こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は、自己分析で「得意なこと」を見つける方法を、アピール例文付きでご紹介します。
得意なことは、就活の軸を決めるためにも重要な要素。
また、選考でも度々聞かれることでもあります。
自分の得意なことが何か分からない!
そんな人にオススメなのが自己分析です。
自己分析は得意なことを見つけるのにピッタリの方法です!
自己分析で見つけた得意なことをアピールする例文も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください!
就活で得意なことを知る必要がある場面

就活では、自分の得意なことを知ることが非常に大切です。
なぜなら、それが志望動機や自己PRの根拠となるからです。
ここでは、得意なことを把握しておくべき具体的な場面を紹介します。
就活の軸
自己分析を通じて得意なことを知っておくと、自分に合った企業を見つけやすくなります。
「人と関わるのが得意」「論理的に考えるのが得意」など、強みを理解していれば、就活の軸が明確になります。
また、就活の軸がはっきりしていれば、企業研究や志望動機の作成もスムーズに進みます。
「なぜその企業を選んだのか」を論理的に説明するためには、自分自身の理解が欠かせません。
面接
面接では、「あなたの強みは何ですか?」「それを仕事でどう活かせますか?」といった質問がよく聞かれます。
このとき、得意なことを根拠のあるエピソードとともに話せると、説得力が格段に上がります。
自己分析をしっかり行っておけば、質問への回答に一貫性が出て、面接官からの評価も高くなります。
得意なことが見つかる自己分析方法

ここでは、得意なことを見つけるための具体的な自己分析方法を10個紹介します。
どれも実践しやすいものばかりなので、ぜひ試してみてください。
①人に褒められたことを分析する
まずは、人に褒められたことを分析してみましょう。
「○○が上手だね」「いつも助かってるよ」といった言葉は、あなたの得意なことを示すヒントになります。
過去に褒められた経験をリストアップし、共通点を探しましょう。
②継続していることを思い出す
自分が長く続けていることには、自然と得意なことが含まれている場合があります。
加えて、続けているだけでも、全くの未経験者よりはスキルがあると言えます。
趣味や部活動、学習など、5年以上続けていることがあれば、それは強みになり得ます。
③苦労せずに成功したことを思い出す
「頑張らなくてもうまくいった経験」には、あなたの潜在的な得意分野が隠れています。
他の人が苦労していることを簡単にこなせた経験があれば、それを振り返ってみましょう。
④こだわりがあるものを分析する
他人には理解されないけれど、自分だけがこだわっていることはありませんか?
「これだけは譲れない」という部分もこだわりです。
細部にこだわる姿勢は、特定の能力の高さを示している場合があります。
⑤頼られた経験を思い出す
誰かに頼られた経験を思い出してみてください。
「○○お願いしてもいい?」「○○ってどうやるの?」と、頼られることが多い場面には、信頼と得意が表れています。
何を頼まれることが多かったかを思い出してみましょう。
⑥周りが苦労していたことが簡単にできたことを思い出す
集団の中で、自分だけがスムーズにできたことは何でしょうか?
その差異こそが、あなたの強みです。
レポートのまとめ、プレゼン、資料作成など、授業内の行動は比較しやすく、ヒントになります。
⑦熱中できることを分析する
時間を忘れて熱中してしまうことには、あなたの好き・得意が隠れています。
作業が苦ではなく、むしろ楽しいと感じることに注目してみましょう。
⑧第三者に聞いてみる
自分で気づいていない強みは、他人の方がよく知っていることがあります。
家族や友人、先輩などに「私って何が得意だと思う?」と聞いてみるのも一つの手です。
⑨キャリアアドバイザーに相談する
第三者に相談することの一つとして、キャリアアドバイザーに相談してみるのもオススメです。
プロの目から見たアドバイスは、自分では思いつかない視点を提供してくれます。
大学のキャリアセンターや就活エージェントを活用して、自分の強みを客観的に見つけましょう。
⑩経験したことがない事に挑戦する
新しいことに挑戦すると、自分の意外な得意が見つかることもあります。
インターンやボランティア、短期バイトなど、未知の分野での経験も自己分析に役立ちます。
得意なことから自分に合った仕事を探す自己分析方法

