こんにちは!27卒ライターのnamiです!
就活中、企業から送られてくるWebテストのURLに「nsvs2.e-exams4」などの文字列が入っていると、

これは何のwebテスト?

対策や解答のコツは?
と不安になりますよね。
でも、実は、URLやテスト画面を見るだけで、ある程度どの形式かを見分けることができるんです。
この記事では、
など、Webテストを見分ける方法を中心に解説していきます。

試験前に形式を把握して、効率良く対策をしていきましょう!
nsvs2.e-exams4はどんなWebテスト?

nsvs2.e-exams4は何のWebテスト?
「nsvs2.e-exams4」は、日本エス・エイチ・エル(SHL)社が提供するWebテストの受験URLであり、主に「玉手箱」や「Web-CAB」などの適性検査に使用されます。
このURLが表示された場合は、SHLのテストを受ける可能性が高いと考えて良いでしょう。就活生にとっては、テスト形式を事前に見極め、適切な対策を取るための重要なヒントとなります。
🚩 SHLのWebテストは以下のような構成になっています:
これらのテストはSPIなどと異なり、出題形式に特徴があります。
たとえば、玉手箱の計数では「表の読み取り」や「四則逆算」が出題され、時間制限が非常に厳しいのが特徴です。
どのような企業が利用する?業界別に解説
SHL社が提供するWebテスト(玉手箱・Web-CAB)は、さまざまな業界で広く導入されています。
テストの特性に応じて、企業は職種や人材像に合わせた形式を選んでおり、以下のような傾向が見られます。
製造業
理系人材を多く採用する製造業では、論理的思考力や処理能力を測定できる「Web-CAB」がよく使用されます。設問には暗号解読や命令表といったパズル的な問題が多く、短時間で正確に解答する能力が問われます。
IT・通信業界
情報処理スキルや論理性が重視される IT系企業では、玉手箱やWeb-CABの採用が多く見られます。特に、計数分野や論理的読解力を確認する問題が評価のポイントとなるため、形式に慣れておくことが重要です。
金融業界
金融業界では、表の読み取りや四則逆算など、数的処理能力を重視する傾向があり、玉手箱の計数分野がよく使われています。 時間制限が厳しいため、スピードと正確性の両立が求められます。

業界によって重視するスキルが違うから、出るテストも変わるんだね!

その通り!自分の志望業界がどんなテストを使うのか把握しておくと、対策の効率が格段に上がるよ!
テストの種類は企業ごとに異なるため、エントリー後に届く受験案内メールやURLを確認することが、的確な準備の第一歩です。
主要なWebテストをURLで見分ける方法

SPI
SPIはリクルートが提供する代表的なWebテストで、URLに「webap2.spi.recruit.co.jp」という文字列が含まれていれば、それはSPIテストです。このURLの特徴を覚えておくことで、テスト形式を素早く判断できます。

SPIって聞いたことあるけど、URLまで知らなかった!

就活生の約8割が受けるテストだから、このURLは必ず覚えておいた方がいいよ
SPIは言語、非言語(数学)、性格検査の3つのセクションで構成されており、特に非言語問題は多くの就活生が苦戦する部分です。URLを確認することで、事前に適切な対策方法を選定し、十分な準備時間を確保することができます。
玉手箱
玉手箱は日本エス・エイチ・エル社が提供するWebテストで、URLに「psol.shl-japan.co.jp」という文字列が含まれています。このURLを見かけたら、玉手箱テストだと認識しましょう。
玉手箱の特徴は、言語・非言語に加えて英語テストが含まれることと、クリティカルシンキングテストという思考力を問う問題が出題されることです。URLを事前に確認して準備することで、苦手分野への対策を強化することができます。
TG-WEB
TG-WEBは、ヒューマネージ社が提供するWebテストで、URLに「tg-web」という文字列が含まれているのが特徴です。具体的には「https://tg-web.biz」などのドメインが使用されています。

TG-WEBって他のテストと何が違うの?

