地方国立大の就職の強みとは?東京で就職したい場合のポイント

大学ごと就活実績

こんにちは!27卒ライターのFujiです。

今回は、地方国立大は就職に強いのかを解説していきます!

まず、結論から言うと地方国立大は就職に強いです。

しかし、地方国立大が就職に強い部分と、反転して不利な部分が存在します。

この記事では、地方国立大の実際の就職実績を見ながら、地方国立大は就職に強いのか、不利になりやすい東京での就職のコツも含めて解説していきます!

この記事でわかること
  • 地方国立大の就活の強み
  • 地方国立大の就職実績
  • 地方国立大の就職支援
  • 東京での就活のコツ
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この記事を書いた人
fuji

27卒のfujiです!
過去のライター経験を活かしたくてインターンを始めました
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地方国立大一覧

地方国立大とは、旧帝国大学以外の地方にある国立大学を指します。

代表的な大学には、信州大学岡山大学熊本大学広島大学静岡大学新潟大学などがあります。

それぞれが地域に根ざした教育・研究を展開しており、地元産業と連携した学びが特徴です。

地方国立大もさまざま

地方国立大と一口に言っても、大阪・東京にアクセスがしやすい郊外にある地方国立大もあれば、首都圏へのアクセスが悪い地域の地方国立大もあります。

また、前身となった学校も異なるため、力を入れている学部もさまざまです。

一概に地方国立大がこう、と言うことはできず、それぞれの特色があることは理解しておきましょう。

地方国立大の偏差値

地方国立大の偏差値は、一般的に50~60台が中心です。

文系では広島大学(偏差値60程度)、理系では岡山大学・名古屋工業大学(偏差値55〜60)が上位に入ります。

偏差値だけでは評価しきれないものの、地元では知名度・信頼性が高く、採用担当からの評価も良好です。

特に理系学部では、研究力の高さからメーカーやインフラ企業での採用実績が目立ちます。

地方国立大の就職先

ここでは、地方国立大の就職先を、民間企業・官公庁に分けて解説します。

全体の就職先の傾向も最後にまとめて紹介します。

民間企業

地方国立大の卒業生は、トヨタ・日立・富士通・デンソー・パナソニックといった大手メーカーに多数就職しています。

特に理系学部の学生は、研究開発職や生産技術職としての採用が多く、実践的なスキルが評価されています。

また、インフラ系企業(JR・NTT・電力会社など)への就職も堅調で、安定志向の学生に人気です。

首都圏での就職も一定数あり、インターン参加やOB訪問などの工夫次第で十分可能です。

病院・学校・官公庁

地方国立大出身者は、教員や医療機関への就職も多く見られます。

特に教育学部や医学部・看護系学部がある大学では、学校教員・看護師・臨床検査技師などへの就職実績が豊富です。

また、地方自治体や国の出先機関などへの公務員就職も安定しており、国家公務員一般職や地方上級試験の合格者も少なくありません。

これらの進路は大学のサポート体制も強く、合格実績も年々向上しています。

地元志向・公務員志向が強い

地方国立大学の学生は「地元志向」や「安定志向」が強い傾向にあります。

そのため、地元企業や地方自治体への就職が非常に多く、全体の6〜7割を占めることもあります。

また、公務員志望の学生が多く、公務員試験対策講座やOBの情報提供など、大学側の支援も充実しています。

もちろん、東京をはじめとする都市圏への就職も可能であり、積極的な情報収集と対策が鍵になります。

地方国立大の就職の強み

冒頭にもお伝えした通り、地方国立大学は就職に強い大学です。

ここでは、なぜ地方国立大学が就職に強いのか、3つの観点で解説します。

地元に強い

地方国立大学は、それぞれの地方を代表する大学です。

そのため、地元の有力企業や自治体からの信頼が厚く、採用実績も豊富です。

地方は特に「地元国立大出身者=優秀」というイメージが根付いており、地元就職を目指す学生にとっては大きな強みとなります。

OB・OGのつながり

地方国立大学は長い歴史を持つ大学が多く、卒業生の数も非常に多いです。

地元だけでなく、東京・大阪などの都市圏にも多くのOB・OGが活躍しています。

うした卒業生とのつながりを活かし、OB・OG訪問を通じたリアルな業界情報の取得や、企業の内情を知るチャンスにも恵まれます。

学内でもキャリア支援センターを通じてOB・OG紹介のサポートが行われているので、就活において明確にアドバンテージを持っていると言えるでしょう。

国立大ブランド

地方国立大学は、旧制高等学校であった場合も多く、全国的にも高いブランド力を持っています。

「国立大出身」という学歴は、特に大手企業や官公庁の採用において一定の評価を受けやすく、履歴書の時点で好印象を与えやすいのが特長です。

さらに、研究力や学術的な実績にも裏付けられた信頼感があるため、研究職や専門職を目指す学生にも有利に働きます。

全国規模での就職活動でも、地方国立大学の名前はしっかり通用します。