得意なことが見えてきたら、それを仕事選びに活かしましょう。
ここでは、得意を仕事に結びつける具体的な手法を紹介します。
①will・can・mustの軸で分類する
「will=やりたいこと」「can=できること」「must=求められること」の3つの軸で、自分の強みを整理してみましょう。
このうち得意なことは「can」になります。
「will」は自分の興味・関心です。
「must」は実際の仕事の業務内容などです。
得意なことが「can」として位置づけられれば、それを「will」や「must」とつなげて考えることで、理想的な仕事が見えてきます。
②自分の得意なことを実際の仕事に繋げて想像する
たとえば「プレゼンが得意」なら、営業職や広報職が向いているかもしれません。
「人の相談に乗るのが得意」なら、人事やカスタマーサポートなども考えられます。
具体的な職種と自分の得意を結びつけることで、志望動機にも説得力が生まれます。
③自分が興味のある分野を見つける
得意なことだけでなく、「どの業界に興味があるか」も重要です。
興味がある業界はモチベーションがある業界でもあります。
なので、早期離職を防ぐなど、ミスマッチを防ぐことができます。
②と③が重なる仕事を探す
「自分が得意なこと」と「興味のある分野」を見つけたら、その両方に当てはまる仕事を探しましょう。
この2つが重なると、得意なことを生かすこともでき、モチベーションがある仕事になります。
つまり、やりがいを感じながら働くことができます。
【分野別】得意なことをアピールする例文

得意なことを見つけたら、それをアピールしてみましょう!
ここでは、自己分析で見つけた得意なことを就活でどうアピールするか、分野別に例文を紹介します。
コミュニケーション力のアピール例文
コミュニケーション力が強みの場合、チームスポーツの経験や、コミュニケーションに繋がる特技を話すことができます。
できるだけ具体的なエピソードを話すようにしましょう。
チームスポーツ
「高校時代にサッカー部でキャプテンを務め、メンバーの意見を取り入れながらチームをまとめました。」
人の顔と名前を覚えること
「アルバイト先でお客様の顔と名前を覚えることが得意で、常連客との信頼関係を築くことができました。」
SNS運用
「大学のサークルでSNSを担当し、投稿内容や頻度を工夫することでフォロワー数を2倍に増やしました。」
真面目さをアピールできる例文
真面目さをアピールする場合、持久力や忍耐力を示すエピソードを使いましょう。
苦労が普遍的に伝わる出来事で語ってみましょう。
マラソン
「3年間、毎朝5kmのランニングを欠かさず行い、継続力と自己管理能力に自信があります。」
音楽活動
「吹奏楽部での毎日の練習を4年間続け、演奏会ではリーダーとしてパートをまとめました。」
掃除
「アルバイト先の清掃を任され、丁寧な作業で店長から信頼され、常に店舗の美化を意識しました。」
行動力や適応力をアピールできる例文
行動力や適応力をアピールする場合、具体的に行動を起こしたエピソードを話しましょう。
周りを変化させた経験などがあればより良いです。
計画を実行した経験
「サークルの合宿を企画・実行し、参加者全員が満足する運営ができました。」
新生活
「地元を離れて一人暮らしを始め、短期間で環境に適応できる柔軟性を身につけました。」
リーダーシップをアピールできる例文
リーダーシップをアピールする場合、観察力や判断力を示すエピソードをしてみましょう。
観察力
「ゼミ活動では、メンバーの得意分野を観察して役割を割り振り、効率的にプロジェクトを進めました。」
判断力
「文化祭の責任者として、問題発生時にも即座に判断を下し、無事にイベントを成功させました。」
特技をアピールできる例文
特技をアピールする場合は、数字で実績を示してみましょう。
SNSや部活の実績もアピールできます。
絵
「趣味で描いているイラストがSNSで好評を得て、個人の依頼を受けることもあります。」
文章
「ブログを3年間運営し、月間1万PVを達成しました。分かりやすく伝える力に自信があります。」
スキルや資格をアピールできる例文
スキルは資格は最も客観的にアピールできるポイントです。
取得した資格や実績をしっかりアピールしましょう。
語学力
「TOEICで800点を取得し、海外留学生とのディスカッションにも積極的に参加しています。」
プログラミング
「独学でPythonを学び、簡単なWebアプリを開発しました。」
簿記・会計
「簿記2級を取得し、大学では経理ゼミに所属して企業の財務分析を行いました。」
得意なことの効果的な書き方

得意なことを伝えるときは、書き方にも工夫が必要です。
3つのポイントを意識すると、より魅力的にアピールできます。
①結果から始める
まずは結果から伝えましょう。
「どんな成果を出したのか」を具体的に記すと効果的です。
少ない文字数の中でもしっかりと自分の成果を示すことができます。
結果から伝えることによって、面接官の関心を引きやすくなります。
②具体的なエピソードを交える
具体的なエピソードを交えて伝えましょう。
抽象的な説明ではなく、数字など客観的な評価を入れると説得力が増します。
また、具体的な行動の話も効果的です。
③採用基準との関連をアピールする
自分の得意なことが、その企業でどう生かせるかを結び付けて説明しましょう。
具体的な業務内容と、自分の得意なことを表現する具体的なエピソードを結び付けていくとより効果的です。
まとめ

自己分析は、就活成功のカギを握る大切なステップです。
今回挙げた例を参考にしながら、自分の得意なことを明確にし、それを仕事にどう活かすかを考えましょう。
地道な振り返りと実践が、あなたらしいキャリアを見つける第一歩になります。
少しずつでも行動を積み重ね、自信を持って就活に臨みましょう!