こんにちは!26卒のririです!
あなたは、就職倍率ってどうやって調べるんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?
- そもそも就職倍率ってなんだろう
- 就職倍率が高いと受かりにくくて、低いと受かりやすいのかな
- 就職倍率が高くても低くてもとにかく納得内定がほしい!
私も、就職倍率が高いと「どうせ受からないしなぁ……。」と億劫になってしまい、エントリーシート出さなくていっか。と思ってしまったことが何度もあります。
就職の倍率とは?種類と特徴を解説
就職の倍率っていわば難易度ってことだよね?
実は倍率にはいろいろな種類があるんだよ。しっかり見ていこう!
就職倍率・内定倍率・求人倍率の違い
就職倍率、内定倍率、求人倍率は、それぞれ異なる視点で就職活動の状況を把握するための指標です。
まず、就職倍率は、求職者数に対して求人の数がどれくらいかを示すもので、求職者が多ければ倍率も高くなります。
内定倍率は、応募者がどれくらい内定を得たかを示すもので、企業の競争率を知るために重要です。
求人倍率は、求人の数がどれくらいあるかを示し、業界全体の需要と供給を反映します。
これらの倍率を使い分けることで、より戦略的に就職活動を進めることが可能になります。
就職倍率の計算方法と見方のポイント
就職倍率は、主に「応募者数 ÷ 求人数」で計算されます。この数値が高いほど競争が激しいことを意味しますが、見方にはコツがあります。
倍率を見た時にまず考えるべきポイントは、単純に数字を見て焦ることなく、業界の傾向や求人内容をしっかり把握することです。高い倍率だからといって、必ずしも難易度が高いわけではなく、企業の求める人物像にマッチしているかが重要になります。
倍率はあくまで参考にすべき数値であり、他の要素と組み合わせて見ることが成功への鍵です。
企業規模別の平均就職倍率を徹底比較
企業規模によって就職倍率は大きく異なります。
一般的に、大企業は応募者数が多いため、倍率が高くなる傾向があります。
一方、中小企業やベンチャー企業は、求人数が少ないものの、倍率は比較的低くなることが多いです。
しかし、中小企業には独自の魅力があり、倍率は低いものの、企業文化や働きやすさが重要なポイントとなります。企業規模別に就職倍率を比較することで、自分に合った企業を見つけやすくなります。自分の強みや希望に合う企業を見つけるためにも、倍率の違いを理解することは大変重要です。
倍率の高さだけではなく他の要素も調べることが大切なんだね!
内定倍率が高い企業ランキング一覧!
内定倍率が高い企業に入れたらみんなに自慢できちゃう!
高い企業はどれくらい高いのか見てみよう!
1 GMOインターネットグループ(システム・ソフト) 476.5倍
2 カゴメ(食品・水産) 377.7倍
3 東京ドーム(レジャー) 280.0倍
4 日産化学(化学) 199.7倍
5 松竹(レジャー) 192.1倍
6 東京応化工業(化学) 191.0倍
7 東映(レジャー) 184.6倍
8 アサヒグループ食品(食品・水産) 178.3倍
9 オリンパス(住宅・医療機器他) 175.7倍
10 日本オラクル(システム・ソフト) 164.4倍
(就職四季報 総合版2025-2026 参照)
476人に1人…!?こんなに倍率が高い企業もあるんだね
どんな企業の倍率が高くなりやすいのかも併せて見ていこう
知名度の高い大企業
知名度の高い大企業は、内定倍率が高くなる傾向があります。
大企業の魅力は、安定した業績や明確なキャリアパス、グローバルな環境での仕事経験などがあります。
しかし、倍率が高い企業では選考が厳しく、エントリーシートや面接での自己アピールが重要です。知名度の高い企業に応募する場合は、企業文化や求められるスキルについて十分に調べ、自己分析を行った上で応募することが成功への近道です。
ビジネスモデルがBtoCの企業
B to C(Business to Consumer)モデルを採用している企業は、消費者に直接商品やサービスを提供する企業です。このビジネスモデルの企業は、消費者のニーズや意見を直接反映しやすいため、安定した市場の支持を受けることが多いです。
B to C企業は、比較的消費者向けのサービスが多いため、新規顧客獲得のために積極的にキャンペーンや広告を行うケースが多く、求人倍率が高い企業も少なくありません。
ホワイト企業
ホワイト企業は、従業員の働きやすさや福利厚生に配慮した企業として知られています。
一般的に、働きやすい環境が整っている企業は、長期的に安定した成長を遂げることが多く、求人倍率が低くても応募者が集中することがあります。
ホワイト企業の特徴としては、適正な労働時間、年次有給休暇の取得推進、リモートワークの導入、健康管理に配慮した職場環境などが挙げられます。
このような企業で働くことは、就職希望者にとっては魅力的であり、求人倍率が高くなることがよくあります。
私も絶対にホワイト企業がいい!!年収も高いところ!休みが多いところ!
