webテストの不正をしたら、内定って取り消しされるの!?
こんにちは。26卒ライターのわかです。

webテストの不正がバレたら、内定が取り消されるのかな?

内定が取り消される以外にも影響はあるのかな?
そんな疑問をお持ちの方必見です!
この記事では
- webテストで行う不正行為の方法
- バレた時に内定が取り消しされるのか
- 内定の取り消し以外にも起こる悪い影響
について解説していきます!
いっしょにwebテストについて詳しくなりましょう!
そもそもWebテスト不正とは?


そもそも不正って何のことだろう?
「不正」と聞くと、なんだか大それたことのように聞こえるかもしれません。
でも、自宅でWebテストを受けるという環境だからこそ、ちょっとした気の緩みが「不正」につながってしまうことがあるんです。
ここでは、就活生が実際にやってしまいがちな、Webテストにおける代表的な不正行為をいくつかピックアップして解説していきます。
あなたが知らず知らずのうちに、不正と見なされる行為をしてしまっていないか、一緒に確認していきましょう!
Webテスト解答集を使った不正
これは、一番手軽な不正行為として、多くの就活生が魔が差してしまうパターンかもしれません。
書店やインターネットで売られている「Webテスト解答集」や、先輩から受け継いだ「過去の出題内容と解答」といったものを、テスト中に横に置いてカンニングしながら解く行為ですね。
Webテストは多くの企業で使い回しされることが多いため、解答集を使えば点数が取れる可能性は高くなります。しかし、企業側も解答集の存在は把握していて、定期的に問題を変えたり、解答集に載っていないような応用問題を出したりして対策しています。
また、後述しますが、あまりに正答率が高すぎると、かえって怪しまれる原因にもなってしまうんです。

Webテスト解答集ってよく聞くよね!
Webテスト代行を使った、替え玉受験
これは、最も悪質で、実際に逮捕者も出ている非常に危険な不正行為です。
Webテストの代行業者や、知人・友人にお金を払ったり頼んだりして、自分の代わりにテストを受けてもらう行為ですね。これは完全に「替え玉受験」であり、あなたのIDでログインしてテストを受ける行為は、私電磁的記録不正作出・同供用罪という犯罪にあたります。
「バレなければ大丈夫」なんて軽い気持ちで手を出してしまうと、もし代行業者が摘発されたり、企業に不正がバレたりしたときに、あなた自身も刑事罰の対象になってしまうかもしれません。
これはもう、就職活動どころの話ではなくなってしまいますよね。

犯罪になってしまうんだ!?
友達や家族と一緒に解く不正
これも「自宅受験」ならではの不正かもしれません。
Webテストを受けている最中に、友達や家族に横で問題を解くのを手伝ってもらう行為です。「分担して解けば早く終わるし、高得点が取れるかも!」と考えてしまいがちですが、これも立派な不正行為です。
特に、Webテストは能力を測るだけでなく、解答スピードも重要な評価ポイントになります。複数人で協力して不自然なほど早く、しかも高得点を取ってしまうと、「この人は不正をしているのでは?」と企業側に疑われるきっかけになってしまいますよ。

自分ひとりの力で解かないといけないよね
調べながら、AIを使いながら解く不正
最近の不正行為として増えているのが、これです。
テスト中にインターネット検索で答えを探したり、話題の生成AI(ChatGPTなど)に問題を打ち込んで解答を出させたりする行為ですね。
Webテストは時間制限が厳しいため、検索したりAIに質問したりする時間はありません。もしそれができてしまうということは、本来の実力以上の点数が出ている、ということになります。
企業側は、テスト中の操作ログや、解答時間と正答率のバランスなど、様々なデータから不正行為を検知しようとしています。AIを使った不正も、不自然な解答パターンとしてバレるリスクがとても高くなっているんです。

AIに聞くのもカンニングといっしょだもんね
Webテストの不正がバレたら内定取り消し?

