こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は就活で不利なMBTIランキングをご紹介していきます。
皆さんはMBTIというのをご存知ですか?
自分の性格の特性を16タイプに当てはめて診断した、性格診断の一つです。
最近は就活でも、このMBTIが活用されるようになってきています。
そこで気になってしまうのが、就活で不利なMBTIは何か、ですよね。
実は就活に向いていないMBTIの人というのはいます。
この記事では、就活に向いていないMBTIをランキング形式で解説していきます。
もちろん、就活に向いていないMBTIでも、就活を成功させる救済法をバッチリ紹介しますので、ぜひ自分のMBTIがどの順位か確かめてみてください!
- MBTI診断の基本的な仕組みと特徴
- 就活に不利とされるMBTIタイプのランキング
- 就活に不利なMBTIでも成功させる具体的な方法
- 自分の特性を理解して活かす方法
MBTI診断とは

まず、MBTI診断がどのようなものなのかを詳しく解説していきます。
MBTIとは、ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。
その人の認識・決定理由・処理方法などを自己申告し、それをもとに16タイプの性格に当てはめて診断する自己申告型の診断テストとなっています。
MBTI診断では、エネルギーの方向(外向型・内向型)、ものの見方(感覚型・直観型)、判断の仕方(思考型・感情型)、外部との接し方(判断型・知覚型)の4つの視点で判定されます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
分類 | タイプ | 特徴 |
---|---|---|
エネルギーの方向 | 外向型(E) | 社交的で、思ったことをすぐに口に出す |
内向型(I) | 基本的に前に出たくなく、初対面や大勢の中では控えめになる | |
ものの見方 | 感覚型(S) | 現実主義で、事実をそのまま受け取る |
直観型(N) | 理想主義で、未来や概念を重視する | |
判断の仕方 | 思考型(T) | 合理的で、真実を優先する |
感情型(F) | 人情を大事にし、人の気持ちを優先する | |
外部との接し方 | 判断型(J) | 几帳面で、計画通りに物事を進めることを好む |
知覚型(P) | 規則や締切には弱いが、臨機応変に対応できる |
この4つの指標の組み合わせにより、16通りの性格タイプに分類されるのがMBTI診断の特徴です。
近年、多くの企業が採用活動でMBTI診断を参考にするようになっており、就活生にとっても重要な要素となっています。
MBTI診断のメリット

まず、結論から言うと、MBTI診断は自己理解を深め、就活戦略を立てるうえで非常に有効なツールです!
MBTI診断を活用することで得られるメリットは色々とあります。
自分を客観的に見ることができる
MBTI診断の最大のメリットは、自分自身を客観的に見ることができる点です。
就活では自己分析が重要とよく言われますが、自分のことを客観視するのは意外と難しいものです。
MBTI診断を通じて、「自分は内向的な性格だと思っていたけど、実は状況によって外向的になれる」「論理的に考えているつもりだったけど、実は感情を重視している」といった新たな発見があります。
これらの気づきは、自己PRや志望動機を作成する際の重要な材料となります。
また、面接で「あなたはどのような性格ですか?」と聞かれた時に、MBTI診断の結果を根拠として具体的に答えることができるようになります。
客観的な根拠に基づいた自己分析は、面接官に対する説得力も高まります。
自分では気づかなかった側面を発見することで、新たな強みや可能性を見つけることもできるでしょう。
長所や短所が把握できる
MBTI診断により、自分の長所や短所を体系的に把握することができます。
各MBTIタイプには、それぞれ特有の強みと課題があります。
例えば、内向型の人は「一人で集中して作業することが得意」という長所がありますが、「初対面の人とのコミュニケーションが苦手」という短所もあります。
これらを事前に把握しておくことで、就活においてどの部分をアピールし、どの部分をカバーすべきかが明確になります。
長所については、具体的なエピソードと結びつけて自己PRに活用することができます。
短所については、それを改善するための取り組みや、短所を長所に変える視点を準備することができます。
また、自分の短所を理解していることで、面接で短所を聞かれた際にも誠実で建設的な回答ができるようになります。
MBTI診断は、自分の特性を客観的に理解し、それを就活に活かすための強力なツールなのです。
就活に不利なMBTIランキング

ここからは、就活において相対的に不利とされるMBTIタイプをランキング形式で紹介していきます。
ただし、これは一般的な傾向であり、個人の努力や戦略次第で必ず克服できるものです!
