こんにちは!26卒のharunaです!
就活では「自分の強みを理解することが大切」とよく言われますが、いざ考えてみると、何をどう整理すればいいのか分からなくなることもありますよね。そんなときにおすすめなのがストレングスファインダーです。
そこで今回は、
・ストレングスファインダーとは?
・自己分析でストレングスファインダーを活用するメリット
・効果的な活用方法
について解説します。
ストレングスファインダーを上手に使いながら、自分の強みを深く理解し、納得のいく自己分析を進めていきましょう!
ストレングスファインダーとは?

ストレングスファインダーは、自分の強みを発見し、それを最大限に活かすための自己分析ツールです。
ギャラップ社が開発し、科学的なデータに基づいた診断を行う点が特徴です。
診断を受けると34種類の資質のうち、自分に特に強く現れる上位5つが判明し、どのような能力を活かしていけばよいかが明確になります。
ストレングスファインダーを活用すれば、単なる「自己理解」ではなく、強みをどう仕事やキャリアに活かすかを具体的に考えられるようになります。
就活やキャリア選択において、より納得感のある決断をしたい場合に役立つツールです。以下で詳しく解説していきます!
ストレングスファインダーの資質の分類

ストレングスファインダーでは、以下のような34種類の資質を4つのカテゴリーに分類しています。

参考:無料版ストレングスファインダー|日本版ストレングスファインダー
実行力
実行力の資質を持つ人は、目標を達成するために地道な努力を積み重ねる力があります。
計画を立て、着実に物事を進めることが得意であり、粘り強さが特徴となります。
「達成欲」や「規律性」などが該当し、これらの資質が強い人は、責任感を持ってタスクを遂行する役割に向いています。
たとえば、プロジェクトの進行管理や細かいタスクの管理を担うポジションで力を発揮できます。
影響力
影響力の資質を持つ人は、周囲を巻き込みながら物事を進める力を持ちます。
自分の意見を伝えることが得意であり、リーダーシップを発揮する場面が多いです。
「指令性」や「自己確信」などが代表的な資質であり、これらが上位にある人は、プレゼンテーションや交渉、営業といった分野での活躍が期待されます。
人間関係構築力
人間関係構築力の資質を持つ人は、他者と信頼関係を築くことに長けているので、チームワークを大切にし、周囲と協力しながら物事を進めることが得意なことが多いです。
「共感性」や「親密性」などの資質が含まれ、これらを持つ人は、対人関係を重視する職種や、サポート役としての役割で能力を発揮しやすいです。
たとえば、カウンセラーや人事、教育関連の仕事などが向いています。
戦略的思考力
戦略的思考力の資質を持つ人は、論理的に考え、先を見通す力を持っています。
問題を深く分析し、新しいアイデアを生み出すことに優れているのが特徴です。
「分析思考」や「学習欲」などが代表的な資質で、データ分析や企画立案、研究職などで能力を発揮しやすいです。
ストレングスファインダーの始め方

ストレングスファインダーを始めるには、書籍やサイトなどで公式の診断を受ける必要があります。
診断を受ける方法はいくつかあり、自分に合った方法を選ぶことができます。ここでは、代表的な3つの方法を紹介していきたいと思います。
書籍を購入して診断を受ける

最も一般的な方法は、ギャラップ社が発行している書籍を購入し、付属のアクセスコードを使用して診断を受ける方法です。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』というタイトルの書籍には、ストレングスファインダーの概要や活用方法が詳しく解説されています。
この書籍の巻末には、一度限り使用できるアクセスコードが付属しており、ギャラップ社の公式サイトでコードを入力すれば診断を受けることができますよ。
書籍を購入するメリットは、診断結果の見方や資質の活かし方について詳しく学べる点です。
診断を受けた後に、自分の強みをどのように仕事や日常生活で活かせるのかを理解しやすくなります。
しかし、書籍は紙媒体のため、持ち運びが不便であり、コードを紛失すると診断を受けられないというデメリットもあります。
アクセスコードを購入して受検する

公式サイトでは、上位5つの資質のみがわかる「トップ5診断」と、すべての34資質の順位がわかる「フルレポート診断」が選択できます。
より深く自己理解を進めたい場合は、34資質すべてを確認できるフルレポート診断を選ぶと、自分の強みと弱みをより詳細に把握できます。
この方法のメリットは、診断結果をオンラインで管理でき、必要なときにアクセスしやすい点です。
デメリットとしては、書籍を購入する方法よりもやや割高になることがあります。
公式アプリから手軽に診断する

