こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は、三菱UFJ信託銀行の選考フローについて解説します。
三菱UFJ信託銀行は、三菱UFJ銀行グループの信託銀行です。
相続や不動産、資産運用など、幅広いサービスを展開しています。
日本を代表する大手信託銀行の一つで、非常に人気の高い企業です。
この記事では、三菱UFJ信託銀行の選考フローを、倍率や選考基準を含めて徹底的に解説します!
三菱UFJ信託銀行とは

三菱UFJ信託銀行は、1927年に設立された、三菱UFJ銀行グループの信託銀行です。
現在事業所は国内に51カ所、海外に5カ所の計56か所を展開しています。
国内最大手の信託銀行の一つと言える大手信託銀行です。
基本情報は以下の通りです。
会社名 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 |
設立 | 1927年3月 |
資本金 | 3,242億円 |
決算期 | 3月 |
従業員数 | 6,218名※2024年3月31日現在 |
事業内容
三菱UFJ信託銀行は、銀行の基本事業の一つである融資事業から完全に撤退し、信託のみを行っているのが特徴です。
現在は主に、財産を管理・運用する信託業務と、相続や不動産の売買に関連した仕事を行う併営業務に特化し、安定的な収益基盤を築いています。
具体的な事業内容としては以下が挙げられます。
- リテール事業
- 法人事業
- 不動産事業
- 証券代行事業
- 受託財産事業
- 市場業事業
- デジタル・システム事業
顧客が誰か、どのような形態で事業を行うかで部署が別れています。
企業理念
三菱UFJ信託銀行は、コーポレートメッセージとして「人をつなぐ。未来をつなぐ。」を掲げています。
また、所属するMUFGグループ全体の企業理念は以下のように定義されています。
Purpose<存在意義>
世界が進むチカラになる。
Values<共有すべき価値観>
1.信頼・信用(Integrity and Responsibility)
2.プロフェッショナリズムとチームワーク(Professionalism and Teamwork)
3.挑戦とスピード(Challenge and Agility)
Vision<中長期的にめざす姿>
世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ
全体として、「顧客と社会に奉仕する」ということを企業理念として掲げているようです。

三菱UFJ信託銀行が掲げている経営理念・目標はたくさんあるよ!面接やESの対策に理解は必須だから、しっかり目を通しておこう!
三菱UFJ信託銀行の採用情報

三菱UFJ信託銀行は、新卒採用を行っている企業です。
ここでは、三菱UFJ信託銀行の募集職種、選考時期、応募資格といった、採用情報をご紹介します!
募集職種
三菱UFJ信託銀行は職種に分けた採用をしていません。
募集されているのは全国コースと地域特定コースの2種類です。
全国コースは転居を伴う異動があるコースです。
地域特定コースは、転居を伴う異動は要求されません。
どちらのコースで応募しても、入社後3年目以降は転換の応募が可能になります。
また、全国コース、地域特定コースともに、
内定後に配属先が決まる「オープン採用」、
入社当初の配属先を特定する「業務選択採用」、
グローバル関連業務を行う部署に配属が特定される「グローバル関連業務採用」にエントリーが可能です。
選考時期
三菱UFJ信託銀行のプレエントリーは、3月1日より始まります。
プレエントリー後、企業説明会やイベントの案内があり、秋ごろから本選考が開始するようです。
選考開始時期が早めの企業になっています。
出遅れないように早めにプレエントリーを済ませておきましょう。
応募資格
三菱UFJ信託銀行の応募資格は、2026年卒採用の場合、以下のようになっています。
2024年4月から2026年3月までに大学卒業見込み、および大学院修了予定の方
学部・学科の指定はありません。
また、要求される資格もありません。
大学、もしくは大学院修了であれば誰でも応募することができます。
しかし、一点条件があります。
それは、「2親等以内の親族が社員の場合は応募できない」というものです。
祖父母、兄弟姉妹が三菱UFJ信託銀行の社員の場合は応募することができないので、注意が必要です。
三菱UFJ信託銀行の選考フロー&倍率

