こんにちは、Yukiです。
就活を始めていくと、エントリーシートで何を書けばいいのか分からなくなることがよくあるよね!
ESで書きたいエピソードがないんだよね~
自分の持っているエピソードが弱くてESに書けないかも…
このような悩みを持っている就活生は多いと思います。
ぜひ、本記事を参考にしてみてください!
エントリーシートで書くことが思いつかない原因とは?
就活頑張ってんだけど、ESを書く手が進まないんだよね~
自分も就活をしている時、ESになかなか手を付けられずにいました。
就活では自身のコマを増やすためにも、なるべく多くのエントリーシートを出すことが大切です!
目安としては、エントリーシートをどれくらい出すのがいいの?
週に5〜6社のエントリーシートを出すのがおススメかな?
就活中は、エントリーシートを出すことを習慣化することが大切です。
そのため、息抜きやバイトなどの時間を考慮して、週に5〜6社のESを出すことが理想です!
そんなに多くエントリーシートを出せる気がしないよ~
僕も就活を始めた時はそうでしたが、エントリーシートを出していくと、ガクチカや志望動機など、同じような質問が多くされたりもするので、慣れてくると思うよ!
今回は、ESがなかなか書けない人の特徴を2つ挙げましたので、自分に当てはまってないか見てみてください!
エントリーシートでアピールできる内容がない
そもそも、エントリーシートに書くことができるようなエピソードがないんだよね
確かに、ネットとかに上がっているエントリーシートの例文をみると部活やサークル、学会など輝かしい内容が多いよね。
実際に、エントリーシートでアピールできる内容が感じられない学生は、就職活動において40%が存在しているって言われているんだよね!
結構、同じ悩みを抱えている人って多いんだ~
この理由として、自身の経験の過小評価であったり、自己分析が足りないことが原因と言われています。企業側がエントリーシートを読むうえで一番大切にしているのが、「エピソード内容の凄さ」ではなく、「あなたがどのような考えをもって、エントリーシートで書いた内容についての行動をしたのか」です。
そのため、エントリーシートに書くようなエピソードがないって考えている人も、日々の学生生活の中に、エントリーシートで書くことができるようなアピールポイントが多くあるはずです。
例えば、みなさんが経験したことがあるはずのアルバイト経験でも大丈夫です。
アルバイト先で、お客様に喜んでもらえるように、意識したことなどといった簡単なことで大丈夫です。
なぜなら、大切なことはあなたがどうしてその行動をとったかという考え方だからです。
身近なことでもいいから力を入れたことを書けばいいのか分かったけど、どの内容を書けばいいか分からないよ
確かに、急にエントリーシートで書く内容を思いつかないよね。
自身の学生時代に力を入れたことやアピールポイントを見つけるためには、自己分析がとても大切です。
自身の過去の経験を振り返り、その中で得た学びや成長を具体的に言語化することが重要です。
そのためにも、下の図のようなグラフを自分で書いてみて、整理をすることが重要です。
縦軸は「あなたが嬉しかったことや悲しかったことの気持ちの変化」、横軸に年齢を示したグラフを書いていきましょう!
感情の変化には、必ずと言っていいほど原因があるはずです。
例えば、「テニスサークルで内部崩壊が起こってしまった」という悲しいエピソードから「サークル同士の大会で優勝することができた」という嬉しいエピソードに変化したとしましょう。
このような感情の変化の背景にある”あなた自身の強みや考え方”を探してみましょう!
些細なことでも書き出すことが大事なんだね!
エントリーシートの文章の構成が分からない
書きたいエピソードは決まったけど、エントリーシートってどんな感じで書けばいいんだろう?
どうやったら、自身を企業側に上手くアピールできるのかについて悩んでいる方は多いと思います。
しかし、エントリーシートは型にあてはめて書くととても書きやすいだけでなく、企業に内容を上手に伝えることができます!
エントリーシートの文章構成において、PREP法を活用すると上手にまとめられるといいます!
PREP法は、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(まとめ)の4要素で構成される効果的な論理展開方法です。
この方法を用いることで、読み手に分かりやすく、説得力のある文章を作成できます。
WordでのESの書き方について興味がある方はこちらの記事もどうぞ!
志望動機の構成方法の詳しい内容はこちらを参照してください!
大きく分けて、「自身の強みの説明」、「強みを活かしたエピソードの説明」、「強みを志望企業でどのように活かすのか」の3つに分かれています。
私が就活の際に使用した例文を用いて、自己PRの構成について見ていきましょう
【30〜50字】あなたのアピールしたいことを簡潔に示そう!
最初に、あなたがアピールしたい強みを簡潔に書いていきましょう。
アピールしたい強みは1つにしましょう。2つ以上入れてしまうと、内容が煩雑になってしまい分かりづらくなってしまいます。
また、「私の強みは○○だ」だけの文言だけだと差別化が難しいので、言い変え表現をするともっとgoodです!