ストレングスファインダーは、ギャラップ社の公式アプリからも診断できます。
アプリ版の診断では、スマートフォンやタブレットから手軽に受検でき、結果をアプリ内で確認・管理できます。
アプリを利用するメリットは、いつでもどこでも診断ができ、結果を簡単に見返せる点です。
また、診断結果に基づいて追加のアドバイスや活用法が表示されるため、強みを日常的に活かしやすくなります。
しかし、アプリ版の診断も有料であり、アクセスコードの購入が必要となる点には注意が必要です。
まとめ
書籍 | サイト | アプリ | |
トップ5まで | 2420円 | 24.99ドル (約3730円) | 3500円 |
34資質を全て | 59.99ドル (約8950円) | 9000円 |
ストレングスファインダーの診断方法は、自分のライフスタイルやニーズに応じて選ぶことが重要です。
書籍でじっくり学びながら受ける方法、オンラインで手軽に受検する方法、アプリで管理しやすい方法、それぞれにメリットがあるため、自分に合った方法で診断を始めてみましょう。
ストレングスファインダーは受け直しできない点に注意!

ストレングスファインダーは、一度受けたら同じアカウントでは再受験できない仕組みになっているので以下のことに注意しましょう!
この診断は、回答者の直感的な選択をもとに強みの傾向を分析する仕組みになっています。そのため、診断を受けるときはできるだけ率直に答えましょう。
正しい診断結果を得るためには、余計な先入観を持たずに質問に答え、自分の本来の考え方や行動傾向を反映させることが大切です。
受け直しができないからこそ、一回の診断を大切にし、自分自身をより深く知るきっかけとして活用しよう。
【必見!】ストレングスファインダーの4つのメリット

ストレングスファインダーは、自分の強みを客観的に把握し、キャリアや日常生活に活かせるツールです。
就職活動や仕事選びに迷う人にとって、自己理解を深める大きな助けとなります。
ここでは、ストレングスファインダーを活用することで得られる4つのメリットを紹介していきます。
① 自分の才能や強みを客観的に把握できる
ストレングスファインダーの最大のメリットは、自分の強みや才能を客観的に理解できることです。
診断を通じて自分の資質を明確にすることで、今まで意識していなかった強みを再発見できます。
たとえば、「調和性」が上位にある人は、周囲との対立を避け、円滑なコミュニケーションを取ることが得意です。
こうした資質を理解すれば、自分に合った仕事や環境を選ぶ際の指標にもなりますよ。
② 仕事の適性を知りキャリア選択に活かせる
ストレングスファインダーの結果は、どのような職業や働き方が自分に向いているのかを考える上で役立ちます。
診断では、34種類の資質が「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4つのカテゴリーに分類されており、それぞれ異なる職業適性を示しています。
たとえば、「指令性」や「競争性」が高い人は営業やマネジメント業務に向いている可能性がありますが、「内省」や「学習欲」が高い人は研究職や企画職などが適しているかもしれない。
このように、強みを把握することで、自分に合ったキャリア選択がしやすくなります。
③ 面接対策や志望業界の選定に役立つ
就職活動では、自分の強みを明確に伝えることが求められますが、「自分の強みは何か?」と聞かれても、すぐに答えられない人も多いです。
そこで、ストレングスファインダーを活用すれば、診断結果をもとに具体的な強みを言語化しやすくなる。
たとえば、「最上志向」が強い人は「常に高い目標を掲げ、成果を出すことにこだわる」といった特性を持っているため、「成果を重視する環境で力を発揮できる」と面接でアピールできます。
このように、診断結果を活用すれば、説得力のある自己PRができるようになります!
④ 自分の弱みを理解し成長のヒントを得られる
ストレングスファインダーは、強みを知るだけでなく、自分が苦手なことや意識すべきポイントも把握できます。
診断結果の下位にある資質は、自分があまり得意としない分野を示しているため、そこをどう補うかを考えることができます。
たとえば、「慎重さ」が低い人は、リスク管理が苦手である可能性があります。その場合、重要な判断を下す際には、慎重なタイプの人の意見を参考にするなどの工夫が必要になります。
このように、弱みを知ることで、よりバランスの取れた自己成長が可能になります。
ストレングスファインダーを活用するデメリット


ストレングスファインダーって良いことばかりなのかな、、、?