三菱UFJ信託銀行の選考フローは以下の通りです。
①エントリーシート(ES)提出
↓
②WEBテスト
↓
③1次面接
↓
④2次面接
↓
⑤筆記試験
↓
⑥最終面接
まず、専用ページでエントリーするところから始まります。
面接も試験の数も一般的ですが、人気企業で応募者もおおいため、面接の難易度が高いことが特徴です。
また、インターンシップに参加していると、座談会への招待や選考優遇が受けられることもあるようです。

インターン情報は数多くの企業のインターン情報を知れる【ビズリーチキャンパス】に登録しておくと簡単に知れて便利だよ!
ES通過率
三菱UFJ信託銀行のES通過率は不明です。
しかし、三菱UFJ信託銀行の倍率がそもそも160倍と言われています。
そのため、ESの通過率も低いと考えてよいでしょう。
ESでは次のような質問が行われます。
- 質問①:自覚する長所を一言で(20字)
- 質問②:自覚する短所を一言で(20字)
- 質問③:上記「長所」と「短所」それぞれ自覚する理由を客観的な行動事実に基づいて説明してください。(200字)
- 質問④:これまであなたが、最も力を入れて取り組んできたことを簡潔に記入してください。(50字)
- 質問⑤:苦労した点と、どのようにしてそれを乗り越えたか、また創意工夫した点を記入してください。(500字)
- 質問⑥:当社を志望する理由、当社で実現したい夢や目標を記入してください(450字)
質問数は多いですが、一般的な質問ばかりです。
特に力を入れるべきなのは質問⑤と質問⑥です。
ここはしっかりと記述して、ES通過するようにしましょう。
Webテストボーダー
三菱UFJ信託銀行のWebテストは玉手箱です。
自宅で受験する形式で、ESの提出と同時期に受験を求められます。
ボーダーは一般的な企業と同じ6割~7割程度ではないかと言われています。
玉手箱は、多くの企業で採用されているWebテストの一つです。
計数・言語・性格検査の3つで構成されています。
内容は難しくありませんが、回答時間がとにかく短いのが特徴です。

Webテストの対策にはWebテストの対策アプリ決定版【Lognavi】がおススメだよ!
一次面接
一次面接は東京オフィスでの個人面接が行われます。
質問内容は以下の通りです。
- 長所短所
- 学生時代最も力を入れて取り組んだこと
- 志望動機
- 他社の選考状況
- 逆質問
一次面接は深堀りは少なく、ESに書いたエピソードの確認が中心のようです。
時間は30分程度ですが、質問される数が多いため、あまり時間は長くありません。
結論ベースで簡潔に話すことが求められます。
二次面接
二次面接も東京オフィスでの個人面接の形式で行われます。
質問内容は一次面接とほぼ同じですが、より深堀された内容が質問されるようです。
志望動機に関しては、三井住友信託銀行との違いや銀行との違いが聞かれたという意見が多く、上手く説明できるようにしておく必要があります。
面接会場にいた学生数を比べると、一次面接と二次面接には多く学生がいて、最終面接には2,3人程度しかいかなったという声もあるようです。
おそらくこの二次面接が一番大きな関門だと考えられます。
筆記試験
二次面接の通過後、最終面接の前に筆記試験が行われます。
過去には次のような問題が出題されたようです。
- 計算問題
-分数、小数の計算などを含む四則計算 - 小論文
-将来の目指す姿・どんな社会人になりたいか、興味のあるニュースと自分の考え、人生において最も感動したこと、など
小論文は面接で触れられることはないようです。
そのため、最低限の文章能力を確認するための試験の可能性があります。
落ち着いて臨めばおおむね合格する難易度の筆記試験です。
最終面接
最終面接も東京オフィスでの個人面接になります。
質問内容はこれまでの面接とほぼ変わりません。
特に志望動機に関してはかなり詳しく深堀されるようです。
また、入社後に関わりたい業務内容を聞かれることがあります。
その場合は、希望部署まで明確にして答えるのをおすすめします。
全体的に、最終的な就職の意思確認を求められるようです。
そのため、深掘りにも落ち着いて対応し、入社意欲の高さを示しましょう。
三菱UFJ信託銀行の選考基準