16位 ESTJ(幹部)
ESTJは現実的で決断力があり、組織やルールを重視して物事を運営していく実践的なタイプです。
責任感が非常に高く、秩序を重んじる特徴があります。
就活においては、このリーダーシップと責任感の高さが高く評価される傾向があります。
ただし、新しいアイデアや変化への対応に柔軟性を欠くと見られることがあります。
時に他者に対して高圧的だと受け取られることもあるため、面接では柔軟性や協調性も合わせてアピールすることが重要です。
ESTJは特に管理職や公務員、金融業界などの堅い職業に向いており、これらの業界では非常に高く評価されます。
就活での成功率は高く、ランキングでは最も有利な16位となっています。
15位 ENTJ(指揮官)
ENTJは決断力とリーダーシップに優れ、効率的に目標を達成しようとする戦略家タイプです。
組織を動かす力を持っており、将来の経営者候補として企業から注目されることが多いです。
ビジョンを描き、それを実現するための戦略を立てることが得意なため、企画職や管理職での活躍が期待されます。
ただし、独断的と思われることもあるため、チームワークや他者の意見を尊重する姿勢もアピールすることが大切です。
コンサルティング業界や外資系企業では特に高く評価される傾向があります。
リーダーシップを求める企業においては、非常に有利なタイプと言えるでしょう。
14位 ENFJ(主人公)
ENFJはカリスマ性と共感力を持ち合わせ、人々を導き、励ますことに長けたタイプです。
とにかく人に好かれやすく、第一印象が非常に良いのが特徴です。
面接官との関係構築が上手で、自然体で魅力を伝えることができます。
ただし、理想主義的な側面が強く、現実とのギャップに悩んだり、他者の問題に深入りしすぎたりすることがあります。
人事や教育、カウンセリングなどの分野では特に力を発揮できます。
面接では、理想を語りつつも現実的な視点も持っていることをアピールすることが重要です。
13位 ENTP(討論者)
ENTPは知的好奇心が旺盛で、新しいアイデアや挑戦を好む革新的なタイプです。
建設的な議論を得意とし、創造性とアイデア力に優れています。
ベンチャー企業や新規事業開発などの分野では非常に高く評価されます。
ただし、既存のルールに疑問を抱きやすく、時に反抗的とみられることもあります。
面接では、革新性をアピールしつつも、組織のルールを尊重する姿勢も示すことが大切です。
マーケティングや商品開発、コンサルティングなどの職種に適性があります。
12位 ENFP(運動家)
ENFPは情熱的で創造性に富み、新しい可能性に常に目を向けているタイプです。
優れたアイデアマンで、周囲への気配りもできる人気者タイプです。
チームの雰囲気を明るくし、モチベーションを高める力があります。
ただし、多くの興味が移り変わりやすく、一つのことを最後までやり遂げることや、ルーティンワークに対して飽きを感じやすい傾向があります。
面接では、継続力や責任感もアピールすることが重要です。
クリエイティブ業界や営業職、企画職などで力を発揮できるでしょう。
11位 ESFJ(領事)
ESFJは協調性が高く、人々の役に立つことに喜びを感じる社交的なタイプです。
優れたコミュニケーション能力に加えて、チーム内の調和を保つ力が非常に高いです。
多くの企業が求める「チームプレイヤー」の典型的な特徴を持っています。
ただし、批判に対して敏感であったり、自分の意見よりも周囲の期待を優先してしまったりする傾向があります。
面接では、協調性をアピールしつつも、自分の意見をしっかりと持っていることも示すことが大切です。
サービス業や人事、営業職などで特に力を発揮できます。
10位 ESFP(エンターテイナー)
ESFPは社交的で、人を楽しませることが得意なエネルギッシュなタイプです。
非常に高いコミュニケーション能力を持ち、面接では好印象を与えやすいです。
チームの雰囲気づくりに貢献し、職場を明るくする存在として重宝されます。
ただし、地道な作業や理論的な分析が苦手な傾向があります。
面接では、コミュニケーション能力をアピールしつつも、継続力や分析力もあることを示すことが重要です。
接客業やイベント企画、営業職などで特に力を発揮できるでしょう。
9位 ESTP(起業家)
ESTPはエネルギッシュで行動力があり、現実的な問題解決に長けたタイプです。
非常に高い行動力や交渉力が強みで、営業成績や実績をアピールしやすいタイプです。
困難な状況でも冷静に対処し、結果を出すことができます。
ただし、挑戦的である反面、規律に適応することや長期的な視点を持つことが苦手な傾向があります。
面接では、行動力をアピールしつつも、計画性や継続力もあることを示すことが大切です。
営業職や現場管理、スポーツ関連の職種などに適性があります。