地方国立大が東京での就職に不利な部分

地方国立大から東京で就職を目指す際には、さまざまな障壁もあります。

物理的な距離や情報量の多さが異なるため、元々の強みだけでは戦えない部分も多いのです。

情報戦に負ける

説明会やイベントは、現地開催が多いため、東京の大学生は、就活情報をリアルタイムで得られます。

一方で地方大生はオンライン頼みになります。

企業情報や内定者の噂も遅れて届きます。

その差が志望動機や選考対策に影響してしまうことがあります。

特にスピード勝負の早期選考では不利です。

東京の友人からの情報提供が命綱となる場合も。

地方大生は積極的な情報収集が不可欠です。

十分な就職支援が受けられない場合がある

地方大学のキャリア支援は人数が少ないことも多く、個別面談の予約が取りづらいことがあります。

首都圏企業の求人情報が少ないケースも。

東京志望の学生は自力での調査が必要になってくるのです。

OB訪問も、地元企業に比べて、東京勤務の先輩が少ないことがあります。

大学推薦も地元企業中心という傾向が強く、東京就職を目指すには外部サービスの活用が鍵になってきます。

インターン参加が難しい

首都圏インターンは現地開催が多いです。

地方からの参加の場合、交通費や宿泊費が大きな負担となってきます。

日程が授業と重なると参加できない場合も。

オンラインインターンでは得られる情報が限られるので、結果として本選考で不利になる可能性もあります。

早期選考に乗れずチャンスを逃すことも。

一部企業は交通費支給制度がありますが、基本的には学外資源を探す努力が地方国立大生には求められます。

東京へ向かうハードルが高い

説明会や面接で東京に行くには費用がかさみます。

夜行バスや格安ホテルで乗り切る学生もいますが、体力的・精神的負担が大きいです。

天候や交通の影響で、面接に遅れるリスクも地方在住者の課題です。

また、交通費が支給される企業でも、遠方というだけで企業に敬遠されてしまうことも珍しくありません。

周囲の理解が得られない場合がある

地方の場合、家族や親戚から東京志向に否定的な声をかけられる場合もあります。

特に、長子や女子学生の場合はその傾向が強いです。

「地元でいいじゃないか」と言われて協力が受けられない場合も珍しくありません。

そうなると、孤独感や不安で挑戦を断念してしまったり、情報不足も相まって意欲が萎えることがあります。

東京就職には精神的な支えも不可欠です。

自分の意志を貫く覚悟と説明力が重要になります。

地方国立大の学生が東京で就職するポイント

これまで、地方国立大の就職の強みと弱みを紹介してきました。

強みが沢山あるのは事実ですが、知名度や移動距離など、東京での就職が不利な部分もあります。

その上で、地方国立大生が東京での就活を乗り切るコツを解説します!

企業分析を徹底する

まず重要になるのが企業研究です。

東京には全国から優秀な学生が集まるため、「なぜこの会社なのか?」を深掘りして話せることが差別化のポイントになります。

業界の構造や企業のビジネスモデル、競合との違いを理解したうえで、「自分の強みがどう活かせるか」を具体的に語れるように準備しましょう。

「地方大学だから不利」ではなく、「その企業を深く理解している学生」として評価されることが大切です。

インターンに参加する

東京の企業での内定を目指すなら、できるだけ早い段階でインターンに参加しておくのがおすすめです。

特に夏季や秋冬のインターンは、選考直結型のものも多く、本選考よりも少人数で密度の高い経験ができます。

インターンでは、実際の職場の雰囲気を体感できるだけでなく、社員との接点を持てるのも大きなメリットです。

地方の大学からでもオンライン応募が可能なインターンも増えているので、積極的に活用して実績を作っていきましょう。

楽子ちゃん
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大学ではなく自分自身をアピールする

東京の就活市場では、早慶やMARCHなど首都圏の大学と並んでしまい、地元ほど大学がアピールしずらいのは事実です。

しかし、だからこそ重要になるのが「大学名ではなく、自分自身の強みで勝負する」という姿勢です。

学生時代に取り組んだ経験や課外活動、アルバイトでの学びなど、自分ならではのエピソードを軸に、「自分は何ができる人間なのか」をしっかり言語化しましょう。

企業はブランドだけでなく、個人の熱意や人柄も重視して見ています。

先輩を頼る

地方国立大学は全国に多くの卒業生を輩出しており、東京にも多くのOB・OGが在籍しています。就職活動では、そうした先輩たちの力を遠慮せずに借りることが大切です。

OB・OG訪問を通じて、実際の仕事内容や社風、選考のポイントなど、ネットには載っていない貴重な情報を得ることができます。

キャリアセンターやSNS、就活アプリなどを活用して、先輩とつながる努力をしてみましょう。

地方国立大生が東京で就活する時の節約術

地方国立大生にとって最も大きな問題になってくるのが、就活にかかる資金が足りないことです。

ここでは、就活資金を捻出するための節約術について解説します!

