就活の筆記試験で出る一般常識問題とは?練習問題付き解説!

WEBテスト

こんにちは!27卒ライターのFujiです。

今回は就活中に受ける筆記試験の一般常識問題について解説していきます!

就活で受ける試験と言えば、SPIや玉手箱などのWebテストですが、実は筆記試験を受けさせる企業もあります。

その中でも意外と手強いのが一般常識問題です。

一般常識って何が問われるの?

もちろん内容が気になりますよね。

そこで、今回は就活の筆記試験で出る一般常識問題を練習問題付きで解説していきます!

この記事で分かること
  • 筆記試験はいつ出題されるのか
  • 就活の筆記試験で出題される一般常識問題とは
  • ビジネスマナー・常識問題の頻出テーマ
レジュメを書いてみる

職歴のある学生限定!

ポジション確約求人プラットフォーム「仕事塾」

    • POINT1 インターン経験を可視化できる!
    • POINT2 自分の強みがアピールできる!
    • POINT3 採用担当者からコメントがもらえる!
    • 登録は簡単3ステップ!
登録してレジュメを書いてみる
この記事を書いた人
fuji

27卒のfujiです!
過去のライター経験を活かしたくてインターンを始めました
観劇が趣味です:演劇:小劇場から商業演劇まで、全国各地どこでも観に行きます〜!
就活はこれから始めていく予定です!
志望業界は、サービス、通信を考えています!
就活始めたての目線で記事をお届けできればと思っています!
おすすめ記事はこちら
https://workrise.site/1533/kanzenhozonban-es-syumi-tokugi-kakikata-kotsu/

就活の筆記試験はいつ出る?

就活の筆記試験は、だいたい面接と同時に受験させられることが多いです。

企業によっては、Webテストの後、二次面接の前に筆記試験を実施するところもあります。

就活で行われる筆記試験は基本的に以下の4つに分類されます。

  • SPI
  • 玉手箱
  • TG-WEB
  • 企業オリジナルテスト

まず「SPI」は最も一般的な適性検査で、多くの企業が採用しています。

次に「玉手箱」は日本エス・エイチ・エル株式会社が提供する適性検査です。

「TG-WEB」はヒューマネージ社が開発した適性検査で、論理的思考力を重視した問題が特徴です。

そして「企業オリジナルテスト」は、各企業が独自に作成した試験問題です。

これらの筆記試験に加えて、小論文が求められることもあります。

特に総合商社や金融機関、マスコミ業界では小論文の出題頻度が高い傾向にあります。

就活の筆記試験で出る一般常識問題とは?