もしWebテストの不正がバレてしまったら、あなたの就職活動はどうなってしまうのでしょうか?
「ちょっと注意されるくらいでしょ」と甘く考えているなら、それは大きな間違いです。不正が発覚した場合、あなたを待っているのは、想像以上に重くて厳しい現実かもしれません。
ここでは、不正がバレたときに就活生が直面する最悪の事態について、一つ一つ見ていきましょう。
結論:内定は取り消される
最も直接的で、あなたにとって痛手となるのが、この「内定の取り消し」です。
企業は、あなたを信用して内定を出しています。Webテストは、あなたがその企業で活躍できる能力を持っているか、基本的なモラルや倫理観を持っているかを見るための大切な選考過程です。
そこで不正があったとわかれば、「信用できない人物」「入社後も不正を働く可能性がある」と判断されてしまいます。内定は「信頼関係」で成り立っているので、その信頼を裏切った時点で、残念ながら内定は取り消しになってしまうでしょう。

せっかく努力して手に入れた内定なのに……
他社に悪評が伝わって就職できなくなる可能性がある
不正行為がバレた場合、その情報が他の企業にも伝わってしまう可能性があります。
特に大企業や業界内でつながりの深い企業間では、「あの学生はWebテストで不正をしたらしい」という情報が、人事担当者の間で共有されてしまうケースが考えられます。
そうなると、連鎖的に他の企業の選考も不合格となってしまい、最終的に「就職浪人」せざるを得ない状況に追い込まれてしまうかもしれません。たった一度の不正で、あなたの就活全体が台無しになってしまうリスクがあるんです。

どの会社でも落ちてしまうっていうことになりかねないんだ!
同じ大学の後輩がその企業に就職できなくなる可能性がある
これは、あなたの不正行為が、あなた個人の問題で済まなくなるという、非常に重い事実です。
あなたの不正が企業に発覚した場合、企業はその不正行為があった大学に対して「この大学の学生は信用できない」という印象を持ってしまいます。
その結果、翌年以降の採用活動で、あなたの後輩たちが、その企業のエントリーすらできなくなってしまうといった、非常に悲しい事態を招く可能性があります。あなたは、後輩たちの未来を奪ってしまうかもしれない、ということを忘れないでくださいね。

周りの人にも迷惑をかけてしまうんだね
逮捕されてしまうこともある
最も重大な結果が、これです。
特に「Webテスト代行」や「替え玉受験」を依頼した場合、先ほどもお話ししたように犯罪行為にあたります。実際に代行業者が摘発された際に、依頼した就活生も書類送検された事例が報道されています。
刑事罰を受けることになれば、前科がついてしまうということです。内定取り消しどころか、あなたの人生に一生ついて回る「犯罪歴」となってしまいます。SNSで簡単に見つかる代行サービスですが、「楽をしたい」という気持ちだけで絶対に手を出してはいけないことなんです。

逮捕されたら、人生が変わってしまうよ!
Webテストの不正はバレるの?もちろんバレる!

「不正はバレない」なんていう都市伝説のような話を信じている人もいるかもしれません。
ですが、企業側もあの手この手で不正対策を強化しています。Webテストの不正は、あなたが考えている以上に高い確率でバレてしまうのが現実です。
ここでは、企業がどのようにして不正を見抜いているのか、その具体的なチェックポイントをあなたにだけこっそり教えちゃいますね。
不正はバレる①|正答率が高すぎて不自然
Webテストには、あなたの学歴や偏差値から予測される「平均的な正答率」というものがあります。
たとえば、難関大学の学生が満点を取ることは自然かもしれませんが、それ以外の大学の学生が、普段の成績や模擬テストからは考えられないような満点に近い点数を取ってしまうと、すぐに「あれ?」と疑問を持たれます。
特に、解答集を使ったり、能力以上の代行を使ったりした場合に、不自然に高い点数が出てしまうと、「カンニングを疑うべきデータ」として自動的にフラグが立ってしまうんです。

細かいところまで見られているんだね
不正はバレる②|解答スピードが早すぎて不自然
Webテストでは、正答率だけでなく、「どれくらいの時間をかけて問題を解いたか」という点も細かく記録されています。
通常、人間が問題を読んで理解し、計算してマークするまでには、ある程度の時間が必要です。しかし、もしあなたが解答集をただ写しただけだとどうなるでしょうか?
正答率は高いのに、各問題の解答時間が極端に短いという、非常に不自然なデータが残ってしまいます。企業側は、この「正答率と解答時間のバランス」を見て、不正を判断していることが多いんですよ。

