こんにちは!27卒ライターのFujiです。
今回はWebテストのSPIで高得点が取れたか分かる指標について解説していきます!
SPIでは基本的に自分の点数を知ることはできません。
しかし、高得点が取れているかどうかを知れる指標があるのは知っていますか?
この記事では、WebテストのSPIで高得点が取れたと分かる指標は何かについて説明していきます!
- SPIの高得点指標とは
- SPIで高得点が取れたかどうか確認する方法
- SPIの実力を確認する方法
SPIのWebテストの高得点指標とは

「高得点指標」とは、自分が高得点を取れているかどうか把握できる指標のことです。
一般的に、どんな問題が表示されているか、残り時間はどのぐらいかなどで把握します。
しかし、SPIのWebテストでは、明確な高得点指標が存在しないのが実情です。
おおよそ60点以上が高得点の目安とされていますが、これは推測に基づくものです。
多くの就活生が気にする問題数の目安として、言語40問中31問以上、非言語20問中15問以上の正解が高得点の基準とされることが多いとされています。
しかし、これらの数値も企業や業界によって異なる可能性があり、絶対的な指標ではありません。
重要なのは、SPIのWebテスト形式では受験中や受験直後に自分の得点状況を把握することが困難であるということです。
そのため、多くの就活生が自分の実力や得点について不安を感じています。
SPIのWebテストの仕組み
Webテスト式のSPIとは、自宅のパソコンから受験できる形式のテストです。
テストセンター形式と違って、事前に決められた問題が出題されるため、受験者の解答状況によって問題の難易度が変化することはありません。
制限時間は言語分野が約30分、非言語分野が約40分に設定されており、この時間内に可能な限り多くの問題に正解することが求められます。
問題の構成や出題順序は統一されているので、すべての受験者が同じ条件で試験を受けることになります。
なので、受験中に自分の得点状況を判断することは難しくなっています。
結果は企業側にのみ通知され、受験者は合否の結果のみを知ることができるのが一般的です。
SPIのWebテストの問題構成
SPIのWebテストは「言語」「非言語」「性格検査」の3分野で構成されています。
言語分野では、語句の意味・用法、文章整序、空欄補充、長文読解などの国語力を測る問題が出題されます。
これらの問題は日本語の理解力、語彙力、読解力を総合的に評価するために設計されています。
非言語分野では、割合・比、損益算、速度算、仕事算、年齢算、推論などの数学的思考力を問う問題が中心となります。
これらは基礎的な計算能力だけでなく、論理的思考力や問題解決能力を測ることを目的としています。
問題数や内容は事前に決まっていて、受験者の回答状況による変化はないため、全員が同じ条件で評価されます。
性格検査では、受験者の価値観や行動特性を把握するための質問が数多く出題されます。
SPIのWebテスト式に高得点指標はない

WEBテスト形式のSPIでは、受験者ごとに問題が変化しないシステムのため、テスト中や直後に「高得点を取れているか」を判断する明確な指標が存在しません。
テストセンター形式とは異なり、問題の難易度が動的に変化することがないため、出題される問題の難しさから自分の得点状況を推測することもできません。
結果は企業のみに通知され、受験者自身が点数や正答率を知ることはできない仕組みになっています。
これは企業の採用戦略上の理由もあり、受験者が結果を知ることで不公平が生じることを防ぐためでもあります。
そのため、多くの就活生がWebテスト受験後に「自分がどの程度できたのか分からない」という不安を抱えることになります。
SPIテストセンターの高得点指標とは

