あなたは、
「エントリーシートの趣味・特技欄で何を書けばよいのかわからない」
「企業が趣味・特技欄に何を求めているのかわからない」
と悩んでいませんか?
そんなあなたのために、この記事では
- 企業が趣味・特技欄で見ているポイント
- 趣味・特技欄の書き方
について説明します!
私も実際に書いているときに、何を書けばよいのかわからず、全然進みませんでした。
しかし、企業が求めていることを知ることで、何を伝えれば良いのか明確になり、スラスラと書けるようになりました!
コツさえわかれば、書くことができます!
ぜひ最後までお読みください
>>>エントリーシートの詳しい書き方はこちら!
エントリーシートの趣味・特技の欄はどうしてあるの?
エントリーシートに趣味や特技の欄があるのは、企業が応募者の人となりや個性を多角的に把握するためです。
趣味・特技は、その人の性格や長所、強みなどを知る上で重要な情報源となります。また、仕事に対する情熱や姿勢がうかがえることもあります。企業はこうした情報から、志望者が自社に合致する人材かを総合的に判断しようとしています。
たとえば、登山が趣味の人は、忍耐力やチームワーク力に長けている可能性が高いでしょう。一方、絵を描くのが好きな人は創造性に富み、繊細な観察力を兼ね備えているかもしれません。
このように、趣味や特技から見える強みをアピールできるのが、この欄の大きな役割だね!
エントリーシートに書く趣味・特技の見つけ方3選
なぜエントリーシートに趣味・特技欄があるのかは、わかったけど、
「エントリーシートに書ける趣味・特技がなくて…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
以下の章では、趣味・特技の見つけ方について解説します!
1.自分が熱中していることを書き出してみる
エントリーシートに書く適切な趣味や特技を見つける最良の方法は、自分が本当に打ち込んでいることを書き出すことです。それは、長く続けているものほど、その人の強みや個性がよく表れているためです。
例えば、週3回以上書道の稽古に通っている、1か月に必ず3冊は本を読んでいる、部活動で3年間リーダー役を務めていた、といった具合です。
熱中したことを深堀することによって、自分が何に対して熱量を注ぎ込むことができるのか知ることができ、企業に対して自分自身をより上手にアピールすることができるよ!
2.家族や友達に聞いてみる
自分では気づきにくい一面を知るには、第三者の目から見た自分の特徴を確認することが重要です。身内の人は日頃の自分の様子を見ているため、「昔は○○にハマってた」とか「○○をしているときはとても楽しそう!」など、自分では気づきにくい部分を指摘してくれるかもしれません。
つまり、家族や友人に自分のことを尋ねることで、自身の気づかなかった素晴らしい一面に気づけるのです。
私も、家族や友達の何気ない一言から、自分自身の理解がより深まることがあるよ!
3.自分が「どんな人だと思ってほしいのか」から逆算して考える
適切な趣味や特技を見つけるには、最終的に「企業に自分のどんな部分を評価してほしいのか」を意識することが大切です。それにより、その目的に叶う趣味や特技を選び出すことができるためです。
例えば、「協調性のある人間性」をアピールしたい場合はボランティア活動、「チャレンジ精神」を示したい場合はマラソンなどの挑戦的な趣味が適切でしょう。
つまり、自分が企業にどう映ってほしいかをイメージし、その印象に合った趣味・特技を提示することが肝心なのです。
エントリーシートで趣味・特技を書くときのポイント
ここまでで、趣味・特技の見つけ方を解説してきました!
書きたい内容は見つかりましたか?
次は、自分の趣味・特技を上手に伝える書き方について解説していきます!
1.好きな理由と熱中具合について書く
趣味や特技に対する魅力や情熱がなければ、企業に十分に訴求力はありません。その活動に熱中できた理由や、どれほど没頭していたかを具体的に書くことで、本人の主体性や持続力がうかがえるためです。
例えば「子供の頃から絵を描くのが大好きで、技術を高めるために画塾にも通った」など、熱意や情熱が伝わるエピソードを挙げると良いでしょう。
つまり、なぜその趣味や特技に魅了されたのか、そしてどれだけ打ち込んだのか表現することが、自身の本質や個性をアピールする上で極めて重要ってことだね!
