こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回は、Web制作会社大手をランキングでご紹介します!
Web制作会社とは、企業や個人を相手にWeb制作を担う会社です。
中小企業から大企業まで、様々な企業が参入している事業ですが、中には「ブラックそう」「収入が低そう」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では、Web制作会社の大手を、ホワイト企業度・年収順にランキングで解説していきます!
ぜひ最後まで読んでくださいね♪
- Web制作会社の主な事業内容と働き方
- Web制作会社を選ぶときのポイント
- ホワイト企業度ランキング
- 年収ランキング
Web制作は何をする会社?

Web制作会社について詳しく解説していきます。
まずは基本的な事業内容と働き方を理解しておきましょう。
主な事業内容
Web制作会社は「Webサイト制作」を中心として、Webアプリやグラフィックなどの制作を行う会社です。
主にホームページや商品紹介ページなどを作成しているのが基本的な業務内容です。
最近では、メールやチャットツールなど、ブラウザで動作するアプリ作成も対象範囲に含まれることが多くなっています。
Web制作会社の魅力の一つは、理系やIT系出身でなくても働ける場合がほとんどということです。
もちろん技術的なスキルは必要ですが、入社後に研修を通じて身につけることができる企業が多いです。
デザイナー、エンジニア、ディレクター、営業など様々な職種があるため、自分の得意分野を活かしやすい業界と言えるでしょう。
クリエイティブな仕事に携わりたい人、最新技術に触れたい人、幅広いクライアントと関わりたい人には特にオススメの業界です。
一般的な働き方
Web制作業界の一般的な働き方について数値で見てみましょう。
平均年収: 450万円
平均残業時間: 30時間
離職率: 0.7%
日本の平均年収は458万円なので、Web制作業界は平均的な年収水準と言えます。
残業はやや多めですが、これは繁忙期など時期による変動が大きいことが影響しています。
プロジェクトの締切前やクライアントからの急な修正依頼などで一時的に忙しくなることはありますが、普段はそれほど残業が多いわけではありません。
離職率が0.7%と非常に低いのは、クリエイティブな仕事にやりがいを感じる人が多いことや、スキルアップの機会が豊富なことが理由として挙げられます。
また、リモートワークを導入している企業が多く、働きやすい環境が整備されていることも離職率の低さに貢献しています。
Web制作会社の選び方

Web制作会社を選ぶ際の重要なポイントを解説します。
数多くある企業の中から自分に合った会社を見つけるための基準を確認しておきましょう。
職務内容で選ぶ
Web制作と言っても、アプリや社内ツール、ホームページなど何を作っているかは企業によって様々です。
また、デザイナー職もあれば営業職もあるため、自分の希望の職種につけるかどうかも重要な選択基準です。
例えば、ECサイト制作に特化している会社、企業の社内システム開発が得意な会社、スマホアプリ開発に強い会社など、それぞれ特色があります。
自分がどんな分野に興味があるのか、どんなスキルを身につけたいのかを明確にして、それに合った企業を選ぶことが大切です。
また、職種についても、技術面に関わりたいならエンジニア、見た目やユーザビリティにこだわりたいならデザイナー、プロジェクト全体を管理したいならディレクター、顧客との関係構築に興味があるなら営業など、自分の適性に合わせて選択しましょう。
働きやすさで選ぶ
リモートワークが可能か、家賃手当があるか、社用PCの支給や研修制度は充実しているかなど、働きやすさで選ぶことは重要です。
特に未経験の場合は、未経験者を歓迎しているかどうかを座談会などの雰囲気でつかんでおくべきです。
Web制作業界は技術の進歩が早いため、継続的な学習が必要な業界です。
そのため、研修制度が充実していたり、勉強会への参加を支援してくれる企業を選ぶことで、スキルアップしやすい環境を得ることができます。
また、クリエイティブな仕事には集中できる環境が重要なので、オフィス環境やリモートワークの制度なども確認しておきましょう。
福利厚生についても、健康保険や年金はもちろん、書籍購入補助、勉強会参加費補助、資格取得支援など、IT業界特有の制度があるかどうかもチェックポイントです。
【Web制作会社大手】ホワイト企業度ランキング