テストセンター形式のSPIでは、Webテスト形式とは違って、受験者の解答状況に応じて問題の難易度や内容が動的に変化する「適応型」のシステムが導入されています。
そのため、テスト中に出題される問題の特徴を観察することで、ある程度自分の得点状況を推測することが可能です。
SPIテストセンターの仕組みについて
テストセンター形式のSPIとは、専用会場またはオンライン会場で受験する形式のテストです。
最大の特徴は、受験者の解答状況によって出題される問題の難易度や内容が変化する「適応型」の仕組みを採用していることです。
正解すると次により難しい問題が出題され、不正解の場合は比較的易しい問題が出題されるシステムになっています。
この仕組みにより、受験者の能力に応じた適切なレベルの問題が出題され、より正確な能力測定が可能になります。
問題が難しくなればなるほど、高得点を取れている可能性が高くなるため、出題される問題の難易度が重要な指標となります。
受験中に問題の難易度を意識することで、自分の現在の得点状況をある程度推測することができるのが特徴です。
SPIテストセンターの評価方法とは?
テストセンター形式のSPIでは、得点は「偏差値」で評価され、20~80の範囲で7段階に分けられます。
偏差値60以上が一般的に高得点の目安とされており、これは全受験者の上位約16%に相当する水準です。
企業ごとにボーダーが異なるため、同じ偏差値でも企業によって合否が変わることがあります。
「言語」「非言語」それぞれの偏差値が個別に算出され、多くの場合は合計値で評価されます。
ただし、企業によっては言語と非言語の両方で一定水準以上を求めることもあり、バランスの取れた得点が重要です。
偏差値による評価は相対評価なので、他の受験者のレベルによって同じ正答率でも偏差値が変動することがあります。
SPIテストセンターの高得点目安となる3つの指標
テストセンター形式では、高得点を取れているかどうかを判断する具体的な指標が存在します。
まず、チェックボックス形式の問題(複数選択肢からすべて正解を選ぶ問題)が出題されることが高得点の指標とされています。
これらの問題は通常、高い能力を持つ受験者にのみ出題される傾向があります。
次に、非言語分野で「4タブ(複数小問)」の問題が出題されることも高得点指標の一つです。
これらの問題は、基礎的な問題を正解した受験者に対してより高いレベルの能力を測定するために出題されます。
最後に、画面上の時計の針が9時~10時の位置(8割以上の問題に解答)で終了することも高得点の目安とされています。
これは制限時間内に多くの問題に取り組めたことを示しているので、高得点の可能性が高いです。
SPIのWebテスト式で高得点か確認する方法5つ

Webテスト形式では明確な高得点指標がないものの、間接的に自分の得点状況を推測する方法が存在します。
これらの方法を組み合わせることで、ある程度の実力把握が可能になります。

