履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書くべき?効果的な書き方完全ガイド!

こんにちは!25卒のrinkaです。

就活の履歴書を書く時に、職歴欄にアルバイトについて記載するべきか悩んだ経験はありませんか?

この記事では、

楽子ちゃん
楽子ちゃん

職歴って何?

履歴書の職歴欄の書き方を知りたい!

という方に向けて、

  • 職歴とは?
  • 職歴欄にアルバイト経験を書くべき?
  • 職歴欄の例文

について解説していきます!

履歴書の書き方を正しく学ぶことで、自信を持って就活を進めていきましょう!

新卒の履歴書にアルバイト歴は書かなくて問題ない

新卒の履歴書にアルバイト歴を書く必要はありません。

新卒採用では、学歴や志望動機、自己PRが重視されるため、アルバイト歴が採用に大きな影響を与えることは少ないからです。

また、新卒は将来性や適性が評価されるため、アルバイト経験がないことが不利になるわけではありません。

ただし、アルバイト経験が志望企業の仕事内容や求めるスキルに関連している場合は、アピール材料として書くのがおすすめです。
例えば、接客業のアルバイトで身につけたスキルを販売職の志望理由に結び付けることができます。

アルバイト歴を履歴書に書くかどうかは、志望企業との関連性を基準に判断し、自分をより効果的にアピールできる内容を選びましょう。

【要チェック!】「職歴」に関しての基礎知識

履歴書の「職歴」欄は、就活生にとって意外と悩むポイントです。

正確な理解と適切な記載が、採用担当者に良い印象を与えるための第一歩になります。

ここでは、職歴に関する基礎知識をわかりやすく解説します。

今までしてきた仕事の経歴を意味する「職歴」

職歴とは、これまでに経験した仕事の経歴を指します。

新卒の場合、正社員経験がないため職歴欄をどう埋めるべきか迷うかもしれません。

しかし、職歴欄が空欄だと「記載漏れ」と判断される可能性があります。

アルバイト経験やインターンシップ経験も含めて、これまでに行った仕事について整理し、採用担当者に自分の働く姿勢を伝えられる内容を記載することが大切です。

アルバイト経験も職歴には書ける

アルバイト経験も、状況によっては職歴に含めることができます。

特に、新卒で正社員経験がない場合、長期間続けたアルバイトや、責任ある立場で働いた経験は立派な職歴といえます。

単に経験を並べるだけではなく、その経験から得たスキルや成果を具体的に記載すると説得力が増します。

正社員経歴と違い長く続けたアルバイトでも職歴に書く決まりはない

アルバイト経験は職歴に書くことができますが、必ずしも記載する必要はありません。

正社員経験とは違い、アルバイト経験を職歴として記載するかどうかは、自分の志望先や履歴書の戦略次第です。

たとえば、短期間で終わったアルバイトや、志望企業と関連性のない仕事は、無理に書く必要はありません。

一方で、関連性が高い経験や、責任ある立場で働いた内容は採用担当者へのアピールにつながるため、記載を検討しましょう。

職歴欄では、単なる経歴の羅列ではなく、志望企業にふさわしい情報を選んで記載することが重要です。

内容を整理し、具体的にアピールできる職歴を記載しましょう。

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書く時の注意点

アルバイト経験を記載すること自体は問題ありませんが、書き方や内容によっては採用担当者に誤解を与える可能性もあるので注意が必要です。

ここでは、アルバイト経験を記載する際のポイントと気を付けるべき点を解説します。

あえてアルバイト経験を書いたことを不安視される可能性がある

アルバイト経験を職歴欄に記載すると、「正社員経験がないことを補うために無理に書いているのでは?」と不安視される可能性があります。

特に、新卒採用では将来性や適性が重視されるため、アルバイト経験が採用基準に直接つながらない場合も多いです。

採用担当者は、「なぜこの経験をあえて記載したのか」という意図を読み取ろうとするため、理由が明確でない場合は評価が下がる恐れがあります。

アルバイト経験を書くなら情報を並べるだけでなくアピールにつなげる

アルバイト経験を記載する際は、ただ仕事内容を並べるだけではなく、志望企業に関連するスキルや成果をアピールすることが重要です。

たとえば、接客業でのコミュニケーション能力や、アルバイト先でのリーダー業務など、具体的な実績を示すことで、採用担当者に「仕事で活かせる経験がある」と感じてもらえます。

