こんにちは、Yukiです。
「早慶」の就活事情について、どのようなイメージを持っていますか?
就活無双しているイメージかなぁ…
就活に強いってイメージがあるかも!
今回は現役で早慶に通っている目線から、リアルな情報をお届けできればと思います!
是非読んでみてください!
早稲田大学・慶應義塾大学の立ち位置とは?
早稲田大学、慶應大学って頭いい感じがあるんだけど、どのくらい頭いいのかなぁ?
「早慶」という枠組みで一括りにされる早稲田大学と慶應義塾大学。
日本の私立大学のトップとして、人気を集めている大学となっています。
大学受験でも人気の大学だよね!
両大学とも社会的な影響力をもっており、政界、財界などに多くの人材を輩出しています。
また、就職実績においても「早慶」は高い評価を得ており、大手企業に就職している早慶の卒業生は多くいます。
そんな早稲田大学・慶應大学ですが、日本の大学の中でどのような立ち位置になっているのか気になっている人は多いでしょう!
学部にもよりますが、早稲田大学の偏差値は62〜70、慶應大学は65〜70となっていて、非常に学力が高いことが分かります。
他大学と比較すると、下の図のような形となっています。
参考文献:noriomi starts
この表からも分かる通り、「早慶」は東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学からなる「東京一工」より下に位置しているが、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学からなる「MARCH」よりは上に位置していると言えます。
おおよそ「旧帝」と呼ばれる、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学と同じくらいの立ち位置にいると言えます。
日本の私立大学でトップと言われるだけはあるんだね!
「早慶」の就活実績とはどんな感じ?本当に勝ち組なの?
早慶に通ってたら、就活も楽勝って聞いたけど、本当なの?
確かに、世間一般的には「早慶に通っていれば、就活は安心できる」ってイメージがあります。
下の表は、「有名企業400社への実就職率が高い大学」をランキング形式にしたものとなっています。
慶應義塾大学が4位、早稲田大学が11位と高い順位を誇っていることが分かります。
実際、私も「早慶」の肩書きが就活で有利に働いているなと感じた瞬間は多くありました!
参考文献:「有名企業への就職に強い大学」トップ200校」 東洋経済オンライン
そんな早稲田大学、慶應大学の学生はどのような企業に就職するのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう!
【早稲田大学】就活実績TOP5!人気企業とは?
そんな就職で勝ち組といえる早稲田大学は、どのような企業に入社するのでしょうか?
実際の就職企業を紹介します!
参考文献:「2023年度 進路状況」早稲田大学
大手企業や人気企業が並んでいるね!
この順位からみても分かる通り、人気企業が多く並んでいるね!
確かに自分の知り合いの早稲田生も、大手企業に就職していました。
大量採用する傾向があるという背景もありますが、アクセンチュアやベイカレント・コンサルティングをはじめとしたコンサル業界やみずほフィナンシャルグループや東京海上日動火災保険などの金融業界が上位に入っています!
理系の学部から文系の学部まで色々な学部があることから、多種多様な業界が上位の就活先に含まれています。
有名な企業ばっかだね~!
【慶應大学】就活実績TOP5!人気企業とは?
こちらも就職で勝ち組といえる慶應義塾大学は、どのような企業に入社するのでしょうか?
実際の就職企業を紹介します!
早稲田大学に負けず劣らず、有名企業や大手企業が並んでいますね!
しかし、早稲田大学と比較して、金融業界やコンサル業界の企業が就職先の企業に多く含まれています。
その理由として、早稲田大学と比べて慶應大学は理系の学部よりも文系の学部が多いからと考えられています!
上位20企業のうち、7~8割が金融業界かコンサル業界だね!
慶應義塾大学の就活事情をもっと知りたい方はこちらの記事から!
「早慶」と「MARCH」の就活実績を比較してみたら!
次に早稲田と慶應同士ではなく、他の大学群と比較したら、どのように就活実績が異なるのか見ていきたいと思います!
「早慶」の次に位置する「MARCH」だと、就活実績が異なるのかを見ていきましょう!
参考文献:「進路・就活情報データ」青山学院大学
今回は、MARCHの代表例として青山学院大学を参考にしたよ!
