就活早期化ってホント?大学2年生からできることを難易度別に紹介!

インターン

こんにちは、26卒のtomokaです!

皆さんは「就活早期化」という言葉を聞いたことがありますか?

言葉の通り、大学生のうちに行う就職活動が早期化している、ということです。

この言葉を聞いて、

「早期化って言っても、何が早まっているの?」
「結局いつから何をすればいいの?」

といった疑問や不安を感じる方は多いはずです!

そんな26卒以降の就活に不安を感じるみなさんに向けて、今日から取り組めることを様々な難易度に分けて紹介していきます!

就活に対する漠然とした不安を解消して、落ち着いた気持ちで就活に臨みましょう!

就活が早期化している?

そもそも就活早期化とは?

先ほど就活早期化とは、就職活動が早期化していることだと言いましたが、これではイメージが掴みにくいと思います。

簡単に説明すると、

インターンシップが採用に関わるようになり、就活においてインターンシップへの参加がほぼ必須になった

ということです。

2022年6月、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意によって、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正され、

一定の基準を満たしたインターンシップで企業が得た学生情報を、広報活動や採用選考活動に使用できるようになりました。

参照:令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります

夏休みや冬休みに行われる短期のインターンシップにおいて、ある程度日数のあるインターンシップであれば、選考での活用を可能とするということが認められ、

実質的に、インターンシップの段階から選考が始まっている状況になりました。

※インターンシップのうち、汎用能力活用型が5日以上、専門活用型は2週間以上が基準です。

どんな影響が?

就活が早期化したことで、大学2年以下の学生にはどのような影響があるのでしょうか?

インターンシップへの参加が必須になったことで、今までの就活よりも実際に学生が動き出す必要のある時期が早まった、ということが言えます。

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大学3年生になってから準備を始めるのは遅い?

私たち大学生はいつから就活準備を始めるのがベストなのでしょうか?

早いうちから準備して損は無い

業界によって、大学3年生から準備を始めるのでは遅い場合があります!

例えば、外資系コンサルやテレビ業界などが早期選考を実施する業界として有名です。

これらの業界を強く志望していなくても、早い段階から就活を意識しておくと、本格化した段階で周囲よりも余裕をもって行動できそうですね!

大学に入った瞬間からガクチカは作れる!

大学1、2年生のうちからできる就活準備として、ガクチカが挙げられます。

就活の話題では「ガクチカ」という言葉をよく耳にすると思いますが、何のことを指しているか分かりますか?

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略語です。

面接の際に面接担当者が、

  • 応募者は学生時代にどのような価値観をもって活動をし
  • そこから何を学んで成長してきたのか

を知るために尋ねる、就活では王道の質問事項です。

就活の面接で話せるガクチカがあると、効果的に自分自身をアピールすることができ、志望する企業への採用にグッと近づくことができます!

では、どのようなことがガクチカに繋がるのでしょうか?

今この瞬間から始められることから、じっくり時間をかけて取り組めることまで、難易度に分けて紹介していきます!

難易度☆今すぐ始められること

ここでは、今すぐに取り組める、難易度が低いことを紹介していきます!

ガクチカを意識する前提として必要になってくるものなので、

就活って何から始めたらいいか分からない、という悩みを抱えている方にこそ読んでほしいです!

自己分析

自己分析とは、就活において、自分の個性や適性、目標などを分析することです。

自己分析を踏まえて、自分に合った職業を探します。

一般にガクチカと呼ばれるものにがむしゃらに取り組んでみても、

  • 自分はどういう目標のために頑張っているのか?
  • このガクチカはどうやって活かせるのか?

が分かっていないと、ただむなしいだけですよね。

そこでガクチカを意識する上で欠かせないのが、自己分析です。

自己分析の詳しいやり方はこちら!

業界研究

業界研究とは、様々な業界についての情報を収集し、それぞれの業界の特徴を理解することです。

志望する業界を見つけ、その業界の特徴を知ることで説得力のある志望動機を練り上げることができます。

自己分析と合わせて取り組んでおきたいですね!

就活サイトを見てみる

就活を有利に進めるために大切なのは、やはり情報収集能力!

自分が知りたいと思ったことを検索するだけで沢山の情報が飛び込んでくるぐらい、就活は幅広く、奥が深いトピックです。

そこで、私が皆さんにオススメしたいのが、就活サイトを活用すること!

たしかに、調べたいことをいちいち調べるのも、疑問に思っていることの解決には繋がりますが、

自分が思ってもいなかったことや、視野になかったことについて書いてある記事に出会うことはできません。

これに対し、就活について扱うサイトやメディアでは、様々な情報に出会い、視野を広げることができます!

これは活用するしかありませんね。

ざっと眺めておくだけで就活の役に立つこと間違いナシ!なので、ぜひ就活サイトを活用してみてください!

難易度☆☆ハードル低く始められる! 

ここでは、ガクチカの王道と呼ばれる3つのことを紹介していきます!

この3つは王道ゆえに多くの人がガクチカとして使いがちなことなので、いかにオリジナリティをもって魅力的に伝えられるかが採用のカギになります!

サークルに打ち込む

サークルでの経験は、ガクチカに使えるものとして有名です!

代表や幹事などの役職を経験した人はもちろん、何の役職も経験していない人でも、学年を超えて積極的にコミュニケーションをとったり、何かの仕事を率先して引き受けた経験があれば、ガクチカとして話すことができます。

実際、私は長期インターンの応募をした際に、演劇サークルで公演の宣伝を頑張っていることを自分なりにエピソードをまじえてアピールしました!

アルバイトを頑張る

サークルのことであまり話すことがない…という人にはアルバイト経験の話題がオススメです!