私の使ってた例文
私の強みは、「課題を分析し、目標に対して粘り強く取り組む力」だ。
「私の強みは課題解決能力だ」よりもどんな強みかのイメージがつくよね!
押さえておくポイント
- アピールしたい強みは1つにしておくこと
- 表現を言い換えることを意識してみよう!
【300字】あなたの強みが活きた経験を書いてみよう!
次に300字程度で、あなたの強みが活きたエピソード経験を書いていきます。
ここで気を付けることは、エピソード内容とあなたのアピールしたい内容が食い違っていないかということです。
また、エピソードの内容の書き方として、「どのような課題があったのか⇒どう改善していったのか」という形で書くと読みやすいです!
下の内容だと、「どのような課題があったのか」を赤色で、「どう改善していったのか」を黄色で示しています。
私の使っていた例文
記事制作の長期インターンシップでリーダーとして活動した際、この強みが発揮された。6チームで月の記事閲覧数を競っており、私のチームは1位を目指していたが、リーダーに就任して半年程は5位だった。その原因として、コミュニケーション不足による後輩の作業の進め方に対する不安が影響していると推測した。この状況を改善するべく、私は2つの施策を行った。1つ目に、後輩の相談相手をより明確にするために、後輩に対して直属の先輩1人をつけたことだ。2つ目に、チーム全体で施策を行うための会議を月に2回程設けた。これらの施策の結果、チーム内でのコミュニケーションがより活性化され、チームの順位が3位まで上がることができた。
具体的な数字などを入れることによって、読み手のイメージがつきやすいよね!
押さえておくべきポイント
- あなたのアピールしたい強みとエピソード内容が食い違っていないのか!
- 「どのような課題があったのか⇒どのようにして課題を解決したのか」の構成に!
- 数値などを使って成果を示すとよりエピソードに具体性を持たせよう!
【50〜70字】あなたの強みが会社でどう発揮されるのかを簡潔に示そう!
最後に、あなたの強みが実際に会社でどのように活かされるのかについて書いていきましょう!
企業が自己PRを課している理由として、「あなたの強みをどのように社内で発揮してくれているか」をみるためです。
そのためにも、自己PRの最後には、あなたの強みの再現性を示す内容を入れるといいです!
私の使っていた例文
この経験から、周囲を巻き込んで課題解決に向けて試行錯誤して取り組む大切さを学び、入社後は培った分析力で課題の解決に活かしたいと考える。
「この経験から○○を学び、入社後は培った○○を活かしたい」という構成にあてはめると書きやすいよ!
ESで書く内容がない場合にはどうすればいいの?
学生時代に自分が力を入れたことを考えたんだけど、なかなか見つからなくて…
就活生の中には、学生時代に特に打ち込んだ経験もなくて、就活の際に苦労していると思います!
でも、大学3年生の間にこのような状況に焦っている人はまだ間に合います!
なぜなら、インターンは既に始まっているかもしれないですが、本選考はまだ始まっていない企業が多いからです!
そこで、エントリーシートに書くべき内容が見つからない人は、この先どうすればいいのか書きましたので是非参考にしてほしいです!
長期インターンシップにに応募して、参加してみよう!
ここで話している長期インターンシップとは、企業が行っている通称「夏インターン」や「冬インターン」など3日から1週間などのインターンシップではありません。
基本的にエントリーシートで書くことが可能なのは、3か月から半年以上働いた長期インターンシップのことを指します。
長期インターンシップをおススメする理由として、大きく分けて2つあります。
1つ目に、エントリーシートの内容が他人と被りにくいからです。
全学生の中で、長期インターンシップに参加している就活生は約5%程といわれてます。
長期インターンシップの内容は企業ごとに多岐にわたっているので、他の就活生とエントリーシートの内容が被らないと言えるでしょう!
自身も就活生の時、長期インターンシップの内容をエントリーシートに書いていましたが、他の就活生と内容が被ったことがないこともあり、面接官の興味を引くことができました。
唯一無二のエントリーシートが書けるってことだね!
2つ目に、長期インターンシップはガクチカや自己PRのテーマとしてとても書きやすいからです。
基本的にエントリーシートの内容は、「どのような課題(どのような目標設定)があったのかに対して、自分自身がどのように考え、解決に向けて行動したのか」についてです。
基本的に長期インターンシップでは目標数値があり、その数値に向けて行動をしなくてはいけないので、エントリーシートに内容を落とし込みやすいです。
具体的な例として、テレアポの長期インターンシップに参加していたとします。目標設定を「1日に5件契約すること」だとすると、あなたはどのような行動をとらなくてはいけないのか自分自身で考えるようになります。
この内容がそのままエントリーシートや面接で使えるのでとてもおススメです!
長期インターンシップの中には給料も出るとこが多いから、一石二鳥だね!
ゼミやサークルなど自身が所属している団体にもっと力を入れてみよう!
また、今所属しているサークルやゼミ、バイトなどの団体にもっと力を注ぐのもいい方法です!