TG-WEBは性格検査の比重が高くて、一貫性を重視する傾向があるんだ。URLを見て事前に分かれば心の準備もできるよね
TG-WEBは基礎能力検査と性格適性検査から構成されており、特に、性格検査では一貫性のある回答が求められます。URLで事前にテスト形式を把握しておけば、本番での戸惑いを減らし、自信を持って取り組むことができます。
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Webテストの種類に関する詳しい情報は、就活支援サイトや企業の採用情報ページで確認できます。
また、

Webテストの概要を知りたい!対策法を知りたい!
という方には下の記事がおすすめです!
Webテストの種類を事前に見分ける方法

URLやドメインで判断する
Webテストの種類を最も簡単に見分ける方法は、テスト画面のURLやドメインを確認することです。各テスト会社は固有のドメインを使用しており、これを覚えておくことで瞬時に判断できます。

URLって普段あまり気にしてなかったけど、就活では重要なんだね!

就活生の約8割が受けるテストだから、このURLは必ず覚えておいた方がいいよ
例えば、「webap2.spi」ならSPI、「psol.shl」なら玉手箱、「tg-web」ならTG-WEBというように、特徴的な文字列が含まれています。テスト案内のメールが届いたら、まずはリンクのURLを確認する習慣をつけましょう。これによって、適切な対策を早めに始めることができます。
※注意点※
URLは一つの目安にはなりますが、企業によっては専用画面やリンク短縮を用いるケースもあるため、絶対的な判断材料とは限りません。URLだけではなく、様々な情報源を確認しましょう!
企業からの案内やテスト画面の特徴で識別する
企業から届くWebテスト案内メールやテスト画面自体にも、テストの種類を識別できるヒントが含まれています。画面デザインやロゴ、テスト名などの特徴を覚えておくと役立ちます。

テスト画面って会社によって違うんだ…

そうなんだよ。例えばSPIは緑・オレンジの画面で、玉手箱は少し洗練されたデザインが特徴なんだ!
また、TG-WEBは緑色を基調としたデザインが目印になります。
画面を開いた瞬間に、これらの特徴を認識できれば、すぐに適切な解答戦略を立てられます。
事前に案内メールや説明文を確認する
企業から送られてくるWebテストの案内メールには、テストの種類や形式について明記されていることが多いです。案内メールは必ず丁寧に読み、テスト名や制作会社名をチェックしましょう。

案内メール、実は細かく読んでなかった…

案内メールにはテスト時間や問題数、必要な環境設定なども書いてあるから、必ず目を通した方がいいよ!
メールの本文やテスト説明文には、「SPI3」「玉手箱」「TG-WEB」などのテスト名が直接記載されていることがあります。
また、「株式会社リクルート」「日本エス・エイチ・エル株式会社」「株式会社ヒューマネージ」などの会社名からもテスト種類を判断できます。
事前情報をしっかり確認することで、余裕を持って対策に取り組むことができます。
企業の求人情報に記載されているテスト形式をチェック
多くの企業は、採用情報ページや求人票にどのようなWebテストを使用するか記載しています。志望企業のエントリー前に、これらの情報をチェックしておくことで事前に準備ができます。
企業のマイページや採用情報ページの「選考フロー」「採用ステップ」などのセクションに、使用するテスト名が記載されていることがあります。また、就活イベントや説明会で採用担当者に直接質問するのも効果的です。
情報を早めに入手することで、計画的な対策が可能になり、他の就活生との差別化につながります。
過去の受験者の体験談やネットでの情報を活用
先輩や就活仲間の体験談、就活サイトの口コミ情報は、企業が使用するWebテストを知る貴重な情報源です。これらを積極的に収集し、事前準備に活かしましょう。

ネットの情報って本当かどうか心配になることもあるんだけど…
公式の就活サイトや就活SNSでは、企業ごとの選考情報が共有されています。
例えば、「〇〇社 Webテスト」などで検索すると、過去の受験者の体験談が見つかることがあります。ただし、企業は毎年テスト形式を変更することもあるため、できるだけ最新の情報を参考にしましょう。多様な情報源を活用することで、より確実なテスト対策が可能になります。

