取り組みを知りたいです。」
というように、質問に関連する自身の経験や考えを軽く伝えると、相手はより具体的な回答をしやすくなり、質問がより深い印象を与えることができます。
②話しやすい雰囲気をつくる
座談会では、社員や他の参加者と円滑にコミュニケーションを取ることが重要です。
自分から積極的に笑顔で話し、相手の話に耳を傾ける姿勢を見せることで、リラックスした雰囲気を作ることができます。
相手が話しやすい環境を提供することで、企業側もあなたに対して好意的な印象を持ちやすくなります。
また、聞き手として相手の意見や考えに興味を持ち、適切に反応することも大切です。
③メモをとる
座談会での情報は、後で見返すことができるようにメモを取ることが重要です。
質問や回答をメモするだけでなく、特に印象に残った話や、企業の特色、社員のエピソードなども書き留めておくと良いでしょう。
メモを取ることで、真剣に話を聞いているという姿勢を示せるだけでなく、後で具体的な情報を整理しやすくなります。
ただし、メモを取る際は、相手の話の流れを遮らないように気を付け、あくまで自然に行うことが大切です。
座談会前に準備すること
座談会の前は何を準備しておけばいいんだろう…?
座談会に参加する前に準備をしっかりと行うことが、成功への鍵です。
準備をすることで、より深い質問や興味を持った参加者として印象づけることができます。
①企業ホームページを読み込む
企業のホームページをしっかりと読み込み、企業の理念、事業内容、最新のニュースなどを把握しておきましょう。
これにより、座談会で基本的な情報に関する質問を避け、より具体的な質問を投げかけることができます。
事前に企業の特徴や社風について理解しておくことで、話の流れがスムーズになり、企業側に準備が整っているという印象を与えることができます。
②OB・OG訪問
座談会の前にOB・OG訪問を行い、実際にその企業で働いている人から生の声を聞いておくことも非常に有益です。
OB・OG訪問を通じて、企業文化や日常業務の実態を把握することができ、座談会での質問にも具体性を持たせることができます。
また、OB・OGの話を元に自分がどのような働き方をしたいかを再確認することができ、座談会で自分の希望や意欲をより明確に伝えることが可能になります。
【どうすればいい?】質問がない・したくない就活生へ
特に面接などで質問したいことはないかなぁ…
就活の座談会や面接で質問をすることは一般的に期待されていますが、質問を思いつかなかったり、どうしても質問がしたくないと感じることもあります。
そんな時、どのように対応すべきかについていくつか紹介します。
質問例をアレンジする
質問が思いつかない場合は、あらかじめ用意された質問例を自分の言葉にアレンジしてみるのも一つの方法です。
例えば、「御社の成長戦略について具体的にお伺いしたいです」といった漠然とした質問を、「御社のIT技術革新における具体的な取り組みについて、最近の成果を教えていただけますか?」という形にすれば、より自分らしい質問になります。
事前に企業情報を調べ、質問の内容を自分の関心に合ったものにアレンジすることで、より自然に質問ができるようになります。
聞くだけも選択肢のうちの一つ
質問がない場合、無理に質問を作ろうとするのではなく、聞くだけで十分な場合もあります。
座談会や面接は、企業や社員の話をじっくりと聞き、理解を深める場でもあります。
自分の関心に合ったポイントに対して集中し、メモを取ったり、後で深く調べることが重要です。
無理に質問をしなければならないというプレッシャーを感じる必要はなく、参加者の話を真剣に聞くことでも十分に良い印象を与えることができます。
質問しなくてもその後の選考通過率には影響しない
質問をしないからといって、選考結果に大きな影響が出ることは通常ありません。
企業側は、質問の有無だけで評価を下すことはほとんどなく、実際の選考では他の要素(例えば自分のスキルや志望動機、適性など)が重視されます。
質問をすることが重要視される場面もありますが、必ずしもすべての場面で質問が必須であるわけではありません。
質問がない場合でも、他の部分で自分の強みを伝えられれば、選考通過に問題はないでしょう。
まとめ
就活の座談会では、質問をすることが一般的に求められますが、質問が思いつかない場合や質問したくない場合でも、焦る必要はありません。
質問例をアレンジして自分なりの疑問を投げかけたり、聞く姿勢に徹して参加するのも一つの方法です。
ここで、座談会で質問する際の注意点について振り返ってみましょう!
- 質問前にお礼や挨拶をする
- 自分ばかり発言をしない
- オープンクエスチョンを意識する
- 調べた上でわからないことを質問する
- 社員の年次や部署に合った内容にする
- プライベートに踏み込んだ質問は避ける
- 質問は1回につき1つにする
- 質問はわかりやすくハッキリと伝える
- 話す態度や聞く態度に気を付ける
今回学んだことを活かして座談会にリラックスして挑みましょう!