大学生のみが所属しているサークルとは違い、アルバイトは、自分とは異なる多様な人と関わることができます。

また、お金が発生するアルバイトの話題を面接の際に話すことは、

企業側にとって、その人がどういった姿勢で仕事と向き合っているのかを知るきっかけとなるので、

そういった点でもガクチカとしてオススメです。

私自身は飲食のアルバイトをしているので、そこで出会うお客さんとのやりとりの中で、分かりやすい説明の仕方をして、もっと食事を楽しんでもらえるように色々考えながら取り組んでいます!

現在なんとなくアルバイトをしてただお金を稼いでいる、という人も、目標や目的意識をもって取り組んでみると、今までとは違ったものが見えてくるかもしれません!

趣味を見つける

サークルもアルバイトもあまり話すことがないな…という人は、趣味を見つけてみましょう!

ガクチカにおいて重要なことは、

どれだけすごいことを成し遂げたか、ではなく、

そのエピソードから何を得て何を学んだのか

ということです!

つまり、全国大会に出場したり、バイト先の利益を倍増させる必要なんて、無いんです。

学生時代に何かに打ち込み、困難や課題を乗り越え、成長した経験があれば、趣味の範囲のことでも構わない、ということです。

今のところ趣味がないという人も、夢中になれるものを探してみてください!

ガクチカに限らず、面接で趣味を直接聞かれたり、特技があるかなどを聞かれたりするので、就活で話せるような趣味の話を1つでも持っておくと安心ですね!

難易度☆☆☆圧倒的ガクチカ!

ここでは、今すぐ始められるほど簡単ではないけど、取り組めばガクチカに限らず多くのメリットがあることを紹介します!

これまでに紹介したことよりも更にレベルの高いものに挑戦したい!という方にオススメです!

長期インターンに参加する

インターンシップというと、大学3年生で取り組むもの、というイメージが強いですが、長期のインターンシップは、大学1年生から始めることができます!

長期インターンは、夏や冬の長い休み期間に開催される数日間のインターンシップとは異なり、学業と両立させながら数か月~数年単位で取り組むことができます。

長期インターンは、

  • 周囲が学生としてアルバイトをする中で、社会人のように仕事に取り組むことができる
  • 業界への理解がすすみ
  • 自分自身が大学を卒業して働くというビジョンを持つことができるだけでなく
  • 普通は社会に出てから身につけるビジネスマナーやスキルを、学生のうちに先取りして身につけるとができます!

自分が働くというビジョンがあることは、就活をする上でかなり役に立つことだと言えるので、ぜひ検討したいことですね!

資格を取る

資格の取得も、就職活動に限らず、多くのメリットがあることとしてオススメできます。

資格とひとことで言っても、数多くある資格のうち、どれを選べばいいのか、という問題がでてきます。

ここでは、自分が取るべき資格を選ぶ方法をいくつか紹介します!

①志望業界から選ぶ

まず、自分が志望している業界に入るためには、どのようなスキルが求められるのか、ということを考えます。

専門職であれば、必要なスキルもその業界特有のものになってくると思うので、自分が行きたい業界について調べることが必要になってきます!

特に資格が必須でない業界であっても、必要なスキルに関連する資格を取得しておくと、周囲の人よりも一歩リードした状態で選考に臨むことができるかもしれませんね!

例えば、IT系の資格を取得すると、文系の学部や専攻出身であっても、IT業界を志望する人材としての説得力が高まり、効果的にアピールすることができます!

まとめると、自分が志望する業界についての理解が必要だということになります。

ここで、「業界研究」の大切さが活きてきます!何事も基礎が大切ですね

②興味がある分野から選ぶ

志望する業界がまだ定まっていない、という方には、現在自分が興味をもっているものについての資格をオススメします!

「趣味を見つける」ということにも関わってきますが、学生時代に頑張ったこととして趣味を挙げる場合、その趣味に関連した資格を取得しておくと、「学生時代に力を入れたこと」への説得力も高まります。

※志望業界に合った資格ではない場合、就活の際にその資格を所持していること自体が高く評価されることはあまり無いです。

そのため、志望業界とマッチしない資格を話す際には、資格を持っていること自体よりも、目的のために行動力を発揮できる力をアピールした方が良さそうです!

③上記以外

志望業界も興味がある分野も特に無い…という方には、語学関係の資格をオススメします!

母国語の他に使いこなせる言語があることで、コミュニケーションをとることができる人の数が何倍にもなり、将来社会で活躍していく上でとても役に立ちます。

例えば、TOEICは世界的にも有名な英語試験で、スコアの基準が広く認知されているので、就活の場面でも英語力をアピールするものとして使われます。

そのため、就活において持っていて困らない語学資格として、TOEICはオススメできます!

また、有名な資格試験であるため、対策用のテキストや講座が沢山あります。

このように、言語によっては参考書が多く、試験が頻繁に行われるものもあるので、とりあえず何かの資格を持っておきたい!という場合に手が出しやすいです。

留学に行く

留学に挑戦してみるのも、ガクチカとしての強みが十分にあります!

海外への留学は、私たちが普段使う言語の違いから生まれる困難があることが想像しやすく、困難を乗り越えた経験を伝えやすいです。

また、海外で長期間過ごす環境に飛び込んでいくという行動力も評価されやすく、ガクチカに繋がります。

しかし、今まで紹介したものと比べて時間や費用のかかるものなので、よりよい経験のために、目的意識を持ち、自主的に取り組むことが求められるものだと思います。

最後に

今回の記事では、就活のために大学2年生までのうちに準備できることを紹介しました。

この記事を読んで、自分がどのように就活を進めていけばいいのか、少しでもイメージが明確になれば嬉しいです!

今できることに取り組んで、安心して就活に取り組みましょう!