自己分析を圧倒的に深める他己分析の方法とは?【質問例文付き】

企業分析

こんにちは!27卒ライターのFujiです。

今回は自己分析を深められる他己分析の方法について解説していきます!

就活を始めるときには、まず自己分析を行う人がほとんどだと思います。

そんなふうに自己分析を進めていく中で、行き詰ったり、より自己分析を深めたいと思ったことはありませんか?

そんな時におススメなのが他己分析です!

他己分析は他人から自分を分析してもらうことで、より自己分析を深められる手法です。

今回は自己分析を圧倒的に深められる他己分析の方法を、質問例文付きで解説していきます!

この記事で分かること
  • 自己分析と他己分析の違い
  • 他己分析のやり方
  • 他己分析をお願いするときの質問例文
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この記事を書いた人
fuji

27卒のfujiです!
過去のライター経験を活かしたくてインターンを始めました
観劇が趣味です:演劇:小劇場から商業演劇まで、全国各地どこでも観に行きます〜!
就活はこれから始めていく予定です!
志望業界は、サービス、通信を考えています!
就活始めたての目線で記事をお届けできればと思っています!
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他己分析とは

他己分析とは、他の人に自分のことを客観的に分析してもらう手法のことです。

自分では気づくことができない性格や特徴、強み・弱みを第三者の視点から教えてもらえるので、非常に効果的な自己分析の方法として注目されています。

就活中に自己PRを作成する時、「本当にこれが自分の強みなのかな?」と不安になることはありませんか?

他己分析をすることで、そうした不安を解消し、確信を持って自分の強みを語れるようになります

また、自分では全く気づいていなかった魅力や特徴を発見できることもあるんです。

面接官も「他人」の立場で私たちを評価するため、他己分析で得られる情報は面接対策としても非常に実用的です。

一人で悩むよりも、周りの人の力を借りて自己理解を深めていきましょう!

自己分析と他己分析の違い

自己分析と他己分析の違いは、分析を行う主体が「自分」か「他人」かという点です。

自己分析は自分自身で過去の経験を振り返り、自分の価値観や性格、強み・弱みを見つけ出す作業です。

一方、他己分析は友人や家族、先輩などの第三者に自分のことを客観的に評価してもらう手法になります。

自己分析だけだと、どうしても「自分の思い込み」が入ってしまうことがあります。

「自分は消極的な性格だ」と思っていても、実際は友達からは「意外と積極的だよね」と言われることもあるでしょう。

他己分析をすることで、こうした「自分と他人の認識のギャップ」を明確にすることができます。

両方を組み合わせることで、より正確で客観的な自己理解を得ることができ、就活における説得力のあるアピールにつながります。

自分一人の視点だけでなく、多角的な視点から自分を理解することが重要なのです。

他己分析をやる意味

他己分析を行う最大の意味は、自分では絶対に気づけない「客観的な自分」を知ることができることです。

私たちは自分のことを一番よく知っているつもりでいますが、実は意外と分からないことが多いものです。

就活では企業の人事担当者や面接官が「他人の視点」で私たちを評価するため、他己分析で得た情報をそのまま活用することができます。

また、自己分析だけでは見つからなかった強みを発見できる可能性があります。

「え、そんなところが私の強みなの?」と驚くような発見があり、それが企業に響くアピールポイントになることもあるんです。

逆に、自分の弱みや改善すべき点も客観的に教えてもらえるので、面接前に対策を立てることができます。

他己分析は、就活を有利に進めるための重要なツールと言えるでしょう。

多角的な視点から自分を理解することで、より魅力的な自己PRを作成することができます。

他己分析のやり方

他己分析を効果的に行うためには、適切な手順を踏むことが大切です。

基本的には「誰に聞くか」「どのような方法で聞くか」「何を聞くか」の3つのポイントを決めることが重要です。

ここからは、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

相手を決める

まずは他己分析をお願いする相手を決めましょう!

