こんにちは!27卒のFujiです。
突然ですが、皆さん自己分析はやっていますか?
就活を進めていく中で、自己分析は必要と言われますが、どこに提出するわけでもありません。
自己分析って意味ないんじゃないの?
と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、自己分析は本当に意味のないことなのかどうか、解説していきます!
- 自己分析の意味
- 意味のない自己分析
- 自己分析のやり方
- 自己分析のコツ
自己分析は意味ない?

結論から言うと、自己分析は意味があります!
自己分析は自分を理解するための取り組みです。
就活を行うためには、まず自分が就職したい業界や企業を決める必要があります。
この時、自分がしたいことや、なりたいものが分からないと、何も始めることができません。
自分の特徴を客観的に考えることで、何が向いているのかを知ることもできます。
自分の仕事選びの軸が明確になるため、自己分析は行った方が良いのです。
自己分析をやるメリット

自己分析をやるメリットは大きく5つあります。
- ミスマッチを防ぐ
- 自分の強みを明確にする
- 自分に合ったキャリアを作る
- 面接の回答に一貫性が生まれる
- 理想像に近づくために積極的に行動できるようになる
ミスマッチを防ぐ
まず一つ目は、ミスマッチを防げることです。
自分について客観的に分析ができていると、自分に合った環境を選ぶことができます。
就職後の早期離職も防ぐことができるので、自分の強みや自分が一番能力を発揮できる環境を理解しておくのは大切です。
自分の強みを明確にする
自己分析を行うと、自分の強みがより明確になります。
自分の強みをしっかり理解していると、ESと面接でブレることもなく、説得力のあるアピールにつながります。
より効果的なアピールができるように、自分の性質を理解しておきましょう。
自分に合ったキャリアを作る
自己分析は、自分のやりたいことを決めるだけでなく、自分がどんなキャリアを作りたいかを考えることにもつながります。
例えば、就職したい企業が決まっていなくても、どんな生活をしたいかで就職先を考えることもできます。
仕事内容、給与、福利厚生、働き方など、自分が何を重視しているのかを理解できるのも自己分析です。
面接の回答に一貫性が生まれる
自己分析をしっかり行っておくと、ESと面接の回答に一貫性が生まれ、採用担当者からの信頼が得られます。
より詳細に自分自身の価値観や経歴、その時に感じたことなどを記録しておくことで、筋が通った話ができるようになります。
その結果、より説得力があるアピールができます。
理想像に近づくために積極的に行動できるようになる
自己分析によって将来の目標や理想像が明確になると、それに向けて行動する意欲が高まります。
具体的にどうなるべきかを理解することもできるので、実際に何をすればいいかの行動計画も立てやすいです。
目標を決めるための手段としても自己分析は有効です。
意味のない自己分析もある

自己分析は意味がある、とご説明しましたが、実はやり方を間違えると、意味のない自己分析になってしまいます。
ここでは、意味のない自己分析になってしまう場合をご紹介します。
分析のできていない自己分析
きちんと自分のことが分析できていない自己分析は意味がありません。
よくありがちなのが、自己分析のやり方に則るだけになってしまっていることです。
例えば、年表を作っただけ、や、モチベーショングラフを作っただけ、などです。
ワークシートを埋めることに夢中になってしまって、その後の分析が疎かになってしまうと、自己分析の意味がありません。
自己分析の形式だけを行うのではなく、その自己分析を行うことで何をしたいのかを考えておくようにしましょう。
目的のない自己分析
目的のない自己分析も意味がありません。
これは、自己分析をすることそのものが目的になってしまっているケースです。
自己分析はあくまで手段です。
自己分析が、就活の軸を決めるために行うのか、志望動機を作るために行うのかなど、その先の目的をしっかり考えて自己分析を行いましょう。
時間がかかりすぎる自己分析
時間がかかりすぎる自己分析もよくありません。
行ってしまいがちなのが、いつまでも自己分析が終わらないと悩むことです。
自己分析はあくまで就活の軸を決めたり、ESや面接を対策するための手段の一つです。
いたずらに時間をかけすぎてしまって、分析ができないのも意味がありません。
自己分析のやり方


自己分析ってどうやればいいの?