ここからは、就活の筆記試験で実際に出題される一般常識問題について詳しく解説していきます。

一般常識問題は多岐にわたる分野から出題されるため、幅広い知識と対策が必要です。

企業がなぜ一般常識問題を出題するのか、その目的と意図を理解することも重要です。

一般常識問題とは

一般常識問題では、国語・数学・英語・理科・社会の一般教養や、基礎的な計算問題、時事問題やマナー対応などが問われます。

一般教養の難易度はおおむね中学程度の内容が中心で、時々高校範囲の問題が出題されます。

企業オリジナルの筆記試験の場合も、SPIや玉手箱の能力検査程度の難易度であることが多いです。

ただし、業界や企業によっては専門知識を問う問題が出題される場合もあります。

例えば、金融業界では経済に関する知識、IT業界では基本的なコンピュータ知識が問われることがあります。

出題形式は選択問題が中心ですが、記述式の問題や計算問題も含まれます。

制限時間は60分から90分程度で設定されることが一般的です。

一般常識問題が出題される目的

企業が一般常識問題を出題する主な目的は、社会人としての一般常識を測るためです。

ビジネスシーンで必要となる基本的な知識や教養を身につけているかを確認しています。

また、応募者の素質を探って、入社後の部署配属の参考資料として使用する企業も多いです。

例えば、数学的な思考力が高い学生は経理や企画部門に、国語力が高い学生は営業や広報部門に配属される傾向があります。

さらに、一般常識問題を通じて学習意欲や継続的な努力ができる人材かどうかも評価されています。

時事問題への関心度から、社会に対する興味や関心の深さも測定されます。

これらの結果は面接での参考資料としても活用されることが多いです。

企業が一般常識を重視する理由

企業が一般常識を重視する理由は、「ちゃんとした社会人」を求めているからです。

基本的な教養やマナーを身につけていない人材は、職場での信頼関係構築が困難になる可能性があります。

また、チームを円滑に回すためには、メンバー間の共通理解や基本的なコミュニケーション能力が不可欠です。

特に営業職など顧客と関わることが多い職種では、社の顔としての役割が求められます。

取引先や顧客との会話で恥ずかしい思いをしないよう、最低限の一般常識は必須とされています。

グローバル化が進む現代では、海外の顧客とのやり取りも増えているため、国際的な常識も重要視されています。

さらに、SNSが普及した現在では、従業員一人ひとりの発言が企業イメージに直結するため、社会常識がより重要になっています。

【分野別】就活筆記試験の一般常識問題例題集

ここからは、実際の就活筆記試験で出題された一般常識問題を分野別に紹介していきます。

各分野の出題傾向を把握し、効果的な対策を立てるための参考にしてください。

実際の問題に近い例題も用意していますので、自分の知識レベルを確認してみましょう!

時事問題

時事問題では、政治・経済・社会情勢に関する最新の情報が問われます。

実際に企業で出題されたテーマとして、以下のような問題があります。

  • 現在または歴代の総理大臣のフルネームなど(総合商社、専門商社、自動車関連業界、介護・福祉業界、化学業界)
  • 海外の首脳について(電力業界)
  • 円安と円高について日本への影響(電機業界)
  • 世界情勢について今、最も気になっているワールドニュースについて質問(学術芸術関係)
  • その日の米ドルの値(レストラン・外食業界)
  • 直近の社会情勢、国際的に報道されたこと、日本人で賞を取った人など(生命保険業界)

例題1: 2024年にノーベル物理学賞を受賞した日本人研究者は誰ですか?

A. 梶田隆章 B. 真鍋淑郎 C. 本庶佑 D. 該当者なし

例題2: 現在の日本銀行総裁は誰ですか?

A. 黒田東彦 B. 植田和男 C. 白川方明 D. 福井俊彦

国語・漢字問題

国語・漢字問題では、日本語の基本的な知識と表現力が問われます。

実際に企業で出題されたテーマには、以下のような内容があります。

  • 尊敬語や謙譲語の使い方(美容業界)
  • この漢字の読みは?「憂鬱」(建設業界)
  • 長文を短く要約する問題(介護・福祉業界)
  • ことわざから出題(ソフトウェア業界)
  • 評論に対する読解力(総合印刷)
  • 芥川賞と直木賞どのような違いがあるかわかる範囲で(自動車関連業界)

例題1: 次の敬語の使い方で正しいものはどれですか?

A. お客様がいらっしゃいました B. お客様が来ました C. お客様がおられました D. お客様が参りました

例題2: 「画竜点睛」の意味として正しいものはどれですか?

A. 絵が上手 B. 最後の仕上げ C. 竜の絵 D. 目が美しい

算数・計算問題

算数・計算問題では、基本的な数学的思考力と計算能力が評価されます。

実際に企業で出題されたテーマには、以下のような問題があります。

  • 因数分解、仮分数の加算・減算等(生活関連サービス)
  • 面積の出し方について(建設業界)
  • 電卓を使う計算問題(レンタル業)
  • 時間、距離、速さの問題(公務員)
  • 素数に関して(介護・福祉業界)
  • 原価率について出題(ブライダル業界)

例題1: ある商品の原価が800円で、30%の利益を上乗せして販売する場合、販売価格はいくらですか?

A. 1,040円 B. 1,100円 C. 1,200円 D. 1,300円

例題2: 時速60kmで2時間30分走行した場合の走行距離は何kmですか?

A. 120km B. 150km C. 180km D. 200km

社会・歴史問題

社会・歴史問題では、日本史・世界史・地理・政治経済の基本的な知識が問われます。

実際に企業で出題されたテーマには、以下のような内容があります。

  • 日本社会の経営問題の課題はどこかを問う問題(自動車関連業界)
  • SDGsについて(製薬業界)
  • 環境問題やインフラ問題(陸運業界)
  • 世界が直面している課題(スーパーマーケット業界)
  • 地理に関する問題(公務員)
  • 総理大臣の氏名、二院制のそれぞれの正式な組織名、歌曲や書名などの作品名から作者名を問うなど(生活関連サービス)

例題1: 日本の国会の二院制における上院の正式名称は何ですか?

A. 衆議院 B. 参議院 C. 貴族院 D. 元老院

例題2: SDGsの正式名称で正しいものはどれですか?

