こんにちは!27卒ライターのFujiです。
Webテストで時々出題される図形問題。
図形問題が苦手!という人も多いのではないでしょうか。
「できれば図形問題のあるWebテストは避けたい!」
「Webテストの図形問題の対策方法は?」
この記事では、図形問題が出題される代表的なWebテスト6種類(SPI、Web-GAB、Web-CAB、CUBIC、TG-WEB、TAL)について、それぞれの特徴や対策方法を詳しく解説します。
また、図形問題に強くなるための具体的な勉強法もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
- 図形問題のあるWebテスト
- Webテストの図形問題対策方法
Webテストの図形問題とは

Webテストの図形問題は大きく分けて2種類あります。
「能力検査」と「性格検査」の2種類です。
それぞれの特徴を理解することで、効果的な対策ができます。
能力検査の図形問題
能力検査では、主に非言語分野で図形問題が出題されます。
これらの問題は、論理的思考力や空間認識能力を測ることを目的としています。
代表的な問題形式には、以下のようなものがあります。
- 図形の法則性:複数の図形の並びから規則性を見つけ、次に来る図形を選ぶ問題。
- 展開図:立体の展開図から、完成した立体の形を推測する問題。
- 図形の回転・対称:図形を回転させたり、対称性を考慮して、正しい図形を選ぶ問題。
GABやCABには図形を回転させる法則性の問題が、CUBICには展開図の問題が頻出します。
これらの問題は、日常生活ではあまり触れることのないタイプの問題であるため、慣れが必要です。
性格検査の図形問題
もう一つは、性格検査に登場する図形問題です。
性格検査でも、図形を用いた独特な問題が出題されることがあります。
最も有名なのがTALテストの図形配置問題です。
TALテストでは、図形を自由に配置する問題があり、この問題で受験者の性格を測ります。
この問題では、与えられた図形を自由に配置し、テーマに沿った図を作成することで、受験者の性格や価値観を測定します。
例えば、「入社後に活躍している自分」を表現する場合、明るい色の図形やポジティブな形状を選ぶと、前向きな姿勢だと判定されます。
図形問題のあるWebテスト6つ


図形問題のあるWebテストって何があるの?

SPI、CAB、GAB、CUBIC、TG-WEB、TALの6つが有名だよ!
SPI
SPIは一番多くの企業で採用されているWebテストです。
SPIでは能力検査の非言語分野で図形問題が出題されます。
問題の内容は面積の算出がほとんどです。
難易度は小学校から中学校の数学程度になっています。
出題頻度は低いです。
しかし、図形問題が苦手な場合は、基本的な図形の性質や計算方法を復習しておくのがおススメです。
Web-GAB
Web-GABは、主に総合商社や外資系企業で採用されているテストです。
Web-GABでは能力検査の計数分野で図形問題が出題されます。
問題の内容は図形の法則性です。
複数の図形が並んでおり、その中の空欄に当てはまる図形を選ぶ形式です。
学校で習うような問題ではないので、慣れが必要です。
過去問や類似問題を繰り返し解くことで、パターンを把握しましょう。
Web-CAB
Web-CABは、IT企業やコンサルティングファームで採用されることが多いテストです。
Web-CABは図形問題が非常に多く出題されます。
能力検査の法則性、命令表、暗号の3分野で出題されます。
法則性はGABと同様、複数枚並んだ図形の空欄部に当てはまるものは何かを選ぶ問題です。
命令表は縦に並んだブロック状の問題があり、それを命令表で変換した結果得られる図形を選択します。
暗号は、図形の規則性を読み取って、暗号から得られる結果を選択します。
こちらも慣れが必要な問題ばかりです。
Web-CABについてはより詳しい記事があるので、ぜひこちらもご覧ください!
CUBIC
CUBICは、主に中小企業やベンチャー企業で採用される適性検査です。
CUBICは能力検査の非言語分野で展開図の問題が出題されます。
立方体の展開図に一面ずつAからFの記号が当てられており、どの面とどの面が向かい合うか、隣り合うかなどが聞かれます。
難しい問題ではありませんが、時間が取れないので、すぐに解けるようにしておきましょう。
立方体の展開図に慣れていない場合は、基本的なパターンを何度も繰り返し解いて、瞬時に面の位置を把握できるようにしておくのがおすすめです。