早慶と比較すると大手企業の子会社に就職する人が多いですが、MARCHでも有名企業や大手企業が多いです。
しかし、早慶と比較すると人気企業に行くことができる割合が少ないということが分かります。
これからも分かるように、早慶はMARCHと比較してもかなり就職に有利であると言えます!
「早慶」から大手にいける人はたった3割!ほんとに勝ち組なの?
早稲田大学や慶應大学に行ってれば、就活安泰なのかぁ…!いいなぁ~
確かに早慶に通っていれば、就活が有利に働くことが多いです。
でも、早慶に通っていれば必ずしも大手企業や人気企業にいけるという訳ではないんだ!
なぜなら、早慶だけで1学年に2万5千人以上の学生が在籍しており、これに加えて東京大学や一橋大学、地方国公立大学などの学生がいると考えると、全員が大手企業や有名企業に就職できるとは限らないからです!
実際に、早慶に通っている学生の中で大手企業に就職できる学生は4割程と言われています!
4割って、意外と少ないんだね…
確かに、4割という数字を聞くと、少ないように聞こえるかもしれません!
しかし、10,000人ちかくの人が大手企業に就職していると考えると、かなり多いといえるかもしれません!
また、他大学が上位1~2割程しか大手企業に行けないということを考慮すると、早慶の就活実績はスゴイといえるかもしれません!
「早慶」の就活生がここまで就活に強い理由とは?
早慶の就活実績がすごいことは分かったけど、なぜここまで就活に強いの?
確かにMARCHと比較すると、早慶に通っている学生は就活に強いと言えます!
実際私も通っていた際、周囲の人はほとんど大手企業に内定を決めていた印象があります。
私が早慶に通っている中で、早慶の学生が就活に強いと考える理由を3つ紹介したいと思います!
エントリーシートやWebテストでほとんど落ちることはない!
楽子ちゃんは、エントリーシートの段階で、選考に落ちたことがあったりする?
面接にたどり着くまでに、ESを出した企業のうち半分以上落とされたかなぁ?
そうだよね!就活生の多くは、面接にたどり着くことが難しいって言われているよね。
難関企業だと落とされることもありますが、自身の体感的に早慶の学生はエントリーシートの段階やWebテストの段階で落とされることは少ないと思います!
自分が就活生だった時も、ある程度しっかりした内容を書くことができていれば、ESで落とされることはなかったと言えます。
そのため、よく世間一般的に言われる「学歴フィルター」を突破することはできると言えます。
また、100%正しいとは言い切れませんが、Webテストの点数が少しばかりよくなくても、Webテストの選考を通過することができると言われています。
早慶だとESのみならず、Webテストでも優遇が受けられるのか…!
OB・OGのサポートが手厚いから!
ちなみに楽子ちゃんは、”三田会”って言葉を聞いたことはあるかな?
ううん分からない…三田会ってなんの集まりの言葉だろう?
”三田会”って言葉は慶應に限った話になってしまうんだけど、慶應大学のOB・OGの団体のことなんだ!
三田会に所属している人の多くは、大手企業や有名な企業に深く根差していることもあり、慶應生はその恩恵を受けることができ、就活に有利になるといえます。
実際に僕も、大学別でのOB・OGから座談会を開催してもらえたり、先輩社員に直接お話を聞くことができたということもあり、他大学の学生よりも有利に就活を進めることができたと思っています!
早稲田大学も同様にOB・OGの結束力が強いことで有名で、OB・OG訪問を積極的に行っているという話を聞いたことがあります。
また、OB・OGの枠に限らず、部活動やゼミの先輩からの紹介という形をとっている企業も多くあり、就活が有利に働くことが多いです!
就活で、OB・OGの影響力がこんなに大きいなんて!
友達の就活に対しての意識が高いから!
楽子ちゃんは、友達と就活について話したりしたことがある?
あんま、就活の話とかはしないかも…息苦しくって…
確かに、友達と会っている時ぐらいは就活以外の話をしたい気持ちも分かります!
でも自分は「就活は受験以上に1人でやるのが難しいもの」だという風に考えています。
よく、受験は”団体戦”って言葉を聞いたことがあるよね!
受験は自分との戦いで寂しくなっちゃうから、みんないるよって感じの言葉よね!
そうだね。就活も同じく自身との戦いなんだけど、それ以上に情報戦の戦いでもあるんだ!