三菱UFJ信託銀行は非常に就職難易度の高い企業です。
選考フローのそれぞれの過程での選考基準をしっかり把握して、選考を突破していきましょう!
ES
ESでは一般的な文章力・自己PR力を求められています。
選考の難しい部分は面接になるため、ESではごく普通に質問に適した文章を適した字数書けていれば問題ないと考えてよいでしょう。
しかし、ESでの回答は後々面接で確認され、深堀りされていくことになります。
ESに何を書いたかは、必ず覚えておくようにしましょう。
面接とESでの一貫性を保つためには、まずESに何を書いたのかを覚えておくことが重要です。
一次面接
一次面接は、ほとんどESのエピソードの確認が行われます。
そのため、事前にESに書いた内容を確認しておくことが重要です。
ESに書いてある内容と相違のないエピソードを話せるようにしておきましょう。
また、面接官との会話に耳を傾け、相互にコミュニケーションする能力も見せる必要があります。
二次面接
二次面接で最も重要なのは、志望動機の部分です。
同業他社との違いや、銀行と信託銀行の違いが問われ、その説明が求められます。
説明ができるだけでなく、違いを理解した上で、「なぜ自分は三菱UFJ信託銀行を希望するのか」に繋げることが重要です。
三菱UFJ信託銀行の具体的な業務内容や企業理念を他社と比較して分析しておくようにしましょう。
最終面接
最終面接では、とにかく就職したいという意欲を示すことが重要です。
入社後に配属されたい部署など、入社後の具体的なビジョンを持つことで、より具体的に入社の意欲を示すことができます。
最終面接の結果は、基本的にその日のうちに通知されるようです。
印象に残るよう、入社後の自分の活躍や有用性などをしっかりアピールしておきましょう。
三菱UFJ信託銀行のインターンはある?

三菱UFJ信託銀行にはいくつかのインターンプログラムがあります。
1dayやオンラインで行われるものから、5daysのものまで様々です。
ここでは、三菱UFJ信託銀行のインターンについてご紹介します。
インターン選考フロー
三菱UFJ信託銀行のインターンの選考フローは、プログラムによって異なります。
基本的には、ESの提出と履修履歴の提出のみでよいようです。
ですが、5daysなど、長めのプログラムの場合は、事前説明会の参加や動画面接などが行われる場合もあります。
自分が参加したいインターンの選考フローをよく確認しておきましょう。
インターン倍率
三菱UFJ信託銀行のインターン倍率はおよそ60倍と言われています。
しかし、プログラムによってはほぼ全員が参加できるようなものもあります。
そのため、長期の人気のプログラムは倍率が上がりますが、説明会や体験会のようなものは倍率が低い傾向にあります。
選考優遇はある?
三菱UFJ信託銀行はインターンシップを通した選考優遇を公開していません。
しかし、中には、インターンの後に座談会に招待された、面接がいくつか省略された、という意見もあるようです。
具体的な条件は不明ですが、選考優遇を受けたい場合は、インターンシップに参加しておいて損はないでしょう。

インターン情報は数多くの企業のインターン情報を知れる【ビズリーチキャンパス】に登録してこまめにチェックしておこう!OG・OB訪問も簡単で面接対策もしやすいサイトだよ!
まとめ

今回は、三菱UFJ信託銀行の選考フローについて詳しく解説しました。
三菱UFJ信託銀行は非常に人気の高い企業です。
選考フローで行われるそれぞれの選考のコツをしっかり押さえておきましょう!