複数のサイトで情報をクロスチェックするといいよ。特に、『就活会議』は、リアルな体験談が多くて参考になるよ。
就活会議
就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、Webテストに関連した情報や内定者のES、面接情報などが口コミで確認できる就活サイトです。
また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気などのリアルな体験談なども掲載されているので、就活全体を通して活用することができるおすすめのサイトです。

テスト形式を見分けた後は対策をしよう!

各Webテストのオススメ参考書
テスト形式を見分けたら、次はそれぞれのテストに特化した対策を行いましょう。各Webテストに最適な参考書を選ぶことで、効率よく対策できます。

本屋さんに行くと就活本がたくさんあって、どれを選べばいいか迷っちゃう…

テスト形式に合わせた参考書を選ぶのがポイント!
それぞれのテストに特化した対策本があるから、見分け方を覚えておくといいよ!
参考書選びは、出版年が新しいものを選ぶこと、実践形式の問題が豊富に収録されているものを選ぶこと、解説が丁寧で分かりやすいものを選ぶことの3点が重要です。
自分の弱点分野を集中的に対策できる参考書を選びましょう。
🚩SPI対策におすすめの書籍
📍『最新最強の適性検査クリア問題集 ’27年版』(成美堂出版)
📍『2027年度版 事務職・一般職 SPI3の完全対策』(就活ネットワーク)
🚩玉手箱対策におすすめの書籍
📍『Webテスト1【玉手箱シリーズ】完全対策 2026年度版』
🚩TG-WEB対策におすすめの書籍
📍『これが本当のWebテストだ!(2) 2027年度版 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター編】』(SPIノートの会)
計数問題、言語問題、英語問題に分けて攻略する方法
Webテストは問題タイプによって対策方法が異なります。計数問題、言語問題、英語問題に分けて効率的に攻略しましょう。

全部まとめて勉強するより、分けて対策した方がいいんだね!

苦手分野から取り組むと効率的だし、それぞれの問題タイプに合った勉強法があるんだよ!
計数問題は基本的な計算練習から始め、特に、四則演算や割合計算を素早く正確に解けるようにしましょう。言語問題は、日頃から新聞や書籍を読む習慣をつけ、語彙力を高めることが大切です。そして、英語問題は、基本的な単語や文法の復習から始め、徐々に長文読解にも挑戦していきましょう。
時間管理術と注意すべき問題形式
Webテストでは時間管理が非常に重要です。時間配分を事前に決めておき、一問に固執せず全体のバランスを意識して解答することがポイントです。
特に注意すべき問題形式としては、SPIの確率・場合の数問題、玉手箱の図表読み取り問題、TG-WEBの性格検査の矛盾回答などがあります。
これらは多くの就活生が苦戦するポイントなので、重点的に対策しておきましょう。また、反復練習によって解答スピードを上げることで、余裕を持って全問に取り組むことができます。
まとめ

Webテストの種類を見分けることは、効率的な就活対策の第一歩です。
URLや案内メール、企業情報など、様々な手がかりからテスト形式を特定し、それぞれに適した対策を行いましょう。

Webテストって奥が深いんだね。
でも見分け方を知っておくだけで、だいぶ気持ちが楽になった!

そうだね!テスト形式が分かったあとは計画的に対策していけば、必ず結果はついてくるよ!
nsvs2.e-exams4というURLからSHL社の玉手箱やWeb-CAB方式である事が分かるように、SPI、玉手箱、TG-WEBなど主要なWebテストのURLや特徴を把握することが大切です!
そして、それぞれに最適な参考書で対策し、問題タイプ別の攻略法や時間管理術を身につけることで、本番で実力を発揮できるようになります。
早めに準備を始めて、自信を持ってWebテストに臨みましょう。