単なる経験の羅列ではなく、自分の強みとして表現する工夫をしましょう。

面接ではほぼ確実に職歴にアルバイトを書いた理由を聞かれる

アルバイト経験を職歴欄に記載すると、面接でその理由を聞かれることがほぼ確実です。

「なぜ正社員経験がないのにアルバイト経験を職歴として記載したのか」や、「その経験が志望企業でどのように活かせるのか」といった質問が想定されます。

これに備え、自分のアルバイト経験を志望企業や職種にどう結び付けられるか、具体的に説明する準備をしておくことが大切です。

不安を与えない工夫と、面接で説得力のある説明が求められます。

基本を押さえよう!履歴書の職歴欄を書くときの5つのポイント

履歴書の職歴欄は、採用担当者にあなたの経験や働き方を伝える重要な項目です。

新卒の場合、正社員としての職歴がなくても、基本ルールを押さえて丁寧に記載することで、信頼感を与えることができます。

ここでは、職歴欄を書く際に意識すべき5つのポイントを解説します。

職歴欄を空欄にするのは避ける

新卒の場合、正社員経験がなくても職歴欄を空欄にするのは避けましょう

空欄にすると、「何か記載を忘れているのではないか」と疑われたり、意欲が低いと判断されたりする可能性があります。

学歴も高校入学以降から忘れずに記入する

履歴書は職歴欄だけでなく、学歴欄も重要です。

特に高校入学以降の学歴は忘れずに記入し、正式な校名を正確に書くことが大切です。

学歴の記載が不十分だと、基本的なマナーが欠けていると判断されることがあります。

職歴は雇用形態まで明記する

アルバイト経験やインターン経験を職歴に記載する場合は、必ず雇用形態を明記しましょう。

例えば、「アルバイト」「契約社員」「インターンシップ」など、具体的な形態を記載することで、採用担当者に正確な情報を伝えられます。

企業名・部署・職種は正式名称で記入する

職歴欄に記載する企業名や部署名、職種は、略称ではなく正式名称を使用するようにしましょう。

たとえば、アルバイト先がチェーン店の場合は「株式会社〇〇(〇〇店)」のように記載すると良いです。

正確な記載が信頼感につながります。

「入社」「退職」を記入する

職歴欄には、各経験の開始と終了時期を「入社」「退職」という表現で明確に記載します。

「〇年〇月 株式会社〇〇 アルバイトとして入社」「〇年〇月 同社退職」という形で記入すると、採用担当者が経歴を正確に把握しやすくなります。

新卒の職歴欄の記入例

新卒の場合は正社員経験がないことが一般的です。

そのため、アルバイト経験やインターン経験をどのように記載するかがポイントになります。

ここでは、アルバイト歴を書く場合と書かない場合、それぞれの記入例を紹介します。

アルバイト歴を書かない場合

正社員経験がない場合でも、職歴欄を空欄にせず「職歴なし」と記載し、次の行で「以上」と記載するのが適切です。

アルバイト歴を書く場合

アルバイト経験を書く場合は、志望企業に関連する内容を選び、簡潔かつ正確に記載します。

たとえば、「2023年4月 株式会社〇〇 飲食店スタッフとしてアルバイト入社」「2024年3月 同社退職」と記載し、具体的な役割や成果についても補足すると効果的です。

