こんにちは!26卒ライターのわかです。

面接日程が決まったんだけれど、確認しましたってどう送ればいいのかな?

そもそも確認しましたのメールって必要なのかな
と疑問に思っていませんか?
本記事では
- 確認しましたメールは送るべき?
- 送る際のポイント
- 返信不要な場合一覧
を紹介していきます。
いっしょに、悩みを解決していきましょう!
「内容確認しました」メールって送ったほうがいい?


内容確認しましたのメールって送るべきなのかな?
就活をしていると、企業の採用担当者とメールでやり取りする場面がどんどん増えてきますよね。面接日程の連絡、説明会の案内、資料の送付などなど。そんなときにふと悩むのが、「このメール、返信したほうがいいのかな?」ということ。
特に「内容確認しました」だけの内容で返信するのは、なんとなく気が引けてしまうという人も多いかもしれません。
でも、実はこの「確認しましたメール」は送った方がいいんです!

どうして送るべきなの?
それでは、確認しましたメールを送るべき理由を3つ見ていきましょう!
相手にメールが届いていることが分かる
まず、一番基本的な理由として「ちゃんと届いたかどうか」を相手に知らせる意味があります。
企業の担当者も人間です。何十人、時には何百人の就活生と連絡を取り合っている中で、メールを送ったのに返事がなかったら、「届いてるのかな?」「見落とされてる?」と不安になります。
たとえ内容に特に返信の必要がなさそうでも、「メール受け取りました」とひとことあるだけで、相手も安心できます。

届いたよって見ると、手違いで送られてないかなって心配がなくなるもんね!
認識の誤差がないか確認できる
就活では日程のやり取りや提出物の締切など、間違えたら大変なことになる情報が含まれていることが多いです。
たとえば、面接の日程ひとつとっても、「10時」と「午後10時」を間違えるだけでアウトですよね。
そんなトラブルを防ぐためにも、「○月○日(○)10:00に面接でお伺いします」と返信しておくことで、もし間違っていたらその段階で担当者が気づいてくれます。

見ました、だけじゃなくて内容も含めて返すと認識の誤差がないか確認できるから一石二鳥だね!
送ってくれた相手への気持ちが伝えられる
もうひとつ大切なのが、“ちょっとしたお礼”の気持ちを伝えられることです。
企業の担当者は、毎日たくさんの学生とやり取りし、ひとりひとりに丁寧に情報を送っています。
その手間に対して「ありがとうございます」と返すだけで、ちょっとした信頼や印象の差が生まれるんです。
社会人になってからも同じですが、こうした「丁寧なリアクション」ができる人は、自然と周囲に信頼されていきます。就活中からその習慣をつけておくと、きっと将来も役立ちますよ!

確認しましたメールで、お互いにいい雰囲気を作れるんだね!
ケースごとの返信例文4選!


実際にどうやって返信すればいいのかな?
それでは、実際にどんなシチュエーションでどんなふうに返信すればいいのかを具体的に紹介します。
「定型文っぽくなりすぎず、でも丁寧さは忘れない」がポイントです!
① 面接日程を確認しました
件名:Re: 面接日程のご連絡
○○株式会社
採用担当 ○○様
お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
ご連絡いただきました面接日程について、○月○日(○)10:00にて承知いたしました。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
ーーー
○○大学 ○○学部 ○○学科
氏名:○○ ○○
電話番号:090-xxxx-xxxx
メールアドレス:xxx@example.com
このパターンはよく使います!
日付と時間をもう一度書き、確認ができるようにしましょう!
② 資料の内容を確認しました
件名:Re: 説明会資料の送付ありがとうございます
○○株式会社
人事部 ○○様
お世話になっております。○○大学の○○です。
ご送付いただいた資料を確認いたしました。
内容について理解いたしましたので、今後の選考に活かしてまいります。
このたびはご丁寧なご対応、誠にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
「読んだ」「理解した」というリアクション+お礼、が基本形です。
最後はよろしくお願いしますで丁寧に締めましょう。
③ 面接日程を調整したい
件名:Re: 面接日程のご案内について
○○株式会社
採用担当 ○○様
お世話になっております。○○大学の○○と申します。
ご連絡いただきました○月○日(○)の面接日程ですが、
あいにくその日は大学の講義と重なっており、調整が難しい状況です。
お手数をおかけし恐縮ですが、以下の日時にてご調整いただくことは可能でしょうか。
・○月○日(○)13:00以降
・○月○日(○)午前中
ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
このとき、単に「その日は無理です」だけではNGです。
「代案を出す」のが社会人としての基本です。
代案も、複数出すといいでしょう。
④ 詳細を確認したい
件名:Re: 会社説明会のご案内
○○株式会社
採用担当者様
お世話になっております。○○大学の○○です。
ご案内いただきました会社説明会について、
一点確認させていただきたい点がございます。
ご案内メールには「○○会議室」とございましたが、
○○ビル内のどのフロアに該当するかご教示いただけますでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
質問メールも失礼のない丁寧さが大切です。
質問することは悪いことではないので、言葉遣いに気を付けながら質問をしていきましょう!
NG例文
悪い例もチェックしておきましょう。
NG①:フランクすぎる
件名:日程OKです!
こんにちは!○○です。
面接日程、○日で大丈夫です!
よろしくお願いします!
→ 絶対にNG。友達ではありません。ビジネスマナー違反です。
NG②:短すぎる or 署名がない
承知しました。
→ だれからの返信か、相手が分からない状態になります。署名を忘れずに。
これらはカジュアルすぎたり、無礼に感じられる表現です。
敬語を使い、丁寧にやり取りをしましょう。
就活メールのポイント