デメリットに注意しつつ、上手に活用していく必要があるんだよ!
① うまく活かせない可能性がある
ストレングスファインダーは、あくまで自分の強みを分析するツールであり、それを実際の仕事や生活にどう活かすかはユーザーの工夫次第です。
診断結果をそのままにして活用方法を考えないと、自分の強みを発揮できない場合があります。
例えば、「調和性」や「共感性」が高い結果が出ても、それを具体的な行動に落とし込む方法を見出さなければ、実際の仕事で活かせません。
② 診断結果に納得できない場合がある
ストレングスファインダーは、あくまで自分がどのように行動するかを分析するものですが、結果に納得できないこともあります。
例えば、自分がいつも人と積極的にコミュニケーションを取っていると感じていても、「人間関係構築力」が低いと診断される場合などが考えられます。
しかし、このような場合でも、診断結果を再度見直し、他の資質との組み合わせや自己分析の視点を広げることで納得できる場合もあります。
③ よく読み込まないと理解しづらい
診断結果が非常に詳細であるため、全ての項目を理解しきれない場合があります。
診断結果をただ読むだけでは、その意味や活用方法が掴みにくいことがあるため、結果を十分に理解し活用するには、しっかりと読み込む必要があります。
例えば、強みと感じている部分と診断結果の解釈が一致しない場合、誤った活用をしてしまう恐れがあります。
診断結果をしっかりと整理し、実際の生活や仕事にどう結びつけるかを考えながら活用することが大切です。
【注意】ストレングスファインダーを利用する際の3つのポイント

ストレングスファインダーは、正しい使い方をすることで、自分をより深く理解し、仕事や日常生活に役立てることができます。以下の3つのポイントを意識して活用することが重要です。
① 率直に答えることで正確な結果を得る
ストレングスファインダーの診断を受ける際は、自分の本当の気持ちや行動に基づいて、率直に答えることが大切です。
過度にポジティブに答えたり、社会的に望ましい答えを選んだりすると、結果が歪んでしまう可能性があります。
自分の真の姿を反映させることで、より正確な結果を得ることができますよ。
② 診断結果を絶対視せず、柔軟に活用する
診断結果はあくまで自分を知るための一つのツールです。結果に過度に固執せず、柔軟に活用することが大切です。
診断結果がすべてを決定するわけではなく、自分の環境や状況に合わせて適切に活かすべきです。
③ 適職診断ではなく、自己分析ツールとして活用する
ストレングスファインダーは適職診断ツールではなく、自己分析を深めるためのツールです。
自分の強みや傾向を理解し、その上でどのような仕事や環境に自分が最も適しているかを考える材料として活用すべきです。
【これで完璧!】ストレングスファインダーの活用方法

ストレングスファインダーを正しく活用すれば、自己理解が深まり、キャリア選択や日常生活に役立てることができます。
ここでは、ストレングスファインダーを最大限に活かすための具体的な方法を紹介していきます。
診断結果をもとに過去の経験を振り返る
診断結果を見た後、自分の過去の経験や成功体験を振り返ることが有効です。
過去の自分の行動パターンを思い出し、その中で診断結果と照らし合わせることで、自分の強みをより具体的に理解することができます。
自分に合った業界や仕事を探す
診断結果をもとに、自分に合った業界や仕事を絞り込むことができます。
自分の強みを活かせる仕事や環境を見つけるために、診断結果を参考にしながら、自分のキャリアプランを考えることがおすすめです。
強みを面接や自己PRに活かす
面接や自己PRの際には、ストレングスファインダーの結果を活用し、自分の強みを明確に伝えることができます。
診断結果を基に自己PRを作成することで、より説得力を持って自分をアピールできます。
弱みを把握し補う工夫をする
診断結果で明らかになった弱みを認識し、それを克服するために工夫することが重要です。

自分の弱みを理解し、成長のために必要なスキルや経験を積んでいくことが、
自分をより高めるための第一歩となります!
まとめ
いかがでしたか?この記事では、
ストレングスファインダーとは何か
ストレングスファインダーの資質分類と特徴
ストレングスファインダーの活用方法とメリット
デメリットや注意点
効果的な活用法と活かし方
について解説しました!
ストレングスファインダーは、自分の強みや資質を明確にするための有力なツールです。
ツールだけに頼るのではなく、自分自身の経験や価値観と照らし合わせながら活用することで、より実践的で納得感のある結果が得られますよ!