2.趣味・特技を通して何を学び、どう成長したのか表現する
単に趣味や特技の内容を書くだけでは不十分で、そこから得たものや成長した部分を伝えることが重要です。企業は、趣味や特技を通じて身に付けた能力や経験に着目するためです。
例えば、バンド活動なら「作曲を通して創造力や集中力を身につけた」「メンバーとの信頼関係を築く大切さに気づいた」といった成果を挙げると良いでしょう。
このように、趣味や特技から得た力や気づきを具体的に表現することで、その活動を通した自身の成長がよく伝わるのです。
3.趣味・特技の内容を細かく書きすぎない
趣味や特技の内容を細かく書きすぎると、かえってわかりにくくなってしまいます。この欄には字数制限があり、メリハリのある記述が求められるためです。
例えば、「プログラミング言語は〇〇を使用し、フレームワークは△△を活用している」といった具体的すぎる内容は避けた方が無難です。
つまり、趣味や特技の要点をコンパクトにまとめることが重要で、細かい部分に拘りすぎると本質が伝わりにくくなっちゃうよ!
趣味・特技の例文!(文字数別)
ここでは、エントリーシートでよく聞かれる文字数別に分けて例文を掲載しています!
文字数が短いと、伝えられることが限られるので、例文で構成をのコツをつかみましょう!
趣味・特技の例文【30字】
30字で自分の趣味・特技を表すのは難しいと思いますが、趣味+1言を意識しましょう!
趣味はドライブです。計画的なスケジュールを作るのが得意です。
【リコー(RICOH)】20卒エントリーシート(事務系総合職)
趣味・特技の例文【100字】
趣味は読書と一人旅行です。
【三井住友信託銀行】21卒エントリーシート(Gコース(全国転勤型))
前者に関しては小説を好み、週に1冊のペースで読んでいます。加えて、ゼミ加入後は経済に関する本も読むように心がけています。後者に関しては夜行バスを用いて国内を旅行していました。
趣味・特技の例文【120字】
私の趣味・特技は英語です。大学受験の過程で英語の魅力に気づいて以来勉強し続けており、特にコロケーションを学ぶことが好きです。○○に合格しているので、特技も英語とさせていただきます。
【ゆうちょ銀行】24卒エントリーシート(総合職)
趣味の例文8選
ここでは、趣味の例文を紹介していきます!
自分が打ち込んだものであればなんでもかまいません!
趣味に打ち込む中で、成長や価値観の変化などがあれば忘れずに書きましょう!
1.映画鑑賞
趣味は映画鑑賞です。様々な映画に触れることで、自分と異なる考えや生活する上で大切な教訓を学ぶことができるため、新鮮な気持ちになります。
【日清食品】23卒インターンエントリーシート(R&D)
2.野球観戦
趣味は野球観戦です。ソフトバンクホークスのファンで、育成環境が整っており勝利に貪欲な姿勢が好きです。選手が全力でプレーする姿には、自分も頑張ろうと元気をもらいます。また引退の際には、選手の人生と野球への思いに感動させられます。
【三井住友信託銀行】21卒エントリーシート(事務系総合職)
3.チームスポーツ
私の趣味はチームスポーツである。9歳からバスケットボールや、ボート競技などのスポーツに熱中してきた。自分の成長が、チームの成長に繋がることをモチベーションにして、仲間と切磋琢磨しながら、日々練習に励んできた。
【三井住友信託銀行】23卒エントリーシート(Aコース)
数字を使ってより具体的!
「自分の成長が、チームの成長に繋がることをモチベーションにして」という部分から、その人の人となりがわかるようになっている!
