【例文あり】ガクチカの作り方って?大学生が徹底解説!

ガクチカ

こんにちは!25卒就活生のkarinです!

就活生のみなさん、「ガクチカ」に悩まされていませんか…?

私も、「ガクチカ」って何を書いたらいいの!!そもそもどうやって作るの!!

…とかなり苦戦しました(泣)

ガクチカは志望動機や自己PRと並ぶ頻出質問ですが、自分の努力を人に説明するのは難しいですよね…

しかも何文字以内とか制限があるので、尚更困ってしまいます…(泣)

そこで、この記事では私の経験談・ガクチカの例文を踏まえながら、

  • 魅力的なガクチカの作り方・伝え方
  • ガクチカに使えるエピソード / 例文
  • 今からガクチカを作りたい!!そんな時は?

を紹介します!

ぜひ最後までご覧ください!

ガクチカとは?​​

そもそも「ガクチカ」ってなんの略?と思った方もいるかもしれません。

ずばり、「学生時代に力を入れた取り組み」のことです。

志望動機や自己PRと同じように、企業側が学生の人柄を把握するために問われます…。

「ガクチカ」と言うと、学業での取り組みをイメージする人が多いのではないでしょうか?

私も、「やばい!!学校の授業まともに勉強してない!!」

なーんて焦りましたが、大丈夫です!!

学業・部活動・サークルといった学校生活や、アルバイト・趣味・インターンでの取り組みもテーマにできます!やったあ!

では、具体的にどんなふうに書けば、強みが「伝わる」ガクチカになるのでしょうか?

魅力的なガクチカの伝え方​​

「なんとなくは思いつくけど、どう書いたらいいか分からないよ〜!」

と思う方も多いのではないでしょうか…?

ガクチカの構成として、以下の流れに従うと論理的な文章となり、説得力をもって相手に伝えることができます。

  • 結論 「何に取り組んだのか」まずは結論ファースト!
  • 動機 なぜ取り組んだのか?という理由を書く
  • 目標・課題 目標とした点・課題点・困難であったことなどを書く
  • 具体的な取り組みと成果 どのように取り組んだのか、結果としてどのような成果が得られたか書く
  • 人柄 取り組みの中で自分のどんな性格が活かされたのかを書く 
  • 学んだこと 取り組みから学んだこと、今後にどう活かしていくかという風にまとめる

​​

こんな感じの構成で書くと、まとまりのある文章になりますね!

具体的なエピソードを述べる

「ガクチカ」の内容は具体性が大切です!!!

ただ表面的に書くのではなく、具体的なエピソードを根拠に自分の強みを印象付けることが必要です。

例えば、最も力を入れたことに「学業」を挙げるとします。

  • 「自分が学んでいるのはこんな学問です。」
  • 「日々努力したことにより、忍耐強さが身につきました。」

こんなふうに書いた場合、

  • 「具体的にどんな努力をしたのか??」
  • 「その結果、学問で成果は得られたのか?」
  • 「説得力がない!」

と採用担当者の方は思うでしょう…泣

「講義が始まる前の朝の時間や放課後など、隙間時間を使って勉強を進めました。疑問点はその都度教授や先輩に質問しに行き、すぐに解決するよう心がけました。」

「自分なりに習慣化した学習法に取り組んだ結果、最終講義では最も良い評価をとることができました。」

このように、具体性のあるエピソードを根拠として構成していくとよいですね。

嘘をつかない

嘘をついたり、話を盛ったりするのはどうなの…?

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

すごく気持ちわかります…なるべく「この学生すごいこと成し遂げてるな!!」と

思ってもらいたいですよね…。

ですが結論として、嘘をつくのはやめたほうが良いです!

倫理的な面はもちろんですが、面接で深掘りされたときに答えられずパニックになってしまうという最悪の事態を引き起こしかねません…泣

その場合、企業側に悪い印象を与えてしまいます。​​

何か大きいことを成し遂げた!!という時別なことではなくても、「等身大の自分の最上級の頑張り」を伝えられるようにしましょう。

ガクチカに使えるエピソード/例文

ガクチカも自己PRと同じように、「自分の強みをアピールする」のが目的です。

長々と取り組みの内容を伝えるだけのガクチカにならないよう、アピールしたい強みを1つ選んでおきましょう。

ポイントは、強みを1つに絞ることです!!

誰にでも強みは何個もあるとは思いますが、ガクチカの中で2つ以上アピールしようとすると、話が分かりづらくなってしまいます…。

また、1つ1つの強みの説得力が弱まってしまうので、1つに絞ってアピールするのが効果的です!

ここからは、観点別にご紹介します。

アルバイト

アルバイトをガクチカで用いるメリットとしては、

  • 社会に出て学んだ経験であること
  • 自分の強みを語るための経験要素が多いこと
  • アルバイトと近い業種内容を志望している場合、社会人になっても仕事内容が直結する

などが挙げられます。

私自身、3年間カフェでアルバイトをしており、ガクチカにはアルバイトに関する内容を書いています。

ですが、アルバイト経験はガクチカに用いられやすいテーマのため、

実際の取り組みだったり、それを経てどんな成果が得られたのか…など

他の就活生との差別化を図るには、とにかく具体的な内容を盛り込むことが大切です!

可能であれば、自分の取り組みによってどんな成果を得られたのかを明確に数値として示すことができたら最強です…!

部活・サークル

部活・サークルをガクチカに用いるメリットとしては、

  • 学生団体というチームにおける学びを得やすいこと
  • リーダーシップをアピールしやすいこと
  • 学生ならではの経験・強みを語れること

などが挙げられます!