8位 ISTJ(管理者)
ISTJは実直で責任感が強く、計画通りに物事を進めることを得意とする現実主義者タイプです。
正確性や計画性が非常に高く、信頼できる人材として評価されます。
多くの企業が求める「真面目で責任感のある人材」の典型例です。
ただし、臨機応変な対応が苦手で、変化への適応に時間がかかることがあります。
面接では、責任感や正確性をアピールしつつも、柔軟性もあることを示すことが重要です。
事務職や経理、品質管理などの職種に特に適性があります。
7位 ISFJ(擁護者)
ISFJは責任感が強く、誠実で献身的なサポート役タイプです。
他者への配慮に優れ、伝統や秩序を重んじる特徴があります。
チームのサポート役として非常に価値の高い存在です。
ただし、自己主張が弱いため、面接でのアピール力に欠ける傾向があります。
一方で、協調性の高さは大きな強みとなります。
面接では、サポート力や協調性をアピールしつつも、自分の意見や成果もしっかりと伝えることが重要です。
人事や教育、医療・福祉関連の職種に適性があります。
6位 INFJ(提唱者)
INFJは深い洞察力と共感力を持ち、人々の成長や理想の実現を助けることに情熱を燃やすタイプです。
非常に高い共感力と洞察力を持ち、人の気持ちを理解することに長けています。
カウンセリングやコンサルティングなどの分野で力を発揮できます。
ただし、理想が高い傾向があり、また他者の期待に応えようとして過度なストレスを抱えやすい特徴があります。
面接では、理想を語りつつも現実的な視点も持っていることをアピールすることが大切です。
教育や医療、NPOなどの分野に適性があります。
5位 ISTP(巨匠)
ISTPは実践的で、道具や機械の操作に長けた現実主義者タイプです。
状況を冷静に分析し、効率的な解決策を見つけ出すことを好みます。
技術力や問題解決能力が高く、エンジニアとしての適性があります。
ただし、長期的な計画が苦手で、むしろトラブル対処を求められる方が力を発揮できます。
面接では、技術力や問題解決能力をアピールしつつも、計画性もあることを示すことが重要です。
技術職や研究開発、製造業などの分野に適性があります。
4位 INTJ(建築家)
INTJは戦略的思考に優れ、独創的なアイデアと強い意志で目標を達成しようとするタイプです。
非常に高い分析力と戦略的思考力を持っています。
独立して物事を進めようとする傾向があり、自主性の高さが評価されることもあります。
ただし、既存のルールに囚われることが苦手で、周囲とのコミュニケーション不足に陥りがちです。
面接では、戦略的思考力をアピールしつつも、チームワークやコミュニケーション能力もあることを示すことが重要です。
研究職やコンサルティング、システム開発などの分野に適性があります。
3位 ISFP(冒険家)
ISFPは自由を好み、柔軟な思考を持つ芸術家タイプです。
創造性と柔軟性に優れ、独自の視点を持っています。
ただし、型にはまった就活プロセスが非常に苦手な傾向があります。
堅い企業の文化には合わないことが多く、就活では苦戦しがちです。
面接では、創造性をアピールしつつも、組織への適応力もあることを示すことが重要です。
クリエイティブ業界やデザイン関連、芸術分野などに適性があります。
自分らしさを活かせる企業や職種を選ぶことが成功の鍵となります。
2位 INTP(論理学者)
INTPは知的好奇心が旺盛で論理的な分析を好む独創的なタイプです。
非常に高い論理的思考力と分析能力を持っています。
ただし、コミュニケーションが苦手で、面接での自己アピールに困難を感じることが多いです。
また、自分の興味がない事への意欲が低く、志望動機の説明に苦労することがあります。
面接では、論理的思考力をアピールしつつも、コミュニケーション能力の向上に取り組んでいることを示すことが重要です。
研究職や技術開発、データ分析などの分野に適性があります。
1位 INFP(仲介者)
INFPは理想を追求し、強い価値観を持つ献身的なタイプです。
実は日本人に一番多いMBTIタイプとされています。
内向的で共感力が高いことが特徴ですが、面接などでのアピール力に欠ける傾向があります。
理想が高く、妥協することを嫌うため、企業選びでも苦労することが多いです。
また、競争的な就活環境に馴染みにくく、ストレスを感じやすい特徴があります。
ただし、深い共感力と価値観の強さは、適切な環境では大きな強みとなります。
面接では、共感力や価値観をアピールしつつも、実行力もあることを示すことが重要です。
就活に不利なMBTIでも就活を成功させる方法

ランキング上位のMBTIタイプでも、適切な戦略により就活を成功させることは十分可能です。
まず、結論から言うと、どのMBTIタイプでも必ず活躍できる場所があります!