A. Sustainable Development Goals B. Social Development Goals C. Scientific Development Goals D. Strategic Development Goals

理科・科学問題

理科・科学問題では、物理・化学・生物・地学の基本的な知識が問われます。

実際に企業で出題されたテーマには、以下のような問題があります。

  • フレミングの法則について(総合商社)
  • 遺伝の法則に関して(介護・福祉業界)
  • 金属はどのような過程でさびを発生するか(自動車関連業界)
  • 太陽系の問題(公務員)
  • 光の三原色について(レジャー・アミューズメント業界)
  • 地球温暖化について間違っている点と科学的思考(レストラン・外食業界)

例題1: 光の三原色で正しい組み合わせはどれですか?

A. 赤・青・黄 B. 赤・緑・青 C. 赤・青・緑 D. 青・黄・紫

例題2: 地球温暖化の主な原因として正しいものはどれですか?

A. オゾン層の破壊 B. 二酸化炭素の増加 C. 酸性雨 D. 森林伐採

ビジネスマナー・常識問題の頻出テーマ

ビジネスマナー・常識問題は、社会人として必要な基本的なマナーや常識を問う問題です。

特に接客業や営業職を志望する学生にとっては、重要な評価ポイントとなります。

実際の職場で即戦力として活躍できるかどうかを判断する材料として活用されています。

敬語の正しい使い方

敬語の正しい使い方は、ビジネスシーンで最も重要なスキルの一つです。

尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けが正確にできるかどうかが問われます。

特に電話応対や来客対応で使用する敬語表現は頻出テーマです。

「いらっしゃる」「おっしゃる」「召し上がる」などの尊敬語の正しい使い方を理解しておく必要があります。

「申し上げる」「うかがう」「いただく」などの謙譲語も重要です。

また、二重敬語や過剰敬語といった間違いやすいポイントも出題されることがあります。

ビジネスメールでよく使用される「お疲れ様です」「よろしくお願いいたします」なども正しく理解しておきましょう。

電話応対・メールマナー

電話応対とメールマナーは、現代のビジネスパーソンに必須のスキルです。

電話応対では、適切な声のトーンや話し方、取り次ぎ方法などが問われます。

「申し伝えます」「恐れ入ります」「少々お待ちください」などの基本表現は必須です。

メールマナーでは、件名の書き方、宛名、挨拶文、結び文の正しい形式を理解する必要があります。

「いつもお世話になっております」「ご確認のほどよろしくお願いいたします」などの定型句も重要です。

また、CCとBCCの使い分け、添付ファイルの扱い方なども出題されることがあります。

返信の際の「Re:」の扱い方や、緊急度を示す表現方法なども覚えておきましょう。

冠婚葬祭・社会人としての基本常識

冠婚葬祭のマナーは、社会人として知っておくべき基本的な常識です。

結婚式でのご祝儀の相場や、お香典の金額設定などが問われることがあります。

のし袋の書き方や、水引の色の意味なども重要なポイントです。

お中元やお歳暮の時期、贈り物のマナーなども出題されます。

年賀状の書き方や、喪中の際の対応なども社会人として必要な知識です。

また、名刺交換の正しい方法や、席次のルール、乾杯の挨拶なども覚えておく必要があります。

食事のマナーでは、箸の使い方や洋食でのナイフとフォークの扱い方なども問われることがあります。

一般常識問題の効果的な対策方法

一般常識問題の対策は、幅広い分野にわたるため計画的なアプローチが必要です。

短期間で効率よく学習するためには、出題傾向を把握し重点分野を絞り込むことが重要です。

日常生活の中でも意識的に知識を増やしていく習慣を身につけましょう。

新聞・ニュースを活用した時事対策

時事問題対策には、毎日の新聞購読とニュース視聴が最も効果的です。

全国紙の朝刊に目を通し、政治・経済・社会・国際面の主要な記事をチェックしましょう。

特に企業活動に関連する経済ニュースや、労働問題、環境問題は重要です。

テレビのニュース番組では、NHKの「ニュースウォッチ9」や「クローズアップ現代」などがおすすめです。

インターネットのニュースサイトも活用し、複数の媒体から情報を収集することで多角的な視点を養えます。

重要なニュースはノートにまとめ、その背景や影響についても調べる習慣をつけましょう。

月1回程度、過去3か月の主要ニュースを振り返る復習も効果的です。

問題集を使った体系的な学習法

一般常識問題集を使った体系的な学習は、効率的に知識を整理するのに適しています。

まず、自分の弱点分野を把握するために、総合的な問題集で現在のレベルを確認しましょう。

その後、分野別の問題集を使って苦手分野を重点的に学習します。

