こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は、ベネッセのインターンについて解説していきます。
ベネッセといえば、進研ゼミやこどもちゃれんじでお馴染みの教育大手企業です。
教育業界への就職を考えている人なら、一度は検討したことがある企業ではないでしょうか。
そこで、本記事では、そんなベネッセのインターン情報を、倍率や選考優遇も含めて詳しくご紹介していきます!
- ベネッセの企業概要と事業内容・企業理念
- ベネッセのインターンプログラムの詳細
- ベネッセのインターン選考フローと倍率
- 実際の参加者の体験談と口コミ
- ベネッセのインターンの選考優遇について
ベネッセとは

まずはベネッセという会社について詳しく見ていきましょう!
ベネッセは教育・生活事業を展開している企業です。
進研ゼミをはじめとする通信教育事業で有名ですが、近年は介護や保育などの生活関連事業にも力を入れています。
【ベネッセの基本情報】
本社所在地: 岡山県岡山市北区南方3-7-17
創業: 1955年
資本金: 30億円
従業員数: 2,429名
1955年の創業から約70年の歴史を持つ老舗企業です。
本社が岡山にあることでも知られており、地方に本社を置く大企業としても注目されています。
従業員数は約2,400名で、教育業界では最大手の一つです。
事業内容
ベネッセでは進研ゼミなどの教育事業が中心となっています。
主な事業は3つに分かれています。
- 国内教育: 通信教育や学校向け教育支援、塾の運営など
- 介護・保育: 入居・在宅介護サービス、配食サービス、保育・学童
- 大学・社会人: Udemy、大学支援、キャリア形成支援
教育事業では、幼児から高校生まで幅広い年齢層を対象とした通信教育サービスを提供しています。
また、学校向けの教育支援事業や塾の運営も行っており、教育業界全体をカバーしています。
近年は介護・保育事業にも力を入れており、高齢化社会や共働き家庭の増加に対応したサービスを展開しています。
大学・社会人向け事業では、オンライン学習プラットフォーム「Udemy」の日本展開や、大学への支援サービスを提供しています。
このように、人の一生に関わる「学び」と「暮らし」をサポートする事業を幅広く展開しているのがベネッセの特徴です。
企業理念
ベネッセの企業理念について詳しく解説します。
ベネッセは「人を軸にする」を一番のモットーにしています。
この理念には、一人ひとりの行動そのものが「Benesse =よく生きる」の実現に繋がること、企業人である前によき市民・よき社会人であるべきことを自覚するという想いが込められています。
「Benesse」はラテン語で「よく生きる」を意味する言葉で、社名の由来でもあります。
単に教育サービスを提供するだけでなく、一人ひとりの人生をより良いものにしたいという願いが企業活動の根底にあります。
また、「人を軸にする」という考え方は、顧客だけでなく社員に対しても適用されており、働きやすい職場環境の整備にも力を入れています。
この企業理念は面接でも重要なポイントになるので、しっかりと理解しておきましょう。
ベネッセのインターン情報

ベネッセのインターンについて詳しく解説していきます。
ベネッセでは複数のインターンプログラムが用意されており、それぞれ特色が異なります。
開催プログラム・日程
ベネッセで開催されているプログラムは以下の通りです。
End-User・企画メソッド
開催月: 11月、12月
日程: 1Day
開催場所: オンライン
内容: 企画立案を体験する
1Day Business Strategy&Marketing
開催月: 12月
日程: 1Day
開催場所: オンライン
内容: 経営戦略とマーケティングの基礎を学ぶ
教育×DIGITAL
開催月: 12月
日程: 1Day
開催場所: オンライン
内容: 教育領域で新デジタル商品の企画体験
すべてのプログラムは例年夏にも開催されています。
夏と冬の年2回開催されるため、スケジュールの都合で片方に参加できなかった場合でも、もう一方にチャレンジすることができます。
すべてのプログラムが1日完結型なので、他の企業のインターンとも並行して参加しやすいのが特徴です。
また、すべてオンライン開催なので、全国どこからでも参加できるのも魅力です。
選考時期
ベネッセのインターン選考時期について説明します。
12月開催のものはいずれも11月初頭が〆切となっています。
ベネッセのインターンでは面接がないので、選考結果が早く分かるのも特徴です。
応募から結果発表まで比較的短期間で済むため、他の企業の選考スケジュールとの調整もしやすいでしょう。
夏開催の場合は、例年5月頃に募集が開始されることが多いです。
募集要項
ベネッセのインターンは文理不問で応募することができます。
ただし、1、2年生は応募不可で、学部3年生か修士1年生が対象となっています。
特別な資格は不要で、教育に興味があれば専攻は問われません。
また、全てオンライン開催なので全国どこからでも参加可能です。
地方の学生にとっても参加しやすい環境が整っているのは大きなメリットです。
倍率
ベネッセのインターン倍率は正確には公表されていませんが、口コミサイトなどの登録者数から計算するとおおよそ75倍程度と推測されます。
これは非常に高い倍率で、教育業界への関心の高さを表しています。
人気が高いプログラムが多いので、ESをしっかりと書くことが非常に大事です。
特に教育に対する想いや、ベネッセの事業への理解度が重視される傾向があります。
ベネッセのインターン選考フロー&倍率