私自身、ダンスサークルに所属していますが、学生同士の本音を言い合える数少ない学びの場であり、多くのことを身につけられたと感じます。

得られた学びに関して、ただの気付きや感想ではなく、

「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」

が見られているため、その観点を意識しながら述べるようにしましょう!

研究/ゼミ・趣味(資格取得など)​​

研究・ゼミをガクチカに用いるメリットとしては、

  • 研究内容が興味・関心を惹きやすい
  • 強みとともに自身の興味・関心を伝えられる
  • 学び始めたきっかけ〜研究結果まで、ストーリーを構成しやすい

などが挙げられます!

自分が興味を持って、最も深く突き詰めた「研究」であると思うので、熱意を持って説明しやすいですね。

また、長く続けていて「自分の強み」を伝えるのに相応しい趣味であれば、ガクチカになり得ます。

例えば継続力を強みとして売り出したい時に、

「旅行が趣味で、これまで○県・○カ国に旅行に行っており、あと○県で日本全国制覇します」

など、他の人が聞いて説得力があるものであればよいでしょう。

趣味で自分の強みを売り出すには、長年継続していることや成果が見られるものが必須です。

ここで、実際にイメージが湧きやすいよう、例文を紹介します。

アルバイトのガクチカ

<例文>

私はカフェでのアルバイトに力を入れました。

元々料理が好きで、調理に関する知識を身につけたいという想いや、お店の経営にも興味があったため、個人経営のアットホームなカフェをアルバイト先に選びました。

アルバイトを始めて半年経った頃、コロナはかなり落ち着いていたものの、まだまだ飲食店の復興は難しく、売り上げが伸び悩んでいた時期がありました。店長と相談する中で、SNSの発信を提案し、季節ごとの新作レシピや、コロナで落ち込む人々を元気づけるためのドリンクキャンペーンをSNSで発信しました。すると、売上はコロナ以前と同じほどに伸び、店舗のSNSのフォロワーは急増しました。さらに、SNSを通じた人々の支え合いという点で、県のテレビ局のPRを獲得する事ができました。

アルバイトで培った問題解決力を活かし、貴社でも幅広い視野を持って解決策を考え、実行していきたいと考えています。

これは例文ではありますが、構成や書き方はなんとなく掴めましたでしょうか…?

今からガクチカを作りたい!!そんな時は?

「そこまで語れるようなガクチカがないよ〜泣」

「どうしよう!!今からガクチカって作れないの?」

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

大丈夫です!!

今からでも可能な「ガクチカづくり」があります。

以下を参考にしてみてください!

インターンに参加する

就活生としても、ガクチカづくりとしてももってこいなのがインターンです!

就活も進める事ができて、ガクチカにも繋がるなんて一石二鳥すぎませんか…?

ですが、注意点があります!!

それは、「1Dayなどの短期インターンはガクチカに適していない」

という事です!

ガクチカって、

  • なんでそれに取り組んだのか
  • どんな目標を立ててどんな課題が見えたのか
  • どう対処して成果をあげたのか…

など、長期的なエピソードが望ましいですよね。

そのため、1Dayの短期インターンの内容だけではすごく薄い内容になり、

むしろ

「この子、4年間の大学生活でこの1日しか頑張らなかったのかな…??」

というよくない印象を与えてしまう可能性があります…泣

ですので、ガクチカづくりのためには「長期インターン」への参加をお勧めします。

(もしも長期インターンやってみたい!!面白い学生達と出会いたい!!いろんな経験をしてみたい!!

…という方がいらっしゃいましたら、ぜひこのWorkRiseにきてください…!!!

お待ちしています!!)

研究/ゼミに取り組む

学校の学びと並行させながらガクチカを作ることができます!

今からなにか始めるのはなかなか難しい…

という方は、この学校の研究に力を入れてみましょう!

「学問」という分野はやはり勉強熱心なんだなという印象付けがしやすいですし、採用担当の方の興味を惹きやすい分野でもあります。

ぜひ、「ガクチカ」にすることを念頭に、目標・課題意識を持ちながら研究を勧めてみてください。

きっと研究を続けているうちに、「あれ?これってガクチカに書けるじゃん!」

と思うのではないでしょうか。

先程インターンで述べた注意事項と同様、「すぐに結果を出そう」とするのはNGです!

焦るかもしれませんが、ひとつひとつの工程を大切に、長い目で見て考えましょう。

興味があることに挑戦してみる

一番自分で熱中してできるのが「興味・関心があること」ではないでしょうか。

その分、成果が出るまで努力し続けられますし、億劫になることも少ないです。

やっぱり、自分が興味あることを伝えようとするからこそ、相手の心が動かせるような話ができますよね。

ここまでの文章を読んで、「未来の自分が後悔しないために、今から挑戦してみよう」と思った方は、ぜひその気持ちを忘れずに、今から取り組んでみてください。

「行動に移すこと」が、どんなことにおいても大切です。

すごく壮大なことではなくても、継続してやり遂げたことこそがガクチカに繋がります。

不安に思う方もいるかもしれませんが、自信を持って、とにかく熱心に伝えてみてください。

きっとその気持ちは届くはずです。

さいごに

ここまで、

  • 魅力的なガクチカの作り方・伝え方
  • ガクチカに使えるエピソード / 例文
  • 今からガクチカを作りたい!!そんな時は?

を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「始めるのが早くて損」なんてことは絶対にあり得ません!

むしろ、早く始めれば始めた分だけ濃い「ガクチカ」になります。

ぜひ、自分の納得のいくガクチカを作ってみてください。