不正を時間から判断しているんだね
不正はバレる③|面接官とのやり取りに矛盾が生じる
Webテストの結果は、次の選考ステップである「面接」でも活用されることがよくあります。
面接官は、Webテストの結果を見て、「あなたの思考力」や「問題への取り組み方」について質問をしてくることがあります。
もしあなたが不正をして高得点を取っていた場合、Webテストで示したはずの知識や思考力が、面接での会話から一切感じられない、という矛盾が生じてしまいます。面接官はプロなので、この「違和感」にすぐに気づいてしまうでしょう。「テストと全然違うな…」と思われたら、もうその時点でアウトかもしれませんね。

面接のプロにはすぐに見破られちゃうよね
不正はバレる④|オンライン監視型のテストでバレる
最近増えているのが、「監視型」のWebテストです。
これは、Webカメラを通してあなたの顔や手元の動きをAIが常時監視したり、試験監督官が遠隔でモニターしたりする形式です。
- 視線が頻繁に手元の別画面やカンペに動く
- 別の人間の顔が一瞬映り込む(替え玉受験)
- 不自然な音声が入る(協力者が指示を出している)
このような不正の兆候は、AIがすべて記録し、企業に報告してしまいます。監視型テストで不正を働くのは、ほぼ不可能だと考えてください。
不正はバレる⑤|WEBテスト代行業者が摘発された
これは、あなたの意図とは関係なく、外部の事情で不正がバレてしまうパターンです。
実際に、Webテストの代行をビジネスとして行っていた業者が、警察に摘発され、その顧客リスト(つまり、代行を依頼した就活生のリスト)が押収されるという事件が起きています。
もしあなたが過去に代行を依頼していたとしたら、数年経ってから突然、依頼した事実が発覚し、内定や入社後に取り消し・懲戒解雇といった処分を受ける可能性があるということです。不正行為には、「時効」がないと考えておくべきでしょう。

使うだけで危険性があるんだ!
Webテスト不正のリスクは?

「バレるバレない」以前に、不正行為をすること自体が、あなたの就活にとって、そしてあなたの人生にとってどれほどのマイナスになるかを考えてみてください。
不正行為に手を出すことは、目先の利益を追うあまり、未来の大きなチャンスを自ら手放すことにつながってしまうんです。
不正のリスク①|必ず合格するとは限らない
不正行為に手を出したからといって、必ずしもWebテストで合格できるとは限りません。
Webテストは、単に点数を競うテストではないからです。企業は、テストの結果と、あなたがエントリーシート(ES)に書いた内容や、面接での印象など、すべてを総合的に判断して合否を決めています。
もし不正で高得点を取れても、ESや面接との整合性が取れなければ、「この学生は何かおかしい」と疑われて、結局は不合格になってしまう可能性が高いです。不正行為に使った時間と労力が、完全にムダになってしまうだけなんです。
不正のリスク②|入社後にバレることもある
内定を獲得し、無事に入社できたとしても、リスクは消えません。
企業によっては、入社後の研修や昇進試験などで、内定時に受けたものと同じ形式のテストを受けさせる場合があります。これは、あなたの入社後の成長度合いを見るためですが、同時に**「不正のチェック」**としての側面もあります。
もしそのテストで、内定時のWebテストと点数や性格診断の結果が大きく異なってしまったら、「内定時のテストは本人が受けていないのでは?」と疑われ、懲戒解雇につながる可能性があります。入社後にバレる方が、内定取り消しよりもさらにあなたのキャリアに大きな傷を残してしまうんです。
不正のリスク③|他の企業にも不正の事実が伝わる
これは先ほども少し触れましたが、業界全体にあなたの悪評が広がるリスクです。
もしあなたが不正を行ったことで内定取り消しや逮捕といった事態になれば、それはニュースやSNSなどで拡散される可能性もあります。
一度インターネット上に広まった情報は、なかなか消すことができません。結果として、あなたの名前や大学名が「不正をした就活生」として残り続け、今後の転職活動やキャリアアップにまで悪影響を及ぼす可能性があります。目先の合格のために、一生を棒に振ることになってしまうかもしれません。
内定取り消しにならないために事前対策が必要