大きく3つの方法があるよ!
自分の人生を整理する
自分のこれまでの人生を整理することで、自己分析を行う方法があります。
小学生くらいから大学生までの人生をまとめた年表「自分史」を作る方法や、過去の出来事のモチベーションの上下をグラフにする「モチベーショングラフ」を作る方法などです。
自分の経験を振り返り、自分の性格やスキルなどを確認します。
エピソードを深堀りする
自分に関するエピソードを掘り下げる方法もあります。
例えば、「部活動を頑張った」「アルバイトでバイトリーダーになった」などです。
これだけでは抽象的で具体性に欠けるので、そこで「なぜ頑張れたのか」「どんな困難があったのか」「どのように工夫したのか」「結果として何を得たか」まで掘り下げてみましょう。
そうすると、自分らしいストーリーを構成でき、そのまま面接にも使うことができます。
ツールを使う
AIや診断サイト・アプリなどのツールを使う方法です。
適職を診断してくれるものや、性格を診断してくれるものがあります。
適職診断のものだと、厚生労働省が出しているjob tagなどがあります。
BaseMeというサービスは、AIを使って自己分析を手伝ってくれます。

BaseMeはAIに相談しながら進められるから、自己分析が楽々♪
キャリアアドバイザーに相談する
キャリアアドバイザーに相談して自己分析を進めるのも一つの方法です。
キャリア相談サービスは基本有料ですが、無料で体験が受けられるものや、安く済ませられるものもあります。
キャリエモンはプロに無料で就活相談のできるサービスです。
実際に他人から客観的な評価をしてもらうことで自己分析もしやすくなります。
自己分析のポイント

これまで自己分析の重要性や、やり方をご紹介しました。
ここでは、自己分析のを行う時のポイントをご紹介します。
自分の短所を正直に書き出す
一つ目は、自分の短所を正直に書き出すことです。
自分の短所はどうしても取り繕ってしまいたくなりますが、自己分析はどこかに提出するものではありません。
自分を正確に分析する方が重要です。
また、短所を理解することは、苦手なことを避けることに繋がります。
自分がどんな環境を苦手としているのか、どんな業務が苦手なのかも考える手掛かりになります。
加えて、短所を分析すると得意なことが見つかる場合もあります。
自己分析の時は、自分の短所を正直に書き出しましょう。
結果と過程を切り離す
自分の人生を振り返って分析をする時には、結果と過程を切り離して考えましょう。
例えば、部活での敗北や受験の失敗など、悪い結果になった時でも、その過程も悪いものだったと考えてはいけません。
良い結果が出ている時も、周囲の成果や運が良かったという可能性もあります。
それぞれの結果が出るまでの過程で、「何を行ったか」を重要視するべきです。
自分の行動ベースで考えてみてください。
結果と過程を切り離して、冷静に分析を行ってみましょう。
時間を決めて自己分析に取り組む
自己分析は終わりがありません。
自己分析がうまくできず、際限なく取り組んでしまって疲れてしまう人も多いです。
自己分析で苦しむ必要はありません。
自己分析に取り組む時間をあらかじめ決めておくと、思いつめてしまうリスクが減らせます。
フィードバックをもらう
自己分析に対して、第三者からフィードバックをもらうことで、より客観性を高めてみましょう。
先輩や友達、あるいはキャリアセンターなどを頼ってみることもオススメです。
また、自己分析がうまくいかない時にフィードバックを貰うのもおススメです。
自分では分からなかった自分の特徴を、第三者から教えてもらえることがあります。
まとめ

いかがだったでしょうか?
自己分析は就活を行う中でとても意味のある行為です!
自己分析のポイントである
- 自分の短所を正直に書きだす
- 結果と過程を切り離す
- 時間を決めて、自己分析に取り組む
- フィードバックをもらう
を意識して「自己分析は意味ないこと」と思わずに、取り組んでみてください。
自己分析に使える診断シートをLINEで配布しているので、ぜひそちらも活用してみてくださいね!