就活って情報戦なの?
多くの企業がある中で、1人で企業のESの締切日や企業情報などを調べることは簡単なことじゃないんだ!
でも、友達と情報共有をすることによって就活を有利に戦えるだけじゃなく、モチベーションアップにも繋がるんだ。
実際、僕も大学の友達に就活について相談したり、情報共有をしていたこともあって、かなり助けられていたよ!
そう考えると、就活について話せる友達を持つって、いいことだね!
そうなんだよね!また、友達同士でZoomで面接練習をしてもらったり、エントリーシートの内容を見てもらったりしたことも良かったかな!
友達同士だから何回でもできるし、お互いに忌憚なき意見をいうこともできるからね!
「早慶」で就活を失敗しないためには?どうすればいいの?
ここまでの話を聞いていくと、早慶に入学できれば就活に失敗しなさそうな気もするけど…
確かにここまでの内容を見ていくと、就活で大手企業に内定を貰えないほうが難しい気がするね!
でも先程も話した通り、早慶の中でも大手企業や有名企業に行ける割合は4割程と言われています。
では、早慶に入学した学生が、就活で失敗しないためにはどのように大学生活を送ればいいのでしょうか?
私が個人的に思うことを2つほど考えたので、紹介していきたいと思います。
ゼミやサークルなど就活でアピールできる場に所属しておこう!
楽子ちゃんは、サークルやゼミに所属していたりするの?
どっちも所属しているよ〜!でも所属してないと、就活にそんな影響出てくるの?
そうだね!やっぱりゼミやサークルなどの何かしらの団体に所属することはとても大切なんだ!
個人的に2つの理由があると思うよ!
1つ目に、エントリーシートや面接で話す材料になるからなんだ。
基本的に、エントリーシートは「大学時代に力を入れたこと」について聞かれるガクチカをはじめ、大学生活で頑張ったことを聞かれる傾向にあるんだ!
特に就活では、「チームの中で頑張ったこと」や「チーム内でどのような立場にいたのか」など協調性や主体的に行動したことについて聞かれることが多くあります。
ゼミやサークルでの活動は、このようなエピソードを話す場としては絶好の機会となっています。
エントリーシートで書きたい題材を探したい方はこちらから!
2つ目に、先程も触れた「就活の情報を友達と持っておくこと」が大切だからです。
自分でも、就活を1人で乗り切ることは肉体的にも精神的にも大変でした!
特に、面接で失敗した時や選考に落とされた時のメンタルはかなりキツイものがあります。
そのため、就活について相談する相手や情報共有できる友達を持っているほうが楽だからです!
ゼミやサークルの友達がいたほうがいいのは分かったけど、学外の友達じゃダメなの?
ダメってことはないです。しかし、大学のレベルが等しいからこそ志望する企業のレベルが同じになり、情報を共有できると思います。
また、ゼミの友達は受ける業界も似ているため、情報共有するときにホントに助かります!
自分のゼミも社会政策系ということもあり、ゼミの友達のほとんどが金融業界を志望していました!
そう思うと確かに、ゼミやサークルに入ることは大事だね!
「早慶」だからって慢心をしないように!
そしてもう一つが、「早慶に受かった慢心」です。
こっちの理由のほうが一番早慶で大手企業や有名企業に行けないことが多い理由だと個人的には思います!
”慢心”ってどういうこと?
「早慶に受かると就活が楽」であったり、「就活をそんなしなくても、有名企業に入れる」みたいなことを大学生活ないしは入学以前から聞くことが多くあります。
確かに先程話に出したように、就活に早慶という学歴が有利に働くことは本当です!
しかし、このことが就活で何もしなくていいという話に繋がるわけではありません!
大学生活で特に力を入れずに過ごしていたり、早くから就活の対策をしていないと、選考に落とされてしまうことは普通にあり得ます。
そのため、早慶だからといって慢心せずに、やるべきことをやって就活頑張っていきましょう!
まとめ
今回は、早慶の就活事情について紹介していきました!
早慶にもなると、就活が強い理由が分かりましたね。
早慶に通っている人も通っていない人も、就活のためにやるべきことをやれば自ずと結果はついていきますので、長い道のりにはなると思いますが、就活を頑張りましょう!