おすすめの相手は、OG/OBの先輩友達家族です。

最も重要なポイントは、「自分のことをよく知っている人」に依頼することです。

あまり関わりのない人では、表面的なことしか分からないため、深い分析は期待できません。

ただし、同じコミュニティの人だけでなく、様々な環境で自分を見ている人に聞くことがポイントです。

大学の友達、アルバイト先の同僚、サークルの先輩など、それぞれ異なる「自分」を見ているからです。

OG/OBからは社会人としての視点での意見を、友達からは同世代としての率直な意見を、家族からは長期間にわたって見てきた視点での意見を得ることができます。

複数の立場の人から意見を聞くことで、多角的で正確な自己理解につながります。

方法を決める

相手が決まったら、次は方法を決めましょう。

他己分析の方法は、大きく分けて2つのアプローチがあります。

1つ目は「直接質問して答えてもらう方法」で、2つ目は「専用のツールを使う方法」です。

質問をする方法では、LINEやメールで聞いたり、直接会って話をしたりして、深いところまで掘り下げることができます。

「なぜそう思うのか」「具体的にはどんな場面で感じるのか」といったように、詳しく聞くことができるのがメリットです。

ツールを使う方法では、診断アプリやオンラインサービスを活用して、より体系的に分析してもらうことができます。

どちらの方法を選ぶかは、相手との関係性や時間的な制約、求める分析の深さによって決めるのがおススメです。

可能であれば両方の方法を組み合わせることで、より包括的な他己分析を実現することができます。

時間に余裕がある場合は、複数のアプローチを試してみることをおすすめします!

質問を決める

最後に質問を決めましょう。

他己分析において最も重要なのが、「どのような質問をするか」ということです。

質問の質が低いと、有用な情報を得ることができません。

質問を作成する際のコツは、「具体的で答えやすい質問にする」ことです。

「私ってどんな人ですか?」のような抽象的な質問では、相手も答えに困ってしまいます。

「チームで何かを進める時、私はどのような役割を担うことが多いですか?」のように、具体的なシチュエーションを想定した質問の方が効果的です。

また、選択肢を用意したり、「具体的なエピソードも教えてください」とお願いしたりすることで、より詳しい回答を得ることができます。

相手が答えやすく、かつ自分にとって価値のある情報が得られるような質問を心がけましょう。

質問の準備にしっかりと時間をかけることで、他己分析の効果を最大化することができます。

【相手別】他己分析をお願いするときの質問の例文

他己分析をお願いする際は、相手との関係性に応じて適切な質問の仕方を選ぶことが大切です。

相手が答えやすく、かつ自分にとって有益な情報を得られるような質問を心がけましょう。

ここでは、OG/OB、友達、家族の3つのパターンで、実際に使える質問例文をご紹介します。

OG/OB向け質問例文

先輩にお願いする場合は、社会人からの目線から見た自分について尋ねてみましょう。

志望業界に進んだ先輩がいれば、採用目線の話も聞くことができるかもしれません。

友達向け質問例文

友達は一緒にいる時間が長い存在です。

自分の性格や気質など、内面的な部分についてより深く質問してみましょう!

家族向け質問例文

家族には、今と昔の自分の比較を頼んでみるのがおススメです。

生まれ持った自分の気質や特徴が見えてくることがあります。

自己分析を圧倒的に深める他己分析「ジョハリの窓」

他己分析の手法の中でも、特に効果が高いとされているのが「ジョハリの窓」という心理学的アプローチです。

この手法は、自分と他人の視点を巧みに組み合わせることで、今まで気づかなかった自分を発見できる優れた方法です。

就活における自己分析においても、非常に実用的なツールとして多くの学生に活用されています。

ジョハリの窓とは

ジョハリの窓とは、1955年にアメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・イングハムによって開発された、自己理解を深めるためのフレームワークです。

名前の由来は、開発者2人の名前(ジョセフとハリー)から来ています。

自己理解を「自分が知っている/知らない」と「他人が知っている/知らない」の軸で4つの領域に分けて分析する手法です。

4つの窓は、「開放の窓(自分も他人も知っている自分)」「盲点の窓(自分は知らないが他人は知っている自分)」「秘密の窓(自分は知っているが他人は知らない自分)」「未知の窓(自分も他人も知らない自分)」に分類されます。