例文を見て雰囲気はわかったけれど、大切にするポイントってなんだろう?
メールって、ただ内容を書けばいいってわけじゃないんです。社会人とのやり取りだからこそ、「読みやすく・分かりやすく・丁寧に」書く必要があります。
それでは、就活メールで押さえておきたい基本的なポイントを見ていきましょう!
① 件名は分かりやすくする
メールの件名は、相手が内容をひと目で把握できるようにするのが大前提です。例えば…
- 【例】「面接日程のご返信(○○大学・氏名)」
- 【例】「会社説明会のご案内に関するご質問(○○大学・氏名)」
件名があいまいだと、迷惑メールや見逃されてしまうリスクもあります。
「何のメールか」「誰からか」が分かる件名にすることが基本です。
また、返信の場合は元のタイトルを変えないことが大切です。

件名だけでどんな内容なのかわかるようにするんだね!
② 初めに所属大学名と名前を名乗る
メールの冒頭では必ず、「○○大学の○○です」と名乗るようにしましょう。
相手はたくさんの学生とやり取りしています。「誰から来たのか」が分からないメールは、スルーされてしまうこともあります。
お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○です。
このたびはご連絡いただき、ありがとうございます。
ここまで入れておけば丁寧な印象になります。

学部まで合わせて名乗ってから始めるのが大切なんだね!
③ 適切な敬語を使う
就活中は、基本的に「敬語(丁寧語・謙譲語)」を使いましょう。たとえば…
NGワード→正しい表現
了解しました→承知いたしました
ご苦労様です→お世話になっております
~してもらえますか?→~していただけますでしょうか?
特に「了解しました」は就活中に使いがちですが、社会人に対しては失礼にあたる場合がありますので注意しましょう。

了解しましたはあまりよくないかもしれないんだね!
④ 本文は「宛先・あいさつ・内容・締め・署名」の順番にする
メールの文章構成は、ある程度パターンがあります。この型に沿って書くだけで、自然と読みやすく、丁寧な印象になります。
基本構成:
- 宛先:最初に相手の名前(例:○○様)を記載します。
- あいさつ:冒頭で挨拶をします(例:お世話になっております)。
- 内容:メールの主題(例:面接日程の確認、資料内容の確認)を明確に書きます。
- 締め:感謝や今後のお願いを述べ、締めの挨拶をします。
- 署名:自分の名前、連絡先(必要に応じて)を記載します。
例:
「お世話になっております。○○大学○○学部○○学科の○○(氏名)です。
先日お送りいただいた面接日程について、確認させていただきたくメールを差し上げました。~~~~~
何卒よろしくお願い申し上げます。
○○(氏名)」
企業に返信するときの注意点