いくつかの方法を組み合わせて把握するのがおススメだよ!
①制限時間内に解けた問題数を確認する
制限時間内に多くの問題を解答できた場合、高得点の可能性が高いと考えられます。
SPIでは問題を解くスピードも重要な要素の一つであり、効率的に正解を重ねることが高得点につながります。
言語分野では制限時間30分で40問程度、非言語分野では40分で20問程度が標準的な出題数です。
これらの問題数の8割以上を時間内に解答できた場合は、高得点が期待できます。
ただし、問題数だけでなく正解率も重要なので、闇雲に多くの問題に手を出すよりも、確実に正解できる問題を見極めることが大切です。
時間配分を意識しながら、質と量のバランスを取った解答をしましょう。
②人気企業のWEBテストに挑戦する
大手・人気企業のWEBテストを受験して通過できれば、高得点を取れていると判断できます。
競争率の高い企業ほど高いボーダーラインを設定している傾向があるため、これらの企業での通過は実力の証明になります。
特に外資系コンサルティングファームや大手金融機関などは、非常に高い水準を求めることで知られています。
複数の人気企業で連続して通過できた場合は、安定して高得点を取れている可能性が高いです。
一方で、一つの企業で通過できなかった場合でも、企業との適性や求められるスキルの違いもあるため、落ち込む必要はありません。
様々なレベルの企業にチャレンジすることで、自分の実力レベルを客観的に把握することができますよ!
③テストセンターのSPI試験を受けてみる
テストセンター形式で受験し、難易度の高い問題が多く出題された場合、高得点の可能性があります。
先ほど紹介したの3つの指標(チェックボックス問題、4タブ問題、時計の針の位置)を確認することで、ある程度の得点状況を推測できます。
テストセンターの結果は使い回しが可能なので、一度良い結果を出せば複数の企業で活用できるメリットがあります。
特に、明らかに難しい問題が連続して出題された場合は、システムが受験者の高い能力を認識している証拠です。
ただし、テストセンターでも最終的な得点は公開されないため、これらの指標も推測の域を出ません。
複数回受験することで、一貫して高い難易度の問題が出題されるかどうかを確認することも可能です。
④問題集や模擬試験の点数をチェックする
問題集や模擬試験で高得点を取れていれば、本番でも高得点を狙える可能性が高いです。
市販の問題集や公式の模擬試験は、実際のSPIの出題傾向や難易度を反映して作られているので、かなり参考になる指標となります。
継続的に高い正答率を維持できている場合は、基礎的な学力が身についている証拠です。
特に、時間制限を設けた模擬試験で良い結果を出せている場合は、本番での成功確率が高くなります。
ただし、同じ問題を何度も解いている場合は、記憶による正解の可能性もあるため、様々な問題集を活用することが大切です。
⑤人事やリクルーターに確認する
企業の人事やリクルーターなどに結果を聞くことで、点数の目安を知ることができる場合があります。
直接的に得点を教えてもらうことは難しいですが、「通過基準を満たしていたか」「どの程度のレベルだったか」などの情報を得られる可能性があります。
特に、選考が進んだ企業の担当者からは、より具体的なフィードバックをもらえることがあります。
ただし、企業の機密情報に関わる部分もあるため、すべての担当者が詳細を教えてくれるとは限りません。
複数の企業や担当者から情報を収集すると、より正確な実力把握につながります。
SPIの実力を確認する方法

自分のSPIでの実力を客観的に把握するためには、様々な方法を組み合わせて継続的にチェックすることが重要です。
実力確認は単発で行うのではなく、定期的に実施することでどれだけ成長しているかを把握し、効果的な対策につなげることができます。
ここでは、実践的で効果的な実力確認の方法を3つご紹介します!
問題集
SPIは対策問題集を繰り返し解くことで、出題パターンや効率的な解き方を身につけることができます。
問題集の良い所は、体系的に構成されているので、基礎から応用まで段階的に学習できることです。
解答解説が詳しく記載されているため、間違えた問題の復習も効率的に行えます。
定期的に同じ問題集を解き直すことで、成長度合いを数値で確認でき、弱点分野の特定も容易になります。
イチオシ参考書はこれ!
アプリ
SPIは対策アプリを活用して、隙間時間に学習するのも効果的です。
アプリはなんといっても手軽で、通学時間や休憩時間などを有効活用できます。
色々な専用アプリがありますが、その多くは分野別の学習機能や、間違えた問題の復習機能が充実しており、効率的な対策が可能です。
ゲーム感覚で学習できるアプリも多く、モチベーションを維持しながら継続的に対策を行えます。
無料で利用できるアプリも多いので、複数のアプリを併用して自分に最適なものを見つけることをおすすめします。
Lognavi
就活アプリ「Lognavi」では、SPIの模擬試験を受けて自分の偏差値や全国順位を知ることができます。
Lognaviの模擬試験はかなり本格的な内容で、実際の企業選考に近いレベルの問題が出題されます。
受験後には詳細な結果分析が提供され、言語・非言語それぞれの偏差値や全国での順位が表示されます。
普通SPIの偏差値は知ることができませんが、Lognaviは自分の偏差値を知ることができるので、自分の実力を客観的に把握でき、志望企業のレベルとの比較も可能になるのが特徴です。

アプリに迷ったらまずはLognaviがおススメ!
lognaviのレビュー記事はコチラ!
Webテスト免除になる就活アプリ7選

ここまで、SPIの高得点指標について、対策方法も含めて解説してきました。
ですが、もしそもそもWebテストを受けずに済む方法があれば知りたいですよね。

Webテストが免除される方法ってあるの?