特に「盲点の窓」の部分で、自分では全く気づかなかった特徴や能力を発見できることが大きな魅力です。

就活においては、面接官が持つであろう自分への印象を事前に把握できるため、非常に実用的な手法として注目されています。

ジョハリの窓のやり方

ジョハリの窓を実践する方法は、思っているよりもシンプルです。

まず、自分自身で自分の特徴や性格について分析を行います。

次に、信頼できる友人や家族、先輩などに同じ項目について評価してもらいます。

具体的には、「積極的」「慎重」「創造的」「協調性がある」といった形容詞のリストを用意し、自分に当てはまると思うものを5〜10個選びます。

同じリストを使って、他の人にも「この人(自分)に当てはまると思うもの」を選んでもらいます。

その後、選択結果を比較して4つの窓に分類していきます。

自分も他人も選んだ項目は「開放の窓」、自分は選ばなかったが他人が選んだ項目は「盲点の窓」となります。

この作業を通じて、自分では気づかなかった特徴や、他者からの見え方を客観的に把握することができるのです。

ジョハリの窓をやってみた感想

実は私はこのジョハリの窓を、授業の一環で実践したことがあります。

実際にジョハリの窓を実践してみると、自己開示の度合いが分かるのが面白いと感じました。

自分では当然だと思っていた特徴が、実は他人にはあまり伝わっていなかったり、逆に自分が意識していない部分が他人には強く印象に残っていたりすることが明確になります。

特に印象的だったのは、相手から自分はどう見えているのかが具体的に分かることでした。

友人からは「決断力がある」と評価されていたのに、自分では全くそう思っていなかったということがあり、新たな強みを発見できたのは良かったと思っています。

また、自分はどう思われている人間なのかを客観的に把握することで、就活において何をアピールすべきかが明確になりました。

面接で伝える自分の特徴と、実際に他人が感じている自分の印象を一致させることができ、より説得力のある自己PRを作成できるようになったと感じました。

他己分析に使える自己分析ツール

他己分析をより効率的に行うためには、専用のツールやアプリケーションを活用することも一つの選択肢です。

これらのツールを使うことで、体系的で客観的な分析結果を得ることができ、友人や家族との他己分析もスムーズに進めることができます。

ここでは、特に就活生におすすめの3つのツールをご紹介します。

Lognavi

Lognaviは、自己分析とWebテストを同時に行える就活アプリとして多くの学生に利用されています。

このアプリの特徴は、適性検査の結果をもとに自分の性格や能力を詳しく分析してくれることです。

また、コミュニティ機能も充実しているため、一緒に他己分析を行ってくれる相手を見つけやすいという大きなメリットがあります。

同じ就活生同士でお互いに分析し合ったり、先輩学生からアドバイスをもらったりすることが可能です。

分析結果は視覚的に分かりやすく表示されるため、自分の強みや特徴を客観的に把握することができます。

さらに、企業からのスカウト機能もあるので、自己分析の結果を直接就活に活かすことができる実用的なツールです。

無料で利用できる機能も豊富にあるため、就活を始めたばかりの学生にもおすすめのアプリケーションです。

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キミスカ

キミスカは、非常に詳細な自己分析ツールを提供している就活サービスです。

このツールの最大の特徴は、質問数が豊富に設計されていることで、自分では気づけない潜在的な能力を発見できることです。

150問以上の詳細な質問に答えることで、9つの観点から自分の性格や能力を多角的に分析してもらえます。

分析結果は具体的な数値やグラフで表示されるため、客観的で分かりやすい自己理解を深めることができます。

また、分析結果をもとに企業からスカウトが届く仕組みもあり、自己分析の成果を直接選考につなげることができます。

他己分析においても、友人や家族に同じ質問に答えてもらうことで、自分との認識の違いを明確に把握することが可能です。

時間をかけてじっくりと自己分析に取り組みたい学生には、特におすすめのツールです

ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

キャリアチケットスカウト

キャリアチケットスカウトは、入会と同時に自己分析ができる便利な就活サービスです。

このツールの魅力は、質問数が適度に設定されており、手軽に取り組むことができることです。

忙しい就活生でも短時間で効果的な自己分析を完了できるように工夫されています。

5つの観点から自分の特徴を分析でき、結果は分かりやすいレーダーチャートで表示されます。

また、分析結果をもとに自己PR文の作成サポートも受けられるため、就活における実用性が非常に高いツールです。

他己分析においても、同じ質問を他者に答えてもらうことで比較分析が可能になります。

登録から分析完了まで約30分程度で済むため、他己分析の相手にも負担をかけずに協力してもらうことができます。

手軽さと実用性を両立した、効率的な他己分析を求める学生におすすめのサービスです。

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まとめ

今回は、自己分析を圧倒的に深める他己分析について詳しく解説してきました。

他己分析は、自分一人では絶対に気づけない客観的な視点での自己理解を得られる非常に有効な手法です。

OG/OB、友達、家族といった様々な立場の人から意見を聞くことで、多角的で正確な自己理解を実現することができます。

また、Lognaviやキミスカなどのツールを活用することで、より体系的で客観的な分析結果を得ることもできます。

他己分析で得られた客観的な情報は、自己PRや面接対策において強力な武器となります。

ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、自己分析をさらに深めて就活を成功させてください!