ベネッセのインターン選考について、各段階での対策ポイントを詳しく解説していきます。
ベネッセの選考は他社とは異なる特徴があるので、しっかりと対策を立てましょう。
ES
ベネッセのインターンでは面接がないので、ESでしっかりとアピールをする必要があります。
過去にESで聞かれた内容は以下の通りです。
- 志望動機
- あなたが考える「義務教育」「公教育」の役割について、原体験と合わせて回答
- 企画職の他の職種には無い魅力を説明
教育に対する考え方や、ベネッセの独自性をどう評価しているかを問う設問が多いのが特徴です。
「義務教育・公教育の役割」については、自分の学生時代の体験と結び付けて具体的に回答することが重要です。
単なる一般論ではなく、自分なりの教育観を示すことが求められます。
「企画職の魅力」については、他の職種(営業、エンジニア、人事など)と比較しながら、企画職ならではの面白さややりがいを説明しましょう。
志望動機では、なぜベネッセなのか、なぜ教育業界なのかを明確に示すことが大切です。
Webテスト
ベネッセのWebテストは非常に特徴的です。
ベネッセがオリジナルに作成した「GPS」というテストが使われます。
GPSテストは、音声・動画・テキストの3つで思考力を判定するテストです。
音声・動画が出題されることが大きな特徴で、他の企業のWebテストとは大きく異なります。
過去問も少ないため対策しづらいのが現状です。
ただし、ベネッセが企業向けにサンプル問題を公開しているので、必ずチェックしておきましょう。
このGPSテストでは、論理的思考力、批判的思考力、創造的思考力の3つの思考力が測定されます。
従来の知識詰め込み型のテストではなく、思考プロセスそのものを評価するテストなので、日頃から物事を深く考える習慣を身につけておくことが重要です。
面接
ベネッセのインターンでは面接は行われません。
その代わり、ESで問われる質問の内容が非常に濃くなっています。
一部プログラムでは事前に自分の人生を振り返るといった下準備が必要になることもあります。
面接がない分、ESで自分の魅力を最大限にアピールする必要があります。
面接に臨むつもりでESを書くことが重要です。
文字制限内で効率的に自分の想いや経験を伝えるスキルが求められます。
ベネッセのインターン参加者の口コミ

実際にベネッセのインターンに参加した学生の口コミを見てみましょう!
インターン参加前に、口コミを調べることは非常に重要です。
以下「就活会議」より引用して紹介します。
実際の業務を体験できたことがよかったです。全員が企画職という、文字列だけでは理解しづらいものを、インターンを通じて体験することができました。仲間とも協力して課題を解決していくことの重要性についても学ぶことができましたし、その大変さも知ることができました。(26卒・1Day Business Strategy)
この口コミから分かるように、ベネッセのインターンでは実際の企画職の業務を体験できるようです。
企画職という抽象的な職種の具体的な内容を理解できるのは大きなメリットです。
また、チームワークの重要性も学べる点も魅力的です。
私はインターンシップに参加するのが今回が初めてだったので、事前知識おろかグループディスカッションの経験もないままにワークに取り組んだのだが、知識という観点でもその後のインターンシップに繋がるものを得ることができたし、グループ活動における姿勢についても学生から学ぶことが多かった。長丁場ではあったが、時間を忘れるくらい熱中していたため、疲れたというよりも楽しかったという印象が残っている。(27卒・End-User・企画メソッド)
この口コミからは、インターン初心者でも安心して参加できることが分かります。
また、他の参加者から学ぶことも多く、刺激的な環境であることが伺えます。
長時間のプログラムでも楽しめる内容になっているようです。
ベネッセのインターンは内定直結?