ホワイト企業度について、残業時間の少なさで順位をつけてランキングを作成しました。
働きやすさを重視する人はぜひ参考にしてください!
5位:アスパーク
残業時間は月27.9時間です。
アスパークは技術系のアウトソーシング事業が主軸で、Webサイト制作やWebアプリケーション開発も行っています。
資格取得支援や提携ホテルの割引利用などの福利厚生も充実しているのが特徴です。
技術者のスキルアップを重視しており、新しい技術を学ぶための環境が整備されています。
また、プロジェクト管理がしっかりしているため、無理な残業が発生しにくい体制になっています。
4位:ナイル
残業時間は月27.7時間です。
ナイルはSEOコンサルティングやコンテンツ制作が主な事業内容です。
また、車のサブスクリプションサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」も運営している多角的な企業です。
小学校卒業までの子供の看護に使える有給の「キッズケア休暇」や、女性特有の体調不良時に取得できる「Luna休暇」などが取得できる点が大きな魅力です。
働く人の多様なライフスタイルに配慮した制度設計で、ワークライフバランスを重視する人には非常におすすめの企業です。
3位:ロフトワーク
残業時間は月27.3時間です。
ロフトワークは、Webサイト、コンテンツ、コミュニケーション、空間デザインなどを、オープンコラボレーションを通じて手がけています。
ベビーシッターの利用補助制度(1回2万円、年12回まで)など、子育て中の社員をサポートする手厚い制度があります。
クリエイティブ業界でありながら、しっかりと社員の生活をサポートする制度が整っている点が高く評価されています。
多様な働き方を認める企業文化があり、個人の創造性を最大限に発揮できる環境が整っています。
2位:グッドパッチ
残業時間月27.2時間です。
グッドパッチは、Webサイト制作に限らず「UI/UX」を中心としたデザインの制作を行っている企業です。
代表的な実績としては「あしなが育英会」の公式サイトリニューアルや、出前館のコンセプト言語化・UI/UXデザインなどがあります。
デザイン思考を重視した働き方で、クリエイターが働きやすい環境づくりに力を入れています。
チームワークを大切にする企業文化があり、互いに学び合える環境が整っているのも魅力の一つです。
1位:メンバーズ
残業時間月22.7時間で堂々の1位です!
メンバーズは、大手企業を中心に、デジタルビジネスの運用を総合的に支援している企業です。
男性の育児休業取得率が全国平均を大幅に上回る64.3%(2024年3月末時点)と非常に高いのが特徴です。
また、勤続5年から特別休暇と金一封が支給される「永年勤続リフレッシュ休暇」制度があります。
働き方改革に積極的に取り組んでおり、社員のワークライフバランスを最優先に考えた制度設計がされています。
残業時間の短さだけでなく、総合的な働きやすさでもトップクラスの企業と言えるでしょう。
【Web制作会社大手】年収ランキング

続いて、平均年収でのランキングを発表します。
収入面を重視する人はこちらを参考にしてください!
5位:グッドパッチ
平均年収578万円です。
ホワイト度ランキングでもランクインした唯一の企業で、年収と働きやすさのバランスが非常に良い企業です。
チームでの連携も強固で人間関係も良好な職場環境が整っています。
UI/UXデザインに特化した専門性の高い企業であり、スキルを磨けば更なる年収アップも期待できます。
4位:IMJ
平均年収605万円です。
IMJは国内最大級のWeb制作会社で、現在はアクセンチュアの傘下に入っています。
代表的な実績として、コカ・コーラ社の「Coke ON」のサービスを構築したことで知られています。
大手コンサルティングファームの傘下に入ったことで、より安定した経営基盤と成長機会を得ています。
3位:博報堂プロダクツ
平均年収624万円です。
博報堂グループの一員として、広告分野でのWeb分析などの業務を担当しています。
大手企業ならではの安定した収入・待遇が見込める点が大きな魅力です。
広告業界のノウハウとWeb技術を組み合わせた高付加価値なサービスを提供しており、専門性を高めることができます。
2位:電通デジタル
平均年収643万円です。
日本最大級の広告代理店である電通のWeb制作部門として設立された企業です。
大手企業ならではの安定した収入・待遇が見込め、キャリアアップの機会も豊富です。
電通グループの豊富なリソースを活用した大規模プロジェクトに携わることができるため、スキルアップの機会にも恵まれています。
1位:ピービット
平均年収675万円で年収ランキング1位です!
ピービットは、UX(ユーザーエクスペリエンス)を中核としたデザイン会社です。
代表的な実績としては、花王ヘルシア事業のDX化や日経新聞 for iPadのUX支援などがあります。
社員数は100名程度と少数精鋭ですが、大企業を相手に高付加価値なサービスを提供することで高年収を実現しています。
専門性の高いUXデザインに特化することで、他社との差別化を図り、高い収益性を維持している企業です。
まとめ

Web制作会社大手のホワイト企業度・年収ランキングについて詳しく解説してきました!
Web制作業界は平均的な年収水準で、離職率も低く、やりがいのある仕事に携わることができる魅力的な業界です。
ホワイト企業度ランキングでは、メンバーズが残業時間22.7時間で1位となりました。
働きやすさを重視する制度設計や、男性育休取得率64.3%という高い数値が評価のポイントです。
年収ランキングでは、ピービットが平均年収675万円で1位となりました。
UXデザインに特化した専門性の高いサービスで高収益を実現している点が特徴的です。
興味深いのは、グッドパッチがホワイト企業度・年収の両方でランクインしており、バランスの取れた企業として注目に値することです。
Web制作会社を選ぶ際は、職務内容と働きやすさの両方を考慮することが重要です。
Web制作業界でのキャリアを考えている皆さんの参考になれば幸いです!