ここまで読んで、Webテストの不正がどれほど危険な行為か、十分に理解していただけたのではないでしょうか。
でも、安心してください! 不正に頼らなくても、自分の努力と対策でWebテストを突破することは十分に可能です。大切なのは、「対策する時間がない」と焦って不正に手を出してしまうのではなく、正しい事前対策をコツコツと積み重ねることですよ。
ここでは、あなたが内定取り消しのリスクを負わずに、自信を持ってWebテストに臨むための具体的な対策ステップをご紹介します。
志望する企業のテスト形式を確認する
Webテストには、SPI、玉手箱、TG-WEBなど、様々な種類があります。企業によって採用しているテスト形式が異なります。
まずは、あなたが志望度の高い企業がどの形式を採用しているのかを、就活情報サイトや先輩たちの体験談などから調べてみましょう。
形式が分かれば、その形式に合わせた対策ができます。闇雲に全部を対策するよりも、効率よく集中して対策を進めることができますよ。
各Webテストの特徴を知る
テスト形式がわかったら、それぞれのテストが持つ「特徴」を把握しましょう。
- SPI:基本的な能力と性格を測る。問題数が多いが、難易度は標準的。
- 玉手箱:計数・言語など、問題形式が限られていてパターン化しやすい。
- TG-WEB:難易度が高い問題が多いが、出題パターンを把握すれば対応しやすい。
このように、テストによって出題傾向や難易度が全く異なります。それぞれの特徴を知ることで、「どの分野を重点的に対策すべきか」が明確になりますよね。
過去問を解く
Webテスト対策で最も効果的なのは、実際に過去問や問題集を繰り返し解くことです。
特に、Webテストは時間との勝負です。問題の解き方を知識として知っているだけでなく、「制限時間内に、迷わず、正確に解答できる」ようになることがゴールです。
何度も問題を解き、間違えた問題はなぜ間違えたのかをしっかり理解して復習する。この地道な努力こそが、あなたの実力となり、自信につながるんですよ。
練習企業を設けて実践に慣れる
Webテストは、家で問題集を解くだけでは、本番の緊張感や時間配分の感覚がつかみにくいものです。
そこでオススメなのが、「練習用の企業」を設けて、実際にWebテストを受けてみることです。
もちろん、志望度の低い企業を選ぶべきですが、本番と同じ環境で、時間制限のある中で問題を解くという「実践練習」は、あなたのパフォーマンスを大きく向上させてくれます。場数を踏んで、本番でも緊張せずに実力を出し切れるように慣れておきましょう!
1冊のWebテスト対策本をやり切る
Webテストの対策本は、たくさんあって迷ってしまいますよね。
ですが、複数の対策本に手を出すよりも、信頼できる1冊を選んで、それを完璧にやり切ることの方がはるかに大切です。
1冊を3周〜5周と徹底的に繰り返すことで、出題パターンが体に染みつき、問題を見た瞬間に解法がひらめくようになります。「この本に載っている問題はすべて解ける!」という自信が、本番でのあなたの大きな武器になるはずですよ。
まとめ|不正をせずに内定を勝ち取ろう!

Webテストは、あなたの就職活動のほんの一つの通過点にすぎません。ここで不正という大きなリスクを背負い込む必要は全くないのです。
不正がバレたときの内定取り消しや逮捕といったリスクは、あなたが想像する以上に重いものです。目先の合格のために、あなたの人生の信用と将来を棒に振ることだけは、絶対に避けてほしいと心から願っています。
Webテストの対策は、確かに大変かもしれません。ですが、地道な努力を積み重ねて自分の実力で合格を勝ち取ったという経験は、あなたの大きな自信となり、入社後の仕事への取り組み方にも必ず生きてきます。
自信を持って、正々堂々と選考に挑んでください。あなたの努力は、きっと企業にも伝わります。
この記事を読んでくれたあなたが、不正に頼らず、輝かしい未来を自分の手で掴めるよう、心から応援しています!頑張ってくださいね!

目指せ、納得内定!