自分の特性を理解する
就活で不利とされがちなのは、内向型かつ直観型のタイプが多い傾向があります。
これは、アピール力に欠け、かつ理想が高いためと言われています。
しかし、これらの特性は見方を変えれば大きな強みになります。
内向型の人は思慮深く、じっくりと考えてから行動する慎重さがあります。
直観型の人は未来志向で、革新的なアイデアを生み出す力があります。
また、ランキングで不利とされているMBTIタイプは、共感力や洞察力が高いタイプが多いのも特徴です。
これらの能力は、チームワークや顧客理解、問題解決などの場面で非常に価値のあるスキルです。
面接では、「私は慎重に考えてから行動するタイプで、チームの意思決定において重要な視点を提供できます」といったように、特性をポジティブに表現することが重要です。
自分の特性を短所として捉えるのではなく、それが発揮される場面や価値を具体的に説明できるよう準備しましょう。
自分に合った職業を選択
MBTIタイプに合った職業を選択することで、就活での成功率を大幅に向上させることができます。
例えば、INFPの場合、カウンセラーやプランナー、教育関係などに向いているとされています。
これらの職種では、INFPの持つ共感力や理想追求の姿勢が高く評価されます。
INTJなら研究職やコンサルタント、戦略企画などが適職とされています。
ISFPならデザイナーやアーティスト、自由度の高い企画職などが向いています。
自分のMBTIタイプの適職を調べ、その分野の企業を中心に就活を進めることで、「なぜこの職種を志望するのか」という質問にも説得力のある回答ができるようになります。
適職診断を行って、自分に合った職業をズバリ見つけるのも一つの手段です!

まとめ

ここまで、就活で不利とされるMBTIランキングについて詳しく解説してきました。
まず、結論から言うと、どのMBTIタイプでも適切な戦略と準備により、就活を成功させることは十分可能です!
MBTI診断は、自分の性格特性を客観的に理解し、長所や短所を把握するための有効なツールです。
ランキングでは、INFP(仲介者)が最も不利とされましたが、これは単にアピール力の問題であり、共感力や価値観の強さという大きな強みを持っています。
内向型や直観型のタイプが就活で苦戦しがちなのは事実ですが、思慮深さや革新性といった特性は、適切な環境では非常に価値のあるものです。
重要なのは、自分の特性を理解し、それが活かせる職業や企業を選択することです。
適職診断を活用して自分に合った分野を見つけ、その分野で自分の強みをアピールすることで、就活での成功率を大幅に向上させることができます。
また、面接では自分の特性を短所として捉えるのではなく、それがどのような価値を提供できるかを具体的に説明することが重要です。
MBTIはあくまで一つの指標であり、個人の努力や成長により克服できる部分も多くあります。
自分のMBTIタイプを理解したうえで、それを活かせる道を見つけることで、きっと理想的なキャリアを築くことができるはずです。
就活は確かに大変ですが、自分らしさを活かせる場所は必ずあります。
諦めずに自分の可能性を信じて、前向きにチャレンジしていってくださいね♪