CUBICは練習問題をまとめているのでこの記事もチェック!
TG-WEB
TG-WEBは、特に大手企業の総合職採用で使われることが多いWebテストです。
TG-WEBは能力検査の計数分野で図形問題が出題されます。
内容は平面図形とジグソーパズルの2種類のみです。
平面図形は図形の色分けの組み合わせの数を問われます。
ジグソーパズルは、複数の長方形が示され、正方形を作るためには何枚必要かなどの、複数の図形を組み合わせる問題です。
図形問題というよりは計算問題の側面が強いため、合わせて練習しておきましょう。
TAL
TALはこれまでご紹介したWebテストとは違い、性格検査に図形問題が出題されます。
ニコちゃんマークや星などの図形が与えられて、「入社後に活躍している私」などの指定されたテーマに沿って自由に図形を配置します。
特に対策は不要ですが、初見では戸惑ってしまう場合も多いです。
事前に何度か練習しておいて慣れておくのも良いでしょう。

TALテストの詳しい記事はこちら!
図形問題のあるWebテストの対策方法

ここまで図形問題のあるWebテストを6つ解説しました。
Webテストの図形問題に自信を持って臨むには、日頃のトレーニングが欠かせません。
それぞれ問題に違いはありますが、共通した対策方法を3つ、ご紹介します!
対策法①過去問を解く
図形問題に一番有効な対策方法は、過去問を解くことです。
特にSPIなどに出題される初歩的な問題は、基礎をしっかり押さえることで対応できます。
アプリや参考書を使って、過去問や模擬問題をたくさん解きましょう!
参考書は丁寧に解き方や回答例が載っていることが多いので、よく受けるWebテストの場合は参考書を買ってみるのも良いかもしれません。
対策法②解答例をたくさん見る
図形問題は特殊な問題が多いです。
特に、Web-CABの法則性や暗号の問題は解き方を理解しないと解けません。
解答例をたくさん見ることで、解き方を覚えてしまいましょう。
解き方さえ覚えれば、短い制限時間の中でもすぐに解けるようになりますよ!
対策法③実際に試してみる
例えば法則性の問題など、規則性のある問題の場合、実際に図を作ってみたりして試すのも一つの方法です。
頭の中だけではうまく想像できない場合、実際に動かして試してみると、理解できるようになる時もあります。
実際に紙に図を描いて整理してみるのも練習方法の一つです。
手を動かすことで空間把握能力が養われ、視覚的に問題を捉えられるようになります。
特に展開図や回転の問題では、自分で描くことで理解が一気に進みます。
【性格診断】TALの図形配置問題

TALは性格検査に図形問題が使われてるんだよね?

TALの図形問題は特殊だから、解き方のコツを教えるね!
TALの図形配置問題を解くコツ
TALの図形配置問題は、明るいイメージの図形を選んで配置することがコツです。
ニコちゃんマークや星、ハートなどを積極的に使用してみましょう。
また、上の方に配置したり、明るい色のマークを積極的に利用すると好印象につながる可能性があります。
TALの図形配置問題の解答例
図形配置問題の例題は次の通りです。
【例題】
入社後に活躍しているあなたの姿は?
【解答例】
- 顔のマークを一番上に配置する…自分が昇進・昇格している姿のイメージ
- 円の中に顔のマークを入れる…他の社員と協力して仕事をしている姿のイメージ
- オリジナルの回答…独創性のある回答で理想的な姿の象徴
性格検査なので、自分の思うように回答してかまいません。
ですが、もし回答と判断される性格の結びつきが気になる場合は参考にしてみてください。
まとめ

図形問題のあるWebテストは、それぞれのテストによって問題が変わるので、個別に対策が必要です。
特にWeb-CABは図形問題が多いWebテストなので、解法をしっかり確かめておくのがオススメです。
ぜひ、参考書やアプリを活用して、問題に慣れておきましょう!