ゼミやサークルなどの団体活動に力を入れることで、リーダーシップ、チームワークなど、社会に出るうえで必要不可欠な企業が求めるスキルを効果的に身につけることができるからです!
サークルでの活動を具体例に挙げたいと思います。サークル活動では、多くのメンバーをマネジメントする組織運営やイベント企画など、実践的なスキルを磨くことができます。
例えば、大学の学園祭の企画運営に携わった経験は、プロジェクトマネジメント能力や対人コミュニケーション能力をアピールする絶好の材料となります。
ゼミやサークルなどの団体活動に真剣に取り組むことは、エントリーシートの内容を充実させるだけでなく、社会人として必要なスキルや経験を積む絶好の機会となっています。
周囲でもっと力入れて取り組みたいと思うものがあったら、どんどん参加してみるのもいいかもね!
【志望動機】エントリーシートを書くために必要な準備とは?
自己PRやガクチカなどは書けそうだけど、志望動機がなかなか書けそうにないんだよね…
確かに志望動機は、どのエントリーシートでも聞かれますよね!エントリーシートの中でも志望動機は、企業理解がしっかり出来ているのかを測るために面接官が重要視している項目です。
そのため、私たちの企業へのイメージが企業側とマッチしていなかったら落とされてしまう可能性があります。そのため、しっかり事前準備を行う必要があります。
ここでは、志望動機が書けない人のために、どのような準備が大切か説明していきます。
企業分析を行って、企業理解を深めていこう!
企業分析って何から手をつければいいの?
まず企業分析の第一歩として、ネット上にある企業の基本情報の収集を行うことです。
多くは、企業のホームページや公式サイト、IR情報、中期経営計画を見ることによって、その企業がどのような事業を行っているのかを知ることができます。
IR情報とは、企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報を提供していることだよ!
具体的には、企業の沿革、事業内容、財務状況、市場シェア、競合他社との比較などを調べます。
例えば、ある企業の過去5年間の売上高成長率を調べることや、新規事業への投資額などの具体的な数値は、企業がどのような分野にこれから力を入れようとしているのかの判断材料になります。
また、企業理念やパーパスを理解する必要があります。
多くの企業がホームページ上でミッションステートメントや企業理念を公開しています。
自身の考え方が、企業の経営理念と一致しているか確認をしていないと、エントリーシートや面接で面接官に「うちの企業とマッチしないのではないのかなぁ…」と思われてしまいます。
企業分析に必要な項目
- 会社概要(業界や業界内での立ち位置など)
- 事業内容(どのような商品やサービスを取り扱っているのか)
- 取引先や顧客基盤について(toBなのかtoCなのかなど)
- ビジネスモデル(色んな事業を手掛けている企業は要チェック)
- 競合他社との比較(他社とどの辺で差別化を図っているのか)
- 業績(今後どの分野に力を入れているのかを知ろう)⇐IR情報や中期経営計画に書いてあるよ!
- その企業についてのニュース
上記に挙げた項目は、最低でもエントリーシートを書く前に調べておきたいとこです!
こんなに調べることがあるの…大変だなぁ
確かに一見調べるのはとても大変そうに見えますが、最近ではYoutubeやInstagramなどに企業情報をまとめてくれていることも多いです。
そのため、1時間もかからずに、概ねの企業情報について調べることができます。
GoogleDriveにURLをコピペして、いつでも見返せるようにしましょう!
志望動機の書き方の詳しい内容はこちらを参照してください!
インターンやOB訪問を行って、企業理解を深めていこう!
何とか、ネット上で企業理解を深めることができたよ!
楽子ちゃん、お疲れ!
そしたら次は、1dayや複数daysのインターンシップに参加したり、OB訪問を行って、情報収集を行おう!
え~、まだやることあるの?
ネット上にある情報だけで、本選考に臨むと面接官に「本当にうちの企業のことを理解しているのかな」って思われちゃうんだ!
例えば、テレビでみるのと現地に行ってライブやスポーツ観戦をするのとでは全然違うように、社員の人と直接会ってお会いすることはとても大切なんだ!
インターンシップやOB訪問で聞いておくこと
- 社員の方がどのような想いで業務に取り組んでいるのか
- 経営者がどのような考えを持っているのか
- 今後の事業方針について
自分の考えと企業や社員の方と考え方が一致しているのかどうかを知るためにも、これらの情報はとても大切です。
エントリーシートや面接を突破するためだけじゃなく、自分の社会人人生のためにも、しっかり調べておきましょう!
まとめ
ここまで、エントリーシートで書くことがない人に向けて、やるべきことについて紹介してきました。
まず、エントリーシートで書くことがないと感じてしまう人は、以下の点でつまずいてしまっている傾向にあります。
- エントリーシートでアピールできる内容がない
- エントリーシートの構成方法が分からない
エントリーシートで求められていることは、「内容の凄さ」よりも「あなたがどうしてその行動を起こしたのかについて」です。
みなさんも頑張ってエントリーシートを書いてみてください!