採用担当者にアピールできるアルバイト経験

アルバイト経験を履歴書に記載する際、採用担当者にとってどのような点が魅力的に映るかを理解することが重要です。

ここでは、アルバイト歴を記載するべき場合と避けたほうがいい場合について解説します。

アルバイト歴を書いた方がいいケース

アルバイト経験が応募先企業の仕事内容や求めるスキルに関連している場合は、積極的に記載しましょう。

例えば、接客業や営業職での経験がある場合、志望先企業が求める能力と一致していることをアピールできます。

また、アルバイト経験を通じてリーダーシップや問題解決能力を発揮した実績があれば、それもプラス材料になります。

応募先企業の仕事内容とアルバイトでの経験が一致している

例えば、営業職を志望している場合、飲食店での接客業務やイベントスタッフの経験は顧客対応力を示す強みとして記載できます。

アピールできる経験がある

具体的な成果を数字で示せる場合も有効です。

たとえば、「月間売上を20%向上させた」など、採用担当者にインパクトを与えられる情報を記載すると良いでしょう。

アルバイト歴を書かない方がいいケース

一方で、アルバイト経験が応募先企業の業務内容と関係がない場合や、短期間の経験が多い場合は、無理に記載する必要はありません。

志望動機や自己PRに一貫性が欠けると判断される可能性があるため、記載する内容を慎重に選ぶことが大切です。

具体的で魅力的な内容を記載することで、採用担当者にあなたの強みをしっかり伝えることができます。

アルバイト歴の書き方のポイント

アルバイト経験を履歴書に記載する際は、採用担当者に魅力を感じてもらうための工夫が必要です。

単に仕事内容を羅列するだけではなく、自分の強みや成果を具体的に伝えることが重要です。

ここでは、職歴としてのアルバイト経験を効果的に伝えるための4つのポイントを解説します。

【職歴】志望企業での仕事と共通する職務は必ず記載

履歴書にアルバイト経験を記載する場合、志望企業の仕事内容に関連する職務を優先して記載しましょう。

例えば、営業職を志望しているなら、接客業や販売業の経験を職歴として書くことで、自分のスキルが応募先の業務に活かせることを示せます。

関連性の高い職務を選ぶことで、採用担当者に好印象を与えることができます。

【仕事内容】簡単に実績も添える

仕事内容を記載する際は、具体的な業務内容を簡潔に説明するだけでなく、その中で得た成果を添えると説得力が増します。

業務の中でどのような役割を担ったかを伝えることで、自分の能力や取り組み姿勢をアピールできます。

【実績】数値をふまえた具体的な成果をアピール

履歴書に記載する際、実績を数字で具体的に示すことは非常に重要です。

「売上を10%増加させた」「1日あたり50人以上のお客様に対応」など、数値を取り入れることで信頼感が高まります。

実績を明確にすることで、自分の努力や成果が具体的にイメージされやすくなります。

【自己PR】成果を出すためにした努力を伝える

成果だけでなく、それを達成するために行った工夫や努力を伝えることもポイントです。

たとえば、「新人スタッフへの教育体制を改善し、業務効率を向上させた」「繁忙期の業務負担軽減を目的に、独自の作業手順を提案した」といった具体例を挙げると、問題解決能力や主体性をアピールできます。

【パターン別】職歴としてのアルバイト例文8選!

アルバイト経験を履歴書に記載する際、働き方や経験の内容に応じて適切な表現を選ぶことが重要です。

ここでは、8つの具体的なケースに分けて、職歴としてのアルバイト経験の書き方例を紹介します。

① 基本的なアルバイト経歴

アルバイト歴をシンプルに記載する場合は、業務内容を簡潔にまとめつつ、関連するスキルを強調します。

例文
「2019年4月〜2022年3月 株式会社〇〇 飲食店スタッフ
接客業務を中心に、オーダー受付やレジ業務、顧客対応に従事しました。アルバイトリーダーとしてスタッフ教育も担当し、チームの業務効率向上に貢献しました。

② 1つのアルバイトを長く続けていた場合

継続的に同じ業務に携わったことは、責任感や忍耐力の証明となります。

例文
「2018年6月〜2023年2月 有限会社〇〇 小売店販売員
5年間、販売業務全般に携わり、店舗の売上目標達成に貢献しました。特に新人スタッフの教育や店舗イベントの企画運営を担当し、集客率を20%向上させました。」

③ 短期間のアルバイトが多い場合

短期間の仕事が多い場合は、共通するスキルや成果をまとめて記載します。

例文
「2020年4月〜2023年1月 複数の飲食・接客業に従事
短期間のアルバイトを通じて、接客スキルや柔軟な対応力を磨きました。特に繁忙期の業務にも迅速に対応し、顧客満足度の向上に寄与しました。」

④ 多数のアルバイトを経験している場合

多様な経験を活かし、適応力や幅広いスキルを強調します。

例文
「2018年4月〜2023年2月 複数の職種でアルバイト経験
飲食業、事務補助、イベントスタッフなど多岐にわたる職種で働き、対人スキルや事務処理能力を習得しました。各現場で臨機応変に対応し、業務効率化に貢献しました。