返信するときの注意点はあるのかな?
メールを返信するうえでの注意点は大きく分けて3つあります。
これを覚えておくことで、企業に失礼のないメールを返信できるでしょう。
それでは、3つの注意点を見ていきましょう!
① 件名や本文は残しておく
返信するときは、件名や本文を消さずにそのまま「Re: 面接日程のご案内」のままで返信しましょう。やり取りの流れが分からなくなってしまうと、相手に手間をかけることになります。
また、メールの内容が変更されていると「あれ、この人だけ違う内容を見ている?」と思われる可能性もあるので、なるべく手を加えずに返信するのがベターです。
例:
「件名:Re ○○面接について
お世話になっております、○○大学○○学部の○○(氏名)です。
以下、面接日程の確認をさせていただきます。」
② できる限り24時間以内に返信する
メールの返信は早ければ早いほど好印象です。特に就活中は、企業側もタイトなスケジュールで動いていることが多いため、連絡が来たら「その日のうちに返信」が理想的でしょう。
もちろん、授業やバイトで忙しいこともあると思います。でも、最低でも「24時間以内」を目安にすると安心です。
また、できる限り企業の営業時間に返信するように心がけましょう。夜中に送るのはマナー違反となりますので、緊急性がない場合以外は避けるようにしましょう。
③ 気づかなかった!返事が遅れてしまった場合
万が一、返信が遅れてしまったときは、素直に謝りましょう。何も言わずに返信するよりも、きちんと一言添えるほうが印象がよくなります。
遅れた理由を説明して、今度は迅速に対応することも忘れずに伝えましょう。
例:
「お世話になっております、○○(氏名)です。
ご連絡が遅くなり、申し訳ございません。
○○(理由)で返信が遅れてしまいましたが、今後は迅速に対応させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。」
【要注意!】 就活生がやりがちなビジネスメールのNG行為


就活生がやりがちなビジネスメールのNG行為はあるかな?
そんな疑問に答えて、就活生がやってしまいがちな「ありがちミス」をまとめてみました。
「これ、自分もやってるかも…」と感じたら、ぜひ今日から意識してみてください!
文字の装飾はしていないか
ビジネスメールに絵文字や装飾は不要!というより、NGです。
これは就活メールに限らず、社会人の基本マナーです。
NG例:
- 「よろしくお願いします😊」
- 「承知しました!✨」
- 「お時間いただき、本当にありがとうございました!!」
なぜNG?
・感情が強く伝わりすぎて幼稚な印象になる
・相手のメーラーによっては文字化けの原因になる
・読みづらくなる
絵文字や顔文字、太字、色付き文字などはカジュアルすぎてビジネスには不向きです。
たとえ採用担当が若手でも、会社のメール文化に合わせるのが基本です。
OKなスタイル:
文章で丁寧な表現を使って、気持ちを伝えるようにしましょう。
正しい敬語を使用しているか
「敬語って難しい…」と感じている方、多いと思います。使っていても間違っている敬語を使用していれば印象が下がってしまうかもしれません。
でも、就活ではある程度“定番の言い回し”を覚えておけば、意外とスムーズに使いこなせます!
よくある間違いと正しい言い方
ご苦労様です→お世話になっております/お疲れ様です
了解しました→承知いたしました/かしこまりました
すみませんが~してもらえますか?→恐れ入りますが、~していただけますでしょうか?
○○さん→○○様
○○会社→○○株式会社
ポイント:
敬語は「丁寧さ」と「謙虚さ」を表現するツール。
特に就活中は、“一段階へりくだった言い回し”を選ぶ意識を持ちましょう。
適度な改行等、見やすいレイアウトになっているか
内容がどれだけ丁寧でも、改行なしでギュッと詰まったメールは「読む気にならない…」と思われてしまうことも。
NG例(詰め込みすぎ):
お世話になっております。○○大学の○○です。このたびは面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。○月○日10時より、貴社オフィスへ伺います。何卒よろしくお願いいたします。
改善例:
お世話になっております。
○○大学の○○と申します。
このたびは面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。
○月○日(○)10:00より、貴社オフィスへ伺います。
当日は何卒よろしくお願いいたします。
ポイント:
- 段落ごとに1行空ける
- 要点は簡潔にまとめる
- 長すぎる文章は分ける(1文=2行以内が理想)
読みやすいレイアウトを心がけると、相手の印象もグッと良くなります。
深夜、早朝の返信
メールは送信時間も意外と見られています。
NG時間帯:
- 深夜(23:00〜翌朝6:00)
- 早朝(6:00〜9:00)
「バイト終わって夜中にしか返信できない…」という気持ちは分かります。でも、相手が通知をオンにしていた場合、夜中にスマホが鳴る可能性も。
「非常識な時間に連絡してくる人」と思われてしまっては損です。
対処法:
- GmailやOutlookには送信予約機能があるので、「朝9時頃」にタイマー設定して送る
- どうしても送る場合は、「遅い時間に恐れ入りますが〜」と一言添える
誤字脱字
誤字脱字は、「チェック不足」「気が回らない人」という印象につながってしまいます。
よくあるミス例:
- 「御社」→「恩社」「汚社」などと変換ミス
- 自分の大学名・学部名の誤記(案外多い)
- 日付や曜日のずれ(○月○日(水)←実は火曜)
対処法:
- 書いた後は、必ず声に出して読んでチェック!
- 可能であれば、一度「下書き保存」して、数分おいてから見直す
特に「企業名」「相手の名前」「日付」は何度でも見直しましょう。
正式名称で書いていない
意外と多いのが、「会社名や部署名を省略してしまう」ケースです。
NG:
- ○○会社(→ 正式には「○○株式会社」)
- 採用ご担当者様(→ 可能なら具体的な名前や部署を書く)
就活メールは、基本的に正式名称で書くのがマナーです。
少し調べればわかる情報を雑に書いてしまうと、「この人は調査力がない」「誠意がない」と見なされてしまいます。
正しい表記の例:
○○株式会社
人事部 採用担当 ○○様
自分の大学・学部・学科名も略さずに書きましょう。
ビジネスメールで間違いやすい敬語・言葉遣い
「意外と間違いやすいビジネス敬語」をまとめておきます。就活生がやりがちなNG表現を知っておくことで、自然な敬語を使えるようになりますよ!
NG → OK:
ご苦労様です→ お世話になっております/お疲れ様です
了解しました→ 承知いたしました/かしこまりました
○○さん→ ○○様
ご連絡させていただきます→ ご連絡いたします(※二重敬語に注意)
ご確認いただけますか?→ ご確認いただけますでしょうか?
すみません→ 恐れ入りますが/申し訳ございません
注意ポイント:
- 「させていただきます」は多用しすぎるとくどい印象
- 「とても助かります」→「大変助かります」「誠に助かります」がより丁寧
- 「ご査収ください」(資料送付時)など、ビジネス表現も覚えておくと便利
返信が不要なパターン