ここが気になるポイントですね!
ベネッセのインターンは内定直結とは明言されていません。
しかし、成績優秀者には早期選考の案内が来るとの話もあります。
インターンでの評価が高かった参加者には、本選考よりも有利な条件で選考を受けられる可能性があります。
早期選考の案内が来なかったとしても、業務内容を深く知ることができるので、ESや面接で具体的なエピソードとして活用できます。
ベネッセの企業理念や事業内容について深く理解できるため、志望動機もより説得力のあるものにできるでしょう。
なので、内定を目指すならインターンに参加しておいて損はありません。
直接的な優遇がなくても、間接的に本選考で有利になる要素が多いのがベネッセのインターンの特徴です。
本選考を勝ち抜く!オススメ対策方法

ベネッセのインターンに向けて、効果的な対策方法を段階別に紹介します。
本選考でも十分に通用する対策方法なので、ぜひ取り組んでみてください!
AIを利用した完璧なES対策
インターンも本選考も、まずはESを通過することが重要です。
何万通も届くESの中から、選考突破できるような効果的なESを書くためには、AIを積極的に活用していきましょう!
SmartESは、フォーマットに従って情報を入力するだけで、「通るES」が簡単に作成できるサービスです。
普通のAIソフトと違って、ESに特化したサービスなので、特に効果的になっています。
「10万件の通るES」を学習した就活AIが、ES作成を自動化【SmartES】

アプリ&書籍でWebテスト対策
Webテストは事前の対策が不可欠です。
Webテスト対策ができるアプリ、もしくは専用の問題集で事前に対策をしておきましょう!
アプリを利用する場合は、受験するWebテストでアプリストアで検索するか、Lognaviの活用がおススメです。
Lognaviは就活アプリの一つですが、一般的な就活アプリと違って、本物のWebテストそっくりな知的検査を行うことができます。
また、通常、Webテストは自分の回答結果を見ることはできませんが、Lognaviを利用すると、自分が平均からどのぐらい成績が良いのかどうかを偏差値で確認できます。
アプリでWebテストを受けたい場合はぜひLognaviを利用してみてください!
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内定者のリアルな情報で面接対策
面接対策では、内定者の受け答えを参考にしましょう。
就活会議などの口コミサイトでは、実際に内定を獲得した人たちのリアルな受け答えを知ることができます。
本選考とインターンで状況を分けて検索することも可能なので、かなり便利なサイトです!

また、志望する企業にいるOB/OG訪問を行い、面接対策に協力してもらうのも一つの手段です。
Macherというアプリは、オンラインも含め、かなり気軽にOB/OG訪問を行うことができるので、ぜひどんどん活用してください♪
緊張せずにリラックスして話ができる環境が整っているので、OB/OG訪問初心者には特におすすめです。
国内最大級のOB・OG訪問支援サービス【Matcher(マッチャー)】
まとめ

さて、今回はベネッセのインターンについて詳しく解説してきました。
ベネッセは1955年創業の教育大手企業で、「人を軸にする」という企業理念のもと、教育・生活事業を幅広く展開している魅力的な企業です。
インターンプログラムは3つのコースがあり、すべて1Day完結でオンライン開催のため参加しやすくなっています。
選考倍率は約75倍と非常に高く、面接がない分ESでの差別化が非常に重要になってきます。
特にWebテストでは独自のGPSテストが使用されるため、公式サンプル問題での事前準備が必須です。
参加者の口コミからは、実際の企画業務を体験でき、チームワークの重要性も学べることが分かりました。
ベネッセのインターンは内定直結ではありませんが、成績優秀者には早期選考の案内があり、業務理解が深まることで本選考でも有利になります。
インターンに参加できなかった場合でも、AIを活用したES対策、GPS専用のWebテスト対策、内定者情報を活用した面接対策をしっかりと行うことで、本選考で十分に勝負することができます。
また、教育関連の長期インターンで実績を積むことも、ベネッセの選考において大きなアピールポイントになります。
ベネッセへの就職を目指すあなたの成功を心から応援しています!