「一般常識&時事問題」「SPI・一般常識問題集」などの定番書籍がおすすめです。

問題を解いた後は、解説をしっかり読んで理解を深めることが重要です。

間違えた問題は必ずノートに記録し、定期的に復習する仕組みを作りましょう。

模擬試験形式で時間を測って解くことで、本番での時間配分の練習にもなります。

日常生活で意識すべきポイント

日常生活の中で一般常識を身につけるための意識改革も重要です。

テレビ番組では、ニュースだけでなく教養番組やクイズ番組も積極的に視聴しましょう。

読書習慣を身につけ、新書や教養書を定期的に読むことで幅広い知識が身につきます。

博物館や美術館、科学館などを訪れることで、実体験を通じた学習ができます。

日常会話でも、政治や経済、社会問題について家族や友人と議論する機会を作りましょう。

スマートフォンのニュースアプリを活用し、通学時間などのスキマ時間を有効活用することも大切です。

疑問に思ったことはすぐに調べる習慣をつけ、知的好奇心を常に持ち続けることが重要です。

短期間で効率よく対策するコツ

就活直前期に短期間で効率よく対策するためのコツを紹介します!

まず、過去の出題傾向を分析し、頻出分野に絞って学習することが重要です。

時事問題は直近3か月から1年以内の主要ニュースに焦点を当てましょう。

一般教養は中学レベルの基本的な内容を中心に復習し、高校レベルは重要事項のみに絞ります。

暗記が必要な項目は、単語カードやスマートフォンアプリを活用して反復学習します。

友人とグループ学習を行い、お互いに問題を出し合うことで記憶の定着を図りましょう。

睡眠時間を確保し、体調管理を怠らないことも短期集中学習には不可欠です。

筆記試験当日の注意点と心構え

筆記試験当日は、これまでの準備成果を十分に発揮するための心構えと準備が重要です。

事前準備を怠らず、当日は落ち着いて試験に臨むことが成功の鍵となります。

実力を最大限発揮するためのポイントを押さえておきましょう!

持ち物と服装の準備

筆記試験当日の服装は、基本的にリクルートスーツを着用します。

清潔感のある身だしなみを心がけ、シャツにしわがないかなども事前にチェックしておきましょう。

持ち物としては、鉛筆(HBまたはB)、消しゴム、腕時計は必須アイテムです。

鉛筆は予備も含めて3本程度用意し、消しゴムも2個持参すると安心です。

印鑑もできればあると良いでしょう、企業によっては書類への押印が必要な場合があります。

企業から指定された持ち物がある場合は、必ず忘れずに持参してください。

受験票や身分証明書なども忘れずに確認し、前日までに鞄に入れておきましょう。

電卓の使用が許可されている場合は、普段使い慣れたものを持参することをおすすめします。

時間配分のコツ

筆記試験では、限られた時間内で多くの問題を解く必要があるため、時間配分が重要です。

試験開始前に全体の問題数と制限時間を確認し、1問あたりにかけられる時間を計算しましょう。

まず全体を一通り見て、得意分野と苦手分野を把握し、解答順序を決めます。

確実に得点できる問題から先に取り組み、難しい問題は後回しにする戦略が効果的です。

各問題に制限時間を設け、時間が来たら次の問題に移る決断力も必要です。

見直し時間として全体の10%程度を確保し、最後に答案をチェックできるようにしましょう。

腕時計で定期的に時間を確認し、ペース配分を調整しながら進めることが大切です。

分からない問題への対処法

筆記試験では、必ず分からない問題に遭遇することがあります。

そのような場合でも、冷静に対処することで部分点を獲得できる可能性があります。

選択問題の場合は、明らかに間違いとわかる選択肢を除外し、残りの中から推測で選びましょう。

記述問題では、完全な答えが分からなくても、関連する知識を書いて部分点を狙います。

問題文をよく読み返すと、ヒントが隠されている場合もあるので、諦めずに再確認しましょう。

時間をかけすぎて他の問題に影響が出ないよう、適切なタイミングで見切りをつけることも重要です。

最後まで諦めずに取り組む姿勢が、思わぬ得点につながることもあります。

まとめ

就活の筆記試験における一般常識問題は、社会人としての基礎的な知識と教養を測る重要な評価項目です。

出題分野は国語・数学・英語・理科・社会の一般教養から、時事問題、ビジネスマナーまで幅広くカバーされています。

企業は「ちゃんとした社会人」を求めており、基本的な常識を身につけた人材を評価します。

効果的な対策としては、新聞やニュースを活用した時事対策、問題集による体系的な学習、日常生活での意識改革が重要です。

短期間での対策では、頻出分野に絞った学習と反復練習が効果的です。

試験当日は適切な準備と時間配分、分からない問題への冷静な対処が成功の鍵となります。

一般常識問題の対策を通じて、社会人としての基礎力を身につけ、自信を持って就活に臨みましょう!