ここまで、「内容確認しました」メールは基本的に送ったほうが良いという話をしてきましたが、実は“あえて返信しないほうがスマート”なケースもあります。

返信しないほうがいいパターンもあるの?
「返信しない=失礼」ではない状況をしっかり見極めることも、就活マナーの一部です。
それでは、返信が不要なパターンを3つ見ていきましょう!
① 一斉送信メール
企業が複数の就活生に同時に送っている「一斉送信メール」は、基本的に個別の返信は不要です。
たとえば:
- 会社説明会の開催案内(申込みは別フォーム)
- 選考結果のご案内(合格 or 不合格)
- メールマガジン的なお知らせ
こういったメールに対して、「確認しました」と返信する必要はありません。
むしろ、担当者の業務を増やしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ただし、「返信が必要な場合はご返信ください」などの文言があるときは、見落とさず返信しましょう!
② 返信不用と記載されているメール
メールの文末に、「本メールは自動送信です。ご返信いただく必要はございません。」といった文言が記載されていることがあります。
この場合は、書かれている通り返信不要です。
無理に返信してしまうと、宛先が無効だったり、別部署に迷惑をかけてしまうこともあります。
ポイント: 送信元アドレスが「no-reply@」などになっていることが多いです。
③ 送信専用アドレスから送られるメール
企業によっては「送信専用のアドレス」から連絡を送ってくることがあります。これも返信は基本NGです。
この場合、返信するべき場合はメール内に「お問い合わせはこちらへ」や「返信の際はこのアドレスへお願いします」といった案内があります。
送信専用アドレスに直接返信すると、メールが届かなかったり、エラーになることもあります。必ず指示に従ってください。
まとめ

就活中のメール対応は、「地味だけど確実に差がつくポイント」です。
特に「内容確認しました」メールは、
- 相手にメールが届いたことを伝えられる
- 認識のズレを防げる
- 丁寧で誠実な印象を与えられる
…など、いいことづくしです。
もちろん、全てのメールに返信する必要はありませんが、「これは返信したほうがいいな」と感じたときには、できるだけ24時間以内に、丁寧な敬語とわかりやすい文章で返信することを意識しましょう。
最後に、就活メールで大切なのは「自分が読んで気持ちいいかどうか」「相手が読んで困らないかどうか」です。
内容だけでなく、レイアウトや言葉づかい、タイミングまで含めて気を配ることが、社会人としての一歩につながっていきます。
いいメールの返信をして、よりよい就活にしましょう!

目指せ納得内定!