4.ランニング
趣味は早朝のランニングです。豊かな自然に触れながら、体力作りと心のリフレッシュができています。特技は初対面の人の顔と氏名を即座に記憶できることです。これにより幅広い交友関係を築くことができています。
【Sky】22卒エントリーシート(開発職(自社商品/組込み/業務系等))
5.スポーツ観戦
趣味はスポーツ観戦です。大学2年時には年間60試合を観戦しました。主に国内の野球やサッカーを見ますが、時には大相撲や体操競技も観戦します。
【東日本高速道路(NEXCO東日本)】20卒エントリーシート(総合職(ビジネス))
6.カメラ
趣味はカメラで写真を撮ることです。出掛ける際は必ず一眼カメラを持っていき、その時々の想いや情景を写真に収めています。最近は、フォトコンテストで受賞することを目標に撮影に勤しんでいます。
【Sky】22卒エントリーシート(開発職)
7.読書
私の趣味は読書です。理由は読書を通じて、ビジネスや経済学についての知識を得て、思考基盤をつくっていくためです。特に、ビジネス面では、マーケティング論や戦略論を中心に学んでいます。
【読売広告社】16卒本選考エントリーシート
8.ツーリング
ツーリングです。友人とツーリングに行くことで、友人と美しい景色を見たり、山道を走って自然を肌で感じたり、おいしいご飯を食べに行きました。この時、二輪車に乗ることを通じて、友人とかけがえのない楽しい思い出を共有することもできると実感しました。
【キヤノンメディカルシステムズ】19卒エントリーシート(技術職)
特技の例文9選
特技について紹介します!
得意分野をどのように習得したのか、詳細に書くことができれば、入社後の仕事への取り組みもイメージしてもらいやすいです!
上手にアピールしていきましょう!
1.早起き
早起きです。朝の時間を有効活用することで、幸福度が高まると考えます。起床時間を5時に定め、そこから逆算して就寝・入浴・夕食時間を設定し、かつ運動や栄養など睡眠の質を高める工夫をしています。
【ソフトバンク(SoftBank)】24卒エントリーシート(総合職)
2.マジック
カードマジックです。中学生の頃からトランプを使ったマジックが好きで、本や動画を参考にして、自分でマジックのタネや技法を考えることが得意です。
【カゴメ(KAGOME)】24卒エントリーシート(生産技術職)
3.記憶力の良さ
記憶力の良さが取り柄だ。初めて会う人の名前と顔から自分の幼少期の話まで、事細かに覚えている。お客様やバイヤーの方の情報を明確に覚え、信頼関係に繋げていきたい。
【カゴメ(KAGOME)】23卒エントリーシート(事務系総合職)
4.お菓子つくり
自粛期間に妹とお菓子作りをした事をきっかけに作るようになった。最近はグラノーラ作りにハマっており、家族の朝食の定番となっている。
【博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ】22卒エントリーシート(総合職)
5.ダンス
ダンス。身一つで様々に表現できるのが魅力である。幼少期からバレエを習い、部活ではヒップホップやジャズ、体育祭のダンス競技の責任者、大学ではk-popと様々なジャンルのダンスに取り組んできた。
【三井住友信託銀行】22卒エントリーシート(総合職 全国型)
6.ボウリング
特技はスポーツ全般であるが、大学生活ではボウリングに勤しんだ。友人に負けたくないがために学業やアルバイトで忙しい合間を縫い特訓を重ね、最高スコアは270まで到達した。
【日清食品】23卒インターンエントリーシート(マーケティング職)
7.タイピング
パソコンのノールックタッチだ。講義のレポートや研究のデータ処理を効率良く進めるために会得した。現在は1分間で約120文字タイピングすることができる。
【カゴメ(KAGOME)】23卒エントリーシート(工場)
8.笑顔と気さくさ
持ち前の“笑顔”と“気さくさ”で「誰とでもすぐに心の距離を縮めれること」です。実際、友人に初めてでも話しやすかったと言われました。自身でも仲の良い先輩・同期・後輩が多いと感じています。
【日清食品】23卒エントリーシート(事務系総合職)
9.人の話を聞くこと
人の話を聞くことです。友人の相談に乗る際は、必ず会話が一方通行にならないよう意識しています。具体的には、自分の考え+質問を添えることで広い視野で物事を捉え、相手の悩みの本質を探るようにしています。
【富国生命保険(フコク生命)】22卒エントリーシート(総合職)
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では
- なぜ企業は趣味・特技を就活生に聞くのか
- 趣味・特技の上手な伝え方、書き方
- 分野ごとの例文
について解説しました。
実際にエントリーシートで、趣味・特技の欄がでてきたときは、この記事を見ながら書いてみてください!一瞬で書けます!