⑤ 同時期に複数のアルバイトを掛け持ちしていた場合

掛け持ち経験は、時間管理能力や効率的な働き方を示します。

例文
「2021年1月〜2023年6月 飲食店スタッフ・イベントスタッフを兼務
2つのアルバイトを掛け持ちし、効率的に時間を管理しながら業務を遂行しました。特にイベント運営ではリーダー役を務め、チームをまとめて成功に導きました。」

⑥ 正社員歴+アルバイト歴を書く場合

正社員経験とアルバイト経験を区別しつつ、全体のキャリアをアピールします。

例文
「2017年4月〜2021年3月 株式会社〇〇 営業職(正社員)
法人営業を担当し、目標売上達成率120%を記録。
2021年6月〜2023年2月 〇〇カフェ 店舗スタッフ(アルバイト)
接客業務に携わり、リピーター顧客増加のための接遇改善案を提案・実施しました。」

⑦ 登録制のアルバイトを書く場合

単発の業務で得た経験を、具体的な内容と共に記載します。

例文
「2020年4月〜2022年12月 登録制アルバイト(イベントスタッフ)
各種イベント運営や案内業務に携わり、臨機応変な対応力を磨きました。特に来場者対応では、スムーズな案内を心がけ、イベント成功に貢献しました。」

職務履歴書にアルバイトの詳細を記載する場合

職務履歴書には、業務内容や成果を詳細に記載することで具体性を強調します。

例文
「2021年4月〜2023年3月 株式会社〇〇 飲食店スタッフ
業務内容:接客、レジ業務、スタッフ教育
成果:顧客満足度調査で評価4.8/5を達成。繁忙期対応マニュアルを作成し、業務効率を15%向上させました。」

履歴書の自己PRや志望動機にアルバイト経験について書く場合

アルバイト経験は、自己PRや志望動機を具体的に裏付けるエピソードとして活用できます。

ここでは、効果的に書くためのポイントを例文とともに紹介します。

結論を補足する具体的なエピソードとしてアルバイト経験を示す

自己PRや志望動機で伝えたいことに対して、アルバイト経験を具体的なエピソードとして添えることで、説得力が増します。

自分がどのように成長したのか、どんなスキルを身につけたのかを明確に伝えましょう。

例文
「私はチームでの協力を大切にしています。大学時代、飲食店でのアルバイト経験を通じて、スタッフ間での連携を深めることの重要性を学びました。例えば、ピーク時における業務の分担を上司と相談し、効率化を図ることで、1日の売上目標を達成することができました。

アルバイト先での経験と志望動機の結び付け方に気を付ける

アルバイト経験がどのように志望動機に結びつくかを考えて書くことが大切です。

単にアルバイトの内容を羅列するのではなく、その経験がどのように自分のキャリアに生かせるのかを伝えましょう。

例文
「私は、人と接する仕事にやりがいを感じています。アルバイトで接客業務を経験し、お客様一人一人に対して最適なサービスを提供する重要性を実感しました。この経験を生かして、貴社の営業職においてもお客様との信頼関係を築くことができると考えています。

アルバイト経験を自己PRに活用した例文

アルバイトで得たスキルや成果を、自己PRにしっかりと反映させることが大切です。

自己PRは自分の強みを伝える場なので、アルバイトで培った能力を活かし、自分を魅力的にアピールしましょう。

例文
「私は、問題解決能力が強みです。アルバイト先で、スタッフ不足の際に臨時でシフトを組み、業務の滞りなく進めることができました。この経験を通じて、どんな状況にも柔軟に対応する力を身につけ、今後の職場でも活かしていきたいと考えています。

まとめ

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を記入するかどうかについては、多くの就活生が悩むポイントです。

しかし、アルバイト経験を適切に記入ししっかりとアピールすることで、自分の強みやスキルを魅力的に伝えることができます。

ここで、履歴書の職歴欄を記入する際のポイントを振り返りましょう!

  • 職歴欄は空欄にせず、適切に記入する
  • 学歴や職歴、アルバイト経験は具体的に記入する
  • 成果や経験を数値で示してアピールする
  • アルバイト歴を自己PRや志望動機にうまく結びつける

これらの基本を押さえて履歴書を作成すれば、自信を持って選考に臨むことができます。

アルバイト経験を上手に活かし、就活を有利に進めていきましょう!