インターンに参加すればWebテスト免除を受けられるかもしれません!
SPIをはじめとしたWebテスト免除の選考優遇を受けたい場合、インターンに参加することは必須です。
また、志望する企業のインターンに参加することができなくても、他の企業のインターンを経験し、働くことや業務に対しての理解を深めておくことはとても重要です。
ここでは、インターンに参加する場合におススメな就活サイトを7つご紹介します!
ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問に強い就活サイトです。
人気の大手企業の職業インターンシップの案内が数多く届くほか、難関企業の内定者による就活対策講座やサポートを受けることができます。
自分が参加したいインターンの詳しい情報や、選考通過のコツを、自分のOG・OBという身近な先輩に聞くことができるため、生の体験談を知ることができるサービスです。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

就活会議
就活会議は、企業情報が確認できるだけでなく、内定者のESや面接情報が口コミで確認できる就活サイトです。
また、従業員からの社内の評価や、実際の雰囲気なども確認できるため、自分に合わない企業の回避にもつなげることができます。
インターンシップの案内やスカウトも数多く届くサイトです。
インターンの雰囲気や内容、選考に通るコツなどを知りたい人にオススメのサイトです!

Lognavi
LognaviはWebテストの対策や自己分析を行うことができる就活サイトです。
自己分析の結果をもとに相性が良い企業を紹介してくれます。
また、同じ学校や同じ企業を志望する人とコミュニティで繋がることができるため、情報共有にも有利な就活サイトです。
【15万人が利用】適性診断で相性が良い企業が見つかる就活アプリ!【Lognavi】

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キャリアチケット・スカウトは、スカウト型の就活サイトです。
まず自分の自己診断をアプリで行い、自己診断結果をもとに、自分の価値観と合う企業からのオファーがやってきます。
誰もが知る有名企業からのオファーやインターンの案内も数多く届きます。
本選考直結のスカウトも届くので、インターンに参加せずに選考優遇を受けられる可能性もあるサイトです。

キミスカ
キミスカはスカウト型の就活サイトです。
スカウト型の就活サイトは数多くありますが、中でもキミスカは、スカウトにランクがあり、企業の本気度が分かるようになっています。
SPIの対策問題集の配布や、就活対策講座など、就活そのものへのサポートもとても充実しているサイトです。
インターン情報も数多く配信されるので、スカウトを受動で気に受けるだけでなく、自分で情報集めと就活対策も同時に行うことができます。
ベストマッチな企業との出会いがある就活は新しいフィールドへ【キミスカ】

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ABABAは最終面接まで進んだ実績が評価される、スカウト型の就活サイトです。
もし志望の企業に落ちてしまっていても、最終面接へ進んだ経験があれば、その経験を買って他の企業からスカウトが届きます。
既に就活をある程度進めている26卒向けのサービスです。

Offer Box
Offer Boxはスカウト型の就活サイトです。
非常に多くの就活生が登録しているサイトで、その分企業の登録数も多いです。
インターン情報が最も多く手に入るスカウト型就活サイトです。
企業はスカウトを送れる量に限りがあるため、学生一人一人のプロフィールを確認して、本気度の高いスカウトを送ってきます。
企業が学生にオファーする新卒就活サイト【OfferBox<オファーボックス>】

まとめ

SPIのWebテスト形式では明確な高得点指標は存在しませんが、様々な方法で自分の実力や得点状況を推測することが可能です。
テストセンター形式では、チェックボックス問題の出題、4タブ問題の出現、時計の針の位置などが高得点の指標となります。
Webテスト形式で高得点かどうかを確認する方法として、解答問題数の確認、人気企業での通過実績、テストセンターでの受験、模擬試験の結果、人事からの情報収集などがあります。
実力確認には問題集での継続的な練習、アプリを活用したスキマ時間学習、Lognaviでの本格的な模擬試験受験などを組み合わせることが重要です。
SPIの結果は直接知ることができないので、これらの方法を活用して客観的な実力を把握しましょう!