エントリー前に企業の倍率を調べる方法
倍率を調べる方法はいくつかあるけど、その中でもエントリー前の調べ方を紹介するね
就職四季報を活用した倍率の確認方法
就職四季報は、企業の求人情報や採用に関する詳細なデータを集めた有力な資料です。
この四季報には、各企業の採用予定人数や過去の採用実績が記載されており、倍率を調べる際に非常に役立ちます。過去の採用実績や募集職種ごとの応募状況が詳しく掲載されているため、それをもとに現在の倍率を推測することができます。
就職四季報を活用する際は、特定の業界や企業群に注目し、過去のデータと照らし合わせながら分析を行うと良いでしょう。
就活サイトの登録者数から倍率を推測する手順
就活サイトには、企業ごとの求人情報だけでなく、エントリーしている求職者の数や選考の進捗状況など、求人に関連するデータが豊富にあります。
これらのデータを基に、企業ごとの倍率を推測することができます。
具体的には、まず就活サイト上で応募したい企業の求人情報を見つけ、その企業のページに表示されている「エントリー人数」や「応募者数」を確認します。次に、その企業の採用予定人数とエントリー人数を比較することで、簡単に倍率を計算できます。
業界研究から把握する倍率の傾向
業界ごとに求人倍率の傾向は異なります。
例えば、人気の高い業界や職種(IT業界や広告業界など)は応募者が多く、倍率が高くなる傾向があります。一方で、ニッチな業界や特定の専門知識を必要とする業界では、倍率が低くなる場合もあります。
業界研究を通じて、各業界の競争状況や採用傾向を理解することが、倍率を予測するうえで重要です。業界ごとの求人傾向を把握することで、より効果的に倍率を予測することが可能です。
いろんな調べ方があるんだね!