交通費・宿泊費を節約する

まず第一に、交通費・宿泊費を節約しましょう。

夜行バスを上手に活用したり、新幹線利用時は早割を狙うと料金が大幅に下がります。

飛行機を使う場合はLCCの早期予約が効果的です。

面接日程は集中させて往復回数を減らしましょう。

宿泊はカプセルホテルゲストハウスを選ぶと安く済みます。

学生証提示で割引がある施設も忘れず確認してください。

友人と日程を合わせて相部屋にするとさらに節約できます。

交通系ICカードのポイント還元も細かく貯めましょう。

先輩
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知り合いを頼る

東京在住の先輩や友人、親戚を頼るのもオススメです。

住まい探しの下見をお願いすると移動費を抑えられます。

面接前後に宿泊させてもらえれば宿泊費がゼロになります。

企業によっては、社員寮を一時的に貸してくれるところもあります。

また、SNSで同郷コミュニティを探すと助け合いも広がります。

援助を頼む

大学のキャリアセンターには交通費補助制度があります。

地方自治体が実施する就活支援金を必ずチェックしましょう。

企業によっては説明会参加で交通費を支給します。

インターン参加者向けに宿泊費を負担する例も増えています。

また、学内奨学金に「就職活動費枠」があるか確認しましょう。

ほかにも、家族に計画を示して必要最低額の援助を相談してください。

0円就活を利用する

0円就活は就活費用を丸ごと負担する無料サービスです。

面接交通費を全額サポートしてくれる点が大きな魅力です。

リクルートスーツや美容室の利用も無料で提供されます。

地方学生でも金銭負担ゼロで東京選考へ挑めるのが強みです。

費用が抑えられた分だけ受験社数を増やし経験を積めます。

地方国立大生の就活に役立つオススメサイト

地方国立大生の強みをしっかりと発揮したい場合、インターンに参加することは必須です。

早期内定や選考優遇を受けるためには、インターンに参加しないことには始まりません。

また、地方国立大生の場合、スカウト型の就活サイトもかなり活用することができます。

ここでは、地方国立大生の就活におススメなサイトを7つご紹介します!

ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問に強い就活サイトです。

人気の大手企業の職業インターンシップの案内が数多く届くほか、難関企業の内定者による就活対策講座やサポートを受けることができます。

自分が参加したいインターンの詳しい情報や、選考通過のコツを、自分のOG・OBという身近な先輩に聞くことができるため、生の体験談を知ることができるサービスです。

同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

就活会議

就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、内定者のESや面接情報が口コミで確認できる就活サイトです。

また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気なども確認できるため、自分に合わない企業の回避にもつなげることができます。

インターンシップの案内やスカウトも数多く届くサイトです。

インターンの雰囲気や内容、選考に通るコツなどを知りたい人にオススメのサイトです!

内定者のES・面接情報で選考対策ができる「就活会議」

Lognavi

LognaviはWebテストの対策や自己分析を行うことができる就活サイトです。

自己分析の結果をもとに相性が良い企業を紹介してくれます。

また、同じ学校や同じ企業を志望する人とコミュニティで繋がることができるため、情報共有にも有利な就活サイトです。

【15万人が利用】適性診断で相性が良い企業が見つかる就活アプリ!【Lognavi】

キャリアチケット・スカウト

キャリアチケット・スカウトは、スカウト型の就活サイトです。

まず自分の自己診断をアプリで行い、自己診断結果をもとに、自分の価値観と合う企業からのオファーがやってきます。

誰もが知る有名企業からのオファーやインターンの案内も数多く届きます。

本選考直結のスカウトも届くので、インターンに参加せずに選考優遇を受けられる可能性もあるサイトです。

価値観でマッチする【キャリアチケットスカウト】

キミスカ

キミスカはスカウト型の就活サイトです。

スカウト型の就活サイトは数多くありますが、中でもキミスカは、スカウトにランクがあり、企業の本気度が分かるようになっています。

SPIの対策問題集の配布や、就活対策講座など、就活そのものへのサポートもとても充実しているサイトです。

インターン情報も数多く配信されるので、スカウトを受動で気に受けるだけでなく、自分で情報集めと就活対策も同時に行うことができます。

ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

ABABA

ABABAは最終面接まで進んだ実績が評価される、スカウト型の就活サイトです。

もし志望の企業に落ちてしまっていても、最終面接へ進んだ経験があれば、その経験を買って他の企業からスカウトが届きます。

既に就活をある程度進めている26卒向けのサービスです。

ABABA|不採用通知がスカウトに変わる新卒向けサービス

Offer Box

Offer Boxはスカウト型の就活サイトです。

非常に多くの就活生が登録しているサイトで、その分企業の登録数も多いです。

インターン情報が最も多く手に入るスカウト型就活サイトです。

企業はスカウトを送れる量に限りがあるため、学生一人一人のプロフィールを確認して、本気度の高いスカウトを送ってきます。

企業が学生にオファーする新卒就活サイト【OfferBox<オファーボックス>】

まとめ

地方国立大は就職に強い大学群です。

理系学生は大手メーカーやインフラ系企業、文系学生は地元企業や公務員への就職が多く、就職の安定性は非常に高いです。

一方で、東京など都市部での就職を目指すなら、大学の立地による情報格差を補う努力が必要です。

インターン・OB訪問・キャリアイベントへの参加を積極的に行い、戦略的に就活を進めましょう!