選考中の企業の倍率を知る方法
次は選考中の企業の倍率の調べ方だよ
面接選考の規模から倍率を計算する方法
企業の選考過程で面接の規模を把握することは、倍率を推測する上で有効な方法です。
まず、企業が実施する面接の回数や1回あたりの面接人数を確認することから始めます。さらに、面接の規模が進むにつれて、選考の絞り込みが行われるため、面接ごとの倍率を参考にすることで、企業の選考過程をより正確に把握できます。
規模や応募者数に注目しながら、面接選考の段階的な倍率を計算していくことが重要です。
じゃあ今選考中のあの企業の倍率は…思ったより高いかも…
説明会・座談会の参加状況から読み解く倍率
企業の説明会や座談会の参加状況を分析することも、選考倍率を予測する方法として有効です。
これらのイベントに参加することで、他の応募者の数や企業の選考に対する関心の高さを直接知ることができます。
注意すべきは、企業が開催する説明会や座談会の形式や参加人数が必ずしも選考倍率と直結するわけではないことです。参加者が少なくても、企業側が特定の職種に限定して採用を行っている場合、倍率が高くなることもあります。
したがって、参加者数だけでなく、企業の採用動向や対象職種にも注目し、総合的に倍率を推測することが重要です。
OB訪問や人事面談で倍率を確認するコツ
OB訪問や人事面談は、企業の選考倍率について直接的な情報を得る貴重な機会です。
OB訪問では、実際にその企業で働いた経験を持つ先輩社員から、選考過程の詳細や倍率に関する体験談を聞くことができます。
質問の際には、「自分が参加したときの倍率はどれくらいだったか」「どのような選考基準があったか」など、具体的な情報を求めることが有効です。
また、企業の人事担当者との面談では、企業の採用計画やその年の採用人数、選考の流れについての情報を得られる場合があります。
逆求人サイト
逆求人サイトは、企業が求職者に対してアプローチする新しい就活プラットフォームです。従来の就活サイトとは異なり、企業側が求める人材像や魅力を直接発信するため、競争倍率の低い企業を発見しやすい特徴があります。
求職者は自身のスキルや経歴を登録することで、企業から直接スカウトされる可能性が高まります。このプラットフォームでは、中小企業や成長企業が積極的に人材を探しているため、大手企業と比較して倍率が低い傾向にあります。
おすすめの逆求人サイトは以下の記事をクリック!
就活四季報
就活四季報は、企業の採用情報を詳細に記載した情報誌であり、就職活動において最も信頼性の高い参考資料の1つです。他の就活メディアと異なり、企業の実際の採用データが掲載されているため、正確な倍率情報を得ることができます。
掲載されている数値データから、企業ごとの採用人数、エントリー数、内定率などを確認できます。特に中小企業や成長企業の詳細な採用情報は、大手就活サイトでは得られない貴重な情報となります。
業界・企業研究
業界・企業研究は、倍率の低い優良企業を見つける最も効果的な方法の1つです。単に倍率の数値を追うのではなく、企業の事業内容、成長性、企業文化を深く理解することが重要です。
業界の将来性や企業の独自性を分析することで、競争倍率の低い企業を発見できます。特に、ニッチな市場で強みを持つ企業や、革新的なビジネスモデルを展開する企業は、優秀な人材を獲得するために競争倍率を抑えている可能性があります。
倍率を参考にする際の4つのポイント
でもやっぱりいい企業に入りたいし倍率が高い企業たくさん受けてみよう!」
その考えは危険だよ!
倍率が高い企業を良い企業と思いこまない
企業の倍率の高さは、必ずしもその企業の質や魅力を示すものではありません。倍率が高いということは、多くの学生が応募している人気企業であることを意味しますが、必ずしも就職後の満足度や成長機会を保証するものではありません。
倍率の高い企業ばかり受けない
倍率の高い企業のみをターゲットにする就職活動は、リスクが高く非効率的です。競争が激しい企業では、内定を獲得することが難しくなるため、多様な企業に目を向けることが重要です。自身のキャリアビジョンや適性に合った企業を選択することが、納得のいくキャリアの選択につながります。
中小企業にも目を向ける
中小企業は、大手企業と比較して倍率が低く、より柔軟で成長の機会が多い職場環境を提供することがあります。これらの企業では、早い段階で重要な責任を任されたり、多様な業務を経験したりする可能性が高くなります。また、企業の成長に直接貢献できる可能性も大きいです。
インターンシップに参加する
インターンシップは、企業の実際の職場環境や文化を体験できる貴重な機会です。倍率だけでは分からない企業の本質を理解し、自身のキャリアに合っているかを判断するための重要な手段となります。また、インターンシップを通じて、実際の内定倍率とは異なる、より詳細な企業情報を得ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では
- 就職の倍率の種類
- 内定倍率が高い企業
- 倍率の調べ方
- 倍率を参考にする際のポイント
について紹介していきました。志望企業の倍率はどうしても気になってしまいますよね。ですが、倍率に縛られずに自分に合った企業を探していきましょう。